信州桜旅・・お堀と城郭を囲む桜景色、国宝の松本城を訪ねます。

2023/04/03 - 2023/04/03

今回の旅行は阪急交通社の、「高遠桜・松本城公園・上田城千本桜 / 春の信州 桜名所ベスト3と名湯・湯田中温泉 3日間」です。添乗員の同行はなく、現地ガイドもない、フルーツアースタイルになっています。

JR中央線の新宿駅～茅野駅の往復（特急あずさ）は各自乗車、湯田中温泉「ホテル豊成」には連泊、茅野駅と松本城・上田城・高遠城へはホテルのバスが送り迎え、朝夕食付の2泊3日で1人34,900円と格安の旅でした。

松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、豊臣秀吉が石川数正を松本城に封じ、その息子の康長によって現在の天守が築造されています。現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝のお城です。

お堀に浮かぶ漆黒の松本城天守が、北アルプスの山々に映えて、見事な景観を造りあげています。また、松本城公園や本丸庭園には、約300本の桜が植えられおり、お堀と城郭を囲む素晴らしい桜景色を楽しめます。

エリア 松本(長野)

国宝松本城に到着です。

松本城公園（二の丸）から本丸へ入ります。

内堀と天守です。
現存12天守のうち、五重天守を構えるのは、松本城と姫路城だけです。

二の門と控壁です。
内堀を渡ったところにある高麗門で、平成元年(1989)に復元されています。

黒門（一の門）です。
本丸に入る櫓門（正門）で、昭和35年(1960)に復興しています。

管理事務所と売店棟です。

本丸御殿跡と天守です。

しだれ桜と天守（大天守・乾小天守）と北アルプス（常念岳・横通岳）です。

松本城の天守群です。
左から辰巳附櫓・月見櫓、大天守、渡櫓、乾小天守です。大天守・渡櫓・乾小天守は、約430年以上前の戦国時代に築城されています。

大天守と乾小天守の間、渡櫓から天守閣に入ります。

天守見学の入口です。

大天守一階の武者走りです。

大天守一階の柱群です。

狭間（さま）です。
ここから鉄砲や弓矢を射かけます。漆塗りです。

石落です。
ここから石を落としたり熱湯をかれ、石垣をよじ登る敵を撃退します。

一階から二階への階段です。

二階の松本城鉄砲蔵です。
火縄銃を中心とした展示です。

当世具足です。
合戦における一般的な甲冑で、これに火縄銃を装備しました。

階段がだんだん急になっていきます。

天守四階の御座所です。
戦闘の最終局面で、城主が天守に入った時にここに座を構えます。

大天守の最上階までもう少しです。

大天守六階（最上階）にやっと着きました。

屋根裏は桔木（はねぎ）構造になっています。

「二十六夜神」をお祀りしています。

東側の眺望です。
本丸御殿跡、二の丸御殿跡、美ヶ原高原方向です。

南側の眺望です。
内堀、松本城公園、大手前通り方向です。

西側の眺望です。
北アルプスの山々が一望できます！！
白く雪を頂いた山は、左から乗鞍岳(3,026m)・大滝山(2,616m)・常念岳(2,857m)・横通岳(2,767m)です。

北側の眺望です。
乾小天守、外堀、旧開智学校方向です。

月見櫓です。
舞良戸（まいらど）をはずすと三方が吹き抜け、朱塗りの回縁がめぐり、室内は書院造りで、優雅で開放的な空間が広がっています。

内堀です。

牡丹園です。
小笠原牡丹が大事に守られています。

本丸御殿跡です。
天守閣見学の行列が続いています。

天守見学の出口は月見櫓です。
辰巳付櫓・月見櫓の増設は、世の中が落ち着いた寛永年代、約385年以上前のことでした。

駒つなぎの桜です。
紅白のシダレザクラの競演が見られます。

ソメイヨシノがちょうど満開でした。

ソメイヨシノの花です。

コヒガンザクラです。

コヒガンザクラは散り始めています。

宇宙ツツジです。
向井千秋さんと宇宙を旅したツツジの種が発芽したものです。

黒門を後にして、松本城公園を散策します。

内堀です。

漆黒のお城です！！
天守の建物は、壁面の上部を白漆喰、下部を黒漆塗りの下見板で覆っています。

内堀の柳の大木です。

埋橋（うずみばし）です。
昭和30年(1955)に観光用にかけられた橋で、平成23年(2011)の長野県中部地震以降通行止めになっています。

朱色の埋橋と漆黒の松本城の対比が人気です。

松本城公園の梅林です。

満開のシダレザクラとソメイヨシノです。

松本城周辺には、約300本のサクラが植えられています。

ソメイヨシノの花です。

ボケの花が満開です。

深紅のボケの花です。