2023/06/30 - 2023/07/11
916位(同エリア4743件中)
らぱぱ代さん
旅行も最終版、イスタンブルとなりました。
9泊12日の旅ですが、エーゲ海とトルコ、両方を回ったので、最後のイスタンブルがちょっと駆け足になった感は否定できません。アヤソフィアの内部が見れなかった、トプカプ宮殿のハレムが見れなかった、ドルマバフチェ宮殿へ行けなかった、ガラタ塔や新市街へ行けなかった、ボスポラス海峡クルーズにいけなかった、、、などなど。
いつか、リベンジできる日が来るといいなあ。
写真は、修復作業が完了したスルタンアフメット・ジャーミーのドームです。
6月30日 カタール航空で成田出発
7月1日 ドーハ、イスタンブール乗継ぎ、イズミル着、イズミル泊
7月2日 イズミル観光、チェシュメ出航、船中泊
7月3日 アテネ、ミコノス島、船中泊
7月4日 サントリーニ島、船中泊
7月5日 ロードス島、船中泊
7月6日 チェシュメ下船、エフェソス、パムッカレ、パムッカレ泊
7月7日 カッパドキアまでバス移動、カッパドキア泊
7月8日 カッパドキア観光、カッパドキア泊
7月9日 イスタンブルへ移動、イスタンブル観光、イスタンブル泊
7月10日 イスタンブル観光、夜イスタンブル出発
7月11日 ドーハ乗継ぎ、成田帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
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9日目、おはようございます。イスタンブルへのフライトが早いので、4:30モーニングコール、5:30朝食、6:00出発です。朝食はボックスを覚悟していましたが、早朝にもかかわらずビュッフェをオープンしてくださいました。
外を見ると夜少し雨が降ったようです。そのためかどうかわかりませんが、今日はバルーンツアーは催行されないそう。昨日でよかったですね、と皆さんと喜びました。 -
カイセリ空港まではバスで約1時間です。ターキッシュエアラインズ国内線の預託荷物15㎏制限にびくびく。結果は15.8㎏で超過料金は請求されませんでした。ラッキー。
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空港建物から歩いてタラップを上り搭乗します。
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イスタンブル空港から約1時間、バスはイスタンブル市街に入ってきました。あれはスルタンアフメット・ジャーミーだ!
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旧市街は大型バスを停められる場所が限られているようです。スルタンアフメット・ジャーミーの南側の道路で素早くバスから降車。スルタンアフメット・ジャーミーの威風堂々としたたたずまい!
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スルタンアフメット広場から。ミナーレがちゃんと6本写っていますね。
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振り返ると北東の方角にはアヤソフィア。右側の建物は、ヒュッレム・スルタン・ハマムかな。
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スルタンアフメット1世廟の前を通って、
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ヒッポドローム(ローマの大競技場跡)へでました。かつてはここに縦500メートル横117メートルのU字型競技場があり、競馬や戦車競技が行われていたそうです。一番北にある八角形の建造物はドイツの泉と呼ばれ、ヴィルヘルム2世が1898年にイスタンブルを訪問したことを記念してドイツが1900年に寄贈したもの。第一次世界大戦前夜の世界情勢ですな。
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次は23.5メートルのレリーフを施された石柱で、テオドシウス1世のオベリスクと呼ばれるもの。もとは3500年前にトトメス3世がエジプトのルクソールのカルナック神殿に建てさせたもので、テオドシウス1世がこのオベリスクを3つに分割してコンスタンティノープルまで運ばせました。現存しているのは一番上の部分だけです、
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テオドシウス1世のオベリスクが載っている大理石製の台座はテオドシウス1世が作らせたもので、皇帝の家族や高官たちが競技を観戦している図のレリーフなどが彫られています。
この先3つのオベリスクや柱が広場に穴を掘ったところに立っているのは、かつての地面が今の地面より低いところにあったためです。。 -
次は、途中から折れた8メートルの高さの青銅製の蛇の柱。もとは紀元前5世紀にギリシャ都市国家が、ペルシア戦争戦勝記念にデルフォイのアポロン神殿に建てたものをコンスタンティヌス1世がここに持ってこさせたそうです。
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1番南側は、10世紀にコンスタンティヌス7世が建てさせた切石積みのオベリスクと呼ばれているものです。もとは金メッキされた青銅製の板で覆われていましたが、第4回十字軍に略奪され、石がむき出しとなっています。
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昼食はヒッポドロームから西へ少し歩いたこちらで。
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東アジア系ツアーグループ御用達のレストランかな。
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スープと春巻き。ビール120トルコリラ。
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サラダ。
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メイン。鶏肉だったと思います。あとデザートはフルーツ。
ごちそうさまでした。 -
昼食を終えて、スルタンアフメット・ジャーミーに戻ってきました。この入口の鎖は、たとえ皇帝でも入場する際は頭を垂れなければいけないことを示すためのもの。
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私たちはこちらの正面入口から入りました。礼拝の時間はモスク内に入場できないので、このような順番になったようです。
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じゃーん!
