2023/06/27 - 2023/06/27
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Tagucyanさん
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7月からの人事異動の内示が出て、となるとしばらくペースをつかむまでは休みが取れないと思い、その前に有休を取って、ガツガツしないお出かけをすることにしまして、近場の富士急行線に乗りに出かけております。
朝、高尾駅から1日1往復富士急行線に乗り入れている中央線の中距離電車(211系)に乗って河口湖駅まで行き、そこから折返し富士山ビュー特急を堪能し都留文科大学前駅まで、また折り返して下吉田駅まで戻ってきました。
同じところを行ったり来たりしています(笑)
下吉田駅は定番の富士山ビューポイントがある公園の最寄り駅で、インバウンドさんの利用が非常に多い駅。駅舎もレトロ調にリニューアルされたりしています。駅構内には「ブルートレインテラス」といういくつもの車両が置いてあるスペースがあり、一度見学したいと思っていたところでした。
そこを見学後、今度はもう1つの観光特急「フジサン特急」に乗ります。こちらは元小田急ロマンスカー。その時代にも何度もお世話になった車両で、内部をじっくり堪能、大月まで移動しました。
大月では昼食。この地域の郷土料理と言ってもいい「吉田うどん」を食したのでした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【その2】からのつづき
河口湖駅から富士山ビュー特急に乗り、都留文科大学前駅で折り返して下吉田駅まで戻ってきた。
トーマスランド25周年記念号のラッピング電車だった。 -
下吉田駅は島式ホーム。
ホームの河口湖寄りから構内踏切を渡って駅舎に向かう。下吉田駅 駅
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この駅は、駅の副名称にもなっている「新倉山浅間公園」という富士山のビューポイントの最寄り駅で、インバウンドさんの利用が非常に多い。
なので、案内は日本語よりも英語の方が大きく書かれている。 -
駅舎は外観も中身もレトロチックにリニューアルされている。
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この駅舎は、建設当時(戦前)の名古屋駅を模して建てられたとのこと。
(と言われてもピンときませんが・・・)
そしてこれをリニューアルデザインしたのは例のM岡さんだそうで。 -
駅前もこんな感じ。
インバウンドさんに人気出そう。実際この写真にも写ってる。 -
駅舎の隣にある「下吉田倶楽部」というスペース。
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軽食も取れるらしい。
スイーツだけでなく吉田うどんもある。 -
駅周辺は古い住宅地になっている。
富士吉田の町の北側の中心部でもある。 -
そして、周辺にはインバウンドさんが多くいる。
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この駅は有人駅。窓口には記念乗車券類もたくさん売られていた。
この駅にいる間、この駅を利用するインバウンドさんの多くが駅員さんに「次の電車は・・・」「チケットの買い方は・・・」などと話しかけていた。
ほぼ英語。駅員さんも英語で対応。この駅では英語ができないと務まりません^^; -
改札を入るとすぐに構内踏切がある。
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その構内踏切の手前に、この看板。
駅構内にいくつもの車両が保存されており、それらを見学することができる。
駅舎を挟んで大月方向と河口湖方向にそれぞれエリアが分かれている。下吉田駅 ブルートレインテラス 名所・史跡
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まずは大月方向のエリアに行ってみる。
見覚えのあるこの車両の横を歩いていく。 -
ここにいるのは、スハネフ14といういわゆるB寝台車両と、165系という急行形電車。
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こちら、165系。頭の部分だけ切り取られて置いてある。
子供の頃、私の地元中央線を走る「急行アルプス」はみんなこの形の車両だったような気がする。
