2020年ふたつの海外旅行がキャンセルとなり、「もう一生行けないかも～」と弱気になったこともありましたが、2022年春、ヨーロッパは元に戻りつつあるのを見て思い切って1年先の予約をポチリ。近年争奪戦が激しくなってきたマイルの特典旅行も、この頃はまだ余裕があったので決断しました。当時はまだ帰国前隔離など制限があった中での見切り発車だったけど、結果無事に行けてよかった！<br /><br />３日目はケルンからフランクフルトへ戻ります。行きはICEでビュンときちゃったけど、帰りはライン川沿いのルートを通るICでゆっくり。目的は沿線の古城を見るのとマインツに途中下車観光です。<br /><br />そして翌日はレンタカーを借りてアルザスへ向かう途中、ハイデルベルグに寄りました。

コロナ明けで3年ぶり！ANA特典旅行で行くドイツ＆フランスの旅　その２　マインツからハイデルベルク

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2023/03/27 - 2023/03/28

60位(同エリア599件中)

エリア

マインツ(ドイツ)

ケルンのホテルをチェックアウト。朝食は駅の入り口にあるこちらのパン屋さんで。
サンドイッチを含めていろんな種類のパンが並んでいて、自分でお皿にとってレジにいくセルフスタイル。
コーヒーは、カプチーノやラテ、モカ、ショコラーデ、紅茶などいろいろ。どれを選んでも、サイズによって値段は一律。これもセルフスタイル。
この日の切符は事前にネットから購入してありました。8:41ケルン中央駅発、8:42ケルンMesse着。またここで乗り換えです。
ホームを移動して、9:15発のインスブルック行きICに乗ります。遅延を心配して余裕をみていたけれどが、結果的にはほとんど定刻どおりでした。
この路線は、車窓から古城が見えるというので楽しみにしていましたが、ちょっと遠いし、電車は速く、天気が悪かったこともあり、ほとんどまともな写真は撮れませんでした。残念。
11:14、ほぼ定刻にマインツ中央駅に到着。今日乗ったのは、DBじゃなくてOBB（オーストリア国鉄）だったのね、と降りてから気づいた。
マインツ中央駅。
小さな街なので、歩いて観光に向かいます。
マインツ州立劇場
木組みの家もエリアも。
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この日は日曜日で教会の見学開始まで時間があるので先にランチ。このお店は、前日たまたまユーチューブで見つけたビアレストラン。「Eisgrub-Bräu」

