明月院の枝垂れ桜ー2023年春

2023/03/31 - 2023/03/31

　明月院の枝垂れ桜（https://4travel.jp/travelogue/10449334）を紹介してから早14年が経つ。しかし、明月院はあじさい寺と思い込んでいる昭和の人が何と多いことか。
　今日も毎年来ていて3年目だというシニアの女性と大分前から来ていて、今年で3度目だというご婦人がいたが、それ以外では初めて鎌倉に来たので、名前を知っている明月院に、とか、ガイドブックを手にしながら、明月院の枝垂れ桜のことは記載されていなかったというシニアのご夫婦。
　そんな訳でたまたま明月院を訪れて満開の枝垂れ桜が見られたと感激する人ばかりであった。
　私も、今朝、明月院に電話して枝垂れ桜の開花状況を確認している。「満開で見頃です。4月5日ぐらいまででしょうか。」ということだ。
　JR北鎌倉駅のホームで親子（父娘）に出会ったので、聞いてみた。「鎌倉ではどこへ行かれるのですか？」、「父がボケ出したので鎌倉を散歩しようと。」、「では、明月院の枝垂れ桜が満開なのでそちらに行きましょう。」
　明月院への近道を通ると風情があると喜んでくれる。そして明月院の本堂横の朱印状の受付で、家から持って来た紫陽花「雨に唄えば」の鉢と開花している緋紅タンポポのポリポットを渡した。その前に本堂前で緋紅タンポポの花を「赤いタンポポ」と言って2人にも見せた。
　暫くして、玄関に回り、住職に合い、挨拶した。14年前のことは覚えていてくれて、あじさいの鉢と緋紅タンポポを貰って非常に喜んで下さった。
　昨年（https://4travel.jp/travelogue/11746772）は桜が満開にも拘わらず、コロナ禍で外国人は皆無で、境内には人が10人程度であったが、今年は非常に多くの人が来ている。しかも、その6、7割は中近東、東南アジア、中国などからの旅行者である。
　日本語のガイドブックには明月院の枝垂れ桜など微塵も記載されてはいないが、英語のガイドブックであればそれが記載されているということだろう。
　これでは何かおかしい。しかし、鎌倉ものは大抵がこんなものだ。昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」に関しても多くの書物が出版されたが、これも大抵はこれに似た程度であった。しかし、これは歴史上の問題があるから仕方ない面も確かにある。
　鎌倉の真実とは今ある明月院の枝垂れ桜の件に関しても真実が伝えられていないということだ。
　桜の時期に明月院を訪れた人は誰もが感動してとても良い時期に来れたと感謝している。連れて来た父娘も仕切りに感謝して、私に何度もお礼を言っていた。それは、日本人にとって桜、枝垂れ桜とはそういうものだからなのだろう。
（表紙写真は明月院山門の枝垂れ桜）

エリア 鎌倉(神奈川)

六地蔵。

海棠。

枝垂れ桜。明月院の枝垂れ桜は京都・丸山公園の枝垂れ桜と同じ祇園枝垂れ桜だ。

開山堂。

瓶の井（鎌倉十井の一つ）。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

明月院やぐら。

明月院やぐら。

枝垂れ桜。

海棠。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

山門と枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

山門と枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

顔出しパネル。

ハートのベンチ。撮影スポット。

モモ。

もう一匹のウサギ。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜の中に山門。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

山門の枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

幹の上が折れた枝垂れ桜。

月笑軒。

月笑軒。

月笑軒の梁。

月笑軒の梁。

月笑軒に展示しているガラス製品。

月笑軒の軒。

月笑軒の門。

月笑軒の庭。

木橋の向こうには枝垂れ桜。

枝垂れ桜。

旧料金所。

ヤマブキ。

ヤマブキ。