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紅葉シーズンになりました。去年は伊豆修善寺に行きましたが、今年も何処かに紅葉狩りをしに行きたくなりました。先月、フリーきっぷを使い東海道本線・飯田線・中央本線・身延線とただ乗っただけの無駄な旅、その時に乗り継ぎで降りた天竜峡駅の「天龍峡」を思い出しました。紅葉の時期(ちょっとピークは過ぎたかも?)を迎えている天龍峡と飯田の中心街を歩くプランを立てました。

天竜峡の紅葉と飯田まち歩き

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2022/11/12 - 2022/11/12

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雲のすけ

雲のすけさん

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2022/11/12

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紅葉シーズンになりました。去年は伊豆修善寺に行きましたが、今年も何処かに紅葉狩りをしに行きたくなりました。先月、フリーきっぷを使い東海道本線・飯田線・中央本線・身延線とただ乗っただけの無駄な旅、その時に乗り継ぎで降りた天竜峡駅の「天龍峡」を思い出しました。紅葉の時期(ちょっとピークは過ぎたかも?)を迎えている天龍峡と飯田の中心街を歩くプランを立てました。

  • 今回のスタート地点は豊橋駅です。ここから秘境路線として有名な飯田線に乗って飯田市に向かいます。

    今回のスタート地点は豊橋駅です。ここから秘境路線として有名な飯田線に乗って飯田市に向かいます。

    豊橋駅

  • 飯田線は豊橋~辰野駅(94駅)の愛知・静岡・長野県にまたがる路線です。路線距離は195.7km・駅数94駅(起終駅を含む)で全線電化されていて、豊橋~豊川駅までは複線・三河一宮~辰野駅までは単線です。立ち客がでるほどの混み具合で先月10月初頭の飯田線を完乗した時に比べ、かなり多くの乗客がいました(紅葉のシーズンだからでしょうか?)。

    飯田線は豊橋~辰野駅(94駅)の愛知・静岡・長野県にまたがる路線です。路線距離は195.7km・駅数94駅(起終駅を含む)で全線電化されていて、豊橋~豊川駅までは複線・三河一宮~辰野駅までは単線です。立ち客がでるほどの混み具合で先月10月初頭の飯田線を完乗した時に比べ、かなり多くの乗客がいました(紅葉のシーズンだからでしょうか?)。

  • 今回のフリーきっぷ「青空フリーパス」は土曜・休日及び年末年始(12月30日~1月3日)に利用できます。東海道本線(仁川~米原)、高山本線(永森~下呂)、中央本線(金山~基礎平沢)、紀勢本線(下庄~紀伊長島)など広範囲で使用可能です。<br />基本的には有効区間内でしか購入できませんが、フリー区間の入口駅(例えば仁川駅)までの切符を同時購入することにより区間外でも買えます(今回は入口駅まで「休日乗り放題きっぷ」で行けるので一緒に買うことができました)。飯田線ではこの旅の最終目的地の飯田駅まで使えるので追加で運賃を払わずに行けます。

    今回のフリーきっぷ「青空フリーパス」は土曜・休日及び年末年始(12月30日~1月3日)に利用できます。東海道本線(仁川~米原)、高山本線(永森~下呂)、中央本線(金山~基礎平沢)、紀勢本線(下庄~紀伊長島)など広範囲で使用可能です。
    基本的には有効区間内でしか購入できませんが、フリー区間の入口駅(例えば仁川駅)までの切符を同時購入することにより区間外でも買えます(今回は入口駅まで「休日乗り放題きっぷ」で行けるので一緒に買うことができました)。飯田線ではこの旅の最終目的地の飯田駅まで使えるので追加で運賃を払わずに行けます。

  • 豊橋駅から23駅先に「東栄駅」があります。この駅がある愛知県東栄町は「花祭り(国の重要無形民俗文化財)」が伝わり、そのお祭りで使われる鬼のお面をイメージに駅舎を改築したそうです。

    豊橋駅から23駅先に「東栄駅」があります。この駅がある愛知県東栄町は「花祭り(国の重要無形民俗文化財)」が伝わり、そのお祭りで使われる鬼のお面をイメージに駅舎を改築したそうです。