アイスグルブ地元の料理
自家醸造ビールが飲めるんです！
やっぱり、全然ちがうー。おいしいー。駅から歩いて17分ぐらい、大聖堂などともちょっと方向が違うけど、お散歩がてら歩いて行ける距離です。
お店の雰囲気もいい感じ。入ったのは12時ちょっと前で、空いていたので、予約なしでもOKでした。
この日は雨混じりだったけど、陽気の良い日は外のテラス席も気持ちよさそう。
食べ物は、ウィンナーシュニッツェルと、なんかの(笑)スープ。スープにはドイツっぽい黒いライ麦パンがついてきました。こういうパンって意外にパン屋さんでは見かけなかったの、なんで？
ランチの後は、聖ステファン教会へ。お、青空が見えてきた！
シャガールのステンドグラスで有名な教会です。
青を貴重にしたステンドグラスはいかにもシャガールブルー！
アップで撮ってみる。
幻想的で本当にきれい。
この教会、歴史は古いらしいのですが、第二次大戦で破壊されてしまったそうです。これはその頃の名残なのかな。再建時にシャガールのステンドグラスが導入されたわけですが、ユダヤ系ロシア人であるシャガールにとって、ドイツの教会装飾に参加するというのは複雑な思いもあったことでしょう。
中庭。
パイプオルガンは、すごく現代的なデザイン。
教会の中で絵葉書を売っていたので、記念に購入。
買った絵葉書は、帰国後額に入れて飾ってみました。なかなか素敵でしょ。
外に貼ってあった張り紙によると、この日12時10分からオルガンコンサートがあったみたい。えーん、こんなことならランチはあとにして先に来ればよかった。シャガールブルーに包まれて聴くオルガンの音色、味わってみたかったなぁ。
マルクト広場。ドイツって広場の名前は全部これよね(笑)。直訳したら「市場」だから、要するに固有名詞はついてないってことなのかしら。
次は、大聖堂へ。
大聖堂の中。聖ステファン教会よりだいぶ大きいです。
装飾も立派。
でも、あんまり印象に残ってない（苦笑）
ここにも謎のステンドグラス。
全部徒歩で回れちゃったけど、トラムやバスも通っていて、時刻案内などもわかりやすそう。バス停の横には切符販売機もあったみたいだし、利用しやすそうです。
こんなオブジェがあちこちに。マインツは、なんかおしゃれな感じのする素敵な街でした。
マインツからSバーンに乗ってフランクフルトに戻ってきました。ちなみに、この日の切符は、ケルンからフランクフルトへ通しで買ってあり、途中下車した形。（そのほうがお得と、４トラのQ&Aで教えていただいた）　予約画面では一応Sバーンの時刻も選ぶけど、予約不要の電車なので何時の便に乗っても実質問題なし。
前々日に泊まったインターシティホテルへ。大きな荷物を預かってもらったおかげで、身軽にショートトリップできました。この作戦おすすめ。
再びやってきた、フランクフルト駅前のインターシティホテルのロビー。カジュアルでおしゃれな感じ。
入り口には自動チェックイン機もありました。トライするもキーが出てこなくて断念しちゃったけど、宿泊税をカードで決済する必要があったみたい。そもそも、事前にオンラインチェックインもしてあったんだけどな。意味がよくわかんない。
ホテルにチェックインしたのが15時すぎ。お天気も良くなってきたし、まだ明るいのでお散歩。川沿いの公園には屋外卓球台がありました。そういえばドイツって卓球強かったっけ。
水鳥は人馴れしていて、近寄っても全然逃げない
だいぶ晴れてきた。遠くに一昨日の晩オルガンコンサートに行った大聖堂が見えてきました。
家族連れなどを乗せた観光用のSLが走ってました。
選挙が近いのかな。ポスターも日本のと雰囲気がちょっと違う
夕飯は、得意の(笑)駅の構内にて。チョイスしたのはアジアン料理やさん。パッタイみたいのと、クリスピーチキンなんたらのヌードル添みたいな感じで。
翌朝。今度の部屋は駐車場ビューでした(笑)。
ホテルの前。ドイツの都会はこういう落書き？アート？みたいなのがあちこちにあったような。
実はこの日ドイツでは大規模なストライキがあって電車は全面ストップ。試しにDBのアプリで検索してみると、Canceldの文字が並んでる。私たちはたまたまこの日からレンタカーで移動なので、ギリギリセーフでした。
営業所までは少し距離があるのでホテル前からタクシーで。駅の近くのせいか道路ではデモに出かける人？も見かけました。
レンタカーコムを介して予約してあったSixTへ。いろんな国で何度も借りてるけど、今までトラブルもなく。高速やトンネルでストの影響があるかもという情報もあったので心配していたけれど、スタッフに聞くと「何も問題ないよ」と。
今回借りた車。この先行く先々の駐車場でナンバーを入力することがあったので、写真を撮っておくと便利。
1時間だけ無料みたいなタイプの駐車場で必要になる「パークシャイベ」というツール。自分で止めた時刻に目盛りを合わせて車内に置いておくみたいです。ダッシュボードに入ってました。使う機会はなかったけれど。
いろいろ最新式でちゃんとナビもあったけど使わず、使い慣れたグーグルマップで。あらかじめ行きたいところを設定しておけるしね。
走りながらUSBからスマホを充電できるのが助かりました。
アコガレの？アウトバーン初体験。夫に「写真撮っておいてね！」って言われたけど、普通の高速道路と違いがわからない(笑)。
今日はアルザスに向かいますが、途中で休憩がてら寄ったのはハイデルベルク。
ここのマルクト広場にも、スト関連の人たちがたくさん。
カールテオドール橋を渡って向こう岸へ行ってみます。これは橋の入口にある塔。
よくブログなどで見かける、おサルさん？　帰国後調べてたら、この金ピカの丸いものを触ると幸せになれるんだとか。先に知りたかったよー。
橋の名前にもなっている、カール・テオドール公の銅像。でも、誰それ(笑)。
向こう岸からの眺め。お天気もよくなってきて良かった。哲学の道と言われる高台に登ってみることも考えてたけど、天気が不安定なのでやめて、このまま橋を渡って戻ります。
旧市街に戻ってきました。ストで電車が止まってるせいか、観光客はまばら。
精霊教会前の広場は、デモの人たち用のテントなどが。
それを横目に教会の中へ。
教会にしては、とても中が明るい。
ずいぶん古そうな壁画も。
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あまり時間も取られたくないので、ランチはカフェで軽く。メイン通り沿いにあるCafe Romanticというお店。雰囲気いいのにガラガラ。（そもそも人があまりいないので）
アップルシュトゥルーデルとパンケーキ。アップルシュトゥルーデルは温めてアイスを添えて。甘すぎず美味しかった。
ケーブルカーに乗って、お城へ。なお車はこのケーブルカーと同じビルの中の駐車場に止めてあります。
ケーブルカーを降りると、公園のようなスペースになっていて。
エリザベス妃のために作ったという「エリザベス門」
廃墟っぽい雰囲気がいい感じ。
高台にあるので眺めがいいです。
この日は、サーッと晴れたかとおもうと、アッという間に暗くなって雨が降ったり、不安定なお天気でした。
城門塔と呼ばれる塔をくぐって中へ。
門をくぐると、中には中庭のようなエリアに。
中の建物は、再建されたのか精巧な彫刻が残っていて、華やかだった頃の面影が感じられます。
中にも入って見て歩けるようになっていて。ここは多分みんな一番印象に残るであろう、巨大なワイン樽。これいっぱいのワインをガバガバ消費してたって、どれだけの人数がいたんでしょう？
敷地内にある薬事博物館。古いドイツの薬の歴史が分かるようになっているようです。
こんなようなお部屋がいくつもありました。さーっと通りすぎちゃったけど、興味や知識のある人には見応えありそう。
またケーブルカーに乗って下におります。
お城までは下から歩いてくることもできますが、ケーブルカーの料金はお城のチケット代込みになっています。お城＋ケーブルカー往復で9ユーロ。その上のパノラマなんとかまで行くチケットもあるみたい。天気良ければね。
ケーブルカーに乗ってる時間は、ものの数分。アッという間です。
駐車場の料金を精算しようとして事件発生。間違えてクレジットカードを紙幣の入り口に入れちゃった！　気がついて引き出そうとしても抜けない。どうする！？　幸い呼び出しボタンからヘルプを頼んだら、すぐに係の人が来てくれて、鍵を開けて出してくれました。時差ボケでとんだハプニング。
次はアルザスへ。国境はライン川を渡るこの橋の上。レンタカーでの国境超えは初めてだったけど、まるで県境を超えてるみたいにこんな表示があるだけであっけなかった(笑)。