シンガポール発着クルーズ旅④～タイ・プーケット寄港　ピピ島日帰りツアー～

2023/02/15 - 2023/02/23

クルーズ旅行ももう３日目！
本日はタイのプーケットに寄港。

クルーズ日程
１日目シンガポール出航
２日目マレーシア・ペナン島寄港
★３日目タイ・プーケット寄港
４日目終日航海
５日目シンガポール帰港

ピピ島アイランドホッピングツアーに参加です。

南国のクルーズなので海アクティビティを期待していたのですが、クルーズ船の全オプショナルツアーで海アクティビティがあるのはピピ島に行くツアーだけ。

しかも一番お高いツアーです。

ピピ島は遠いし、プーケット島近辺の海アクティビティがあればいいのですが…。


悩みに悩んで、せっかくなので思い切って参加しました。

エリア クラビ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ZIPAIR
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

プーケットの朝

5時30分　起床
朝の海を眺めながらコーヒー飲むのがクルーズの醍醐味です。

7時30分　
オプショナルツアー（寄港地観光／ショアエクスカーション）の集合場所へ。
チケットは１日目にキャビンに届いており、集合場所もチケットに記載されています。
一番高額ツアーでしたので参加者多くないかなと思ってたら、欧米系やインド系、アジア系、カップル、ファミリー、グループ、１人参加など20数名×バス２台！の参加でした。

テンダーボート

クルーズ船は桟橋には寄港せず、プーケット島のパトンビーチ沖に、沖留です。
陸地まではクルーズ船からテンダーボート（小型船）に乗り換えて向かいます。

結構な人数が乗れる船ですが、いかんせん4,000人近いお客さんをピストンで運ぶので乗るまでに結構渋滞します。

テンダーボートから見るクルーズ船

ピピ島への観光は１日がかり。
スペクトラムオブ・ザ・シーズとはしばしお別れです。

テンダーボートのデッキから撮影。
他のお客さんの帽子が飛ばされていきました。
風が強いので帽子やスカーフには気を付けましょう。

パトンビーチ

牧歌的なボートがたくさん停まっています。
この船に乗ってどこか行く寄港地観光もあります。

それにしてもどうして海アクティビティは１種類しか無いのでしょうか。
もっといろいろ種類があっても良さそうですが…。

パトン ビーチ ビーチ

長い桟橋と遠くにクルーズ船

テンダーボートを降りたら長～い桟橋を歩いて上陸（入国）です。
ターミナルなど無いので、特に手荷物検査はありません。

数百人乗りのテンダーボートから一気に人が降りますので、桟橋の先で、自分のツアーの看板を持ったガイドさんを探します。

ここで同じツアーの人達と集合。
日本人グループが居ました。
「初めて会いましたね～。」なんて挨拶をします。

桟橋から大型バスが停まる停留所まで10分程歩きます。

パトン ビーチ ビーチ

本日の行程図

8時40分　
バス停でお手洗を済ませ、バス出発。

左端の赤丸・パトンビーチからプーケット島の東側のボートラグーンマリーナまで、まずは大型バスで移動します。
そしてボートラグーンからはボートでピピ諸島へ移動します。

ピピ島って１つの島かと思ってたら、複数の小島から成る諸島なんですね。

バスの中ではガイドさんが本日の行程をざっと説明してくれますが、英語なので3/1くらいしか聞き取れません。

車窓から見たプーケット島東岸

峠を越えてプーケット島の東側へ抜けます。
今回のショアエクスカーション（寄港地観光）を申し込む前に色々調べたのですが、映画「ザ・ビーチ」のシーンにあるあの場所へ行くのかどうかがわからなかったのです。

募集の文章には船から眺めると書いてあるのですが、

「ビーチを船から眺めて楽しいのか！？」とか、
「シュノーケリングは１回だけなの？」とか、

色んな疑問があったのですが、数少ないシンガポールクルーズの乗船記の中で、更にこのオプショナルツアーに参加している人の記録はあんまり無く。

「果たして25,000円の価値があるのかどうか」、
ドキドキしながらの申し込みでした。

プーケットボートラグーン

9時40分
1時間ほど走って、ボート乗り場のマリーナに到着しました。
ここで皆着替えたり、トイレを済ませます。
バスは帰ってしまうのでいったん荷物は全部下ろして船に積みます。