    東栄駅

  • この辺りでは愛知県から静岡県内に入っています。(駅でいうと出馬~小和田駅まで13駅が静岡県)。この川は大千瀬川で天竜川の支流になります。

    この辺りでは愛知県から静岡県内に入っています。(駅でいうと出馬~小和田駅まで13駅が静岡県)。この川は大千瀬川で天竜川の支流になります。

  • 豊橋駅8時11分発の各駅停車は終点の天竜峡駅まで4時間かかり、ここ中部天竜駅では20分ほど停車します。その時間を生かして電車から降りて背を伸ばしたり自販機でコーヒーを買ったりしていました。少し前までこのような待ち時間は無駄だと考えていましたが近頃は必要だなと思えるようになりました。

    豊橋駅8時11分発の各駅停車は終点の天竜峡駅まで4時間かかり、ここ中部天竜駅では20分ほど停車します。その時間を生かして電車から降りて背を伸ばしたり自販機でコーヒーを買ったりしていました。少し前までこのような待ち時間は無駄だと考えていましたが近頃は必要だなと思えるようになりました。

    中部天竜駅

  • 跨線橋もいいですが、このような長閑な風景には構内踏切が合っていると思います。

    跨線橋もいいですが、このような長閑な風景には構内踏切が合っていると思います。

  • 乗客が疎らになったので豊橋駅で買ってきた駅弁「三色稲荷(壺屋)」をひろげました。壺屋で有名な稲荷ずし・わさび稲荷・ちりめん山椒稲荷の三種類が入っています。

    乗客が疎らになったので豊橋駅で買ってきた駅弁「三色稲荷(壺屋)」をひろげました。壺屋で有名な稲荷ずし・わさび稲荷・ちりめん山椒稲荷の三種類が入っています。

  • 城西駅近くにある橋の通称「渡らずの鉄橋」はトンネルの掘削中に起きた崩落により、そこを避けるために迂回して架けられたS字の鉄橋です。水窪川の左岸に渡ろうとしますが、結局は元の右岸に戻るという珍しい橋です。車内放送でこの橋のことを説明していましたが、電車に乗っていると正直どうような構造かよくわからなかったです。

    城西駅近くにある橋の通称「渡らずの鉄橋」はトンネルの掘削中に起きた崩落により、そこを避けるために迂回して架けられたS字の鉄橋です。水窪川の左岸に渡ろうとしますが、結局は元の右岸に戻るという珍しい橋です。車内放送でこの橋のことを説明していましたが、電車に乗っていると正直どうような構造かよくわからなかったです。

  • 佐久間発電所<br />佐久間駅手前の左の車窓(下り方面)に見える水力発電所です。1953年着工で56年に完成しました。この近くにある佐久間ダムによってできた人工湖は佐久間湖と呼ばれます。

    佐久間発電所
    佐久間駅手前の左の車窓(下り方面)に見える水力発電所です。1953年着工で56年に完成しました。この近くにある佐久間ダムによってできた人工湖は佐久間湖と呼ばれます。

  • 画像には関係ないのですが、飯田線には路線全体でトンネルが138か所もあります。そのうち枚岡駅~天竜峡駅には集中していて69か所あります。

    画像には関係ないのですが、飯田線には路線全体でトンネルが138か所もあります。そのうち枚岡駅~天竜峡駅には集中していて69か所あります。

  • 飯田線にはJR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」が春と秋に運行されるほど秘境駅がたくさんあります。その中でも特に有名な「小和田(こわだ)駅」です。駅名標の隣には恋成就駅という看板があります。これは皇后陛下の旧姓「小和田(おわだ)」がこの駅名と同じ漢字で、平成5年に大ブームになったときの名残です。

    飯田線にはJR東海の観光列車「飯田線秘境駅号」が春と秋に運行されるほど秘境駅がたくさんあります。その中でも特に有名な「小和田(こわだ)駅」です。駅名標の隣には恋成就駅という看板があります。これは皇后陛下の旧姓「小和田(おわだ)」がこの駅名と同じ漢字で、平成5年に大ブームになったときの名残です。

