北海道周遊　①苫小牧、稚内

2023/07/05 - 2023/07/07

はじめてフェリーを利用して、北海道に約2週間滞在してあちこち見て回ることにしました。
今まで北海道へは飛行機で行って、現地ではレンタカーを活用していました。
事前にホテルや航空券を予約するため、旅行の時に雨になってしまうことが、何度もありました。
それもあって今回は2週間ほどの滞在となるので、お天気に合わせて観光地を選びながら、行動しようと計画しました。
車はフェリー活用で自家用車、列車は北海道フリーパス利用、滞在先はマンスリーの賃貸で旭川を拠点にしてビジネスホテル(全国支援活用)も少し利用することにしました。
北海道の夏を暮らすように過ごしたい、というのが今回の旅のコンセプトです。

交通費は
北海道フリーパス活用路線　フリーパス価格 27430円です。
もしこれを普通にその都度乗車していたら、
旭川から網走　8030円
網走から知床斜里　970円
知床斜里から釧路　3190円
釧路から根室　往復　2860×2=5720円
釧路から札幌経由で旭川　12940円
旭川から札幌経由で小樽　往復　5460×2=10920円
旭川から札幌経由で大沼公園　往復　11950×2=23900円
指定席　530×6=3180円
合計　68800円かかるところですが、27430円で済みました。
ガソリン代　約17500円
高速代　2810円
フェリー代　118300円 (往きは窓あり、帰りは窓なし利用)

宿泊費　(2人分)
マンスリー　117040円
ホテル代　41600円

旅先は旭川を拠点にして、到着翌日から観光しました。
1日目　稚内
2日目　美瑛　富良野
3日目　網走、知床　(知床に宿泊)
4日目　知床　清里　釧路　(釧路に宿泊)
5日目　釧路　根室　(釧路に宿泊)
6日目　釧路　札幌　
7日目　小樽
8日目　大沼公園
9日目　芦別
10日目 トマム　帯広
11日目　紋別　北見
12日目　層雲峡　旭岳
13日目　旭川

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

フェリーターミナルまでは、出航が19:45なので、車でのんびりドライブしながら行くことにしました。
道中、利根川沿いの道の駅にあるレストランで、昼食をすることにしました。

道の駅 発酵の里こうざき 道の駅

レストラン オリゼと書いてあったので、洋食をイメージしていたら、メニューのイメージが全然違っていて、結局ラーメンにしたら、大きな揚げ餃子が3つ入っていました。

カフェ＆レストラン オリゼ グルメ・レストラン

商船三井フェリーの乗船手続きは16時から開始。船に乗るのは18時以降とのことなので、しばらくフェリーターミナルを散策。

大洗フェリーターミナル 乗り物

今回乗船するさんふらわーさっぽろの模型が置いてありました。全長約200mです。

大洗フェリーターミナル 乗り物

これが今回乗船する船です。

さんふらわあ (商船三井フェリー) 乗り物

窓ありの和洋室を選びました。和洋室と言っても和室があるわけではないですけど、バルコニー付きよりは少しお安くて外も見えます。なかなかいいお部屋で、アメニティもついていました。
お部屋は選ぶことができたので、5階にある進行方向の左側のお風呂に近いお部屋にしました。
おかげで対岸が見えるので、殺風景な海だけを見るよりは景色が楽しめました。

さんふらわあ (商船三井フェリー) 乗り物

食事はバイキングでしたが、夕食朝食セット券を購入(1人2900円。ソフトクリームが食べ放題なのがよかったです。
バイキング内容はまぁ普通かな。

夕食後は海の見える大浴場に入った後、デッキに出てみました。対岸の夜景が綺麗でした。

朝5時前に起きて、デッキに出てみました。
日の出を見るつもりでしたが、曇っていて、少し雨もちらついていたので、日の出を撮影することはできませんでした。
この写真は本州最東端と言われる魹ヶ崎(とどがさき)の灯台です。
この辺りに続くリアス式海岸を思ったより近くの海側から観れました。

とどヶ埼灯台 名所・史跡

午前9時30分頃、下北半島先端の尻屋崎(しりやさき)灯台あたりを通過。
灯台がとても綺麗に見えました。
いつか下北半島も旅してみたいなぁ。

尻屋埼灯台 名所・史跡

小さな船に引っ張られて港に入って行きました。
苫小牧フェリーターミナルからは、宿泊先の旭川まで一般道を通って約3時間の道のりでした。

苫小牧西港フェリーターミナル 乗り物

途中にあった道の駅 あびらD51ステーションで一休み。

道の駅 安平D51ステーション 道の駅

デゴイチが展示されていました。

道の駅 安平D51ステーション 道の駅

道の駅ハウスヤルビ奈井江でトイレ休憩。
時間が遅かったためか、ここは少し寂しい感じでした。

道の駅 ハウスヤルビ奈井江 道の駅

今回の旅行では約半月マンスリーを利用しました。
新しくて、すごく広くて申し分なしです。
素敵なところが借りられて本当に良かったです。
到着日の夕食は、歩いて行けるところにあった餃子の王将で済ませました。

