2023/05/17 - 2023/05/19
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SRさん
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高知を一日歩いた翌日は、帰りの船が出る徳島を一気に目指します。
ついに四国のラストランです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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四国ツーリング Day 9
昨日スーパーで買った朝食。
「因島のはっさくゼリー(160円)」はザクザクの果肉が所狭しと入っていて、とても美味しかった。ホテル ロスイン高知 宿・ホテル
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道の駅 南国風良里
高知市を出て最初の休憩。道の駅 南国風良里 道の駅
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久保田餅 180円
アイスクリーム シングル 320円
残った「トク割」を使い切ろうとしたのですが、対応しておらず・・・。 -
道の駅 大歩危
南国市の道の駅から1時間強、50km近くを走り大歩危まで来ました。道の駅 大歩危 道の駅
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道の駅の展望台から。
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ここまでのルートはほぼ土讃線が通っており、今日のルートの中ではまだ序の口。
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川は低い所へ流れるので、この吉野川に沿って行けば大した勾配もなく徳島まで着けるかもしれません。しかし今日は、敢えてそれをしないというルートを選びました。
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それにしても、ダイナミックな渓谷の風景です。
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この道の駅の展望台からでも、十分に大歩危を楽しむことができました。
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ここ大歩危は妖怪の里だそうで、こうしたオブジェも置いてありました。
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エンコ。調べてみたら猿猴、河童の一種のようです。
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妖怪屋敷に入れるようです。
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「狸な家族」というドラマの出演者のサインがありました。
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こちらにもサイン。
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歩いてこの下にも出られるようです。
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大歩危駅から県道45号線に乗り、「かずら橋夢舞台」へ来ました。
バイクは申告制で210円払えば良いと書かれています。かずら橋夢舞台 グルメ・レストラン
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駐車場から、かずら橋へ行くにはこの売り場を通っていきます。しかし、ポテトチップスの渦潮味とはまた・・・(笑)
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ちょっとというか、結構というかは人それぞれだと思いますが、適度に歩いてかずら橋の方に来ました。
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かずら橋が見えます。
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橋まで降りていきます。
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有名観光地だけあって、渡っている人が多いです。
祖谷のかずら橋 名所・史跡
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では渡りましょう。
これは横棒の「さな木」を土踏まずで踏んでいけば、手すりを持たなくても歩けそうです。 -
アウトオブ橋・・・。
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余裕があれば景色も楽しめそうです。
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・・・でも料金の元を取るには、スタスタと歩くよりむしろゆっくり渡った方が・・・?
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橋の間から見える水の色がものすごく綺麗。
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美しい清流。
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バイク乗りは、バランスが命。
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・・・渡り切りました。
ちなみに、この2本立っている柱を「とり木」、横の柱を「かさ木」と言うそうです。 -
お食事処や売店もあるみたい。
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あゆ、あめご、「でこまわし」という未知の料理など。
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この先どこで食べられるか分からないので、「夢舞台」でお昼にしましょう。
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十割ざるそば 800円
ここ祖谷峡は十割そばが有名だそう。四国ではうどんが続いたので、初のそばになりました。 -
猫ちぐら。お値段見たら高級品です。
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ここから、京柱峠から剣山へと向かう国道439号線と合流。
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祖谷川橋
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美しい祖谷渓の流れ。
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国道439号線から集落の道路へ分岐し、とある高台へ。
