2023/06/21 - 2023/06/25
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Reiseさん
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二日目の続きです。国立慶州博物館の見学を終えて、皇龍寺跡に向かいます。腰痛再発でダウン気味の夫と、暑さで足取り重い私がぽつぽつと歩いてたどり着いた光景を見て、息を飲みました。
広大な敷地が広がる中に、かつて壮大なお寺があったであろうことがわかる数々の石材が並んでいて、そこは遊歩道のように散歩ができる道がつくらていました。
すぐそばに博物館がありました。九重もの塔は初めて知りました。
とても優れた技術があったと思います。鉄の釘を使わず、木のみの技術。
芬皇寺も歴史のあるお寺でした。
そのあと、市場へ。
とてもローカルな雰囲気の市場で、ゴボウキンパというご当地名物を購入。
遅い昼食を食べたり、市場をウロウロのぞいて、とても楽しかったです。
路線バスの乗り方にもだんだん慣れてきて、芬皇寺からホテル近くまで
スムーズに乗りました。
スマホでの翻訳で、行先などを確認しますが、本当に便利な世の中になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
PR
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国立慶州博物館の見学を終えて、歩きだします。
腰痛再発の夫と暑さでダウン気味の私、どこまで歩けるかわからないといいながら、トボトボ歩きます。
それでも、歩道が整備されて、歩きやすい~。 -
農村の風景。
田んぼ。 -
ここにも発掘の現場。
もう、慶州あちこち、発掘しています。 -
皇龍寺跡が見えてきました。
でも、まだまだ、はるかかなた~。 -
閉まっていましたが、小さな建物。
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このあたりも発掘中の様子。
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本当に遺跡の多い街です。
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皇龍寺から出土した瓦や残された石材が展示されています。
併設された博物館へ行く途中の道も整備されて、休憩ベンチも。 -
大きな礎石もずらり。
ところどころの黒いところは焼けた跡? -
優雅な装飾の石材、何に使われていたのだろう~。
想像、ふくらみます。 -
イチオシ
今は建物の姿は全くありませんが、かつてはここに壮大なお寺がありました。
553年、真輿王の時から建設が始まります。本来、宮殿を建てようとしたのですが、黄龍が現れて、宮殿の建設をやめてお寺を建設することになります。
645年に善徳女王の時代に九重の塔が建設されて完了しますが、1238年の蒙古軍の侵攻によって焼失してしまいます。およそ、700年以上にもわたって
新羅の護国の寺院として栄えたお寺です。 -
説明板があります。
韓国語と英語。 -
灯籠?石塔?一部。
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巨大な礎石たち。
かつての繁栄を物語っています。 -
イチオシ
広大な敷地跡には遊歩道が造られています。
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そしてすぐそばに博物館がありました。
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イチオシ
博物館、入ってすぐに目に入るのは、本物の10分の1の九層の塔。
実は、生まれて初めて、九層という塔があることを知りました。
(勉強不足) -
日本語がありました。
こちらの模型の塔の製作にも8年かかったといいます。
瓦も出土した瓦の模様を用いたとか。
様々な研究や最先端の技術を用いて製作されたようです。 -
断面図はこんな様子。
とても繊細な造りです。
鉄の釘を使わない技法。 -
柱もこんな技法で。
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赤の部分のようです。
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日本語の説明もあります。
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イチオシ
優れた技術で完成した塔、観る人も圧倒されたとおもいます。
善徳女王が百済より優れた工匠を呼び、2年かけてこの九層の塔を完成させたといいます。
九層の意味も、新羅を取り巻く周りの9か国から新羅を守るという意味があったそう。 -
当時の衣服も再現されていました。高貴な方のものとおもいます。
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1階ロビー。
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チケットを購入するとき、受付の方より、博物館の展示見学の前に、3Dの映像を観るようにすすめられます。
私はちょっと渋っていたのですが、夫は九層の塔にすっかり魅せられてしまい、結局、見せてもらうことに。。
これが、大正解!
