
2023/08/14 - 2023/08/15
3位(同エリア19件中)
Licodさん
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タイ南部のマレー半島地域にある古都チャイヤーやナコーン・シー・タマラートには、7 ~13世紀頃にスマトラ島やマレー半島を中心に海上交易で栄えたシュリーヴィジャヤ帝国 (Srivijaya empire) の時代に建立された寺院や遺跡が残っているので観に行って来ました。
この旅行記は、★の部分です。
1日目 シンガポール→サムイ島
2日目 サムイ島→スラーターニー
3日目 チャイヤー観光
4日目 スラーターニー →ナコーンシータマラート ★
5日目 ナコーンシータマラート観光 ★
6日目 ナコーンシータマラート→サムイ島
7日目 サムイ島→シンガポール
(為替レート:1バーツ=約¥4.2円)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
スラーターニー からナコーン シ タマラートへの移動は、バスかGrabか迷いましたがGrabにしました。
100km超えの距離でGrabを利用するのは初めてです。値段を調べたら思ったより安かったのですが、問題は長距離を行ってくれるドライバーが捕まえられるか?エバーグリーン スイート ホテル ホテル
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Grabで配車をリクエストしたら意外にも短い時間で捕まりました。
タイのGrabでたまにあるのですが、車に乗るタイミングでドライバーからリクエストをキャンセルする様に頼まれました。 -
特に渋滞もなく、順調に走行しました。
途中1度、休憩停車。
目的地のホテルには約2時間で到着しました。
走行距離143km、運転手への支払い1563バーツ -
◉グランドフォーチュンホテル
ホテル予約サイトで事前に予約済み (¥12658円/2泊)グランド フォーチュン ホテル ナコーンシータンマラート ホテル
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ホテルロビー
想像していたよりも立派なホテルでした。 -
客室
部屋も綺麗です。開業して5年ぐらいとのことでした。
難点は、隣の部屋との壁が薄いので、声やテレビの音が丸聞こえでした。 -
バスルーム
バスタブは有りませんが、シャワーのお湯の温度、水圧等も問題ありませんでした。 -
18階の部屋からの眺望
手前の倉庫のような建物は、Lotusという倉庫型スーパーで、2階にフードコートがありました。 -
明日参拝する予定の寺院の仏塔もホテルの部屋から見ることができました。
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遅い昼食をホテル隣のスーパーのフードコートで摂りました。
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シーフード焼飯(50バーツ)
飲み物(スイカシェークとアイスコーヒーで70バーツ) -
◉ナコーンシタマラート国立博物館
ホテルより徒歩15分ぐらい国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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本館は、リノベーションの為、1ヶ月休館との掲示がありました。
タイの国立博物館は、ただでさえ月曜、火曜日が休館日なので日程を組むのが難しいのに、、、、、
楽しみにしていたのに残念でした。 -
幸い屋外展示場は見学できました。(見学自由)
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ヒンドゥー教関連の展示がメインでした。
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昨日見学した、スラーターニー のシュリーヴィジャヤの丘と非常によく似ている丘がナコーンシタマラートにもあるようです。
丘の形がシバリンガそのもので、もしかすると丘そのものが人工的に盛り土されたかもしれないと思いました。 -
◉ワット スアン ルアン
歴史のあるお寺のようですが、境内に犬が多く、吠えまくっていましたので、ゆっくり見学出来ず。 -
壁のレリーフ
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日が沈み、夜の帳が下り始めた頃に仏塔も一際目立ちます。
ホテルに戻る際、通りすがりのバイクに乗せてもらいました。バイタクのつもりでお礼を渡そうとしましたが受け取って貰えませんでした。 -
◉ Krua Ah Tua レストラン
ホテル近くのローカルレストラン、客は自分以外はタイ人でした。英語のメニューあります。
店は道路面が開けっぱなしのオープンになっていて、食事をしていると、物売り(宝くじ、果物、手製のお菓子)がテーブルを回り声をかけてきます。 -
ランチで食べたシーフード焼飯が美味しかったので、ここでも頼みました。空芯菜は、辛くて全部は食べられませんでした。(料理3皿とビールで350バーツ)
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◉ワット プラ マハータート
寺院名のマハータート (Mahathat)とは、仏舎利の意味です。
また、影が地面につくことがないため、別名「影のない仏塔」とも呼ばれています。ワット プラ マハタート ウォラマハーウィハーン 寺院・教会
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仏舎利が納められいる高さ78mの仏塔
スリランカのシンハリ様式のベル型ストゥーパで先端部分には相当の量の金が施されています。
なぜタイなのにスリランカ様式なのかは、後ほど見学した市立博物館の寺院の由緒の説明で分かりました。 -
Lan Pra Taksin 入口
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イチオシ
寺院で一番神聖な仏舎利塔へ昇る階段
地元の参拝者は、上部の扉へ向けて礼拝していました。 -
ストゥーパ基部の入口
黄色い布は、何かの儀式に使用していました。 -
ストゥーパの基部の内部
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中心の主仏塔の周りには、小さなストゥーパが173基配置されています。
