2020年ふたつの海外旅行がキャンセルとなり、「もう一生行けないかも～」と弱気になったこともありましたが、2022年春、ヨーロッパは元に戻りつつあるのを見て思い切って1年先の予約をポチリ。近年争奪戦が激しくなってきたマイルの特典旅行も、この頃はまだ余裕があったので決断しました。当時はまだ帰国前隔離など制限があった中での見切り発車だったけど、結果無事に行けてよかった！<br /><br />12日間の旅もいよいよ終盤。ボーデン湖畔の滞在はあいにくお天気がイマイチだったけど、国境を超えてオーストリアまで足を伸ばしてみました。そして、最後はミュンヘン空港までの移動がてら、ホーエンツォレルン城、リヒテンシュタイン城と城三昧で締めくくりです！

コロナ明けで3年ぶり！ANA特典旅行で行くドイツ＆フランスの旅　その7

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2023/04/01 - 2023/04/03

3763位(同エリア29269件中)

エリア

ドイツ

メーアスブルク3日目は、車で10分ぐらいのところにあるビルナウの巡礼教会へ。
誰もいないし、その辺に路駐もできちゃいそうな感じだけど、すぐ近くに専用駐車場があるので、ちゃんとそこに止めました。
コインしか使えなかったけど。
外から見ると、教会というよりお屋敷とか宮殿みたいな。残念ながら中は撮影禁止だったので写真はなし。ノイシュヴァインシュタイン城の近くにあるヴィース教会のような、とても装飾感たっぷりの美しい内装でした。
無料で入れますが、入り口にあった奇跡の水？を、1ユーロ入れていただいてきました。（味は普通(笑)））

晴れていれば、この辺をお散歩してるだけでも気持ちよさそうなのに、雨が降ったりやんだりの、あいにくのお天気。
直ぐ側にはカフェみたいなスペースもあったけど、しまってるし誰もいない。
横のトイレ（1ユーロ）だけお借りして退散します。
この日は、湖周辺でのんびり過ごすつもりで、特に予定を決めてませんでした。駐車場にあった観光案内版を見て、近くにあるPile Dwelling Museumという屋外博物館みたいなところに行こうかと思ったけど、天気悪くて断念。
途中の道路でATMを発見して現金をキャッシング。ユーロは旅行前から手元にあったのだけで足りるかなと思ってたけど、ドイツは意外に現金しか使えないところも多くて、不安になったので。
なんとなく走りつつ、どうぜなら国境を超えしちゃおう！と、オーストリアのブレゲンツまでやってきました。
ドイツからオーストリアに入って、街の雰囲気は変わったような、変わらないような？　どっちみちドイツ語だしね。
うふふな銅像。
街を適当にぶらぶら歩いて、とりあえず湖畔に来てみました。この説明によると、ボーデン湖は、1970年代には水質悪化が問題となり、下水処理施設などで改善に努めた結果、今は泳げるほどにきれいになったとのこと。
ここも天気が良ければねぇ……。

