慶州旅行記(ブログ) 一覧に戻る
6年前に韓国で新羅の古寺巡りの旅行を思い立ち、慶州の仏国寺、大邱の海印寺、釜山の梵魚寺を廻りました。特に伽耶山中にある世界文化遺産の海印寺の訪問が主目的で、テンプルステイで宿坊に泊まり、韓国僧侶と一緒に出家体験をしました。朝3時起床で勤行、特にまさかの108回平伏拝(五体投地)があって厳しい修行でしたが、いくつかの瞑想方法の会得で無我の境地を味わうという、またとない体験でした。その後は、釜山に戻って出家体験を棒に振った如く食べ歩いてしまいました。<br />尚、私達の修行時の写真が海印寺のHPで掲載(体験者へ断りなく)されていたので、引用させてもらいました。また、記載した料金は6年前の価格なので、参考にするだけに留めてください。<br /><br />[日程]<br />2017/5/11(木):成田発(JAL957)10:50→釜山着13:05→慶州泊<br />5/12(金):慶州見学(仏国寺、石窟庵)、泊<br />5/13(土):慶州→大邱→海印寺(出家体験)、泊<br />5/14(日):海印寺(出家体験)→東大邱→釜山泊<br />5/15(月):釜山市内見学(梵魚寺)、泊<br />5/16(火):釜山発(JAL958)14:10→成田着16:15<br />

世界遺産の海印寺の宿坊に泊まり、出家体験の韓国旅行

6いいね!

2017/05/11 - 2017/05/16

367位(同エリア663件中)

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6年前に韓国で新羅の古寺巡りの旅行を思い立ち、慶州の仏国寺、大邱の海印寺、釜山の梵魚寺を廻りました。特に伽耶山中にある世界文化遺産の海印寺の訪問が主目的で、テンプルステイで宿坊に泊まり、韓国僧侶と一緒に出家体験をしました。朝3時起床で勤行、特にまさかの108回平伏拝(五体投地)があって厳しい修行でしたが、いくつかの瞑想方法の会得で無我の境地を味わうという、またとない体験でした。その後は、釜山に戻って出家体験を棒に振った如く食べ歩いてしまいました。
尚、私達の修行時の写真が海印寺のHPで掲載(体験者へ断りなく)されていたので、引用させてもらいました。また、記載した料金は6年前の価格なので、参考にするだけに留めてください。

[日程]
2017/5/11(木):成田発(JAL957)10:50→釜山着13:05→慶州泊
5/12(金):慶州見学(仏国寺、石窟庵)、泊
5/13(土):慶州→大邱→海印寺(出家体験)、泊
5/14(日):海印寺(出家体験)→東大邱→釜山泊
5/15(月):釜山市内見学(梵魚寺)、泊
5/16(火):釜山発(JAL958)14:10→成田着16:15

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配
  • 2002年日韓ワールドカップで光州にサッカー観戦して以来の、夫婦で2度目の韓国訪問です。JALマイレージの有効期限が迫り、ポイント数が少なくても渡航できる韓国が候補になりました。以前から韓国の三国時代に歴史的興味があり、特に世界文化遺産の大蔵経版殿がある海印寺へは是非行ってみたいところでした。海印寺の宿坊に泊まるテンプルステイがネット予約可能なことが分かり、韓国旅行が本決まりになりました。

    2002年日韓ワールドカップで光州にサッカー観戦して以来の、夫婦で2度目の韓国訪問です。JALマイレージの有効期限が迫り、ポイント数が少なくても渡航できる韓国が候補になりました。以前から韓国の三国時代に歴史的興味があり、特に世界文化遺産の大蔵経版殿がある海印寺へは是非行ってみたいところでした。海印寺の宿坊に泊まるテンプルステイがネット予約可能なことが分かり、韓国旅行が本決まりになりました。

  • 百済から日本へ仏教が伝わった6世紀の頃は、韓国の三国時代で、高句麗、新羅、百済、が勢力を競っていました。その時代の良き教本に、弱小新羅の初の女王となった第27代善徳(ソンドク)女王の韓ドラがあります。新羅が三国統一の礎を築く善徳女王のサクセスストーリーの物語(DVD全62巻)です。夫婦で全巻を見終えてから韓国新羅の地へ旅発ちました。

    百済から日本へ仏教が伝わった6世紀の頃は、韓国の三国時代で、高句麗、新羅、百済、が勢力を競っていました。その時代の良き教本に、弱小新羅の初の女王となった第27代善徳(ソンドク)女王の韓ドラがあります。新羅が三国統一の礎を築く善徳女王のサクセスストーリーの物語(DVD全62巻)です。夫婦で全巻を見終えてから韓国新羅の地へ旅発ちました。