実際、この車両は富士急行に来る前は三鷹の車庫にいたらしい。 -
実際には165系一派の169系という、横軽対応の車両。
ということでもともと信越線を走っていたのが、最終的に中央線に移ってきたんだそうです。 -
そうそう、運転台の後ろはこんな感じでしたねえ。
(窓越しに撮りました。中には入れません) -
そして、こちら。寝台特急、ブルートレインと言えばこの車両。
何回も乗りましたね~
行先表示のところは「特急富士 西鹿児島」と表示しているらしいけど、日に焼けてしまって読めなかった。
ちなみにこの車両は特急富士では使われたことがないそーです。 -
今はまだコロナの影響で車内には入れなかった。
窓越しに内部を見る。
そう、これこれ。2段式B寝台。
ここにあぐらをかいて景色を眺め、眠くなったら横になるのが至福の時間だった。 -
デッキの部分。
旅が始まる、という高揚した気分になるところでしたねえ。 -
しばらくして構内踏切が鳴った。
一番最初に高尾から河口湖まで乗った電車が、折り返し高尾行きとしてやってきた。 -
211系と下吉田駅舎のツーショット。
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結構な数のインバウンドさんを降ろして、高尾に向けて出発していった。
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211系の高尾行きが出ていったあと、引き続き駅舎の河口湖寄りにあるエリアへ。
まず目につくのが「トーマスランド号」。 -
この「モハ5000形」という車両は、最初から富士急行オリジナルの車両だった。
新車から廃車まで、富士急行線一筋で走っていた車両は、2両しか造られなかったこの形しかない。 -
その隣にいるのが、初代「フジサン特急」。
かつて中央線を中心に走っていた「パノラマエキスプレス」車両。 -
現在何種類かの観光特急が走っている富士急行線だけど、その先駆けになった電車だったと記憶している。
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かつて富士急行線内で貨物輸送をしていた頃の貨車もいた。
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駅舎に戻ってくる途中。
昭和4年に開業した富士急行線。駅舎も基本的に当時から使われているものなんでしょうね。 -
ちょうどその時、新宿発河口湖行きの富士回遊号がやってきた。
降りてくる人も、下吉田から河口湖方面への短距離利用客も、それなりに多い。 -
1日3往復。土休日は4往復に増える。
6月下旬、梅雨時の火曜日、にもかかわらず本日はすべて満席だったそうで、恐れ入りました。 -
富士回遊号が出て行って、喧噪が収まったホーム。
ただ、乗ってきたインバウンドさんの皆さんはジャパンレールパス使用なのか、乗り越しの人が多く、改札口だけはしばらく賑やかだった。
富士急行線はJRじゃないって理解してくれてんですかね(笑)
駅名標の横にある気になる看板。
地元出身のロックバンドのボーカリスト(故人だそうです)が作曲した曲が接近曲で流れるようになっている。 -
インバウンドさんにもやさしいホーム案内。
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ホームの真ん中には待合室がある。
これも原型を生かしながらリニューアルされたのか、なんだかオシャレ。 -
そして、ここからは大月行きの「フジサン特急」に乗ります。
平日ダイヤでは、「富士山ビュー特急」が2往復で、「フジサン特急」が1往復。これらの両方に乗ろうとして、今回の細かい乗り継ぎとなった。 -
かつての小田急ロマンスカー20000系、RSE。
その当時は、あさぎり号(出張その他)や、唐木田行きのホームウェイ号(これは会社帰りの気分転換ですが)などでしばしばお世話になりました。
2編成あったうちの1編成。
残りの1編成は、海老名駅の小田急ミュージアムに展示されてます。フジサン特急 (富士急行) 乗り物
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3両編成で、うち1号車と2号車が自由席。
私は事前に1号車の指定席をとっていた。 -
1号車車内。
座席は小田急時代のものがそのまま。ただし後ろの6列は1+2列シートに改造された。
この1人掛けシートは、廃車になった3号車(2階建て車両)の1階部分に6席だけあった1人掛けシートを再利用したものだとか。だから6列分だけ1+2になったらしい。 -
