2023/07/02 - 2023/07/02
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2023年6月末から7月初めの週末に、岩手県北上市と花巻市、そして平泉町へ二泊三日の一人旅に行って来ました。
昨年2022年11月に八幡平市の秘湯宿を訪問しましたが、その後岩手県にはまだまだいい温泉がいっぱいあることに気がついて、今回は老舗の湯治宿の宿泊も含めて花巻市周辺で旅を計画しました。
『湯治旅』と言いながら、しっかり観光も組み入れています。
週末に1日年休を足して、いつものグダグダとした旅ですが、読みながら楽しんでいただければ幸いです。
本編は3日目最終日の岩手県西磐井郡平泉町の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この前編は『2023年7月夏の週末二泊一人湯治旅~岩手県花巻温泉郷④:鉛温泉藤三旅館さんの湯治部に泊まる~』です。
https://4travel.jp/travelogue/11841720
旅の3日目の7月2日(日)は、宿泊先最寄りの鉛温泉バス停から朝9時47分発の『花巻南温泉峡』加盟旅館組合が運行する無料のシャトルバスに乗車して、予定より20分程早く10時10分頃にJR花巻駅前に到着しました。
花巻市街に入り駅に近づいてきた頃にバスの運転手さんが『この近くに私立花巻東高校がありまして…』とアナウンス。
アメリカ・メジャーリーグで大活躍中のロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手と彼の先輩のトロント・ブルージェイズ所属の菊池雄星選手の母校ですが、今年2023年夏の高校野球でも岩手県代表として出場していましたね。
惜しくも準々決勝で仙台育英と対戦して敗退しましたが…
運転手さんは高校のグランドに大谷選手と菊池選手の手形のモニュメントがあることや、高校の周辺は野球部の練習のランニングコースで、近くの中華料理店は野球部員がよく昼食を食べに来ることなどを説明されていました。
いまや日本の野球界を代表する大谷選手や菊池選手も、高校在学中は普通の高校球児だったのでしょうね…花巻駅 駅
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定時の10時27分に2分遅れで花巻駅に到着した一ノ関行きの普通電車に乗車しました。
2日前に乗車したものと同じ701系電車です。花巻駅 駅
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定時よりも2分遅れの11時10分頃に旅の3日目の目的地の平泉駅に到着しました。
ここでうっかりしていたことがありまして、花巻駅も平泉駅も全国交通系ICカードが使えるためPASMOで花巻駅に入場したのですが、花巻駅は盛岡エリア内・同じ岩手県内の平泉駅は仙台エリア内でJR東日本のエリア跨ぎになるため、原則はそのまま精算出来ません。
観光地にある平泉駅ではよくあるケースらしく、駅員さんは手慣れた様子でICカード精算対応していただきましたよ。
2日前に訪れた北上市の『みちのく民俗村』内の盛岡藩・仙台藩の領境と関係あるのかもしれませんが、岩手県南部の人は隣県の仙台によく行かれるのでしょうか…
駅舎を出ると七夕前の休日のイベントが開催されていて、駅前には七夕飾りが飾られ出店が出ていました。平泉駅 駅
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平泉駅から11時15分発の岩手県交通が運行する『巡回パスるんるん』に乗車しました。
平泉町内の主要な観光スポットを時計回りで循環していて、ダイヤは10時15分から16時15分まで30分間隔の運行です。
公共交通機関を利用した平泉観光に便利ですよ。
運賃は乗車1回につき大人200円均一ですが、今回車内で1日乗車券大人550円を買い求めました。
最初にバスが立ち寄る平安期の浄土式庭園で有名な毛越寺(もうつうじ)は今回パスして、平泉を代表する中尊寺近くのバス停で下車しました。 -
バス停の近くに源義経の家臣、弁慶の墓と伝えられる塚があります。
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これから中尊寺の金色堂に向かいますが、その前に入口近くにある岩手県物産店『らら・いわて』さんに立ち寄り…
特産品プラザ らら・いわて平泉店 お土産屋・直売所・特産品
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缶入りピーチジュース130円を買い求めて頂きました。
当日は晴天で日中の気温はかなり上昇していました。
よく冷やしたジュースは優しい甘さで、乾いた喉を潤しました。特産品プラザ らら・いわて平泉店 お土産屋・直売所・特産品
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ピーチジュースで水分補給をしてから、中尊寺に入山しました。
中尊寺の正式名称は『関山(かんざん)中尊寺』、平安前期の850(嘉祥3)年に慈覚大師円仁によって開山された天台宗の寺院です。中尊寺 寺・神社・教会
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イチオシ
7月初めの日曜日は参道を行き交う参拝客や観光客もそれほど多くなくて、有名な観光スポットとしては丁度いい人手でした。
中尊寺入口から金色堂までの参道は『月見坂』と呼ばれています。
入口から直ぐに傾斜の急な坂道になりますが、参道の両側の杉並木が日陰をつくっていました。中尊寺 寺・神社・教会
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途中の『総門跡』付近には土産物店があります。
中尊寺 寺・神社・教会
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総門跡を過ぎると参道のあちこちにお寺の堂舎が点在します。
