2023/07/16 - 2023/07/16
59位(同エリア123件中)
ロク69さん
7月16日、フィーシュ滞在の最初のハイキングはシュパールホルン(Sparrhorn、3021m)へ行く。この3000mを少し超える山は「手軽に登れる3000m峰」として有名だ。なぜなら、2670m地点まではチェアリフトが運んでくれて、残りの高度差(340m)を1時間で登れるからだ。
シュパールホルンへは2017年に登っている。その時はチェアリフトが運休中だったので、ベラルプから歩いて往復した。パートナーは途中で下山したので再度の挑戦となった。
参考:2017年シュパールホルンの記録
https://4travel.jp/travelogue/11294109
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
PR
-
リフト乗り場はベラルプ・ブルエッグ(Belalp Bruchegg、2130m)という。フィーシュからはブリーク(Brig)まで列車、バスに乗り換えてブラッテン(Blatten、1328m)、さらにロープウェイでベラルプ(Belalp、2050m)へ上がる。そこから15分歩いて到着する。合計2時間程度の所要時間だ。
青空もあるが山の上部は雲が多い。すでに7~8名の家族連れが並んでいる。 -
9時30分にリフトが動き始める。6人乗りのリフトに乗り込むとあっという間に上部駅ホービール(Hohbiel、2676m)に到着する。500M以上の高度差を運んでくれるリフトに感謝する。歩き始めはややゆったりとしたコースを登る、振り返ってリフト駅を眺める。遠方の山々は霞と雲ではっきりとしない。
-
ズームで眺めると雲に浮かぶフレッチホルン(Fletschhorn、3985m)がやっと認識できる。
-
その右手はミシャベル山群が見えるが上部は雲ではっきりとしない。手前のバルフリン(Balfrin、3795m)はその山腹氷河があるので良く分かる。
-
歩き始めて40分の地点、リフト駅と丸い人造湖が見えている。
-
さらに進むと右手に大アレッチ氷河(Grosser Aletschgletsdcher)が見えてくる。氷河の向こうはベットマーホルン(Bettmerhorn、2871m)エッギスホルン(Eggishorn、2927m)と続く山並みだ。
-
出発点ベラルプ方面を眺める。遠く谷間にはブリークの街、さらに遠方はフレッチホルン、ミシャベルの山群が雲に覆われて見える。
-
コースが稜線近くになると、シュパールホルンの頂上が見えてくるので、意欲がわいてくる気がする。周りには木々はなく岩の上の苔が緑色が唯一の色合いだ。ピークの十字架も見えている。
-
周りはガスに包まれて眺望がなくなってきた。一瞬、ガスが一部切れて谷向こうのギザギザのフスヘルナー(Fusshörner、3496m)の一部が顔を見せる。
-
さらに光線が当たって対岸の氷河上部の岩稜が見えてくる・下部はオーバーアレッチ氷河(OberAletschgletscher)で、壁の激しい襞は氷河に削られた痕跡だろう。
-
右手後方にはギビドゥム人造湖(Stausee Gibidum、1428m)が見えている。
-
リフト上部駅から55分でシュパールホルンの頂上に着いた。ガスの往来が激しく眺望はほとんどない状態だ。
-
頂上から北に延びる稜線の様子。いくつかのピークを越えてホシュトック(Hostock、3225m)へ続く山並みだが上部は雲で覆われている。
-
オーバーアレッチ氷河に一条の光が入って、大きく右にうねる氷河の様子が認識できる。右に曲がる氷河の上部に白い小さな点が見えている。2018年に訪れたオーバーアレッチ小屋だ。
-
小屋の拡大。ベラルプから4時間10分歩いて到着した懐かしい小屋だ。
参考:オーバーアレッチ小屋への記録(2018年)
https://4travel.jp/travelogue/11402802(往路)
https://4travel.jp/travelogue/11404468(復路) -
山頂で30分ほど粘ったが、これ以上晴れ間は出てこないので下山開始とする。
-
降りはリフト駅まで黙々と歩く。周りの景色が見えないので歩くことに専念して進んだためか、45分でリフトまで降りてきた。リフトは30分間隔で運転するのでしばらく待っていると、20頭ほどの黒い顔の羊が寄ってきて楽しめた。
-
ベラルプのロープウェイ乗り場へ向かう途中、前方にフォッゲンホルン(Foggenhorn、2569m)のピークが見えるのに気が付いた。2019年に登った懐かしい山だ。
参考:2019年フォッゲンホルンの記録
https://4travel.jp/travelogue/11573843 -
ロープウェイを待つ間、駅舎横のレストランでワイン休憩とする。嬉しいことにフスヘルナーの一角がまた見えてきたではないか。
-
赤白ワインで無事下山を感謝して乾杯。
本日の全行動時間は130分、うち休憩30分、実動時間は100分、登り350m、降り350m、距離3.3kmだった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アレッチ氷河周辺(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20