私の席はこちら。
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「1A」席。
座席表示にフジサン特急のキャラクターが入ってます。
フジサン特急のキャラクターは、165個もあるそうでして(・o・)
車体に描かれているキャラはその中から「フジサン特急キャラ選挙」で選ばれ、「フジサン特急キャラ選挙結果発表のうた」まである。 -
1人掛け席は少し窓から離れていて、そこにテーブルがある。
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カーテンにもフジサン特急キャラが。
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シートカバーにも、1つ1つ違うキャラが入ってる。
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1号車の運転席の後ろは、このような展望サロンになっている。
ちょうどこっち方向に富士山がよく見えるんですよね。
今日は曇ってて見えないけど。なので誰もいなかった。
(車掌さんが車内を見回りに行った間に撮影) -
このサロン席には、模擬運転台がある。
運転士さんと反対側の席なので前展望ばっちり。あたかも運転士気分になれる(笑)
ただし大月行きは一番後ろだけど。 -
子供用とは書かれてないので、ちょっといじってみました(笑)
ちなみに左上に写ってるホンモノの運転台はワンマスコンです。 -
ここで景色を眺めてるのもいいなあ。
あそこにスタンプ台があるぞ。 -
スタンプ押してみました。
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ちょっと他の車両の探訪にも出かけてみた。
真ん中の2号車。
当時流行りのハイデッカー構造で、その手前に車椅子対応の席がある。 -
大月方面の先頭3号車。この車両だけ自由席。
基本的に小田急時代と変わっていない。 -
ということで、先頭は実質的な「展望席」。
フジサン特急は格子窓のような改造がされておらず、スッキリしている。
タネ車の20000形が受賞した「ブルーリボン賞」のプレートがそのままになってる。 -
自分の席に戻って景色を眺める。
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先ほど乗り降りした都留文科大学前駅。
下吉田駅とこの駅は全列車が停車。都留文科大学前駅 駅
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かつては優等列車の停車駅だった都留市駅を通過。
都留市駅 駅
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リニア新幹線の実験線(営業路線になる予定)の下を通過。
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終点大月駅の2つ手前、田野倉駅で運転停車。
田野倉駅 駅
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最初に乗った「富士山ビュー特急」が大月駅で折り返してやってきた。
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すれ違い後、こちらも出発。
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終点大月駅の手前。中央線が近づいてきて、連絡線が分岐していった。
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終点の大月駅に到着。
富士山ビュー特急のような至れり尽くせり、ではないけど、さすが元小田急ロマンスカーだけに乗り心地はよかった。大月駅 駅
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この列車に乗っていた大多数の人たちはJR線との連絡改札口へ。
電車が着くたびにここが混雑するのはいつもの光景。 -
一方、私は駅の外へ。
特急が着いたホームの反対側(1番線)の先に、外に直接出る改札口がある。
これが知る人ぞ知る場所にありまして・・・ まあ、ここを使うのはほぼ地元の人だけなので支障ないと思うけど。 -
駅から出たところ。
ここが富士急行線の入口になる。 -
その地点からJRの駅方向を見るとこんな感じ。
駅前ロータリーの端っこになる。 -