韓国語でしたが、映像を観ましたら、お寺の歴史がわかりました。
3Dの迫力のある映像でした。 -
上から観ても、模型でも、迫力あります。
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館内、日本語の説明もあります。
皇龍寺について。 -
復元案もあったのですね。
いつか復元されるといいな。 -
復元案の複雑な木組みの様子がわかります。
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新羅の歴史の年表。
こちらも日本語も。 -
華やかな王権の時代。
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仏教の文化も華やか。
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こちらも建築案。
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いつか、復元されることを願います。
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中門も復元されるとこのように。
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1976年から発掘が始まります。
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復元の整備も。
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紫尾も豪華。
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とても華やかな彫刻です。
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こちらも復元された仁王の壁画でしょうか。。
美しい~。 -
発掘された遺物の数々。
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発掘された様子のパネルもありました。
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こちらはかすかに文字も見えます。
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九層の塔をさらに詳しく説明。
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金堂には巨大な仏像が本像として納められていたそうです。
新羅三宝丈六尊像。 -
建物も仏像も当時の最高の技術を以て造られたと伝わります。
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ビデオで中金堂の中の様子が再現されていました。
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九層の塔の土木工事の様子。
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皇龍寺が占める土地の広さ。
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詩のような。。
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鉄の釘を使わず造る技法、、素晴らしいです。
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とても興味深い展示でした。
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ビデオもあちこちにあります。
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そして、九重の塔を背にして、記念撮影もできる仕組み。
夫と写真撮りました。バックに九層の塔。たのし。 -
本物そっくりの樹の画に、鳥も間違えてぶつかってしまったそう。
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三金堂を一面に並べた四天王寺式伽藍様式。
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一面に広がる広大な土地。
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疲れて、併設されたカフェでひといき。
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九層の塔の画の可愛いカップ。
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イチオシ
外を歩きます。
建物跡などには、遺物の石材の数々。 -
圧倒されます。
黒くなっているのは、モンゴルの侵攻によって焼失した跡でしょうか。
なまなましい。。 -
イチオシ
美しい彫刻の残ったものや、
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黒焦げた石。。無残。
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この無数の石たちがかつてここにあった壮大なお寺を物語っています。
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小さな石材まで、丁寧に並べられていました。
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瓦もまとめて。
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広大な敷地。
どれだけの多くの僧侶や参拝者でにぎわったことでしょう~。
各王様、善徳女王も説法を聴きに訪れています。 -
こんな広い場所、発掘調査も大変だっただろうなぁ~と思いながら、次の目的地へ向かいます。
それにしても、もう、何もない、、、なんだか、寂しい光景でした。 -
またも、遊歩道を通っていきます。
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芬皇寺に来ました。
国宝とあります。
634年に善徳女王の時代にできた寺院です。世界遺産のひとつ。
善徳女王は仏教を深く信仰していました。 -
お寺に入る前に、入口反対側にちらりと見える石の塔のようなもの。
パンフレットによると、、
九黄洞 幢竿支柱。
寺院の入り口に設置し、寺の行事や儀式があるとき、旗を掲げるそうです。
穴が見えますが、そこに竿を固定するそう。
柱の間、下のほうには亀の形の石。
統一新羅時代のものと推定されるそう。 -
イチオシ
美しいい門があります。
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韓国語と英語の説明板。全体の建物の位置の図。
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イチオシ
入ってすぐに目にはいってくるのが、こちらの塔。
現在残っている新羅石塔で最もふるいもの、、とパンフレットにありました。元来は、9層あったそうですが、現在は3層。634年、善徳女王の時代にお寺ができたときに建設されたそうです。 -
蝋燭のお供え場所も説明板もあります。
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九層あった姿もみてみたいです~。
美しい建物だったでしょう。。 -
イチオシ
金剛力士像の石像も新羅の彫刻様式だそうです。
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こちらにも大きな鐘。
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八角形の新羅時代の井戸。
伝説のある井戸。 -
今は建物は石塔床のお堂くらいですが、本来はもっと多くの建物があった大きなおてらだったようです。
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美しい画がありあました。
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優雅で繊細な画です。
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菩薩舎利塔とあります。
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和諍国師碑趺。
芬皇寺に滞在していた高僧の元暁を称える碑があったそうですが、今はもうなくなり、台座のみが残っています。1101年に碑は建てられたそう。 -
古い石碑と
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多くの礎石。
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ちらり、裏の敷地をみましたら、また発掘中?
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沢山の瓦。
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かつてはこちらも盛大な大きなお寺だったはず。
今は静かにたたずんでいます。 -
見学終えて、すぐそばのバス停から市場へ向かうバスに乗ります。
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スマホで翻訳します。本当に便利。
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慶州伝統市場というところへ来ました。
歩道にも沢山の果物や野菜が売られています。 -
市場の中に入っていきますと、食べ物屋さんがずらり。
天ぷらやトッポギのお店。 -
ここの市場の名物は、、、このゴボウの甘辛煮の乗ったキンパです。
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おじさんが使うゴボウのしたごしらえ。
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お供え用の物、セットのもの。。きれい。
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おいしそうなお惣菜。。
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味見してみたい、、。
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エゴマの葉も買いたかった。。。
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野菜の新鮮そうだったし、
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乾物も、
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こじんまりとした市場のようで、歩きまわりました。
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衣類も。
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大好きなお餅。。
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遅いお昼です。
市場の中のお店で。
食べきれず、残りはお持ち帰り。 -
お昼の残りと、さらにエビの天ぷらやゴボウキンパ、お粥、お餅、フルーツなど。。
これが、ホテルでの夕飯です。
ちなみに、私は、食べ過ぎて、案の定、お腹を壊してしまいました。(-_-;)
いつも韓国にくると、食べ過ぎてこのありさまです。←反省なし。 -
九重の塔にすっかり感動した夫が博物館のカフェでお土産に買ったものです。
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さらに釜山に戻る際に駅でこちらも購入しました。
よほど感動したみたいです。
これで慶州の観光は終わりです。
次の日は釜山に向かいます。
長い旅行記、最後までお読みいただいて、ありがとうございます。(^^)
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