もちろんクルーズ船から水着のまま来ても問題ないです。
お菓子やお水、コーヒーが無料で楽しめます。

なんと酔い止め薬も無料で置いてありました。

プーケットボートラグーン

高そうなクルーザーや、レジデンスが並ぶ高級マリーナ地区という感じでした。
僕は船から水着とTシャツで着たのですが、結構洋服のまま来ている人も多く、皆が着替えたり日焼け止め塗ったりしている間、のんびりマリーナを散策しました。

「日焼止めは日に当たる直前に塗っても意味ないんですよ～。」

プーケットボートラグーン

今回乗る３発エンジンのボート。
デッキなどは無いですが、前方に出て座ることも可能です。
僕は一番揺れなそうな最後尾を選択。

これが大失敗だったのですが…。

プーケットボートラグーン

9時50分
全員そろっていよいよ出発です。

本日は快晴なのですがとにかく外洋は風が強く、白波が立ち船が凄くバウンドします。頭から水を被る被る。
しかも最後部席だけ…。

スマホで写真を撮るのですが、タイミングによってはがっつり水を被ります。

日本人グループはあまり英語が得意ではなく「アイランドホッピングって船がホッピングすることなんですね！だからわざとバウンドしてるんですよ！多分！」

と言っていました…。

ピピ・ドン島のロ・ラナベイ

11時10分
船に揺られること約1時間。（ヘトヘトです…。）
ピピ・ドン島のロ・ラナベイに到着。

ここでシュノーケリングタイムです。
40～50分シュノーケリングしました。

サンゴも魚も数は多いですが種類は多くなく、
あんまり楽しい感じでは無かったです。

ピピ・ドン島のロ・ラナベイ

ピピ島という島は無く、ピピ諸島が正しい表現というのは行ってから知ったこと。
シュノーケリングスポットのピピ・ドン島はピピ諸島最大の島だそうです。

バンブー島から望むモスキート島

12時10分
ピピ・ドン島から船で10分。
無人島のバンブー島へ立ち寄ります。

ここはザ・インスタ映えスポットなのか、欧米人がたくさんおり、大撮影大会状態でした。
特にカップルの撮影の執念は凄まじく、男の子が這いつくばり下から上から、女の子の撮影にいそしみます。

