ゴットランドのVisbyで中世にタイムスリップ

2023/08/09 - 2023/08/11

今年の夏もこどもたちが夏休みの１か月間、ノルウェーの実家で過ごすことに。私は基本リモートワークで、QPもリモートワーク＆休暇で。前半は実家でのんびり過ごし、後半は北欧内を旅行します。

ノルウェー滞在中に一人スウェーデン、ゴットランドのVisbyとフィンランド領のオーランド諸島に３泊４日で訪れてみました。魔女の宅急便の舞台となったVisbyは世界遺産にもなっている中世素敵なところでした。中世フェスティバルとも重なり、まるでタイムスリップしたよう。

１日目：SASでオスロ→ストックホルムアーランダ→Ryan AirでVisby、Visby泊
２日目：BRAでVisby→ストックホルムブロンマ、Viking Lineクルーズ
３日目：オーランド諸島Mariehamn、Mariehamn泊
４日目：AmapolaでMariehamn→ストックホルムアーランダ、SASでストックホルム→オスロ

エリア ゴットランド島(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

地元の駅からの電車は少し遅延していたけど普通に走っていて、オスロに無事到着。オスロからはVyの代替バスで空港へ。バス乗り場手前には通常の空港バス（別会社）があり、そちらは230kr位でびっくり。うっかり乗らなくてよかった。Vyは電車と同じ118krだった。

空港には午後１０時ごろ到着。ホテルまでは3.5kmなので歩くことに。もう暗いし、単調な道で苦痛だったけど、節約＆いい運動になったということで。

ラストミニッツで予約したBest Western Plus。

ホテル簡素だけどめちゃ綺麗で快適。水とコーヒー無料。

ダブルルームシングルユース、朝食込みで837kr=1万2千円弱はノルウェーにしては破格なのでは。

シャワーのみのバスルーム。でも清潔だし十分。

翌朝、６時半から朝食朝食が高級ホテル並みにすごくてびっくりしてる。ベストウェスタンってこんなにいいホテルだったの？？プラス、がついてるから？ちなみにフルブレックファストではないけれど、朝の４時からearlybird breakfastを提供している。

ハムやチーズなど。

パン。

ニシンやサーモン。

ベーコンや目玉焼き、ソーセージなど。

いろんなニシン、チーズ、ハムなど、卵料理やベーコンソーセージのホットミールまでよりどりみどり。でもさすがにそんなに食べられず、残念。

ホテルから空港までのシャトルバスは3.5kmなのに80krとぼったくり価格なので昨日は歩いたのだけど、路線バスも徒歩5分のところから出てるので今日はそれで行く。40kr(560円)と安くないけど、これノルウェーのバス普通の価格。シャトルバスは16歳以下無料なので、もし母子3人なら路線バスと同じ値段でドアtoドアでいいかもしれない。今後のために覚えておこう。ちなみに空港すぐそばのホテルは少し離れたホテルの倍以上する。PPに新しく加わったOSLのHavsalt。240krまで無料。

お腹空いてないし、酒はラウンジで飲めるので、テイクアウトにした。見事にサーモンオンリーの寿司。

寿司とチップス2つで249kr。9krオーバーしてしまったけど、ありがたい。ちなみに酒は200kr前後なので、飲んだら食えない。冷静に考えたら、サーモン寿司6貫2,240円、小さなポテチ１袋630円て、ノルウェー狂ってる。