中庭から見上げたスルタンアフメット・ジャーミー。大中小のドームとミナーレが組み合わさった壮大な美しさです。 -
女性は見学の際スカーフで髪を覆わなければならないので、適当に巻いています。また下足禁止です。下足棚はありますが、靴用にビニール袋を持参しました。
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中の奥半分は男性信者用に区切られており入れませんが(女性信者用には壁沿いに別の区画があります)、手前の区画から十分中を見ることができます。
内装は青を基調とした2万枚以上ものイズニックタイルが用いられ、幾何学模様や自然の花々など、イスラムの伝統的な装飾文様が精緻に施さています。
差し込む光がステンドグラスを幻想的に浮かび上がらせ、天井から下げられたいくつものオレンジ色の灯りが荘厳な雰囲気を作り上げる様子も感動的でした。 -
白地に優しい青色が調和し、美しく神聖な雰囲気に満ちたスルタンアフメット・ジャーミィは、この神秘的な青のイメージから「ブルーモスク」の名でも親しまれています。
この旅行の少し前に修復が終わったようで、きれいな姿を見ることができてほんとうによかったです。 -
アヤソフィアの南側の道を歩いて、
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トプカプ宮殿へ来ました。正面がアフメット3世の泉(1728年建造)で、左側が皇帝の門(1478年)。
トプカプ宮殿は、言わずと知れたオスマン帝国の支配者の居城として400年間政治や文化の中心であったところです。 -
皇帝の門を入りました。門から見えるのは、スルタンアフメット・ジャーミー。
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皇帝の門を入ると第一庭園で、ビザンチン時代である6世紀に建てられた教会であるアヤ・イリニがあります。現在はコンサートホールとして使用されているそうです。
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送迎門からトプカプ宮殿の有料区画へ入場。いつものとおりガイドさんのスマホで団体入場したのですが、途中でエラーになりました。数日前に入場料が値上げされ料金不足になったそうです。すぐに送金してもらってたいした時間ロスではありませんでしたが、日本なら値上げは少なくとも数ヶ月前には告知されるでしょうに。お国柄なのか物凄いインフレなのか。。。
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そんなハプニングもありましたが、やってきました第二庭園。ちょうどアガパンサスがきれいに咲いていました。
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正義の塔と議事堂のある建物。左奥がハレムの入口。今回のツアーは最初からハレム見学は含まれていませんでした。
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幸福の門。これを入ると第三庭園。
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謁見の間。
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図書館。
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第4庭園のテラスからはボスポラス海峡やイスタンブルのアジア側がのぞめます。アジア側にはエルドアン大統領が建てたというミナーレが6本ある新しいモスクも。
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イフタリエ。スルタンたちが、ラマダン月に1日の断食を終えて夕食を取った場所。金閣湾や新市街、ガラタ塔の眺めがすばらしい。絶景を見ながらさぞかしおいしい食事だったことでしょう。
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バーダット・キョシュキュ。「キョシュキュ」=「キオスク」で、あずまやのことだそう。あすまやというより離宮がぴったりだと思いますが。
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バーダット・キョシュキュの内部。イズミックタイルの装飾がみごとです。ハレムはさぞかし素晴らしいのでしょうね。
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最近修復が完了して公開されたもう一つのキョシュキュ。かなり年代が下がる建物でバロック式。長蛇の列だったため内部見学は断念。この建物がドルマバフチェ宮殿へとつながっていくのかな。
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第三庭園に戻って宝物館。
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月並みですが、「スプーン屋のダイヤモンド」
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そして「トプカプの短剣」。
どちらも人が群がっているかと思っていますが、そんなことなくてじっくり拝めましたよ。 -
厨房を再現した区画。
さすが、トプカプ宮殿。オーディオガイドを借りて、半日かけてじっくり見学したいところでした。 -
ささっとバスに乗り込んで、エジプシャンバザールにやってきました。
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近年きれいに整備された感じですね。
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バザールの中の説教台。
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各お店に番号がふってあるので、後からでも探しやすい。
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あまりお買い物に興味が無いので、エジプシャンバザールをさっと歩いたあと、外へ出ました。ガラタ橋とガラタ塔。今回のツアーではガラタ塔に上がって旧市街を眺めることはかないませんでした。
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そして、すぐとなりのイェニ・ジャーミーにやってきました。
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運良く礼拝時間ではなかったので、中を見学できました。こちらも数年前は大規模修復工事を行っていたようですが、その工事も終了して美しいたたずまいを見せています。
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トルコのどっかからやってきたおばさん(きっと私より若い)と記念撮影。
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夕食は、マルマラ海沿いの道路を西に走ったレストラン街の
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こちらのお店で。
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前菜のサラダと魚のスープ。さすが海に近いイスタンブル。スープの出汁が魚です。ビール、100トルコリラ。
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メインもシーフードだったような。写真撮り忘れです。
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デザート。西瓜は旅行中に5年分くらい食べました。
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トルコ最後の宿泊は、シェラトン・アタキョイ。写真は翌朝撮影しました。旧市街からはバスで3~40分の新興住宅地のようなところです。日本なら海浜幕張みたいかな。
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高層ホテル。
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十分以上の広さ。
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水回りもきれい。
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引出の中にキプラ発見。今回のツアーでは初めてだ。探し方が悪かったかな。それとも政教分離のお国柄か。
本日、約18100歩。 -
翌朝の窓からの風景。マルマラ海に船が順序よく並んでいます。ボスポラス海峡の順番待ち?
