エキゾチックで旧ソ連なウズベキスタン*:.☆.:* Vol.1 タシケント到着編

2023/05/15 - 2023/05/16

コロナ後初の海外は思いがけずの英国出張。久々の海外はとてもうれしかったけど、やっぱり休暇で行きたい！ということで、以前からちょっと気になっていたウズベキスタンに行って参りました。

この旅行記は、乗り継ぎ時間も楽しめる仁川空港、タシケントで宿泊したホテル、ブハラへの移動の様子です。

＜旅程＞
5/15 10:55 KIX OZ111 12:45 ICN
16:35 ICN OZ573 20:20 TAS　（タシケント泊）
5/16 7:30 TAS HY23 8:40 BHK
　　　ブハラ観光　　　　　　　　　　（ブハラ泊）
5/17 シャフリサーブス観光　　　　　（サマルカンド泊）
5/18 サマルカンド観光　　　　　　　（サマルカンド泊）
5/19 タシケント観光　　　　　
　　　22:00 TAS OZ574 （機中泊）
5/20 8:15 ICN
14:05 ICN OZ114 15:50 KIX

エリア タシケント(ウズベキスタン)

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

＜なぜウズベキスタン？＞

英国出張で消化不良を起こし、その後行ったハウステンボスでさらにこじらせてしまったpacorin（意味不明）

訪れたことのない国、超異文化体験できるところ、燃油サーチャージが許容範囲で物価が安い、出入国のハードルが低く、そして日本の有難さを実感できる・・・ということで、ウズベキスタンに白羽の矢が立ちました('ω')ノ

出発前に読んだ『犬が星見た』。素直すぎる旅日記、大正生まれの人が書いたとは思えないほど面白かったです。

＜1日目＞
ひっさしぶりの関空からの出国、3年8カ月ぶりです。前回の羽田でし忘れて帰ってきてしまったポケットチェンジ。https://www.pocket-change.jp/ja/

今度こそ忘れないように出発前に両替しましたよ。いつのだかわからない、セントばっかりの米コインが227円に、ジャラジャラ大量のユーロコインが1,590円に♪ICOCAにチャージしました。2枚の判別不能コインは寄付を選択。

コインは米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォンのみの対応だけど、家に眠っているものがあればぜひ交換を♪

今回の旅はイスラエル・ヨルダンの時と同様、一人参加限定のツアーです。関空へのリムジンバスが渋滞で遅れ、集合時間の20分遅れで到着したら、当然のように最後の一人でした(ﾉ)･ω･(ヾ)　他の皆さまはとっくに手続きを終えられていたことから、なんとなく参加者の年齢層は高いだろうと予想。早め、早めの行動だもんね。

サッカーのマレーシア代表「ハリマウ・マラヤ（マレーの虎）」のエンブレムがプリントされた、派手な黄色のマレーシア航空機をパシャリ。

絶賛工事中の関空はそこそこの人出でした。欧州便が全然復活してなくて、ほとんどがアジア方面へのフライトです。

超お久しぶりなアシアナ航空でまずはソウルへ。一時期ちょこちょこ行ってた韓国ですが、なんと最後に行ったのは12年前の釜山だという・・・。光陰矢の如し、です。

関連旅行記：『週末の釜山で海鮮を満喫♪』
https://4travel.jp/travelogue/10770164

関西国際空港 空港

お掃除クルーかしら？しっかりお願いしまーす('ω')ノ

飛行機に乗り込みました。旅行会社は通路側席を確保してくれていたけど、昼間の短いフライトだから窓際に変更してもらいました。

お、エバー航空の「バッドばつ丸」特別塗装機です。肝心のばつ丸が翼で隠れちゃってるけど。

飛び立ちました♪羽田から出国した時は物珍しさで特別な感情はなかったのですが、いつもの関空からだと懐かしい感覚にテンションが上がりました。搭乗口まで移動するウイングシャトルの発車メロディに「そう、これこれ♪」ってなったもんね。

行ってきまーす('ω')ノ

瀬戸内海のあたりでしょうか。

機内はほぼ満席だったかな。pacorinのお隣は、ちょっとユニークな韓国人男性で、パラノイヤ的に除菌スプレーを自分の手にシュッシュされてました。

おもしろい地形だなぁ・・・。

後で地図で見たらわかるかなーと思ったけど、わからなかった。

短いフライトでもお食事が出ました。隣の男性はすごい勢いでテーブルとか手に除菌スプレーを振りまきまくってます( ﾟДﾟ)

