2023年の初尾瀬は龍宮小屋居り尾瀬でビールぐびぐび？[９]歩荷まーくん、そして鳩待峠ベンチ②の怪！

2023/05/23 - 2023/05/25

【三日目－④】
おおよそ90分ちょっとで龍宮小屋から山ノ鼻まで歩いてきました。鳩待峠までは１時間半から２時間の間と見定めて、まずはトイレ休憩して、あわてず歩き始めます。

テンマ沢湿原あたりで歩荷さん二人とすれ違い、今日はよく会うなあと思っていたら、小テンマと小テンマ沢の間でまーくんとすれ違ったので、木道クラウドファンディングにささやかながら協力したことなどなど３分ほど話をすることができました。尾瀬の歩荷さんたちのYouTubeページを紹介しておきます。

【Japanese Porter YouTube】
https://youtu.be/gjBM4rS2OjM

平坦だった前半は30分ほどで終わり、後は一時間ちょっと、我慢の登りが続きます。45分ほどで、鳩待峠まで1.33kmと表示のあるベンチ⑥が現れ、それからベンチ①まで、老化した我が足だと50分ほどの忍耐の時間が続きます。

そしてベンチ②にたどり着いた時“それ”は起こったのです。詳しくは本文をお読みください。では、居り尾瀬の旅最終回となりました。

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

トイレ休憩して山ノ鼻を出発したのは８時10分過ぎのことでした。

山ノ鼻・至仏山・鳩待峠ハイキングコース 公園・植物園

川上川橋通過は８時17分。

蛙岩(顔岩)は８時30分。

ほどなくテンマ沢湿原を歩いていると。

鳩待峠方向から歩荷さんが一人……

歩いてきました。

そして二人目。尾瀬の歩荷さんのリーダー格Ｗさんでした。

そうしてテンマ沢手前で歩荷まーくんにすれ違ってちょっとだけお話できました。ありがとう！

気をつけて、行ってらっしゃい！

さらにＩさんが続いていきました。

さて、登りが始まりますよ。がんば！＞自分

ベンチ⑥……鳩待峠まで1.33km。

道の端に形のいい水芭蕉が。

ヨセ沢通過。山ノ鼻から50分。

ベンチ⑤……なおも続く登り。

ベンチ④……鳩待まで１km切っているんですが。

ベンチ③……④から50ｍしか進んでません。

疲れたので至仏山を眺めて癒されようか。

気持ちのいい樹々の間を抜けていくと。

ハトマチ沢……鳩待峠まで400ｍを切りました！

そしてベンチ②……ここまでくればもう鼻歌ですからと思いかけた時、一組の老夫婦がよたよたと石組階段を歩いて降り来りて、いきなり話しかけてきました。

老夫婦「水芭蕉が見えるところまでどれくらい下るんですかのう？」

……さすがに“こんなところで？”という質問だったので、少しうろたえつつ、テンマ沢を念頭に置いて……

老登山者「まあ、40分くらいは下り多めで歩きますねえ」と答えれば……

老夫婦「ちゅうことは、そこから戻るには登らなきゃいかんちゅうことですか？」

老登山者「ええまあ、そういうことです」

その瞬間……

「お父さん、あかん！　水芭蕉見れんでもかまわんから戻ろ!!　戻る前にそのベンチで一休みや！」

……もしもあのまま歩いて行ったら、ハトマチ沢あたりで気絶したんかな？

はい、ベンチ②の出来事でした。

ベンチ①……鳩待峠まで150ｍ！

はい、ここを登れば、すぐ左が休憩所ですよ。

着いた！　９時50分過ぎでした。

鳩待峠 自然・景勝地

バス待ちのベンチからの至仏山と。この後、客が集まったので、定刻より早く、10時半前に鳩待峠から戸倉に向かい、車をピックアップして11時には戸倉を出発。ほぼ３時間で帰宅しましたが、やや寝不足気味だったので、ちょっときついドライブでした。

上州武尊山を思い出に。

お読みいただきどうもありがとうございました。今回はこれまで。まだ旅行記をアップする時がありましたらよろしく御笑覧ください。