さて、時刻はちょうどお昼。ここで昼食を食べに行きます。
駅周辺にはいくつか飲食店がある。
今日は富士吉田まで行ってきたので、「吉田うどん」が食べたいなあと思った。 -
目指すお店は駅の反対側にある。
大月駅は駅を跨ぐ自由通路がなく、かなり大回りになる。
途中、富士急行線の踏切があったので、そこから今まで乗ってきたフジサン特急を眺めた。 -
だいぶ歩いて、線路を跨ぐ歩道橋へ。
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ちょうどJR線のホームに、新宿行きの特急が停まっていた。
富士急行線の優等列車は、JRの特急と接続するようなダイヤになっている。 -
同じ場所から富士急行線のホームを見る。
両線のホームは間に駐車場が挟まって、少し離れている。 -
歩道橋を渡って、駅の反対側に来た。
こちら側も古い町が続いている。 -
そこに、目指すお店があった。
このあたりでは結構老舗のお店らしい。
吉田うどんのお店だから吉田屋・・・ というわけではなくて、たまたま初代店主さんが吉田の出身だったから、らしい。吉田屋 グルメ・レストラン
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中に入った。
お昼時なので混んでいたが、回転が早くてそんなに待たなさそう。
お客さんはほぼ地元の人、もしくは近所で作業をしている作業員さん。
いままでインバウンドさんだらけのところにいたので、なんかホッとするような気分(笑) -
待っている間にメニューを渡された。
うーん、どれもうまそうですね。 -
5分も待たないうちにカウンター席に案内された。
店内はカウンター席と、奥に座敷席がある。
写真真ん中やや右に高幡不動尊のうちわがある。我が家にもあるぞ。
とにかく、大月あたりまでは個人的にも地元感覚なんです。 -
テーブルにもメニューがあった。
-
ということで注文したのが、肉きんぴらうどん、かき揚げ付き。
周りを見ていると肉、きんぴら、かき揚げが人気そうなので、全部付けてみました(笑) -
山梨県内の東側、相模川~桂川流域にかけての地域でうどんと言えば、この「吉田のうどん」。
たぶん国内のうどんの中でも、最大級に太くてコシがある。
うどんって麺の硬さなどに結構好みがあると思うけど、私は「硬い派」。なので吉田うどんってド真ん中なんですよ。美味しくいただきました。 -
では駅に戻りましょう。
駅の反対側に来るのは初めてだけど、いい町ですねえ。 -
大月駅に戻ってきた。
特徴的なログハウス風の駅舎。大月駅 駅
-
ここは4月に、福岡に行ったときのお土産を中央線車内に置き忘れて、この駅で預かってもらっていたので取りに来て以来。
当時の思い出がよみがえってきた(汗) -
ここから、本日のオプション編に入ります。
(まだ続くんかい)
【その4】につづく
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この旅行記へのコメント (6)
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- とのっちさん 2023/08/19 00:03:36
- 久しぶり乗りに行きたいです。
- Tagucyanさま
こんばんは。最後まで拝見いたしましたが、すみません、懐かしくなったのでこちらに…
下吉田駅は某デザイナーの手で改装されたんですね~戦前の名古屋駅はわかりませんが、あのような雰囲気は好きなんです。さすがうちの島のデザイナー、貴重な371系を惜しげもなく改装し、展望を潰し喫食に特化させ…いや、何でもありません。今となっては貴重な車両をたくさん抱えているもの富士急行…いや、富士山麓電鉄の魅力です。最後に乗ったのが10年以上前で、5000形とパノラマエクスプレスアルプス目当て…という感じなので10年以上ご無沙汰です。西鹿児島ゆきの「富士」はツウ向けですね。14系に元から入っていた幕なんでしょうか?あの折り戸と「くずもの入れ」、窓側のハシゴや通路に見える折り畳み椅子など、富士だろうが何だろうが、14系だろうが25形だろうが、贅沢言ってられません。雰囲気十分です。
特急に乗った経験がホントに乏しいので、20000形は乗ったことがないのです。次に乗るときは371系はライナーで1回乗ったのでもういいとして、20000形の展望席は並んで乗りたいものです。直通も新型特急になったのでもういいとして…と思ったらインバウンド需要で大盛況なんですね~先日S岡県からM延線の始発列車に乗って富士山を眺めたんですが、朝まで飲んでたのか別なタイプのインバウンド需要でそこそこの乗車率で、富士山が見えなくなる前にみんな降りちゃいました。一切関係ないと思います。たしかに、富士急行がパス使えない…ってのは納得がいかない話でしょうね~車両は直通で、経営会社が変わって運賃料金リセットってのは確かに理解に苦しむ話でしょう。それを英語で説明…プロのなせる業ですね。