湖畔で巨大チェスをしてるおじいさんたちと、それを見物してる子どもたち。
肌寒いし、疲れたからここのカフェ（ガラガラ）でコーヒーを飲んで一休み。
あの建物はなんだろう？と行ってみると、屋外オペラの会場でした。そういえば、ブレゲンツ音楽祭って聞いたことあるぞ！　湖をバックに見るオペラ素敵だろうなぁ。
Googleマップで駐車場を探していたときに偶然見つけたロープウェイ。ノーマークだったけど、雨も上がったし、ちょっと登ってみましょうか。
登った先は、こんな公園みたいになってるらしい。
料金は、往復でひとり15ユーロ。
お、なかなか良い眺め！
羊？も見える。牧場なのかな。
ロープウェイを降りると展望台。遠くにメーアスブルクが見えます。
こちら方面からは晴れ間から少し見えるスイスの山。もっと晴れてれば絶景だろうけど、このぐらいの天気でもそれなりに堪能できました。
駐車場に戻る途中で通りかかった教会。地図にはHerz. Jesu Kircheってあったけど、日本語だとなんて訳せばいいのかな。
ちょっと変わったテイストのステンドグラス。
おもしろいオブジェ。
ブレゲンツで止めた駐車場は、GWLというショッピングビルの駐車場でした。このプラスチックのトークンみたいのが駐車券。
メーアスブルクへの帰り道に、リンダウにもよってみました。こちら、立派な街の駐車場。
目貫通りみたいなところ。リンダウはこの辺の高級リゾート地らしく、おしゃれな感じの街でした。
外観撮るをわすれたけれど、ミュンスター聖母教会。ロココ調のコテコテ装飾が圧巻です。
これも、ステンドグラスっていうの？
オルガンコンサートがあるのかな。こういう情報って現地に行くまではなかなかわからなくて、うまく予定をあわせるの難しい。
壁と一体化してるのは、なんの木だろう。
左が旧市役所で、右が新市役所、だそうな。
泥棒塔。見張り塔として作られたのが後に牢獄として使われたのだとか。
道化噴水という名前らしい。後ろにドアのある建物は武器庫だったそうです。
ドアの中に入ってみた。どこかで読んだ説明によると「お年寄りのための演劇場として利用されている」ってあったけど、とても古い壁画がそのまま残っていて、ちょっと不気味。
リンダウの駅。
リンダウ港。もうちょっと暖かくなると、もっと賑わうのでしょうね。
灯台と「バイエルンのライオン」の像。遠くて、後ろ向きで、しかも逆光でよく見えないけど、このライオンはスイスに向かって吠えてるんだそうですよ。遠くにスイスの山写ってるの、見えるかな？
メーアスブルクに戻ってきました。宿の近くのお酒のディスカウントショップによって、メーアスブルクのワインを購入。
地元のワインと、どこかのマーケットで買ったポルチーニのパスタやら、チーズやらでメーアスブルク最後のディナー。
今日も1日中安定しない天気だったけど、夕方には少し夕焼けも見えて。結局この宿に泊まっている間はずっとさえない天気だったのが、ちょっと残念です。
さて、メーアスブルク最終日。今日はホーエンツォレルン城とリヒテンシュタイン城、ウルムを経由してミュンヘンまで移動です。天気は曇りだけど、遠くの山も少し見えます。
3日間お世話になったアパートメント。とても居心地のいいお部屋でした。
1時間半ぐらい走ったところで、山の上にそびえるホーエンツォレルン城が見えてきました。
ズームしてみます。「ザ・お城」って感じでテンションアップ。
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駐車場からこのシャトルバスに乗って、城の入り口へ。前日にスマホから購入しておいたお城のチケット（ひとり22ユーロ）には、駐車場代とシャトルバス代も含まれていました。

ホーエンツォレルン城城・宮殿
以前はガイドツアーだったようですが、今はアプリをダウンロードして、オーディオガイドの説明を聞きながら自分のペースで回れます。ただし、日本語版はなく、ドイツ語、英語、フランス語のみ。
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このお城は廃墟感はまったくなく、外観もきれい。

ホーエンツォレルン城城・宮殿
なんたって、山の上にあるから見晴らしのいいこと！
中庭。
壁に書かれている樹形図みたいなのは、ホーエンツォレルン家の家系図。すんごい数ですねぇ。
まさに宮殿という感じのゴージャスなお部屋。
昔の王族もここからこの眺めを見ていたんですね。
どのお部屋も、調度品や小物も配置され、そこで生活していたことがイメージできるような展示です。ただ、英語だし、説明長いのでオーディオガイドは聞き流し。「～の間」みたいな説明は聞いたけど覚えてないや。
これは、確か地下にあった牢獄のような部屋。
今日2番目の目的地、リヒテンシュタイン城。ここの駐車場は珍しく機械ではなく、係のオジサンに料金を払うオーソドックスなスタイル。2ユーロでした。
5分ぐらい歩いていくとお城が見えてきます。
でも、なんか地味？
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と思ったら、この光景。なんとお城の向こう側は断崖絶壁！

リヒテンシュタイン城城・宮殿
お城の中は、チケットを買うときに、指定された時間のガイドツアー（無料）で回ります。写真左端にある橋を渡ったところが入り口。中は撮影禁止だったので、写真なし。本当はドイツ語のツアーだったけど、たまたま参加者が英語のわかる人ばかりだったので、私達のために？英語で説明してくれました。おかげで、面白かったです。
付近は公園のようになっていて、お城を見ながらお散歩してる人もいました。
駐車場の前にあったこのお店で飲み物を買って、お昼はまたまた車の中で持参したサンドイッチなどをぱくつく。
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最後に寄ったのはウルムの街。ミュンヘンまで一気に行くのは大変なので休憩がてら、世界一高い尖塔のあるウルム大聖堂を見物していきます。