コレ、日本で作ったん？というテイストの焼きそばでした。微妙なチキンナゲットがのっかってます。何より、焼きそばなのに先割れスプーンだから、食べにくいったらありゃしない。とか思いながら大人しくいただきました。

そして、食後にリップを塗ろうとして化粧ポーチをまるっと忘れてきたことに気づき、ショックのあまり固まりました( ﾟДﾟ)　スーツケースに入れてる分もあるけど、ビューラーとか、ポーチにしか入ってないお道具が・・・。この旅中、中途半端な顔で過ごすことになるのね。まあ、誰も気にしないからいいけど。

K-pop、全然知らないけど、聴いてみました。ファン・ミンヒョンって誰ー？って感じだけど、来日予定もあるみたいだし（2023年7月）、人気者なのかもね。

あっと言う間に韓国上空。パッチワークのようです。

あ、あれは競馬場だよね。

空気が・・・黄砂でも飛びまくっているのでしょうか。

13年ぶりの仁川空港です。

飛行機を降りて一旦集合してツアーメンバーとご対面。うん、ほぼ人生の大先輩ばっかりだわ(*'ω'*)　男性は3名のみ、女性が19名！

搭乗ゲートを確認して解散後、一目散に免税店へ。メイクポーチを忘れたので、自分的にこれは必須というアイテムをゲットせねばε≡≡ﾍ( ´Д`)ﾉ

仁川国際空港 (ICN) 空港

どうせ買うなら韓国ブランドのものがいいな、ということで、店員さんをつかまえ、「UV効果のあるフェイスパウダーと潤い重視のリップが欲しいの！」と言って、勧められたのがこちら。

以前からあるFACE SHOPのパウダーと、CNPラボラトリーという皮膚科医がプロデュースした初めましてのブランドのリップ。韓国コスメって最近ではCICAぐらいしかチェックしてないけど、パウダーもリップもどちらも良かったので、また韓国にお買い物に行きたいなぁ。おまけのシートパックと化粧水をつけてくれたのも韓国らしくて、昔を思い出したわぁ。化粧品を買うと、どっさりサンプルをくれるんだよね。今もそうなのかな？

買い物を終えると、何やら行列が。1日に3回行われる「王家の散策」に出くわしました。

朝鮮時代の王室の日常を再現するイベントだそうです。

雰囲気を10秒でどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=YdtBTqZeoSY

さらには伝統音楽の演奏まで♪おもてなしのイベントが用意されています。

『アリラン』を30秒。
https://www.youtube.com/watch?v=Tbe4zHhKvCU

その他無料の文化体験とか、乗り継ぎ時間を利用した無料の観光ツアーなど、色々用意されているのがすごい！イケてる空港です(*^-^*)

恒例のAEDチェック。CUって知らないなーと思ったら、韓国の医療機器メーカーなのね。

フードコートや無料のシャワーコーナーなど一通りチェックを終えたら、静かにくつろげるエリアでスマホの充電をしながらゆっくりしました。ラウンジに行けなくても乗り継ぎ時間が苦にならない素晴らしい空港です♪

そろそろ搭乗口へ行きましょう。

そう言えば、韓国の人々は東アジアらしくマスク着用率が高かったです。半分ぐらいはしてたんじゃないかなー。

タシケントは英語でTashkent、ウズベク語でもToshkentのはずなんだけど、なんで表示がIKENTなんだろう？流れて行ったHの一部がIに見えてる？？ウズベキスタンの首都で、「石の町」という意味なんだそうです。

このフライトもほぼ満席で、乗客は韓国人とウズベク人がほとんどでした。ウズベク人は今までお見かけしなかったようなお顔立ちの方が多く、中央アジアらしいミックスなんだなぁ・・・と思いました。しかし、pacorin的に好みの顔はほとんどおらず、イケメン率は低め。（個人の感想です）

ちなみにアシアナ航空のCAさんは見事に同じようなお顔立ちというか、ボトックスですか？みたいな風貌でした。

一回目のお食事。何か忘れたけどビーフを選んだような。pacorinのお隣のウズベク青年はハラルミールを頼んでいるようでした。

どうでもいいことですが、約7時間半のフライトで、隣のウズベク青年は一度も席を立ちませんでした。（エコノミー症候群大丈夫？）食事の後は暗くなり、大して見たい映画もなかったからぼんやり過ごしました。（何か見たような気もするけど覚えておらず）

