塩見繩手で小泉八雲の波乱の人生を知り桜の季節の宍道湖の夕日を観る・全国旅行支援で山陰を東から西へ電車でひとり旅・2023.3⑤3日目午後

2023/03/29 - 2023/03/29

３年前に行くはずだった計画でしたが、コロナでキャンセル
３年も寝かした計画でしたが、今回は晴れて再登板
計画はしてたので、そのまま実行するだけでした。
全国旅行支援もあったので、今で良かったかも・・

マスクは自身の判断で・・って事ですが・・未だ皆さんちゃんと着用・・
コロナ患者のカウントが無くなるのを待ってる状態かな、皆さん。

春休みシーズンで、どこに行っても家族連れが沢山いて賑やかで、コロナもやっと終わった感じでした。

今回は山陰を鳥取から山口まで電車で廻ってみた５泊６日旅
歴史と文化と自然を思いっきり感じるダイナミックな山陰の旅でした。
１日目・・・鳥取砂丘　砂の美術館　　　　鳥取グリーンホテルモーリス泊
２日目・・・足立美術館・境港　　　　　　　天然温泉　境港　夕凪の湯泊
３日目・・・松江　　　　　　　　　　　　　　しんじ湖温泉ホテル一畑泊　
４日目・・・萩　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　萩観光ホテル泊
５日目・・・仙崎金子みすゞ記念館　元乃隅神社　千畳敷　角島大橋　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　油谷湾温泉ホテル楊貴館泊
６日目・・・元乃隅神社　美弥線経由で帰る

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本三大蕎麦の出雲蕎麦の名店のお蕎麦をいただきまして、満足~
して・・歩きます。

松江は水の町、お堀を船でのんびり遊覧することもできます。

塩見繩手 名所・史跡

松江城の周りのお堀に数か所乗り場があるので、歩くのに疲れたら、バスや遊覧船で移動も良さそうです・・が・・歩きます。
お城の北のお堀沿いに昔ながらの武家屋敷が残った塩見縄手があります。

塩見縄手の西に来ました。

小泉八雲記念館があります。
2016年の夏、生誕120年の年に記念館となったそうです。

小泉八雲はここに住み、お城の下の学校で教鞭をとっていました。

小泉八雲記念館 美術館・博物館

日本人と結婚し、武家屋敷に住んでいたとは・・

小泉八雲旧居 名所・史跡

(・_・D フムフム

この住居がたいそうお気に入りだったようです。

高浜虚子の句

(・_・D フムフム

説明書きを読むのもですが、記念館では、とても素敵なビデオ、八雲の哀しい生い立ちなどが紹介されているので、まずそれを観て、波乱万丈な人生を知り、ここが落ち着く場所だったんだな・・と理解しました。

1850年にギリシャの島で生まれ、軍医の父の故郷アイルランドに移り住み、
大叔母に養育され、１７歳には左目を失明。
大叔母が破産後は赤貧の生活となり、アメリカに単身渡り、ジャーナリストとして活動し、ニューオリンズでの万博で日本に興味を持ち、来日
その後、島根の中学校で英語教師、熊本第五高等中学校、帝国大学の講師、早稲田大学でも教鞭をとっています。

松江の士族の娘と結婚して日本の帰化し、約30の著作を残し、54歳で没しています。
このお座敷がたいそうお気に入りで、ここに座って、見渡す三方の景色を眺めていたそう。

欄間・・でなく・・こういうのは何ていうんでしょう。襖絵のような欄間

南側

北側の庭も見渡せます。

書斎には、机が置かれています。

北側の庭も素敵です。八雲の波乱に満ちた生涯、松江に惹かれたことからも、松江の街の懐の深さを感じました。

塩見縄手の通りは、とても綺麗で歩きやすい。
道沿いに歩きまして

田部美術館へ

田部美術館 美術館・博物館

(・_・D フムフム

城下町松江はお茶文化も盛んで、ここでは四季の茶道具　春バージョンが開かれていました。

館内の庭園の桜も綺麗に満開状態でした。

落ち着いた館内で、ゆっくり廻れました。

また、少し歩いて　武家屋敷

武家屋敷 名所・史跡

(・_・D フムフム

1733年の大火で焼失し、再建されたもので、主屋、長屋門、塀など、江戸時代の面影を観ることができます。

この一帯、塩見縄田の名前の由来となった塩見小兵衛も住んだことがあり、500～1000石の武士の住まいです。

一石が75000円として・・千石だと・・75000000円って事で・・
かなりのお金持ちですね・・

そりゃそうですよね、こんなお庭に・・使用人もいるし・・

なんて下世話な事を考えながら・・

塩見縄手のお堀の側の道は　日本の道100選にも選ばれています。

松江城の東側に廻って・・松江歴史館
模型や映像で松江の歴史を紹介していました。

松江歴史館 美術館・博物館

遊覧船には結局乗らず、ぐるっーと、お城の周りを歩きました。

情緒ありますね~

松江の観光スポットを廻ってくれるバス、　ぐるっと松江レイクラインに乗せてもらい、ホテルへ

ぐるっと松江レイクライン 乗り物

チェックインしまして・・
宍道湖温泉と言えば、玉造温泉を思い浮かべますが、泊まったしんじ湖温泉は、松江の街に隣接して、一畑電車の駅の側、湖岸を埋め立てて造られた温泉街で、
湖岸の　ホテル一畑　に泊まりました。