ウルム大聖堂寺院・教会
扉の上は、なにかの場面を表しているみたいなレリーフ。
中は広いけど、特に印象に残ってない（ここまで連日大聖堂見すぎて(笑)）
ウルムは第二次大戦で爆撃を受けたそうですが、この大聖堂は破壊を免れたんだとか。
ドイツの教会でときどき見かける不思議なステンドグラス。これも、なにかアーティストの作品なのかな。
この日は日曜日だったこともあり、家族向けのイベントがあったみたいです。
大聖堂なんて珍しくないって感じの地元の人で賑わっていました。
射的みたいな？
白アスパラガス！
ほとんど食べ物屋さんだけど、こんな日用品を売ってるお店も。
調理器具の実演販売？
駐車場に戻る途中で見かけた市庁舎。
突然ですが、これは給油で立ち寄ったスタンドでトイレを使ったときに、1ユーロを払う代わりにもらえるバウチャー。ドイツではよくあるパターンだけど、今回初めて使ってみました。
スタンドの売店でお菓子を探して購入（差額は現金）。夫とふたりで2枚のバウチャーがあったけど、1つにつき使えるバウチャーは1枚のみ。当たり前か。いらないお菓子を２つも買って、得したのかどうかは微妙？？
この旅最後の宿は、ミュンヘン空港近くのprizeotel Munich-Airport。
よくあるカジュアルなホテル。新しくてきれいです。
室内は潔いほどの(笑)シンプルさ。狭いけどきれいだし、なんたって一部屋66ユーロはありがたい。
部屋に荷物を置いたらすぐに、車を返しに空港へ。
空港のレンタカー返却所はどのレンタカー会社も共通で、表示にしたがって進みます。
そして、車が並んでるこの写真奥のスペースに止めておくだけ。確認も何もなくてびっくり。その辺にいたスタッフに、「本当にこのまま行っちゃっていいの？」って確認したら、「車内にキーを置いとけばいいよ」って。何度もレンタカー借りてるけどこんなの初めて。
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車を返した後、空港ビルのスーパーで不足分のお土産などを購入。

エデカ (ミュンヘン空港店) スーパー・コンビニ
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ドイツ最後の夜は、こちらの醸造所直営のビアレストランで。ミュンヘン来るたびに来ていて、3度目かな？

エアブロイ地元の料理
ビールはもちろん、ブレッツェルも焼き立てでとっても美味しかった。この後タクシーでホテルに戻りました。
いよいよ最終日。空港まではホテルのシャトルバスを予約してありました。空港までは車で10分弱かな。
出発ターミナルでANAのカウンターが見つからない～。ルフトハンザなどのあるフロアから一つ下のフロアに降りなくてはいけなかったのでした。前にも何度か来てるはずなのに、全然覚えてない。
無事チェックインをすませて、ラウンジの場所を尋ねると、対応してくれたドイツ人スタッフが口頭で説明してくれてる横から、日本人スタッフが黙ってこの紙をくれました。さすが気配りが細やか。
ルフトハンザのラウンジは、今までビジネスラウンジしか行ったことがなかったけれど、スタアラゴールドを持っている人はセネターラウンジも使用可能で、そちらのほうが飲食物のクオリティが高いらしいと知って、今回はセネターラウンジへ。
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以前利用したビジネスと比べての違いは、あんまり感じなかったかな？　朝なのでどっちみちそれほどお料理ないしね。ブレッツエルがたくさんあるのは、さすがドイツ。

ルフトハンザドイツ航空ラウンジ (ミュンヘン空港) 空港ラウンジ
夫は、「もちろん」朝からビール。
ANAの機体を見ると、ほっとするやら、あ～終わっちゃったと思うやら。現地ではほぼ完全ノーマスクだったので、機内に入った途端CAさんが全員マスクしてるのを見て、現実に引き戻されました。
1回目の食事は洋食をチョイス。
帰りは南回りでした。行きと帰りで世界一周したことになる？
2回目の食事は和食をチョイス。
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この日は風の具合がよくなかったみたいで、予定より少し遅れて朝7時半前に到着。終わってしまえばアッという間の12日間。久しぶりの割にはスムーズに予定通りスケジュールがこなせて一安心です。

さーて、次はどこに行こうかな！

羽田空港(東京国際空港) 空港