ロンドンへのフライトが14時間だったことを思えば、半分の時間だから短いわ、とか思っているうちに到着前のライトミール。箱に入ったピザでした。

タシケントに到着しました。入国審査のところにイスラム的お遍路さんみたいなお揃いの白装束のグループがいらっしゃいましたが、どうやらメッカ巡礼帰りの人のようです。写真のような人々は韓国に何の用事があるんだろうと思っていましたが、後から聞いたら出稼ぎの人なんだって。ちなみにウズベキスタンのマスク着用率は、ほぼ０％♪

最近ではどの国もスタンプが廃止されてつまらない思いをしていましたが、ここではきっちり押してもらえました♪おニューな富士山パスポート、係員はどこに押そうかと何回もパラパラした挙句、一番最後のページに押していました( *´艸｀)
観光だとビザも不要なので、旧ソ連のスタン系の国の中ではハードルが低いです。

タシュケント国際空港 (TAS) 空港

小さい空港なのになかなか荷物が出てこず、到着してから空港を出るまで1時間ぐらいかかりました。日本とウズベキスタンとの時差は4時間で、早起きしているのでまあまあ疲れました。空港のビルを出ると夜だというのに大勢の人が出迎え（？）に来ていて、はるか昔のイランと同じだなーと思いました。むわっとした空気で暑かったです。

タシケントは普通に都会な感じで、泊まったホテルも中心地の良い場所だったけど、寝るだけですぐにブハラに移動してしまったのでもったいない感じでした。

シティパレスホテル
https://citypalace.uz/

滞在中はホテルにパスポートを預けるって最近あまりないような。旧ソ連スタイル？

City Palace Hotel ホテル

ホテルの両隣りがインターコンチとハイアットリージェンシーで、一応ここも高級ホテルっぽいです。

あら、とても広いし、まあまあ素敵です☆バスローブもうれしい♪

City Palace Hotel ホテル

ミネラルウォーターもたっぷり。水道水はイマイチと聞いたので、歯磨きにもミネラルウォーターを使用しました。

使ってないけど、歯ブラシとかアメニティ的なものもありました。

しかし、ホテルの中庭ではダンスパーティーが行われていて、音楽がガンガン聞こえてくるではありませんか。22時過ぎてますけど・・・。

ハイアット リージェンシー タシケント ホテル

これは旅行会社からのプレゼント。

次の日は早朝出発なので、シャワーを浴びておやすみなさい。パーティーは22時半頃終わったようです。（インド人のパーティーだったようです）

＜2日目＞
おはようございます。4時半起きです。
コンタクトを入れて何かゴロゴロするなと鏡を見たら、目の中でソフトレンズが真っ二つに裂けているという、お初な事象が起こって焦りました。欠片がまだ入っているような気がしつつ、朝食会場へ。

朝早いので箱に入った朝食セットが配られるのかと思いきや、5時からレストランを開けてくれていました。

メニューは食パン2枚分の巨大なサンドイッチとフルーツ、ゆで玉子のみ。このサンドイッチ、ハムや野菜がたっぷり入っていて、見た目よりは美味しかったです。

6時にホテルを出発。昨夜はわからなかったけど、高層ビルが割と多いです。

列車をパシャリ。

貨物列車ですかね？

タシケント空港。昨夜到着したのは国際線で、こちらが国内線ターミナル。

自動チェックイン機などはなく、カウンターでチェックインするのですが、対応する人が少なく、行列もぐちゃぐちゃでカオスな雰囲気( *´艸｀)

6時50分の時点で7時の飛行機に乗る人がまだ前に並んでいたから、定時運航って何？みたいな感じなんでしょうね。

実は本来の予定では、タシケントからブハラへは高速鉄道・アフラシアブ号で移動するはずでした。が、出発前に旅行会社からお手紙がきて、「諸事用により飛行機移動になります」と連絡があったのです。