ストックホルムまではSASなので、SASラウンジへ。

SASラウンジ（オスロ空港） 空港ラウンジ

海外から来たらこのブラウンチーズはうれしいよね。

でもおなかいっぱいなので、お酒とフルーツを少々。

SASでストックホルムへ。往復で２万円位。

LCCとほぼ変わりなく、預け荷物、機内食有料。紅茶とコーヒーは無料。

あっという間にストックホルムアーランダ空港に到着。

ここでRyanairに乗り継いでゴットランド島へ。T5のPearl loungeというPPラウンジで一息。

ここのペールエール、ゴットランドのブルワリーのだ！

２回目の朝食orランチ。

サラダが充実。

ゴットランドの首都、VisbyへはRyan Airで。片道30ポンドくらい。でも運航はMalta Airだった。

あっという間にVisby到着。知ってたけどバスはフライトとリンクしてない。次のバス1時間半後。街まで3キロちょい。雨だけどまあ歩くよね。

ビスビュー空港 (VBY) 空港

ひたすらまっすぐの車道で、車がガンガン通る道で心折れる。

けど途中郊外の遺跡に立ち寄れたのはラッキー。The Visby Gallows. 1845年までここで首つりの処刑をしていたらしい。そして1972年にはスウェーデンでは処刑自体が禁止となった。

Gotlandの見どころといえば教会遺跡。早速見れてうれしい。

この石の羊止めもネットで見た！この後あちこちで見ることになる。

教会廃墟。

今週は毎年開催している中世フェスで、街中は中世コスの人々であふれている。最初関係者だけかと思ったら、市民もコスプレをしている模様。とにかくあちこちにいる。

海岸に出てみた。大きなクルーズシップも通る。ゴットランドは船で来るほうがメジャーなんじゃないかな。ストックホルムから陸路1.5時間＋３時間の船旅は微妙に長いので飛行機にしたのだけど。

メインの会場や各種ショー、催しは料金がかかるのだけど、入らなくてもあちこちでコスの人がいるので、お祭り気分を味わえる。

オンラインでプログラム確認＆チケット購入可能。

まるでタイムスリップしたみたい。

city wallの脇を歩く中世コスの人。

市内中心部にある聖ニコライ教会ではちょうどコンサートをしていた。

やはり天井はないけど、立派なファサード。

あちこちにいる石の羊は、島の紋章にも使われているゴットランドシープ。

サンタ・マリア大聖堂。

歴史を感じる門構え。

入場無料。

ちょうど午後４時から中世のコンサートがあったので聞いていくことに。これも無料でありがたい。

外に出るとすっかりいい天気に。

大聖堂の裏手の丘に登ると、市内が見渡せる。ここは魔女の宅急便のモデルの一つだとか。

大聖堂近くにある広場。

この周辺には雰囲気のいいレストランが立ち並ぶ。

銀行。

ゴットランドの名物であるサフランケーキを食べようと、Kränku Te & Kaffe というカフェへ。名物のサフランパンケーキ。なかなか美味しかった。今日はラウンジで食べすぎ、飲みすぎたので、もう晩御飯はこれでいいな。コーヒーと一緒で90KR（約1200円）。

今夜の宿に向かうもVisbyの街が可愛すぎて、なかなかホテルに辿り着けない。こんな教会廃墟があちこちに。

中世フェス中のvisbyは宿が満室、高騰してて、中心地から3キロ離れたところにある(そしてまた歩いた)Uncle Joe’sというゲストハウスへ。

バスルーム共同の部屋が昨夜と同じ1万2千円ほど。無駄にツインだし。

部屋にシンクがあるのはいいけれどとても狭い。北欧あるあるで、チェックインは無人。ビルに入るコードがメールで送られてきて、中にカギが置いてあって自分で勝手に入室する。

歩いてすぐのところにスーパーがあるのはいい。

キッチンあるので、ゴットランドのソーセージ焼きたかったけど、そこまでお腹空いていなくて断念。

地元のお肉。

牛乳もゴットランドのものがあった。

代わりに地ビールと、ノルウェーでもらったチップスを。ビールは3.5%と度数低めだけど、SEK18と安い。ノルウェーから来ると色々安く感じられていいな。地ビールじゃないやつは15くらいだった。

