2023/06/30 - 2023/07/11
331位(同エリア625件中)
らぱぱ代さん
その7は7日目夕方のパムッカレについて。
パムッカレは、今も青い水をたたえた白い石灰棚の奇観がポスターやパンフレットに載っていますが、覚悟はしていたものの、実際に見ると残念な景観になってしまっていました。TDLのビッグサンダーマウンテンで夢見ていた方がよかったかな。
8日目のパムッカレからカッパドキアまでの道中で立ち寄ったコンヤとスルタンハヌもこの旅行記に含めています。
6月30日 カタール航空で成田出発
7月1日 ドーハ、イスタンブール乗継ぎ、イズミル着、イズミル泊
7月2日 イズミル観光、チェシュメ出航、船中泊
7月3日 アテネ、ミコノス島、船中泊
7月4日 サントリーニ島、船中泊
7月5日 ロードス島、船中泊
7月6日 チェシュメ下船、エフェソス、パムッカレ、パムッカレ泊
7月7日 カッパドキアまでバス移動、カッパドキア泊
7月8日 カッパドキア観光、カッパドキア泊
7月9日 イスタンブルへ移動、イスタンブル観光、イスタンブル泊
7月10日 イスタンブル観光、夜イスタンブル出発
7月11日 ドーハ乗継ぎ、成田帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
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エフェソス遺跡のあるセルチュクからパムッカレへ移動する途中には地熱発電所がありました。温泉が湧くくらいですからね。
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石灰棚が見えてきました。確かに、あそこだけ白い。
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台地の下のメインゲート近くです。バスの車窓から。
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南ゲート到着。メインゲートからも入場可能ですが、そちらからだと坂を登らなければならないため、ツアーでは脚にやさしくこちらのゲートから。
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パムッカレ=「綿の城」の意味。白い石灰棚が有名ですが、1988年の世界遺産登録は「ヒエラポリス-パムッカレ(複合遺産)」となっていて、世界遺産としての価値の大部分はヒエラポリスにあります。
パムッカレは真っ白な石灰棚や湧き出る温泉、また源泉近くで噴き出るガスなどで神秘的に見えたため、大昔から周辺の住民より水と信仰の「聖地」として崇められていたとのことです。紀元前からシリア、ベルガモン王国の支配をその後その後ヘレニズム文化の下で繁栄し、ヘレニズム時代・ローマ帝国時代・ビザンツ帝国時代を通して温泉保養地として繁栄を極めました。1354年の大地震で完全に廃墟となりました。
今に残る遺跡はローマ時代のものですが、直前にエフェソス遺跡を見てきた眼には、正直物足りなく思ってしまいます。 -
入場口。ここもガイドさんのスマホで入場。
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わずかに残る柱。
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円形劇場跡。時間が無く足をのばせませんでした。
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少し歩くと石灰棚が見えてきました。覚悟してきましたが、水が少ないですね。
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石灰棚の上にあるのはギムナジウム。
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右上の人が群がっているところが、唯一人が立ち入ることが許されている区画。
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少しは水が輝いて見えるでしょうか。
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せっかくなので、私も入ってみました。サンダル不可、靴を入れる袋と足を拭くタオルは日本から用意して持参です。長い旅行の中でこのパムッカレの時だけ小雨が降っていたので、傘も持って荷物が多い(泣)。
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水温は7月のこの時期にしても冷たくない、と言う程度。ぬるくすらありません。そして底はガリガリで歩くのが痛くって。。。
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石灰分がたれ落ちた跡。
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場所を変えても水はあまりありません。
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丘の突端の遊歩道を回って、石灰棚の北西部分に来てみました。よくポスターに使われたのはこちらの方だそうですが、やはり水はあまりありません。
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青くたたええられた水、どころか黒く汚れてしまっています。う~ん。
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集合時間が近づいて来たので、急ぎます。ヒエラポリス博物館はもう閉まっていました。
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アンティークプール(パムッカレ温泉)で集合です。
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ここの売りは、遺跡にたまった温水で泳げること。
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入浴料(?)、200トルコリラなり。時間があれば入ってみたかった。
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併設のカフェのお値段表。観光地とはいえ、むちゃくちゃえくすぺんしぶ。