  • 5/11(木)初日<br />朝に成田を飛び立ち、お昼過ぎには釜山空港に着きました。空港から慶州行き高速バスに乗って1時間余りで慶州バスターミナル着です。宿はバスターミナルと慶州遺跡エリアに近い民宿(トリップ トゥ キョンジュ、2泊130,000W、当時のレイトは10ウォンが1円)で取りました。今日の午後は、まず新羅千年の歴史と文化が展示している国立慶州博物館を見学です。

    5/11(木)初日
    朝に成田を飛び立ち、お昼過ぎには釜山空港に着きました。空港から慶州行き高速バスに乗って1時間余りで慶州バスターミナル着です。宿はバスターミナルと慶州遺跡エリアに近い民宿(トリップ トゥ キョンジュ、2泊130,000W、当時のレイトは10ウォンが1円)で取りました。今日の午後は、まず新羅千年の歴史と文化が展示している国立慶州博物館を見学です。

  • 国立慶州博物館には古墳から出土した貴重な仏教美術品が展示してありますが、私のお目当ては韓ドラ番組で善徳女王が被っていたと同じ本物の金冠です。館内で幾つもの金製帯冠が眩く光っていました。

    国立慶州博物館には古墳から出土した貴重な仏教美術品が展示してありますが、私のお目当ては韓ドラ番組で善徳女王が被っていたと同じ本物の金冠です。館内で幾つもの金製帯冠が眩く光っていました。

  • カミさんの興味は新羅の仏教埋蔵品や日本仏教へのルーツ探しです。8世紀後半の作と思われる等身大の金銅薬師如来立像は日本の薬師如来と全く同じお顔をしています。

    カミさんの興味は新羅の仏教埋蔵品や日本仏教へのルーツ探しです。8世紀後半の作と思われる等身大の金銅薬師如来立像は日本の薬師如来と全く同じお顔をしています。

  • 仏飾り品コーナで思わぬ展示品に遭遇しました。色々な動物や物にまたがっていろいろなポーズをした像で、これらが日本の宇治平等院鳳凰堂の52躯の雲中供養菩薩像と似ているのです。雲に乗って音楽を奏でたり踊ったりして阿弥陀如来の來迎を表現しているのですが、そのルーツがここに有ったのだと新羅文化に感心しました。

    仏飾り品コーナで思わぬ展示品に遭遇しました。色々な動物や物にまたがっていろいろなポーズをした像で、これらが日本の宇治平等院鳳凰堂の52躯の雲中供養菩薩像と似ているのです。雲に乗って音楽を奏でたり踊ったりして阿弥陀如来の來迎を表現しているのですが、そのルーツがここに有ったのだと新羅文化に感心しました。

  • さすがに韓国旅行初日にしては動き過ぎました。宿に近い韓国料理店で定番の焼肉を夕食にいただきました。本場のそれなりの量と美味しさで、料金は31,000Wで満足しました。夜遅く宿に戻ったので番犬に吠えられましたが、まずは無事に1日目が終わりました。

    さすがに韓国旅行初日にしては動き過ぎました。宿に近い韓国料理店で定番の焼肉を夕食にいただきました。本場のそれなりの量と美味しさで、料金は31,000Wで満足しました。夜遅く宿に戻ったので番犬に吠えられましたが、まずは無事に1日目が終わりました。

  • 5/12(金)2日目:慶州見学(石窟庵、仏国寺、慶州遺跡エリア)<br />新羅文化の中核の世界文化遺産である石窟庵(ソックラム)と仏国寺(プルグッサ)は、見晴らしのよい吐含山の中腹にあります。朝早く市内からバス10番線で仏国寺で降り、本数が少ないので直ぐに12番線に乗って石窟庵からお寺巡りです。石窟庵は木造の前室の後ろが古墳のように丸く盛り上がっていて、その下の石ドームの中に本尊仏が祀られています。内部は撮影禁止でした。

    5/12(金)2日目:慶州見学(石窟庵、仏国寺、慶州遺跡エリア)
    新羅文化の中核の世界文化遺産である石窟庵(ソックラム)と仏国寺(プルグッサ)は、見晴らしのよい吐含山の中腹にあります。朝早く市内からバス10番線で仏国寺で降り、本数が少ないので直ぐに12番線に乗って石窟庵からお寺巡りです。石窟庵は木造の前室の後ろが古墳のように丸く盛り上がっていて、その下の石ドームの中に本尊仏が祀られています。内部は撮影禁止でした。