今朝13度で寒い。暖房ない部屋でお布団かぶって朝食待ち。寒いなんて、贅沢だと自分に言い聞かせてる。7時半より朝食。

シンプルな朝食。ホステル的宿で無料だし文句なし。景色とキャンドルがいい感じ。フルーツがあるのは嬉しい。

８時半のバスに乗り、旧市街へ。バスのチケットはappで購入SEK20（260円）。安い。昨日話した人は30と言っていたけど、直接車内で買うとその値段なのかな？宿のスタッフに聞いたけど、バスなんてずっと乗っていなくてわからないといわれた 。

東門のバス停で下車して、旧市街へ。

city wallに囲まれているのがよくわかる。

火災？物騒な店だな。

Visbyは魔女の宅急便のモデルの一つとなっているのだけど、どの辺が使われたのか、このサイトがめちゃくちゃ詳しい。これに沿って見どころをまわってみる。

https://www.chinkaiseki.com/ghibli/

絵になる街並み。

趣のある木造家屋。

羊も旗も可愛い。

港にあるI love Visbyの看板。

ハンザ同盟都市ヴィスビュー 旧市街・古い町並み

屋根がかわいい。ハンザの建物が多い。

広場に人集まってて、何事かなと思っていると、君が代聞こえて知った。サッカー、日本とスウェーデンなのか！

石の羊かわいいなあ。

昨日行きそびれたFiskargränd（漁師の小路）。

また羊。

今日もこんな人が普通に歩いている。

タイムスリップしたみたい。

広場。石のベンチが羊の形だったことに気づく。

広場にある教会廃墟、S:ta Karin。

子連れのファミリーもこんなコスでタイムスリップ。

大聖堂裏の丘にまた登ってみる。

アーチェリーで戦っている人たちがいた。

絵になる街並み。

何かのイベント。

昨日コンサートをやっていては入れなかった聖ニコライ教会。

朝いっぱい食べたし、ランチを食べている時間はなさそうだったので、代わりにジェラートを。広場にあるGotlatoというお店へ。ゴットランドとジェラートにかけてるんだね。スモールサイズで40kr（約520円）。サフランジェラートとラズベリー。こっちではサフラン多用するのかな。

行き交う人を見ていると楽しい。

魔女の宅急便のパン屋さんの舞台になった建物。

城壁の外の公園でやっていた中世フェスの子供向けイベント。子連れできても楽しそうだね。

帰りは空港の近くに行くバスで空港へ。リンクしていないので、無駄に早くつく、かつ、ターミナルまで行かず、バス停から5分くらい歩く。行けてない。バスの中で運転手さんもラジオでサッカーを聞いていて、日本が負けたのを知る。お昼過ぎの便でストックホルムへ。今回初めて乗ったBRA。

ビスビュー空港 (VBY) 空港

Visbyの空港と町。

レガシーだったようで、グミとお水が配られた。40分くらいの短いフライトなのに。チケットはやや高めの1万2千円弱だった。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2023/08/21 22:54:26

  ノルウェー

  wakabunさん　お久しぶり(^^;)
  夏のノルウェーはうらやましいですが、聞きしにまさる高物価😰　もう笑うしかない(>_<)
  そんなポテトチップスやサーモン寿司、ノルウェーでも誰が買うの!?
  
  毎年暑いとぼやいてますが、今年は特に暑いような💦　あと１ヶ月はそちらにいるほうが良いかも？(笑)

  wakabunさん からの返信 2023/08/23 00:01:00

  帰国します

  ねもさん、こんばんは。
  
  まだまだ日本暑いですよねー。しかしそろそろ学校も始まるので、今から帰国します。まだ帰りたくないー！
  
  物価高やばいですね。でも元々高いので、そこまでサプライズではないというか、ユーロ、ドル圏内のほうがすごく値上がりした感がありますね。今いるトルコもインフレが凄まじく、一部ホテルやレストランはかなり値上がりしています。一方でまだまだ公共交通機関やスーパーは割安な印象。
  
  Wakabun