松江しんじ湖温泉　ホテル　一畑 宿・ホテル

お部屋は６階の、湖岸とは反対側でした。

今風なインテリアです。

一人には十分なお部屋で

シックな色でコーディネートされています。

高さの違う枕・・うれしい

ここに荷物が置ける・・うれしい・・

デスク周り

パジャマなので・・快適でした。

充分です~

お水も一本置かれていました。

ドリップコーヒー・・うれしい

水回り・・今時のマンションのようでした。

チェック

ドライヤー・・十分です~

部屋からの眺望。眼下には一畑電車の駅舎がすぐ・・
これに乗れば、宍道湖の北側を走り、出雲大社に行けるんです~
島根観光に車がなく公共交通機関使う方は、この温泉街、とても便利ですね。

大風呂に行ってみます。

広々~

宍道湖を見下ろせ、素晴らしい景色です。

宍道湖の夕日が気になるので、早めの時間に夕食へ

一番乗り・・ほぼ・・５時過ぎ・・
夕日が沈むのは６時半頃らしいので・・

小皿に盛られます

ハム類

ライブキッチンの北京ダック

お寿司

地元島根のワイン

地元の甘さ抑え目羊羹

あれこれ載せてきて・・宍道湖の景色を観ながらいただきました。
春休みのこの時期、ファミリー向けなのかな・・食事も・・

段々と夕日に照らされる宍道湖の東岸・・

今回もいただきましたよ、地域振興のクーポン
しまねっこペイ
・・チャチャっと何かに替えておきたいところ・・

売店で出雲大社のお茶があったので買わせていただき・・

レイクラインは、夕日のスポットも廻ってくれる便利なバスで・・
バスを降りなくて、乗ったままでも十分夕日が楽しめるんですっ。

チェックしまして・・時間を・・

バス停で時間があったので、湖岸の防波堤?に行ってみました。

湖岸からも・・夕日が見れそうな・・

も少し西に歩いて行ったら・・
綺麗な夕日でした~~これで十分かも・・と思ったんですが・・

折角なので、載ってみようかな・・バスの中から観ようかな~夕日・・と・・乗りまして

ぐるっと松江レイクライン 乗り物

橋を渡ったりしてるうちに・・
やっぱり降りて夕日を観よう!!!
って気分になりまして・・

なにしろ、ひとり旅~~~はお気楽です~~~
バス降りてみよう!!

島根県立美術館 美術館・博物館

島根県立美術館は、とても素晴らしい場所にあります。

宍道湖の東岸にあるので、一年中夕日が綺麗~~
湖岸に夕日が当たって、切ないような色・・

海とは違った色になるんですね・・・湖に映る夕日の色は・・
波がないからか・・
色が変わっていくので

同じカメラでほぼ同じ場所で撮るんですが・・色の変化に息をのむほど・・
美しい景色です、夕暮れの宍道湖・・
バスを降りて良かった・・

宍道湖うさぎ・・ですね・・これが・・パワースポットらしい・・

前から２番目の兎が縁起が良いらしい・・今年は兎年だし・・注目のうさぎ　らしい。

12匹いるんですが・・２番目のが、カッコよい・・

足元に貝殻を置くと良い事が起きるらしい・・へえっ~
若い女子がさかんに写真とったりしてましたが・・

私と言えば・・そんなに縁起をかつぐのには、あまり興味がないので・・
…言っても・・これだけ写真撮ってたら・・興味がある人だよね・・

夕日が沈むと

残った光が、また神秘的で・・

くもの加減か・・少し明るくなったり・・

暮れていきます・・

県立美術館のもう少し南に宍道湖夕日スポットって場所があるようですが・・
ここからも、十分、堪能できます、宍道湖の夕日

ホテルに向かって、歩いて帰ることにしました。
湖岸には松が植えられたりしていて、歩くのにちょうどよいコースとなっています。

白潟公園 公園・植物園

湖が少しだけ波立つと、そこだけ夕日の色に染まったり・・
刻々と表情が変わります。

湖岸に、赤く素敵な大きな燈籠が立っていました・・(・_・D フムフム

燈籠と夕日・・もとても素敵な景色でした。こんな景色は・・滅多にない・・
ちよっと感動する景色です。

青柳楼の大燈籠 名所・史跡

宍道湖を左に見ながら歩きます。

正面は松江の街

白潟公園 公園・植物園

こんな感じのところを歩きました。

いつまでも、夕日の光が残ってるんですね・・

宍道湖大橋も歩道が広く綺麗に整備されていて、歩くのも苦になりません。

宍道湖大橋 名所・史跡

景色を眺められるように途中ベンチがあったりして

ベンチからの景色

橋を渡り終え、ホテルの下に着いたら、すっかり暗くなってました。
宍道湖の夕日は・・・素晴らしかったですっ・・
夕日の時間をチェックして、是非とも訪れたい
宍道湖の東岸の夕日スポットでした。
３日目終了です。
⑥につづく