  • 中腹から見渡せる慶州は遠く山並みが重なり、古都を偲ばせる眺めです。石窟庵から仏国寺には、バスを使わずに緩やかな下り坂のハイキングに適した遊歩道があり、山間の景色を楽しみながら仏国寺に30分程で降りて来れました。

    中腹から見渡せる慶州は遠く山並みが重なり、古都を偲ばせる眺めです。石窟庵から仏国寺には、バスを使わずに緩やかな下り坂のハイキングに適した遊歩道があり、山間の景色を楽しみながら仏国寺に30分程で降りて来れました。

  • 仏国寺は7世紀半ばに建立されて、日本の東大寺と同じ毘盧遮那仏を本尊にする大乗仏教のお寺でしたが、今は禅宗系のお寺になっています。極楽浄土である仏国土を現世に再現する目的で建設されたと言われていて、3つの伽藍が写真に見える2つの橋(階段が仏教的には上下界への橋)で外域につながる構造になっています。

    仏国寺は7世紀半ばに建立されて、日本の東大寺と同じ毘盧遮那仏を本尊にする大乗仏教のお寺でしたが、今は禅宗系のお寺になっています。極楽浄土である仏国土を現世に再現する目的で建設されたと言われていて、3つの伽藍が写真に見える2つの橋(階段が仏教的には上下界への橋)で外域につながる構造になっています。

  • 本殿の大雄殿に通じる真中の階段は、上段の16段が白雲橋、下段の17段が青雲橋と呼ばれています。二つの橋を合わせると33段ですが、仏教で33は未だ仏の境地に達せずという意味だそうです。その上に立つ紫霞門は緻密に艶やかに丹青彩色されていて極楽への入口と分かります。

    本殿の大雄殿に通じる真中の階段は、上段の16段が白雲橋、下段の17段が青雲橋と呼ばれています。二つの橋を合わせると33段ですが、仏教で33は未だ仏の境地に達せずという意味だそうです。その上に立つ紫霞門は緻密に艶やかに丹青彩色されていて極楽への入口と分かります。

  • 紫霞門をくぐると、奥に大雄殿とその前に双塔(多宝塔と釈迦塔)が現れます。右にある多宝塔は、華やかな宝石をまとった多宝如来を象徴するものと言われ、下層の矩形から上層へ丸形への変形は、角で表される現世から丸い仏界に向かう教えを表現するそうです。左の釈迦塔は多宝如来が釈迦如来の説法を証明して並座したことを象徴していると言われています。

    紫霞門をくぐると、奥に大雄殿とその前に双塔(多宝塔と釈迦塔)が現れます。右にある多宝塔は、華やかな宝石をまとった多宝如来を象徴するものと言われ、下層の矩形から上層へ丸形への変形は、角で表される現世から丸い仏界に向かう教えを表現するそうです。左の釈迦塔は多宝如来が釈迦如来の説法を証明して並座したことを象徴していると言われています。

  • お昼を過ぎてお腹が空いてきたのでバスで市内に戻り、レストランで肉と野菜のクッパを注文しました。多少ヘルシーな食事になって、料金は13,000Wでした。

    お昼を過ぎてお腹が空いてきたのでバスで市内に戻り、レストランで肉と野菜のクッパを注文しました。多少ヘルシーな食事になって、料金は13,000Wでした。

  • 午後は慶州遺跡エリアを歩いて探索です。遺跡エリアは多数の古墳が小山の様に穏やかに並んでいて花がきれいに咲いていて、奈良の平城京跡みたいに思えました。新羅の王宮が置かれていた場所には、城の遺構である「半月城(パノォルソン)」や、7世紀に孫徳女王が建てた東洋最古の展望台「瞻星台(チョムソンデ)」などが残っていました。

    午後は慶州遺跡エリアを歩いて探索です。遺跡エリアは多数の古墳が小山の様に穏やかに並んでいて花がきれいに咲いていて、奈良の平城京跡みたいに思えました。新羅の王宮が置かれていた場所には、城の遺構である「半月城(パノォルソン)」や、7世紀に孫徳女王が建てた東洋最古の展望台「瞻星台(チョムソンデ)」などが残っていました。

  • 夕闇迫って、慶州で是非食べてみたい料理、サンパッの店を探しました。団体バスが乗りつけていない静かな料理店を見つけ、入って正解でした。テーブルいっぱいに具材がこれでもかと25種以上が運ばれてきました。肉や魚介等の具材をいろいろな野菜に包んでいただくサンパッ料理をすっかり堪能して、24,000Wの料金は安くて驚きでした。