珍しい列車に乗れなくて残念だけど、お初なエアラインだし、移動時間も4時間から1時間に短縮されたから、まいっか。

超シンプルな国内線ターミナルでした。お店も閉まってたし。

ウズベキスタン国営航空
http://www.uzbekistan-airways.co.jp/

HPがちょっと古臭い感じで面白いです。

ウズベキスタン国旗の色があしらわれたウィングレット。1991年に制定された国旗で、上段の青色は澄んだ空、中段の白色は清く美しい国土、下段の緑色は実り豊かな農業を表しているそうです。間の赤い線は独立と主権を守る決意を象徴しているということで、旧ソ連から独立した国なんだと感じさせます。

タシケント上空。人口は250万人、中央アジアでも最大級の都市です。

２X 2の小さい飛行機で、前のウズベクおばさんがめいっぱい座席を倒してくるから窮屈でした。そしてコーラはぬるかった。CAさんの制服はウズベクらしいグリーンでした。

ふと見ると景色は一変。農業国ウズベキスタンの主な作物は綿花、小麦など。

ブハラに到着。

ブハラ空港 (BHK) 空港

ようこそ、ブハラへ♪

おそらく最初で最後のウズベキスタン航空でした。

ブハラの空港はとても小さくて、お手洗いが大行列でした(ﾉ)･ω･(ヾ)

ブハラ観光の様子は次の旅行記で('ω')ノ

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2023/06/25 06:24:31

  イケメン率低めのお国へ

  パコリンさん　こんにちは
  
  私が行きたかったお国へ先に行っちゃって羨ましいです。
  何時か４トラの誰かの旅行記で、ウズベキスタンは凄く親日的な国で、日本人に親切だったと読んだもので、こんな私にも優しくしてくれるお国があるなら是非行ってみたいと思っていました。今はどうかしりませんので今後の旅行記が楽しみです。
  
  ウズベキスタンへ行くまでの、お話が面白いですね。
  一人旅限定ツアーっのがあるのですね。それも参加者がほぼ女性とは驚きです。
  旅慣れパコリンさんでも、ツアーを利用するのだ。よく考えればホテルや飛行便予約面倒そうな中東や○○タン国などには、ツアーが手取り早いかもしれませんね。
  私も今後この様なツアー利用も一考の価値あるな。それに爺でも、もてるだろうな～
  
  仁川空港のハブ空港としての充実度には驚きました。これじゃ日本の空港は太刀打ちできないな。ここは日本もハブ空港目指すなら真剣に取り組まなきゃと思いました。
  
  そうですか、飛行機内のウズベク人のお顔は、お好みではなくイケメン率低めでしたか。私は○○タン国のお人は、アジアや西洋の顔がミックスして、エキゾチックな美人も多いと思っていましたが、ま～人の好みはそれぞれですから。
  でも、そんなお話をズバッと言うパコリンさんのお話がだから好きなのです。
  
  私が行きたかったウズベキスタンの真相がこれから見られるとは次回も楽しみにしています。バンバン好きな事書いてね～
  

  pacorinさん からの返信 2023/06/25 22:39:06

  Re: イケメン率低めのお国へ

  kenjiさん、こんばんは
  その後調子はいかがでしょうか。
  
  ＞何時か４トラの誰かの旅行記で
  今回わたしがウズベキスタンに行く決め手となったのが、トラベラーほいみさんの旅行記です。今でも親日的で、なぜか一緒に写真を撮ってくれと、皆が近寄ってきますよ。誰でもアイドル気分が味わえる国でした(*^-^*)
  
  そうなんです。本当なら個人で旅する方が好きなのですが、調べたり手配するのが面倒な国はツアーも利用しちゃいます。というか、以前からツアーもよく利用しているのです。（昔は安かったので）都市を周遊する場合は荷物を自分で持って移動しなくて良いのが楽なんですよねー。
  
  仁川空港は本当に素晴らしかったですよ。今関空がチマチマ工事してますが、ちょっと直したぐらいでは太刀打ちできないかと。
  
  なんか好きなこと書いちゃってますが、イランは驚くほどのイケメンや美人をお見かけしたのですが、同じミックスでもウズベキスタンはなんかちょっと違う感じだったんですよねー。濃いまゆげが一直線につながった人もいらっしゃいました。（男女とも）
  
  ウズベキスタンはみどころたっぷりで、とても面白い国でした。旅行記はだらだら続くと思いますが、続きものんびりお付き合いいただければ幸いです。コメントありがとうございました♪
  
  pacorin