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到着しました。
落合集落 名所・史跡
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こんな山奥に、綺麗に整備された展望台が。
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ここが、落合集落です。
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イチオシ
江戸時代以来の民家群が390メートルもの高低差に散在し、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
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国道をさらに奥へ行くと・・・突然、多くの村人がいる集落へと入りました。でも、どこか様子が変です。
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どうやら、お婆さんを連れて家から出ようとしていたようです。
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そしてこちらは、「徐行」標識を外している最中・・・きっと村人たちを早く逃がそうとしていたに違いありません。
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中には意に介さず、野良作業に勤しんだままの人達も。
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子供の手を握り、ここで交通誘導したまま・・・。
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名頃小学校
この地域で唯一の小学校跡です。 -
そこでは祭りが始まっていました。きっと、異変を察知した村人たちはここへ避難し、案山子になるまでの最後の時を楽しく過ごそうと・・・。
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中には綱引きに興じた人達も。
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阿波踊りも。
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一番右の青い服を着た人物こそ、かつてのBBC「トップ・ギア」の名司会者として知られるジェームズ・メイ氏です。彼は日本旅行中にここを訪れ、もれなく案山子になってしまいました。
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そのときが迫る中、ここで生涯の誓いを立てた人も。
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阿波踊りに三味線、尺八・・・。
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・・・そんな戯言は大概にして(笑)
ここ名頃は、あるドイツ人ジャーナリストによるドキュメンタリーが公開されて以来、世界的に知られる日本の限界集落となっています。
Valley of Dolls
https://vimeo.com/92453765 -
これら多くの案山子を作っているのは一人の女性。
一つ一つの案山子には、元となる人物の性別、年齢、職業、性格など細かいプロファイリングがされていて、だからこそこれだけ生き生きとした存在感のある姿になるのだとか。
ちなみに、この名頃に住まわれている本物の人間は僅か27人(2019年当時)。この案山子たちが見せているような、かつての賑やかな村が蘇るのは、いつの日か・・・。 -
奥祖谷二重かずら橋
名頃を出てほど近く・・・こちらは、駐車場とチケット売り場が間近です。奥祖谷二重かずら橋 名所・史跡
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東祖谷観光周遊マップ
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降ります・・・。
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またもや、かずら橋。
まあ、生涯でそんなに来るわけじゃないので。 -
しっかりした柱。
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渡ります。
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こちらもすごい景色。
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名頃もこちらも白人の観光客はいましたが、日本人観光客は一人も見かけませんでした。
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渡り切っちゃった・・・。
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ここは二重橋なので、女橋もあります。
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女橋、行きます。
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かずらの他にワイヤーで補強されてる?
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清流が間近。
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女橋のほうが高さが低いです。
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渡り切りました。
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野猿、壊れて使えませんでした。
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お向かいの商店で飲み物を買い、少し休んでいきたいとお願いしたらお菓子も少しいただきました。
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国道439号
東祖谷菅生相矢谷
標高1156m
二重かずら橋を越えるともはや大きい観光地もなく、ひたすら日本三大酷道の一角”ヨサク”を走るのみとなります。 -
国道脇に、普通に滝も流れておりました。
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・・・ついに、大きな駐車場に辿り着きました。ここは、剣山の見ノ越駐車場です。
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駐車場から、西側を。正面に見える高い山が、三嶺(1,894m)。・・・あちらから、祖谷渓を走ってきたわけです。
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この剣山から東は、国道438号と合流して重複区間となります。表記は若い方が優先で、以後R438です。