金色堂方面に向かって参道左側にある『弁慶堂』です。
お堂は江戸後期の1827(文政10)年に創建、ご本尊は『勝軍地蔵』ですが、堂内に源義経と弁慶の木像も安置されていることがお堂の名前の由来だそうです。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂方面に向かって参道右側に建つ『地蔵堂』は、1877(明治10)年に建てられたものです。
お参りを済ませて、少し離れた場所から堂内にお祀りされている地蔵菩薩像を撮影させていただきました。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂方面に向かって参道左側に建つ『薬師堂』は、最近再建されたもので、壁や柱の木の色も真新しいです。
堂内には薬師如来と日光・月光菩薩の薬師三尊像と、十二神将像をお祀りされているそうです。中尊寺 寺・神社・教会
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参道の途中にお休み処がありますよ。
中尊寺 寺・神社・教会
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お休み処は中尊寺の支院の一つ『積善院』の中にあります。
入口から紫陽花の咲く庭園を撮影しました。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂方面に向かって参道左側に建つ小さな『観音堂』の、参道を挟んで斜向かいに…
中尊寺 寺・神社・教会
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年季を感じさせる立派な薬医門『本坊表門』が建っています。
岩手県の文化財に指定されているそうですが、一説には江戸初期に起きた『伊達騒動』事件の中心人物、伊達宗勝の屋敷から移築されたという言い伝えもあるそうです。中尊寺 寺・神社・教会
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本坊表門をくぐると正面に中尊寺本堂が建っています。
1909(明治42)年に再建された中尊寺の歴史の中では比較的新しい建物ですが、ここが中尊寺の中心です。中尊寺 寺・神社・教会
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本堂のご本尊の釈迦如来像は10年前の2013年に造られたもので、本堂よりも更に新しいものです。
かつて奥州藤原氏初代清衡が黄金の釈迦像を造ったことに倣い、全身が金箔で覆われています。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂方面に向かって参道左側に建つ『不動堂』です。
建物は1977(昭和52)年に建てられたものですが、ご本尊の不動明王像は江戸前期の1684(貞享元)年に当時の仙台藩主が新調したものだそうです。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂方面に向かって参道右側に建つ『峯薬師堂』です。
ご本尊の薬師如来は眼病にご利益があるそうです。中尊寺 寺・神社・教会
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お参りしてから、堂内を撮影させていただきました。
峯薬師堂は江戸前期の1689(元禄2)年に境内の別の場所から移築されたものですが、堂内にお祀りされている本尊の薬師如来像は後世造られたものです。
当時の仏像は現在、境内の宝物館『讃衡蔵(さんこうぞう)』に安置されています。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂方面に向かって参道右側に建つ『大日堂』です。
江戸後期の1803(享和3)年に建てられた堂内には、密教の最高仏である大日如来像をお祀りされています。
さすが『四宗兼学』の天台宗の東北地方の本山だけあって、いろいろな仏様が境内のあちこちにお祀りされています。中尊寺 寺・神社・教会
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参道の月見坂を上り切った所に建つ『阿弥陀堂』は、江戸中期の1715(正徳5)年に建てられたものです。
堂内には本尊の阿弥陀如来の他に金剛蔵王権現と大黒天を合祀する、他の寺院では見られない組み合わせですが、これは江戸時代以前の神仏習合の名残でしょうね。
現在の中尊寺の堂舎は江戸時代以降に建てられたものが殆どですが、これは開山後に幾たびも火災に見舞われて来たためです。中尊寺 寺・神社・教会
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阿弥陀堂の向かいに建つ讃衡蔵に併設された券売所で、金色堂と讃衡蔵の共通入場券、大人800円を買い求めました。
宝物館である讃衡蔵の館内には起源を平安期の奥州藤原氏時代に遡るものを含め、約3,000点の文化財が収蔵・展示されていますが、時間の都合上金色堂の拝観だけにしました。中尊寺 寺・神社・教会
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ゲートで入場券を提示して…
中尊寺 寺・神社・教会
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イチオシ
有料区画に入り、建造物としての国宝第1号に指定された金色堂を中に収めた『覆堂』を撮影しました。
このアングルは観光ガイドの画像でよく見ますね。中尊寺 寺・神社・教会
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1963(昭和38)年に鉄筋コンクリート建築で建て替えられた『新』覆堂の内部は撮影禁止です。
堂内に入るとガラス越しに、歴史の教科書等で見たあの金色堂を観ることが出来ました。
金具や金箔、夜光貝の螺鈿細工で彩られた金色堂の内部には、須弥壇の上に阿弥陀三尊像と地蔵菩薩像、四天王像が3組安置されています。