    夕闇迫って、慶州で是非食べてみたい料理、サンパッの店を探しました。団体バスが乗りつけていない静かな料理店を見つけ、入って正解でした。テーブルいっぱいに具材がこれでもかと25種以上が運ばれてきました。肉や魚介等の具材をいろいろな野菜に包んでいただくサンパッ料理をすっかり堪能して、24,000Wの料金は安くて驚きでした。

  • 機会があればまた訪れたいと思い出す、この店の名前が手元の記録に無く、ネットでも探しだせないのです。どなたかご存知であればご連絡をください。店は慶州遺跡エリア沿いで、店内に多数の愛らしい農民人形を飾っていました。

    機会があればまた訪れたいと思い出す、この店の名前が手元の記録に無く、ネットでも探しだせないのです。どなたかご存知であればご連絡をください。店は慶州遺跡エリア沿いで、店内に多数の愛らしい農民人形を飾っていました。

  • サンパッ料理にすっかり満足して、夜の風にあたって遺跡エリアを散歩するのも気持ちが良いものです。今まで旅行中にカミさんの記念写真らしきものをとっていなかったので、1枚パチリと撮りました。

    サンパッ料理にすっかり満足して、夜の風にあたって遺跡エリアを散歩するのも気持ちが良いものです。今まで旅行中にカミさんの記念写真らしきものをとっていなかったので、1枚パチリと撮りました。

  • 天文台の瞻星台が夜にライトアップされて、新羅時代の夜空へ誘ってくれます。全体が花崗岩でできていて、高さ約9mのタワーです。頂上部で天文観測器具による観測が行われていたと言われています。日食等の天地異変の先読みができる天文学を善徳女王は統治に有効に使ったんでしょうね。

    天文台の瞻星台が夜にライトアップされて、新羅時代の夜空へ誘ってくれます。全体が花崗岩でできていて、高さ約9mのタワーです。頂上部で天文観測器具による観測が行われていたと言われています。日食等の天地異変の先読みができる天文学を善徳女王は統治に有効に使ったんでしょうね。

  • 5/13(土)3日目:慶州→大邱→海印寺<br />いよいよ今回旅行の主目的の海印寺へ行きます。海印寺へは慶州市内からバスで大邱に行き、地下鉄2号線に乗って「聖堂池」で下車し、すぐ傍にあるバスターミナルから海印寺へ向かいました。バスには伽耶山ハイキングが目的の韓国人トレッカーで満員になっていました。1時間40分程で海印寺院の終着駅に着き、小さいが結構重いスーツケースを転がして汗だくになって山道を登り、海印寺の玄関である一柱門にやっとたどり着きました。

    5/13(土)3日目:慶州→大邱→海印寺
    いよいよ今回旅行の主目的の海印寺へ行きます。海印寺へは慶州市内からバスで大邱に行き、地下鉄2号線に乗って「聖堂池」で下車し、すぐ傍にあるバスターミナルから海印寺へ向かいました。バスには伽耶山ハイキングが目的の韓国人トレッカーで満員になっていました。1時間40分程で海印寺院の終着駅に着き、小さいが結構重いスーツケースを転がして汗だくになって山道を登り、海印寺の玄関である一柱門にやっとたどり着きました。

  • 海印寺は、渓谷が美しい伽耶山国立公園の山中にあります。本殿の大寂光殿、庭には三重石塔があり、一番奥に私達のお目当の世界遺産に登録された高麗八万大蔵経版木とそれを収蔵する蔵経板殿が鎮座しています。<br />

    海印寺は、渓谷が美しい伽耶山国立公園の山中にあります。本殿の大寂光殿、庭には三重石塔があり、一番奥に私達のお目当の世界遺産に登録された高麗八万大蔵経版木とそれを収蔵する蔵経板殿が鎮座しています。

  • 一柱門から鳳凰門へ進み、まずは右奥の満月堂でテンプルステイの受付けを済ませました。参加者集合(16:30)までの時間が有ったので、境内の一番奥にある世界遺産の蔵経板殿を見学に急ぎました。

    一柱門から鳳凰門へ進み、まずは右奥の満月堂でテンプルステイの受付けを済ませました。参加者集合(16:30)までの時間が有ったので、境内の一番奥にある世界遺産の蔵経板殿を見学に急ぎました。