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剣山の登山者にとってはここからがスタートです。そう考えてみると、ある意味冒険をする趣味の中では登山が一番深いような気がします。
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登山道の手前にある、劔神社の鳥居の前に立ってみました。
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今年いっぱい落石防止工事です。
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・・・さらに剣山を越えて。
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山に沿ってずうっと道が続いているのが見えます。
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この道のピークを越えても、徳島まではまだ長い道のり。
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剣山から約1時間、30kmほど走って今日のもう一つのピーク、川井峠に達しました。
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計画の時点でツインピークがあることは不安でしたが、実際に走ってみると、むしろ平坦な道が続くよりも俄然良い刺激になりました。
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しかし、そろそろバイクも自分の頭も冷ましたほうが良いので、ここで景色でも眺めましょう。
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向こうの高い山が、先程までいた剣山(標高1,955m)です。後は峠を下って、徳島を目指すのみ。
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川井峠から2時間近く、40km以上走って徳島に到着しました・・・。
・・・とくに感慨を感じる余裕もなく、もう四国の道で十分お腹いっぱい。東横イン徳島駅前 宿・ホテル
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ホテルお勧めの駐輪場にバイクを置きがてら、旅行支援の2,000円分でお土産を買い、四国最後のディナーもいただく・・・という用事で街へ出ました。
徳島駅 駅
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巨大な駅ビルと、あまりにも小さい改札口とのギャップ。
徳島駅って・・・? -
最後の夜は阿波尾鶏にしようと思ったのですが、またしても地元の人で一杯。今回の旅は鶏肉系には縁がありませんでした・・・。
次善の策で、徳島ラーメンに。麺王 徳島駅前本店 グルメ・レストラン
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徳島ラーメン 650円
スタイリッシュな尾道ラーメンとは真逆の、茶色い豚バラ入りしょうゆ豚骨。自分の前に高校生のカップルが食券を買っていて、そういう肩肘張らないところも良い。 -
明日はもう船に乗るので・・・ついでに食べるだけ食べて行きますか。
よあけ 駅前店 グルメ・レストラン
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徳島ラーメンの具をご飯に乗せた徳島丼。
Wikipediaによるとルーツはフジテレビの社食にあるらしいのですが、豚バラと玉子が乗っている時点で間違いない。 -
餃子にも、ラー油をたっぷりかけて食します。
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何か、ヤケ食い一歩手前の夜になってしまった・・・。
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四国ツーリング Day 10
東横インの朝。このトマトポタージュ美味しいなあ。
あとチェックアウト時に、船内用の館内スリッパ(65円)も買っておきました。 -
ついに、来てしまいました・・・
帰りは、みかん色の「フェリーどうご」です。 -
これで本当に四国の走り納め。
でもツーリングは家に帰るまで続くので、まだ気は抜けません。 -
1時間も前に乗せてくれた東京とは違い、徳島ではきっちり時間まで待合室で待機となりました。まあ、東京は始発だからそれが出来たのでしょうけど。
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「フェリーびざん」
徳島に来るときに乗った船です。 -
かつて就航していた「第十一伊豆」
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無事「フェリーどうご」に乗船しました。船内は「びざん」と同じなので割愛させていただきます。
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昼過ぎまで船内で寝て・・・そろそろ、メシにしようかと。
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ハンバーグ&ミラノ風ドリア 700円
これにしよう。 -
一般には
「ニップン 完熟トマトソース ハンバーグ&ミラノ風ドリア」
として販売されているもの。ドリアとハンバーグが同時に食べられて、冷凍食品としてはかなり豪華。 -
今回の四国ツーリングは、徳島港を起点として総走行距離916キロメートル。家まで帰って1,000キロ越える感じですが、かなりミニマムな四国一周となりました。
そして燃費はリッター69キロ。でも最後の給油でプリカの残額不足があったので、実際は多少下ブレしているかも・・・。 -
そのまま、夕食もとらずに寝続けました。
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四国ツーリング Day 11
翌朝。館内放送があり、支度をしてデッキに上がる頃には既にゲートブリッジをくぐり、接岸作業に入っていました。オーシャン東九フェリー 乗り物
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こうして、バイク3年目の総決算と位置づけたツーリングが終わりました。免許を取ってからこれまでの2年間は、それまで出来なかったことが出来るようになり、行けなかった所へ行けるようになるという喜びと発見の連続でした。
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とはいえ、もう下道ロングツーリングはやりきった感があるのも事実。
例えば今回の旅では、観音寺から今治まで高速に乗れていればまた別の展開になっていたでしょうし、今後もそのような状況は増えてくると思います。
というわけで、次は何処へ行って、何に乗っているのやら・・・。
久しぶりの長編になりましたが、ご覧いただきどうもありがとうございました。
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