うっすいダシとふにゃふにゃ麺で育ったので、吉田うどんはぜひ食べてみたいです。ごぼ天がないので何か違うもの頼みます。この時間に見るんじゃなかった…お腹空いてきました。
とのっち
- Tagucyanさん からの返信 2023/08/20 20:35:14
- 確かに九州からだとちょっと行きにくい場所
とのっちさま
こんばんは
返信が遅くなりました
富士急行は、20年ぐらい前までは通勤型電車のお古が走っていただけの路線でしたが、その後「攻め」に転じてきて、いろんなところから車両を取り寄せて、そこにM岡さんが乗り込んできて(呼び寄せた?)、車両やら駅やらを「いかにも」なデザインで改造してますね。1編成しかない371系はちょっとやり過ぎな感も・・・ あの「格子」を額縁みたいにして富士山を見ろというのでしょうかね(笑)
20000形の方は、まだあのお方が入る前のデザインなのか、キャラが165個と「違う方向」で凝っていて、車内はちょっとおとなしめです(比較論ですが)。あの「展望席」は、とのっちさんなら並んででもキープするだろうなあ、と私も思いました。でもあの日はとにかくインバウンドさんばっかりで、その部分にガツガツしている方はいませんでしたねえ。
インバウンドさんといえば、富士急線はJRじゃないんだよというのを、事情を知らない外国の方に英語で説明しなければならないのは、かなり高度なことだと思います。そりゃ電車が着くたびに改札口に長い列ができてしまうわけで・・・ ああいう駅員さんの仕事も大変そうですね。
下吉田駅にいた14系は内装ともども往年の姿のままで、じっくり見てしまいました。特急富士西鹿児島行きのサボがもともと仕込んであったものかは不明ですが、西鹿児島行き時代とはかなりツウですね。週末には中に入ることもできるようです。あの寝台に寝転んで「ヒルネ」気分を味わいたいですね。動いてないのが難ですが。
コシの強いうどんマニアとしては、吉田うどんは初めて食べたその日から、とりこになってしまいました。この地域にお越しの際は、是非お召し上がり下さい。
---
Tagucyan
-
- つららさん 2023/08/11 21:44:16
- 最近、勾配好きなもので
- Tagucyanさま
こんばんは
富士急はいちど乗ってみたいと思っていましたが、分社化されて富士山麓電気鉄道株式会社という会社になったのですね。全然知りませんでした。
そして、ここもミトーカ氏デザインが入っているのですね。古いのを持ってきてそれなりに見栄えよくすることに関して、鉄道会社から大きな信頼があるのでしょう。
富士山ビュー特急がミトーカさんのアイテムだらけなのはわかるのですが、大月駅にいる205系に「CT」の文字を見つけてしまいました。ここで「JR九州やないで」とつっこむ私をお許しください。(笑)
吉田屋さんのおうどんはおいしそうですね。富士吉田の吉田うどんは日本一硬いおうどんなのだとか。吉田屋さんのは吉田うどんと同じではなさそうですが、麺は似ていそうです。よく噛んで食べるタイプということでしょうか。乗せたいのをみんな頼まれて、大人買いならぬ大人乗せが潔いですね。
これだけでは終わらない。オプション編がどのような展開か、楽しみにしています。
つらら
- Tagucyanさん からの返信 2023/08/12 10:47:46
- 地味にすごい勾配が続く路線です
つららさま
こんにちは
富士急行線は私が住む地域に近いところを走っているので昔から乗る機会があったのですが、それこそ昭和の頃は淡々と地域輸送をしている地方の民鉄、というイメージでした。
平成になってだんだん観光輸送にも力を入れるようになりましたが、今のような「攻めの姿勢」に転じたのは、富士山が世界遺産登録される前後くらいからですかねえ。とともにインバウンドさんが急に増えました。以前はそういう人たちはいなかったんですが。
その「攻め」の1つとしての分社化と社名変更ですね。でもあの路線は「富士山麓電気鉄道富士急行線」というんです。どっちなんだよ、とも思ったりします(笑)
元205系に書かれている「CT」マークはJR九州と同じ「Commuter Train」の略ですね。富士急の場合は頭に「Fujikyu」が付いて「FCT」とも書かれています。まあ、これらどっちもミトーカさんデザインですからね・・・