  • 世界文化遺産の蔵経板殿は世界記録遺産の高麗八萬大蔵経版木を収蔵している建物です。建物が見えるところで、今回の旅で唯一のスケッチを描くことができました。1488年に完工され半世紀が経つ木造建築ですが、離れてスケッチするとありふれた古寺と変わらない造りに見えます。どこに神秘的な技術が隠されているのか、近づくことにしました。

    世界文化遺産の蔵経板殿は世界記録遺産の高麗八萬大蔵経版木を収蔵している建物です。建物が見えるところで、今回の旅で唯一のスケッチを描くことができました。1488年に完工され半世紀が経つ木造建築ですが、離れてスケッチするとありふれた古寺と変わらない造りに見えます。どこに神秘的な技術が隠されているのか、近づくことにしました。

  • 約八万枚の版木の高麗大蔵経典が、自然環境で納められている大蔵経版殿は、予想よりも格子窓が広く開いいて、自然に通風される仕組みになっているので驚きです。日本の正倉院の校倉造りとは設計思想が異なります。

    約八万枚の版木の高麗大蔵経典が、自然環境で納められている大蔵経版殿は、予想よりも格子窓が広く開いいて、自然に通風される仕組みになっているので驚きです。日本の正倉院の校倉造りとは設計思想が異なります。

  • 天気が良い日でしたが、格子窓から覗いた内部は薄暗く高麗大蔵経典を刻んだ版木が左の棚に陳列されているのが見えました。人工的な空調環境でなく、自然環境で保存されている仕組みが実に驚きです。版殿内部の底は塩・炭と石灰・砂の順で敷いていて、木材経版の最適湿度を維持し、害虫侵入を防止しているとのことです。高床建築でなく地面に近いのに、800年間無事に保存されてきた古の知恵は凄いです。

    天気が良い日でしたが、格子窓から覗いた内部は薄暗く高麗大蔵経典を刻んだ版木が左の棚に陳列されているのが見えました。人工的な空調環境でなく、自然環境で保存されている仕組みが実に驚きです。版殿内部の底は塩・炭と石灰・砂の順で敷いていて、木材経版の最適湿度を維持し、害虫侵入を防止しているとのことです。高床建築でなく地面に近いのに、800年間無事に保存されてきた古の知恵は凄いです。

  • 高麗大蔵経典を刻んだ版木の写真です。ガラスケース越しに展示していたのを撮影したので反射光が写って見ずらいですが、般若心経が反転文字で彫られています。

    高麗大蔵経典を刻んだ版木の写真です。ガラスケース越しに展示していたのを撮影したので反射光が写って見ずらいですが、般若心経が反転文字で彫られています。

  • その版木で刷った般若心経をお土産として売っていたので購入しました。戊戌年に高麗国大蔵都監の勅命を奉じて彫られたと明記されていて、800年前のものとは思えない版木での鮮やかな文字での刷経本です。

    その版木で刷った般若心経をお土産として売っていたので購入しました。戊戌年に高麗国大蔵都監の勅命を奉じて彫られたと明記されていて、800年前のものとは思えない版木での鮮やかな文字での刷経本です。

  • 個人見学を急いで終えて、午後3時半に境内の宿坊に行って受付を済ませて、お寺の門下生の様な作務衣に着替えました。宿坊の個室は幅2間、20帖位の広さで奥にトイレ兼シャワー室があり、男女別に一室に5人が布団を敷いて寝泊まりできるようになっていました。さあ、これから何が始まるか、期待に膨らみますが、ちょっと不安な気分です。1日テンプルステイの費用は当時二人で120,000Wでした。現在は2倍に値上がって、宿坊設備も格段に向上しているようです。

    個人見学を急いで終えて、午後3時半に境内の宿坊に行って受付を済ませて、お寺の門下生の様な作務衣に着替えました。宿坊の個室は幅2間、20帖位の広さで奥にトイレ兼シャワー室があり、男女別に一室に5人が布団を敷いて寝泊まりできるようになっていました。さあ、これから何が始まるか、期待に膨らみますが、ちょっと不安な気分です。1日テンプルステイの費用は当時二人で120,000Wでした。現在は2倍に値上がって、宿坊設備も格段に向上しているようです。

  • 参加者全員が集まった時の集合写真です。今回の1泊テンプルステイの参加者は18名で、韓国、日本、仏、米、独、スイス、メキシコの各国からの参加者で、日本人は私達2人だけでした。参加者にソウル大の教授がいて、お寺側の通訳者のひどい英語に呆れて同時通訳を名乗り出てくれたので、わかりやすい説明に大変助かりました。