須弥壇の下には中尊寺を大規模な寺院に変えた奥州藤原氏初代清衡と、子孫の二代基衡と三代秀衡、そして源頼朝に攻められて殺された四代泰衡の4体のミイラが、今も当時のままの状態で眠っているそうです。
このお堂が創建当時から焼失や朽ち果てることなく、現在まで残ったことが偶然と言うか奇跡と言うべきです。
歴史の重みも加わった荘厳な雰囲気の中、ガラスの前で足を止めて暫く見入っていました。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂の拝観を終えて覆堂を出ると、出口近くに俳諧紀行文『奥の細道』の取材で中尊寺を訪れた江戸前期の俳人、松尾芭蕉の句碑がありました。
『五月雨の 降り残してや 光堂』
芭蕉も私と同じ感想を持っていた様ですが、さすが俳諧の第一人者だけあって表現力が違います。中尊寺 寺・神社・教会
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金色堂の近くに建つ『経蔵』です。
創建当初は2階建でしたが、南北朝期の1337(建武4)年に起きた中尊寺の大半の堂塔を焼失した大火で2階部分を焼失しました。
その後は1階だけにして再建されて今に至るそうですが、国の重要文化財に指定されています。中尊寺 寺・神社・教会
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イチオシ
金色堂から少し離れた所に建つ『旧覆堂』です。
鎌倉後期の1288(正応元)年に鎌倉幕府によって建てられたもので、現在の覆堂に建て替えられた時にここに移築されました。
このお堂も国の重要文化財に指定されています。中尊寺 寺・神社・教会
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旧覆堂は中に入ることが出来ます。
芭蕉が見た金色堂はこのお堂の中にあった頃ですね。
現在の覆堂は文化財の保全のため、堂内の湿度や気温を一定に保てる様にしていますが、それ以前はこの覆堂が風雪や火災から金色堂を守っていたのですね…中尊寺 寺・神社・教会
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有料区画を出て『弁財天堂』の前にやって来ました。
周囲を池に囲まれたお堂は江戸中期の1716(享保元)年に建てられたもので、堂内に当時の仙台藩主の正室が寄進した本尊の弁財天の他に、千手観音も合祀されています。中尊寺 寺・神社・教会
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中尊寺の堂舎を一通り拝観した後は、赤い鳥居を潜って…
白山神社神楽殿 名所・史跡
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イチオシ
参道の先にある『白山神社能楽殿』を見学しました。
幕末期の1853(嘉永6)年に仙台藩によって建てられたもので、建築年代としては新しい部類ですが本格的な野外能楽堂であることから、国の重要文化財に指定されています。
毎年8月14日にここで薪能が開催されるそうです。白山神社神楽殿 名所・史跡
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能楽殿近くの中尊寺の鎮守様、白山神社にもご挨拶。
白山神社神楽殿 名所・史跡
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白山神社にお詣りした後は、昼食を摂りに近くのカフェ『かんざん亭』さんに来店しました。
かんざん亭 グルメ・レストラン
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お寺の境内のカフェだけあって、仏教のイメージを取り入れた落ち着いた雰囲気の店内です。
かんざん亭 グルメ・レストラン
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中尊寺は高台の上に建っていますので、窓際の席からの眺めもいいですよ。
かんざん亭 グルメ・レストラン
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7月初めの夏の晴天のお昼は、サッパリとしたものを頂きたいものです。
夏季限定の『夏涼(かりょう)そば』税込1,200円を注文しました。
茄子とししとうの素揚げを載せた冷たいぶっかけそばですが、大根おろしとおろし生姜で美味しく頂きました。
おろし生姜はうどんや素麺の薬味として使われますが、冷たいそばもありかな。かんざん亭 グルメ・レストラン
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かんざん亭さんで昼食を頂いてから月見坂を下って、中尊寺バス停から13時25分発の巡回バスに乗車しました。
中尊寺バス停から1つ隣の『高館義経堂(たかだちぎけいどう)』バス停で下車しました。 -
バス停から暫く歩いて、高館義経堂に到着しました。
毛越寺の飛地境内に当たるここは入場料が必要で、窓口で大人300円支払いました。高館(義経堂) 名所・史跡
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石段を上り、突きあたりをまずは左へ…
高館(義経堂) 名所・史跡
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イチオシ
高館義経堂は北上川の畔の高台の上にあります。
東北地方を代表する大河、北上川とその周辺を望むことが出来ました。高館(義経堂) 名所・史跡
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高館義経堂は展望が抜群なので、説明図が設置されています。
高館(義経堂) 名所・史跡
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さらに石段を上がって、まずは義経堂を拝観しました。