お世話になったお宅は、フジ医療機の最新のマッサージが使える素敵なお家。
初日はゆっくりして、翌日から観光です。

翌日、最初の観光は稚内です。
車で日帰りで巡ってきました。
道中、道の駅がたくさんあるので、トイレ休憩に困ることは全くありませんでした。
道の駅 おびら鰊番屋は朝早かったので営業時間外でしたが、とても景色の良いところでした。

道の駅 おびら鰊番屋 道の駅

こちらがおびら鰊番屋の新しくて立派な建物です。

道の駅 おびら鰊番屋 道の駅

道の駅てしおに立ち寄った際に、とても大きな天然しじみを見つけました。
この辺りでは味付けは塩だけなのだそうです。
マンスリーなので戻ったら調理できるので、早速購入。

道の駅 てしお 道の駅

オロロンラインを稚内に向かって車を走らせていくと、風車が真っ直ぐな道に一列に並んでいて、見事な景観を作り出していました。

オトンルイ風力発電所 名所・史跡

ずっと曇り空だったのが、サロベツ原野を通るときに、少し晴れ間を見せてくれました。
それまでグレーに見えていた海が、青のグラーデーションになってとても綺麗でした。

サロベツ原野 自然・景勝地

晴れていれば見えるはずの利尻富士。
裾野が少しだけ見えていました。

利尻山(利尻富士) 自然・景勝地

ようやくノシャップ岬に到着。
ここは夕日が綺麗とのことですが、日帰りのため夕日を見るのは諦めました。

ノシャップ岬 自然・景勝地

ここは事前に調べたあったお店で、ライダーさんに評判の高い樺太食堂さん。

樺太食堂 グルメ・レストラン

なかなか来れない場所なので、このお店の人気のウニだけウニ丼を注文しました。(1人前4950円)
付け合わせが選べるようになっていたので、私はホタテを選びました。つれあいはカニにしましたが、いくらを選ぶこともできました。
うにの量は通常の2倍あるそうです。
でも期待ほど甘くなかったので、季節や環境によって違いがでるんでしょうかね。
それでもこれでもかというほどの大量のウニに大満足です。
このお味噌汁もとても美味しかったです。

樺太食堂 グルメ・レストラン

稚内駅の近くにある北防波堤ドーム。
古代ローマを感じさせるような造りです。

稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡

最北端の稚内駅にやってきました～。
ここは道の駅も併設されていました。

稚内駅 駅

いよいよ宗谷岬に到着です。
高台に登って眺めてみました。
最北端のシンボルが見えています。

宗谷岬 自然・景勝地

宗谷岬から、うっすらではありますが、海の先に樺太が見えました。
写真ではわかりにくいかな。

宗谷岬 自然・景勝地

ここはさるふつ産のホタテ丼が食べれるとのことでしたが、ウニ丼でお腹いっぱいなのでもう食べれません。

道の駅 さるふつ公園 道の駅

ドライブ休憩で道の駅北オホーツクはまとんべつに立ち寄りました。
近くにあるクッチャロ湖にも立ち寄りたかったのですが、日帰りなので、欲張りすぎると体力的に後が続かなくなりそうなので諦めました。
ちなみに、クッチャロ湖と屈斜路(くっしゃろこ)は名前が似ていますが、別もの。
初めてこの名前を見た時は？？？でした。
今回行ったノシャップ岬も納沙布(ノサップ)岬と間違えそうです。
わたしは混乱しそうなので、片方はカタカナで、もう一方は漢字をイメージして何とか覚えました。

道の駅 浜頓別町交流館 道の駅「北オホーツクはまとんべつ」 道の駅

最後に、道の駅びふかに立ち寄りました。
道の駅の建物の横にびふかアイランド展望台を見つけたので上がってみたら、とても素敵な景色が広がっていました。
絵画のような素敵な風景でした。この湖は三日月湖というのだそうです。
何とか旭川から稚内まで日帰りで行ってくることができました。
最初の観光はまずまず順調に終えました。
この日の夜は持参したお米を炊いて、あっさりとしじみのお吸い物でいただきました。
次は美瑛、富良野方面に行きます。
②に続きます。

森林公園びふかアイランド キャンプ場