    参加者全員が集まった時の集合写真です。今回の1泊テンプルステイの参加者は18名で、韓国、日本、仏、米、独、スイス、メキシコの各国からの参加者で、日本人は私達2人だけでした。参加者にソウル大の教授がいて、お寺側の通訳者のひどい英語に呆れて同時通訳を名乗り出てくれたので、わかりやすい説明に大変助かりました。

  • 手渡されたテンプルステイのプログラムです。夕方4時半から始まり、みっちりとプログラムが詰まっています。夜9時消灯。2日目は早朝3時起床で朝の務めから始まり、12時半で終わる日程です。表中に午前4時から108 Prostrationsのスケジュールが明記されているのですが、108回の平伏?と単純にとらえたのですが、これがもの凄い修行を意味していたことが実際の体験で分かりました。

    手渡されたテンプルステイのプログラムです。夕方4時半から始まり、みっちりとプログラムが詰まっています。夜9時消灯。2日目は早朝3時起床で朝の務めから始まり、12時半で終わる日程です。表中に午前4時から108 Prostrationsのスケジュールが明記されているのですが、108回の平伏?と単純にとらえたのですが、これがもの凄い修行を意味していたことが実際の体験で分かりました。

  • プログラムが始まり、簡単な宿坊生活の注意点の説明を終えた後に、夕食になりました。これからとる夕朝昼食は僧侶の方と一緒にお寺の大食堂でとります。一汁一菜の精進料理かと思っていたのですが、御粥に黒豆、キムチ、菜っ葉類、を自分で好きな量だけ取るカテフェリア形式でした。3食が同じメニューでした。無駄口をたたかずに静かに、残すことなく、感謝して食事をいただくのが修行のうちです。意外に美味しくて、もっと食べたかったのですが、誰もしていないのでおかわりを諦めました。

    プログラムが始まり、簡単な宿坊生活の注意点の説明を終えた後に、夕食になりました。これからとる夕朝昼食は僧侶の方と一緒にお寺の大食堂でとります。一汁一菜の精進料理かと思っていたのですが、御粥に黒豆、キムチ、菜っ葉類、を自分で好きな量だけ取るカテフェリア形式でした。3食が同じメニューでした。無駄口をたたかずに静かに、残すことなく、感謝して食事をいただくのが修行のうちです。意外に美味しくて、もっと食べたかったのですが、誰もしていないのでおかわりを諦めました。

  • 夜の礼拝プログラムで初めてのProstrationsの練習がホールで行われました。なんとProstrationsとは五体投地のことだったのです。ネパールで聖地巡礼道を信者が尺取り虫の様に一尺毎に進むのを見たことが有りますが、自らがそれを行うとは思いもしませんでした。

    夜の礼拝プログラムで初めてのProstrationsの練習がホールで行われました。なんとProstrationsとは五体投地のことだったのです。ネパールで聖地巡礼道を信者が尺取り虫の様に一尺毎に進むのを見たことが有りますが、自らがそれを行うとは思いもしませんでした。

  • 五体投地は図の様に、両足を揃えて立って両手を合わせて拝みながら膝まづいて、両肘、額、両脛(5体)を地に付けて両手の平を耳の上にあげて一呼吸し、次に両手を下向きに額の前で重ね合わせて立ち上がって、次のサイクルを繰り返すのが五体投地の拝み方です。参加者みんなの戸惑いが顔に現れていましたが、ここまで来たならやるしかないと、号令に従いながら初めて見様見真似で練習を繰り返しました。

    五体投地は図の様に、両足を揃えて立って両手を合わせて拝みながら膝まづいて、両肘、額、両脛(5体)を地に付けて両手の平を耳の上にあげて一呼吸し、次に両手を下向きに額の前で重ね合わせて立ち上がって、次のサイクルを繰り返すのが五体投地の拝み方です。参加者みんなの戸惑いが顔に現れていましたが、ここまで来たならやるしかないと、号令に従いながら初めて見様見真似で練習を繰り返しました。

  • Prostrationsの練習が終わると、夜7時半から外に出てお寺のサッカーグランドへ向かいました。坊さんもサッカーをやるんだと初めて知りました。夕闇のグランドでWalking Meditationの体験です。伽耶山を遠くに眺めながらグランドの端から端まで瞑想しながらゆっくりと歩いて往復をくりかえす修行です。暗くなる山中の澄んだ空気でのWalking Meditationは、自分の心臓鼓動と吐く息の音以外には風が木々を揺らす音しか聞こえなくなり、非常に心地よい気分に浸ることができました。<br />続いてホールに帰り、ロウソクを立てて座禅するCandle Meditationを体験して、夜9時に宿坊へ戻り消灯です。