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プール併設のホテルです。泳がなかったけど。
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おはようございます、ツアー11日目。本日夜帰国でございます。
朝食ビュッフェ。さすがシェラトン、品数が多かった。 -
朝、オプションでボスポラス海峡クルーズが入っていたのですが、最低催行人数に達しなかったため催行されず、ホテル出発は10時とゆっくりです。写真は、ローマ・ビザンチン時代に鉄壁の防御を誇り、メフメト2世の手を焼かせたテオドシウスの要塞(車窓から)。
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これはシェフザーデバシュ・ジャーミーかなぁ。何しろジャーミーだらけの街なので。
イスタンブル大学近くのバス停でまたさっとバスをおりて歩きました。 -
木造住宅の街並み。
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スュレイマニエ・ジャーミー到着。オスマン帝国最盛期の皇帝スュレイマン1世が建てさせたもの。1557年完成。スルタンアフメット・ジャーミーとどちらが大きいのかしら。
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肌露出多めの女性用の貸衣装。スルタンアフメット・ジャーミーでは気がつかなかったな。あったのかしら。
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内部の装飾は、、、
スルタンアフメット・ジャーミーの方が絢爛だと思いました。比べてはいけないのでしょうけれど。 -
テラスからは、小丸ドームの向こうに金閣湾や新市街、ガラタ塔も見えます。
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附属のスュレイマンとその妻たちの霊廟。
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イスタンブル大学正門の前を通って、グランドバザールへ行きました。超立派な門(出身大学のものに比べてひがんでいます)、大学の門とは思えないからもともとは何かだったのでしょうね。
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このあたりから観光客だらけになるのでしょう、看板が目につくようになります。
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グランドバザールベヤズット門に到着。ここで50分のフリータイムとなりました。買い物に興味のない私は、アヤソフィアが見たくてこれだけ時間があれば行って帰って可能なのではないかと、脱出。トラム沿いに歩いていってアヤソフィアには迷わず行きつけましたが、ディズニーランド並の行列ができていて、とても中に入るのは無理だと見学を断念してまた歩いて戻りました。今思うと暑かったからトラムに乗ればよかった。案内人がいたから、ド観光客の私でも乗れたと思う。
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以上、観光を終えて昼食をとるためガラタ橋にきました。ガラタ橋は二階建てで下にはレストランが並んでいます。
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こちらのレストランで。
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昨日いったトプカプ宮殿の正義の塔が見えますね。正面のモスクは何だろう。イスタンブルはモスクがありすぎてよくわからない。
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前菜のサラダと魚のスープ。昨日の夕食に引き続き、スープは魚です。ビール260トルコリラ。最後が一番高かった。
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メイン、魚の塩焼き。ガラタ橋でシーフード、定番で良いですね。メニューそ見るとそこそこのお値段をとるようですが。魚はナイフとフォークで食べるのはちょっと大変でしたがおいしかったですよ。
橋の上から下がっている釣り針に小アジがかかって釣り上げられていくのを見ながらの食事で、楽しかった。 -
さっき行ったスュレイマニエ・ジャーミー。
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昨日行ったエジプシャンバザールとイェニ・ジャーミー。
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イスタンブル空港から帰国の途につきます。QR246便でドーハへ。
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座席は3ー4ー3。機内食1回。お隣が運良く空席で楽ちんでした。
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ドーハからはQR806便で成田へ。3-3-3の窓際の席。イスタンブル空港でチェックインの時aisleって言ったのに(泣)。
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機内食1回目。
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機内食2回目。
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往きはインド上空を通りましたが、帰りは中国上空を飛ぶのですね。ちょっと驚き。
成田にはほぼ定刻通りに到着しました。
お疲れさまでした。
最終日、約19600歩。
歩く度はかなり高い旅だったようです。
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