堂内には源義経の木像が祀られています。
平安末期から鎌倉初期の源平の合戦で活躍した源義経は、戦後異母兄の鎌倉初代将軍源頼朝と対立して、若年期に世話になった奥州藤原氏三代秀衡の下に身を寄せました。
しかし秀衡の没後、四代泰衡は度重なる義経に関する頼朝の高圧的な脅迫に屈して1189(文治5)年に居館の高館を急襲し、義経を自害に追い込みました。高館(義経堂) 名所・史跡
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義経堂のそばに建つ供養塔です。
高館(義経堂) 名所・史跡
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幕末の儒学者、頼三樹三郎(らいみきさぶろう)の漢詩碑。
『日本外史』を編纂した江戸後期の歴史家、頼山陽の息子で後に安政の大獄で死罪になりますが、一時期東北地方を遊学していた時に詠んだものだそうです。高館(義経堂) 名所・史跡
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松尾芭蕉の句碑です。
『夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡』
『俳聖』芭蕉の名句中の名句ですね。
この句はここで詠まれたものですが、例えば夏の関ヶ原や長篠等の古戦場に行って、この句を口ずさんでみてもピッタリとマッチします。
芭蕉が見た高館からの展望は、今もそれほど変わっていないのでしょうか…高館(義経堂) 名所・史跡
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高館義経堂は観る場所が限られていますので、バス停から次便の13時59分発の巡回バスに乗車しました。
高館義経堂バス停から1つ隣の『無量光院跡』バス停で下車しました。
今回平泉に来た時に毛越寺の拝観をパスしたのは、ここに立ち寄るつもりだったからです。 -
無量光院は1189(文治5)年に三代秀衡によって、京都の宇治平等院を模して建立されたそうです。
完成する2年前に秀衡は亡くなっていましたが、自身の極楽浄土への往生と子孫の繁栄を願って建てられたのでしょう。
しかし、完成した年に後継者の息子の泰衡が義経を殺害し、その泰衡もまた同じ年に頼朝に攻められ家臣に裏切られて殺害されてしまい、奥州藤原氏はわずか四代で滅亡してしまいました。
なんとも皮肉な話です。無量光院跡 名所・史跡
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奥州藤原氏が滅亡した後の無量光院は荒廃して、田畑に埋もれてしまいました。
戦後1952(昭和27)年から始まった発掘調査で当時の寺院の規模や建物の場所が判明し、1955(昭和30)年に国の史跡に指定されました。
2011年にユネスコが世界文化遺産『平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―』の構成遺産として、遺跡を中尊寺や毛越寺と共に認定したことを受けて、史跡公園として整備されています。無量光院跡 名所・史跡
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30分後の次のバスが来るまでの間、園内を歩いてみました。
今回毛越寺には立ち寄っていませんので人手の比較は出来ませんが、ここには観光客が殆どいませんでした。無量光院跡 名所・史跡
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池の中の中島にある『阿弥陀堂』跡地です。
当時の礎石が残っていますが、ここにかつて平等院鳳凰堂と同規模のお堂が建っていました。無量光院跡 名所・史跡
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イチオシ
阿弥陀堂跡の芝生の上に座って、暫く周囲を眺めていました。
平安後期に貴族の間で流行した、浄土式庭園の特徴がよく表れています。無量光院跡 名所・史跡
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無量光院跡バス停から14時29分発の巡回バスに乗車して平泉駅に戻ってきました。
午前中に平泉駅に到着した時に始まっていた七夕の休日イベントは終盤になっていました。平泉駅 駅
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冷たいものを食べたくなり、イベントに出店されていた平泉駅近くにお店のある『KOZENJI cafe』さんのキッチンカーに立ち寄って…
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『ゆずみるくジェラート』税込350円を注文して、近くの休憩スペースで頂きました。
甘ったるくない爽やかな味で、美味しかったです。 -
帰りは平泉駅から15時発の仙台行きの臨時快速『毛越寺あやめ祭り号』に乗車しました。
気動車のキハ110系の2両編成ですが、前方車両は全席指定でしたので、後方の自由席車両に乗りました。平泉駅 駅
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予定時刻の15時7分頃に一ノ関駅に到着しました。
この後15時48分発の東京行き東北新幹線『やまびこ66号』に乗車して帰宅しました。
これにて今回の旅の旅行記はおしまいです。
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
また、初編の旅行記からご覧いただいている方には、最後までお付き合いいただき、篤く御礼申し上げます。一ノ関駅 駅
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平泉
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