少しでも綺麗に残してあげたいという気持ちなんでしょうね。
健気だ！

バンブー島

船から直接島に上陸するので、水着じゃないと大変です。
この島はシュノーケリングというより、とにかく青い美しい海を満喫する島でした。

のんびり海を眺めたり、軽く泳いだり、島の散策をして楽しみました。

バンブー島 自然･景勝地

バンブー島・バンブービーチ

ビーチを歩いていると白人のお婆ちゃんが海で横たわっていました。
起き上がれないらしく（巨体過ぎて）、
「引っ張って起こしてくれ」とご所望でした。

こっちがひっくり返りそうになりながら、引き起こしたところ、
「スパシーバ！」と。

「ロシア人？」と聞くと、
「ダー！（イエス）」とのこと。

タイやインドネシアには多くのロシア人がバカンス（避難）に来ているとは聞いていましたが…。

それぞれ色んな事情があると思うし、彼女がなぜここに居るのかは僕にはどうでも良いことなので、
「素敵な国だよね。大好きだよ。」と言ってお別れしました。

バンブー島 自然･景勝地

バンブー島・バンブービーチ

とにかく風が強く波が高いです。
風が無ければ本当に美しい風景だと思います。

ビールやテントを持ち込んでゆっくりしたら楽しいだろうな～。

13時10分
１時間ほど滞在し、ランチの島へ向かいます。

バンブー島 自然･景勝地

ピピ・ドン島のピピナチュラルリゾート

13時20分
ランチ場所、ピピ・ドン島の北東部、ピピナチュラルリゾートへやって来ました。

船を降りるには、相変わらず海へ降りる羽目になります。
インド人カップルがバンブー島でお着換えしたらしく、
「こんなんじゃ降りられない～。」と嘆いています。

荷物が濡れるので宅配物はトラクターに載せて船から運んでいます。

日本人のお客さんは、
「荷物運ぶんだから、私たちも運んでよ！」と言っていました。

皆さん、海アクティビティに来たんですよ！

ピピ ナチュラル リゾート ホテル

ピピナチュラルリゾートのビーチバー

ブッフェランチです。
皆さん屋下の暗ーい席をゲットしてましたが、僕たちはデッキに。

美しい海を眺めながらのランチは格別です。

青い海と言えばビール！
ビールはクレジットカードで支払えました。
米ドルは使えなかったです。
今回もタイバーツは用意していません。

ピピ ナチュラル リゾート ホテル

ピピ・ドン島のピピナチュラルリゾート

食後はのんびり滞在時間。
僕は再び海に入って遊んでいました。

14時30分
帰る頃には更に潮が満ちて、船に乗るにはお尻まで浸かるくらいになっていました。
インド人カップルは諦めて大笑いしながら海を歩いていました。

ピピ諸島

14時30分
食後は最後の目的地。
映画の舞台のビーチへ!
ピピ・レイ島のマヤベイに向かいます。

ピピ・レイ島

船はグルっと外側から回り込んで、マヤ・ベイに向かいます。
途中バイキングケイブ（洞窟）や、こんな美しいビーチにも立ち寄ります。

バイキングケーブは何やら説明してくれましたが、全然聞き取れませんでした。
残念。

ピピ・レイ島

こんなビーチで遊べたら最高だろうな～。
船から眺めるだけです。

ピピ・レイ島

今回の行程で一番海が美しかった箇所。
オプショナルツアーの紹介画面でも写真が使われている箇所です。
エメラルドの海が何とも言えません。

ピピ レイ島 自然･景勝地

マヤベイ遠望

15時
いよいよマヤベイに到着！

でも、遠い…。
やっぱり遠望は遠望ですな。
なんか想像と全然違いました。

ただビーチに上陸したとしても人がめちゃめちゃ多いので、どんなものかと…

マヤベイ ビーチ

マヤベイ遠望

ロープが張ってあり、これ以上ビーチに近づくことはできません。
ビーチと言っても遠くにちらりと見えるだけです…。
これはまた来るしか無いですね～。

マヤベイ ビーチ

バイバイ、ピピ島

15時15分
マリーナに戻ります。
やっぱりプーケットからの日帰りはあんまりゆっくりできなかったですね。

また来れたらいいな～。
帰りの船でもよく冷えたコーラと水が配られました。

飲み物は何度も無料で配ってくれましたがタオルの貸し出しはありませんでした。
僕たちは船のタオルステーションで借りたタオルを持参しましたが、大きくてかさばるので小さめのタオルがあったら便利かもしれません。