    Prostrationsの練習が終わると、夜7時半から外に出てお寺のサッカーグランドへ向かいました。坊さんもサッカーをやるんだと初めて知りました。夕闇のグランドでWalking Meditationの体験です。伽耶山を遠くに眺めながらグランドの端から端まで瞑想しながらゆっくりと歩いて往復をくりかえす修行です。暗くなる山中の澄んだ空気でのWalking Meditationは、自分の心臓鼓動と吐く息の音以外には風が木々を揺らす音しか聞こえなくなり、非常に心地よい気分に浸ることができました。
    続いてホールに帰り、ロウソクを立てて座禅するCandle Meditationを体験して、夜9時に宿坊へ戻り消灯です。

  • 5/14(日)4日目:海印寺(出家体験)→東大邱→釜山泊<br />出家体験の2日目です。朝3時に叩き起こされました。中庭の大太鼓が打ち叩かれて朝の勤行が開始です。本堂に行って僧侶全員が揃い並ぶ、その隅っこで私達の俄か体験者が恐れ多くも一緒に、五体投地の朝勤行を立派に行いました。

    5/14(日)4日目:海印寺(出家体験)→東大邱→釜山泊
    出家体験の2日目です。朝3時に叩き起こされました。中庭の大太鼓が打ち叩かれて朝の勤行が開始です。本堂に行って僧侶全員が揃い並ぶ、その隅っこで私達の俄か体験者が恐れ多くも一緒に、五体投地の朝勤行を立派に行いました。

  • 本堂からホールにもどり、遂に108 Prostrationsの時間がやってきました。最初はまだバタバタと体操をやっている様な雰囲気でしたが、50回目を過ぎると自然と体が慣れてきて、参加者みんなの動きが調和してくるのです。無我夢中で108回の五体投地が終える頃には、安らぎの心地がしてきたのは、本当の瞑想の境地に近づいたのかわかりませんが、不思議な体験になりました。

    本堂からホールにもどり、遂に108 Prostrationsの時間がやってきました。最初はまだバタバタと体操をやっている様な雰囲気でしたが、50回目を過ぎると自然と体が慣れてきて、参加者みんなの動きが調和してくるのです。無我夢中で108回の五体投地が終える頃には、安らぎの心地がしてきたのは、本当の瞑想の境地に近づいたのかわかりませんが、不思議な体験になりました。

  • 朝食後に指導僧侶が海印寺全体を案内してくれました。海印寺全体が良く見える別院まで登り、海原に船が出航する姿を模した「行舟形局」と呼ばれる伽藍配置に、あらゆるものを救済するという大乗仏教の精神がこめられていると説明してくれました。大蔵経版殿に行った時には内部に入れると期待したのですが、僧侶でも役職でなければ入れないとのことで、残念でした。

    朝食後に指導僧侶が海印寺全体を案内してくれました。海印寺全体が良く見える別院まで登り、海原に船が出航する姿を模した「行舟形局」と呼ばれる伽藍配置に、あらゆるものを救済するという大乗仏教の精神がこめられていると説明してくれました。大蔵経版殿に行った時には内部に入れると期待したのですが、僧侶でも役職でなければ入れないとのことで、残念でした。

  • 海印寺の入口に建つ第1の門「一柱門」でテンプルステイ全員の記念写真を撮りました。この門は成仏の世界に進む道の最初の関門を象徴するものだそうです。参加者の皆さんは修行の成果でしょうか、全員がいい顔しています。

    海印寺の入口に建つ第1の門「一柱門」でテンプルステイ全員の記念写真を撮りました。この門は成仏の世界に進む道の最初の関門を象徴するものだそうです。参加者の皆さんは修行の成果でしょうか、全員がいい顔しています。

  • 遂に最後のプログラムで僧侶とのティータイムです。最後のQ&amp;Aの時間と考えて良く、私達夫婦は左列の4,5番目に座っています。指導僧侶の出家のいきさつを聞いたところ、仕事で悩むことがあったところ海印寺に来てMeditationで救われたとのことでした。韓国は現在、キリスト教徒が仏教徒より多くなり、仏門を叩く若者が少なくなっていることが悩みだと台所事情も語ってくれました。

    遂に最後のプログラムで僧侶とのティータイムです。最後のQ&Aの時間と考えて良く、私達夫婦は左列の4,5番目に座っています。指導僧侶の出家のいきさつを聞いたところ、仕事で悩むことがあったところ海印寺に来てMeditationで救われたとのことでした。韓国は現在、キリスト教徒が仏教徒より多くなり、仏門を叩く若者が少なくなっていることが悩みだと台所事情も語ってくれました。