仏舎利塔の影が地面につくことがないの意味は、四方に小さなストゥーパがあるので、太陽がどの角度でも影は小さなストゥーパ上にできるということなのだろうか。 -
太陽の光に反射し黄金色に輝く仏塔
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寺院にある博物館は毎日オープン
但し館内は撮影禁止。博物館と言うより宝物館といった感じでした。 -
寺院回廊の出入り口にある御守り販売所
こちらで御守り(プラクルアン)をお借りしました。 -
寺院のこの門からGrabで市立博物館へ移動しました。
(Grab料金:92バーツ) -
◉ナコーンシタマラート市立博物館
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市立博物館受付
入館無料ですが、LINEアプリから見学者情報を入力するように言われました。 -
ナコーンシタマラートの県章
中心にワット プラ マハータートの黄金の仏塔。同心円上の十二支の動物は、それぞれの周辺都市を表しています。
仏舎利の御光が、ナコーンシタマラートだけではなく、周辺都市までも照らしているという意味でしょうか。
この県章を見て思ったのが、ワット プラマハータートは、別名「影のない仏塔」と言われていますが、仏塔自体が光を放っているので、影がないということかと思いました。 -
市の最も重要な文化財である寺院ワットプラマハータートについては、詳しく展示されていました。
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寺院の縁起の説明パネル
2世紀頃、インドの王族の兄妹が仏舎利をスリランカへ運ぶ途中で嵐に遭い漂流し、タイ南部のマレー半島の西岸トランの浜に流れ着いた。兄妹はスリランカだと思い上陸し、マレー半島を陸路で横断し東岸のサイ カオエの浜まで着き、仏舎利を浜に埋めて目印に小さなストゥーパを建てた。
それから約10世紀後の1176年、ナコーンシタマラートの初代国王がその話を聞き、その場所に高さ90mの仏塔をスリランカからの僧侶も招き創建したと伝えられています。
仏舎利が安置された仏塔がスリランカのシンハリ様式なのもこの縁起からですね。
またチャイヤーのワット・プラ ボーロマタートの創建に纏わる伝承と少し似ています。
チャイヤーの方は、インド南部から兄弟が船で移動中に漂流してタイの浜辺に流れ着いて、この兄が仏塔を建立したと伝えられています。 -
インド洋と南シナ海を結ぶマレー半島横断交易路
上述の2世紀にインドから漂流してきた兄妹のマレー半島を西海岸から東海岸までの陸路もこの様なルートで横断したかと思います。 -
西洋の古地図には、ナコーンシタマラートをリゴールと記載されていました。
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ナコーンシタマラートと諸外国との歴史的関わりコーナー
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ナコーンシタマラートと日本人との関わりでは、リゴールの王として山田長政が紹介されていました。
1629年、短い期間でしたがこの地は、アユタヤ王朝の従属国として日本人が国を治めていました。 -
ナコーンシタマラートで出土した御守りの種類
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次に市内に残る城壁を見に行きました。
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◉シタマラート ソークラート公園
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◉シタマラート ソークラート国王記念碑
ナコーン シ タマラートの初代国王で、諸説ありますが12世紀頃の方のようです。
この国王が、仏舎利を安置する仏塔を創建を命じたとのことです。 -
シバ神の祠
手前の鳥居の形の物は、祭事に使用するブランコを掛ける支持柱 -
シバ神御神体
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シバ神の祠と対をなす様に道路の対面にビシュンヌ神の祠もありました。
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◉ワット ターウ コート
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境内付近に残るシュリーヴィジャヤ時代のストゥーパの遺跡
外形は、チャイヤーのワット ケオに似ています。 -
ホテル付近の地元のレストラン
昨夜、店主と思われる方の対応がとても親切だったので、再訪しました。 -
ナコーンシタマラートの観光を終え、明日はサムイ島へ移動します。
ご覧いただきましてありがとうございました。
次の旅行記に続きます。
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旅行記グループ
タイ南部旧シュリーヴィジャヤ王国の史跡
この旅行記へのコメント (2)
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- arfaさん 2024/03/10 22:57:29
- こんばんは、arfaです。
- イイネ!をありがとうございます。
いろいろあり昨年はマレーシアとベトナムに4月と5月に行ってから、どこにも行けてないのですがうずうずして行先を探していましたが航空運賃の高止まりから最長でもインドまでで(航空運賃5万円程度まで)ぼんやり考えていました。
事情で今はまだ最長でも1週間程度までという条件があるので、再びベトナムのダナン、インドのロータル、インドネシアのスマトラ島かサラウェシ島あたりかなと思っていましたがタイは7回行ってますが南部には行ったことがなかったのですが結構見どころもあるようで候補にさせていただきます。
またチケットもバンコクはチェンマイよりも安そうだし気候を少し調べてみます。
- Licodさん からの返信 2024/03/12 00:53:12
- Re: こんばんは、arfaです。
- arfaさん、お久しぶりです。
こちらこそコメントと投票を頂きましてありがとうございます。
コロナ後は、東南アジアの南部の方に行っていましたので、インドシナの方にも足を延ばしたいと思っていたところ、arfaさんのベトナムの旅行記に辿り着きました。
引き続き宜しくお願いします。
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