大月で食べたうどんですが、そもそも富士急線沿線の地域ではうどんと言えば「吉田うどん」なんです。ほぼ郷土料理。あのお店のうどんもまさにそれでした。
実は大月駅構内の駅そばでも、かつては吉田うどんが食べられたんです。でもJR東日本資本が入り込んでしまって、首都圏の店舗と同じメニューになってしまいました(個人的にはかなりショック)。
あの太くてコシが強くて「小麦粉を食ってるぞ〜」という食感がたまらんです。それと、食べたい具材を全部載せるのとは、別の話だとは思いますが^^;
午後も、山梨県内をウロウロします。
---
Tagucyan
-
- Akrさん 2023/08/06 13:27:41
- あら、もう帰るとみせかけて
- Tagucyanさま
こんにちは。
下吉田の駅舎の英語表記、これだけ見ると日本じゃないみたいです。遠巻きに見ると東南アジア当たりの駅っぽい。駅員にも英語のスキルを求められるとはインバウンド率の高さが伺い知れますね。日本人と違って乗り越しとか他社線とか説明するの大変そう。JRの列車が乗り入れて来るから尚更、外国人には摩訶不思議なのでしょう。
下吉田駅の展示車両ですが、14系寝台車はなんの縁があってこの地へ来たのでしょうね。どうせならご当地中央線に所縁のある、183系電車や115系とか201系を揃えたら面白いのに。ちなみに西鹿児島まで行ってた時代の「富士」は20系、24系でしたよね。展示車両は富士に使われたことはないそうですが、方向幕は富士というのはやはり富士山にふさわしいということでさくらやはやぶさじゃないのかなと勘繰ってみたり。
ホームの駅名標のとなりに描かれている人は「フジファブリック」というバンドのボーカルをやられ、若くしてお亡くなりになった志村正彦さんですね。彼の地元が確か、ここ下吉田だったハズです。才能のある方だけに残念でしたね。
そして富士山ビュー特急とフジサン特急を組み合わせたのですか~
私も小田急ネタやってたので良いタイミングでした。意外にこちらは内装は手を加えていないのですね。
で、いつもの流れでメシ食って帰る。じゃない!続きがあるんですか。
新しい展開ですね。次回も楽しみです。
あ、私もうどんはしっかりコシがある派です。個人的にカレーうどん食べてみたいです。大好きなので。
Akr
- Tagucyanさん からの返信 2023/08/06 17:44:41
- まだお昼過ぎでしたので^^;
Akrさま
こんにちは
富士急行線の、特に下吉田駅と河口湖駅はインバウンドさんが多い駅で、駅の案内表示も日本語よりも英語の方が目立ちますね。たしかにこれだけ見るとどこの国の駅なの?と思ってしまいます。河口湖駅は直営駅ですが、下吉田駅は業務委託駅だそうです。英語のできる社員を多く採用するよりも効率がいいのでしょうね。
電車が着くたびに改札口にはインバウンドさんの精算の列ができます。ほとんど皆さんジャパンレールパスを使っているんでしょうね。彼らにJRとか民鉄とかの区別を説明するのは面倒そうです。
14系寝台車に「特急富士」の表示は、ご推察のとおり富士山のふもとだから、なのだそうです。晩年には14系が使われていましたが、その頃はすでに大分止まりでしたので・・・とか細かいことを言い出すとキリがないですが、14系とか20系とかいわれてもどっちもブルートレインなので、まあいいかなという感じです... 床下からエンジン音が聞こえて来るか来ないかの違いはありましたが、どっちも心地よかったですし(笑)
今回は富士山ビュー特急とフジサン特急を同時に乗ってみようということでこういう行程でした。休日ダイヤだと本数が増えるので途中下車とかする必要がないですが、週末は混雑しそうですしね。富士山の静岡側を走っていたあさぎり号の車両が、今は山梨側を走っているというのもなんだか感慨深いですね。特に富士山ビュー特急の至れり尽くせりサービスは、富士急行線内だけで完結させないで新宿まで乗り入れみたらと思ったりするのですが、3両編成なので仕方ないですかね・・・
吉田うどんは食べていて顎が疲れてくるくらいのコシの強さと太さです。個人的にはこういううどんが大好物。逆にやわやわだったり細いうどんは今イチ... でもこれと真っ向反対の方もおられますので、奥が深いですね。
時刻はまだお昼過ぎでして、このまま帰るという選択肢はありませんでした(笑) ここから先は不要不急ののんびり行程です。
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Tagucyan
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