同じグループで船のタオルを持ってきているのは僕たちだけでした。

ボートマリーナ近くの集落

16時20分
ボートマリーナに戻ってきました。
マリーナにはトイレはもちろんシャワー（無料）もあるので、洋服に着替えます。

パトンビーチから遠望

パトンビーチ周辺は大渋滞です。
すぐ近くまで来ましたがなかなかバスが進みません。

バングラ通り

17時30分
パトンビーチに戻ってきました。

ガイドさんはバングラ通りなどパトンビーチの見どころを教えてくれますが、
もう疲れ切っていたので船に直行です。

バングラ通りはナイトスポットが集まる歩行者天国。
時間的にまだまだ賑やかな雰囲気ではなかったです。
船の出航は20時なので、ナイトライフは楽しめません。

バングラ通り 散歩・街歩き

パトンビーチに沈む夕日

長ーい桟橋を歩き、テンダーボートに乗船。
桟橋には何もないので、手荷物検査は船内で行われます。

パトンビーチはまだまだ賑やか、欧米人が水上バイクで暴走しています。
彼ら、結構マナーが悪くテンダーボートぎちぎりまで近いづいてきて危ないです。

ビーチもすごく人が多いわりに、海は特に奇麗ということもなく、忙しかったですがピピ島ツアーに参加して良かったかもしれません。

船と夕日

18時
船に戻ってきました。
約10時間のショートトリップでした。

乗船後は出航までにやることがあります。
僕たちは今回船の有料WIFIを購入していなかったので、ペナン島に寄港している間の電波がある状態でSGアライバルに再び登録しなくてはいけません。

明日は終日航海なので電波がありません。

まあ、下船日にシンガポール到着後登録しても良いのかもしれませんが、ばたばたしたく無かったので本日中に済ませました。

プーケットの夜景

19時30分
シャワーを浴び、お着替えをして夕食に向かいます。
そろそろ最終乗船の時間ですね。
やっぱり、この時間の出航だとプーケットのナイトライフは楽しめません。
テンダーボートがひっきりなしに往復しています。

プーケットの夜景

今度はクルーズではなく来てみたいです。

船内カジノ

夕食前に覗いてみました。
ガラガラです。
ただ、さすが中華圏。

夜遅くは常に満席状態です。

メインダイニングの夕食
（前菜に春巻きと卵スープをチョイス）

20時
明日は有料レストランに予約を入れたので今回最後のメインダイニングでの夕食です。
今晩もいつもと同じジョー！！

マイタイムでもテーブルはほぼ固定でした。

メインダイニングの夕食
（プリモにリゾットをチョイス）

今晩もバタバタです。
ほかのテーブルはきちんとスタッフがおすすめ料理を教えてくれたり、お客さんと雑談をしながらもテキパキサーブしているのですが、ジョーのテーブルだけはてんやわんや。

台湾人のお客さんにめちゃめちゃ怒られていました。
ちょいちょい怖そうなマネージャーに呼び出され何かお小言を受けています。
負けるなジョー。

プリモのリゾットはポルチーニの香りがして美味しかった！
パスタにしなくて良かったです。

メインダイニングの夕食
（メインにチキンコルドンブルーをチョイス）

見た目はあれですが、チキンもしっとり柔らかく美味しかったです！
船内の夕食はやっぱりお肉ですね。
付け合わせのパスタは、言わずもがなです。

Two70のイベント「Hush!」

22時30分

本日のショーはマジックで、あまり興味が無かったので、代わりに「Hush!」という名のイベントにやってきました。
会場は船尾にあるTwo70です。

入り口で何やらヘッドホンを渡されました。

Two70のイベント「Hush!」

ヘッドホンからは現在のヒット曲と、80-90年代のヒット曲の２種類が流れています。会場のDJが両方を流しているようですが、ヘッドホンを外すと無音です。

Two70のイベント「Hush!」

ガソリンをチャージし、参加します。
ナウヒットとオールディーズどちらかを選択するとヘッドホンの色が変わります。

Two70のイベント「Hush!」

カップルや友人同士でも違う曲を聴きながら踊っている光景が楽しいです。
ヘッドホンを外すととってもシュールな世界が広がります。
無音の中でみんなそれぞれの音楽を聴いて踊っているという光景が何とも言えません。

メインの客層が30-50代なので、選曲もバッチリなのでしょう…。

ミュージックホールのバー

23時40分
小一時間ほどイベントを楽しんでミュージックホールへ移動。
飲みなおします。

ミュージックホール

こちらも生歌を聴きながら、皆さんノリノリでダンスしていました。

夜のプロムナード

24時。
今日は朝が早かったので、早めに切り上げジャグジーに向かいます。

夜のプールデッキ

夜になるとプールには網が張られて入れないようになっていますが、一部のジャグジーだけは使えます。
スイッチをオンして１時間ほどジャグジーを楽しみました。

昼間はあんなに騒がしいプールデッキが静まり返るこの時間が大好きです。
明日はいよいよ最終日、終日航海です。