  • 海印寺に悟りを開いた心地で別れを告げ、お昼過ぎに最後の訪問地釜山に向かいます。バスで大邱に行き、地下鉄で東大邱駅に行って釜山への高速鉄道KTXに乗りました。釜山には早いもので1時間かからず、午後4時過ぎに到着しました。早速にチャガル市場に近く、賑やかな光復路通りに面したホテルにチェックインしました。

    海印寺に悟りを開いた心地で別れを告げ、お昼過ぎに最後の訪問地釜山に向かいます。バスで大邱に行き、地下鉄で東大邱駅に行って釜山への高速鉄道KTXに乗りました。釜山には早いもので1時間かからず、午後4時過ぎに到着しました。早速にチャガル市場に近く、賑やかな光復路通りに面したホテルにチェックインしました。

  • 低料金でも新しいプラティナム ホテル(2泊106,000W)は結構、出歩くに便利なところでした。さっそく近くの料理店で夕食に豆腐チャゲを楽しみましたが、急に下界に降りてきて喧噪な環境に脳と体がなじまない気分になり、早い時間帯でベッドに潜りこみました。

    低料金でも新しいプラティナム ホテル(2泊106,000W)は結構、出歩くに便利なところでした。さっそく近くの料理店で夕食に豆腐チャゲを楽しみましたが、急に下界に降りてきて喧噪な環境に脳と体がなじまない気分になり、早い時間帯でベッドに潜りこみました。

  • 5/15(月)5日目:釜山(梵魚寺と市内見学)<br />最後に訪問する梵魚寺(ポモサ)は釜山市の北にある金井山の中腹にあり、新羅時代に建立された韓国禅宗の総本山です。地下鉄とバスを乗り継いで、静かな山寺に着きました。最初に出会う一柱門が珍しく、華やかな丹青彩色の木造りをどっしりとした石の台座が支えているのが印象的でした。寺の脇を歩いて行くと宿坊があり、ここでも海印寺と同じテンプルステイが行われていました。

    5/15(月)5日目:釜山(梵魚寺と市内見学)
    最後に訪問する梵魚寺(ポモサ)は釜山市の北にある金井山の中腹にあり、新羅時代に建立された韓国禅宗の総本山です。地下鉄とバスを乗り継いで、静かな山寺に着きました。最初に出会う一柱門が珍しく、華やかな丹青彩色の木造りをどっしりとした石の台座が支えているのが印象的でした。寺の脇を歩いて行くと宿坊があり、ここでも海印寺と同じテンプルステイが行われていました。

  • 市内に戻って食道楽です。カミさんは屋台のスイーツ狙いで、早速に冷やしたお汁粉を見つけて悦に入ってます。チャガル市場でイカキムチを土産に買って、夕方は龍頭山公園でゆっくりと過ごしました。この日は、朝にアワビ粥、昼にもやし焼肉、夜にタコと海老の海鮮鍋(ナッコプセ)をとり、さすがに食べ過ぎでゲップが出そうです。

    市内に戻って食道楽です。カミさんは屋台のスイーツ狙いで、早速に冷やしたお汁粉を見つけて悦に入ってます。チャガル市場でイカキムチを土産に買って、夕方は龍頭山公園でゆっくりと過ごしました。この日は、朝にアワビ粥、昼にもやし焼肉、夜にタコと海老の海鮮鍋(ナッコプセ)をとり、さすがに食べ過ぎでゲップが出そうです。

  • 5/16(火)6日目最終日:釜山発14:10→成田着16:15<br />有意義な韓国新羅のお寺巡りの旅は終焉を迎えました。釜山でシジミスープの朝食を食べてから空港を飛び立ち、眼下に日本アルプスを眺めてJAL958便は成田に無事につきました。この旅で少しは悟りに近づいた効果があったのかは、6年後にこの旅行記を書いている現在の私が変わっていないところを見れば明らかです。

    5/16(火)6日目最終日:釜山発14:10→成田着16:15
    有意義な韓国新羅のお寺巡りの旅は終焉を迎えました。釜山でシジミスープの朝食を食べてから空港を飛び立ち、眼下に日本アルプスを眺めてJAL958便は成田に無事につきました。この旅で少しは悟りに近づいた効果があったのかは、6年後にこの旅行記を書いている現在の私が変わっていないところを見れば明らかです。

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