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本宿泊宿泊ホテル、サーマルコロッセアに到着。19:30。
2つ世界遺産を観光して、1日が濃密です。 -
お部屋。wifiはまあまあかな。
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バスタブあり。
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増築を繰り返したホテルのようで、くねくねと大きいです。これはごく一部。
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ホテルに「サーマル」とつくので、温水プールがあります。写真は屋外プールですが、別に屋内の温水プールもあって、夕食後に少し泳ぎました。親子連ればかりでしたけど。ジャグジーは壊れているのか、使えませんでした。
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夕食はビュッフェです。ツアーグループ利用が多いようですね。
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夕食。ビール、90トルコリラ。
本日、約15300歩。 -
7月7日、ツアー8日目です。1日でカッパドキアまで約630㎞を移動しなければならないので、6時から朝食、7:30にホテルを出発しました。
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気球はカッパドキアだけでなく、パムッカレでも上がっているようです。綿花の収穫時期には辺り一面真っ白になるとか。それも見てみたいなぁ。
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9:30、途中のディナルでトイレ休憩。
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併設のショップでは、ジャムなどの瓶詰めがたくさん売られていました。でも、瓶詰めは重いんですよね。カイセリ空港からターキッシュエアラインズの国内線に乗らなければならないので、買えません。
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お腹に入れて帰ります。50トルコリラ。
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11時過ぎ、こちらのレストランで昼食。
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ツアーグループ用の席。
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奥のかまどで焼かれているシシケバブが供されるかと期待しましたが、私たち用の肉ではありませんでした。。。
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別注? そこそこのお値段。
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私たちは、前菜のサラダとスープ(もはや定番!)。ビール120トルコリラ。
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ピデ(トルコピザ)。定番の挽肉とチーズ。もともとは舟形。
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メイン、鶏肉の炒め物。付け合わせはポテトとサーデ・ピラウ(松の味入りピラフ)。どこもサーデ・ピラウはおいしかったです。
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デザート、チェリー。
ごちそうさまでした。 -
コンヤに14時過ぎに到着。
コンヤはセルジュクトルコの首都(1077年~)であったとともにイスラム神秘主義メヴラーナ教団の発祥の地です(一度セマーを見てみたい)。12世紀に最も繁栄しましたが、14世紀からオス帝国帝国の支配下になりました。
コンヤにはメヴラーナ博物館(メヴラーナ・ジェラールディン・ルーミーの霊廟)という必見の施設がありますが、遠距離移動で時間がないため立ち寄らず、13世紀に建築されたメドレセであるインジェ・ミナーレ博物館の外観を撮影するためにバスを降りただけです。ミナーレは現在の3倍の高さがありましたが、1901年の落雷で上部が崩壊してこの高さになってしまいました。 -
現在は彫刻関係の博物館になっているそうです。正面のレリーフが美しい。タイルで装飾するのも素晴らしいですが、レリーフだけというのも力強さが感じられます。
ここからカッパドキアまでは、別のドライバーさんが乗り込んできて運転を後退しました。EUに加盟するため、労働条件等もEUスタンダードを目指しているそうです。 -
16時前に、スルタンハヌの街でトイレ休憩。
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トイレを借りたのはこちらのお店ですが、
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その真正面に、修復工事が完了したキャラバンサライがあります。1229年、当時の首都コンヤとアクサライを結ぶ幹線上につくられ、セルジュク朝時代のキャラバンサライで最大規模のものです。
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入口を覗くと、入場料は20トリコリラだと言われ、わーい!とお支払いして入りました。トイレどころではありませんから。さすが、最大規模というだけあって大きいです。
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必見は、入口から一番奥の広間。元々何に使用されていた部屋かわかりませんが、絨毯が展示されていました。石造りの重厚な柱とひんやりとした空気、別世界です。スルタンハヌでトイレ休憩があったら、有料ですが是非のぞいてみてください。
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スルタンハヌを出てカッパドキアへ向かう道中、草原の中にキャラバンサライがぽつんと建っていました。
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