    小和田駅

  • 平岡~為栗駅の途中にある平岡ダムの風景です。島のように見えますがダムに岬のように突き出ているだけです。写真に写っている橋は飯田線のものではなく県道1号(湖岸道路)の橋です。

    平岡~為栗駅の途中にある平岡ダムの風景です。島のように見えますがダムに岬のように突き出ているだけです。写真に写っている橋は飯田線のものではなく県道1号(湖岸道路)の橋です。

  • 門島~金野駅の間の車窓です。飯田線に乗るのなら下りなら左側の席に上りなら右側に座るのがオススメです。この車窓は泰阜ダムの北で米川発電所の南です。この辺りは天竜川沿いを列車は進みます。

    門島~金野駅の間の車窓です。飯田線に乗るのなら下りなら左側の席に上りなら右側に座るのがオススメです。この車窓は泰阜ダムの北で米川発電所の南です。この辺りは天竜川沿いを列車は進みます。

  • 約4時間ほどかけて、この電車の終着駅の「天竜峡駅」に着きました。ここで駅の近くにある観光スポットの天龍峡に行きたいと思います。

    約4時間ほどかけて、この電車の終着駅の「天竜峡駅」に着きました。ここで駅の近くにある観光スポットの天龍峡に行きたいと思います。

    天竜峡駅

  • 駅の前にあった観光案内図です。ここ天竜峡駅での滞在時間は約80分ほどしかなく、遊歩道をすべて歩くと時間が足りなくなるので吊り橋「つつじ橋」を渡ってすぐに引き返す予定です。

    駅の前にあった観光案内図です。ここ天竜峡駅での滞在時間は約80分ほどしかなく、遊歩道をすべて歩くと時間が足りなくなるので吊り橋「つつじ橋」を渡ってすぐに引き返す予定です。

  • 踏切を渡ったところにある姑射橋広場です。ここは綺麗に整備され紅葉が映えてました。

    踏切を渡ったところにある姑射橋広場です。ここは綺麗に整備され紅葉が映えてました。

  • では天龍峡まで天竜川の右岸にある道で向かいます。

    では天龍峡まで天竜川の右岸にある道で向かいます。

  • 名勝「天龍峡」<br />天龍狭は1847年(弘化4年)備中国岡山の儒学者・阪谷朗盧が岩を砕く激流と高い断崖・岸壁の景観を賞して命名されました。以来多くの名士が訪れました。昭和9年国指定名勝に昭和44年天龍奥三河国定公園に指定されました。

    名勝「天龍峡」
    天龍狭は1847年(弘化4年)備中国岡山の儒学者・阪谷朗盧が岩を砕く激流と高い断崖・岸壁の景観を賞して命名されました。以来多くの名士が訪れました。昭和9年国指定名勝に昭和44年天龍奥三河国定公園に指定されました。

    天竜峡公園 自然・景勝地

  • 龍角峯<br />明治時代の書道家・日下部鳴鶴により奇岩を中心に十勝を選定したものの一つ。

    龍角峯
    明治時代の書道家・日下部鳴鶴により奇岩を中心に十勝を選定したものの一つ。

    龍角峯 自然・景勝地

  • さらに遊歩道を進みます。木に隠れて見づらいのですがここでの最終目的地の吊り橋が見えます。

    さらに遊歩道を進みます。木に隠れて見づらいのですがここでの最終目的地の吊り橋が見えます。

  • 吊り橋「つつじ橋」が見えてきました。

    吊り橋「つつじ橋」が見えてきました。

    つつじ橋 名所・史跡

  • 吊り橋の手前には「昇龍泉」と「幸福の鐘」があります。泉には開運・延命・若返りの御利益があり、鐘には幸せをもたらすと言われています。

    吊り橋の手前には「昇龍泉」と「幸福の鐘」があります。泉には開運・延命・若返りの御利益があり、鐘には幸せをもたらすと言われています。

  • 吊り橋を渡ってみるとけっこう揺れて、かなり怖く感じました(高所恐怖症にはかなりきつい・・・)。渡ってすぐに引き返したので結果的に往復で2度渡ることになりました。

    吊り橋を渡ってみるとけっこう揺れて、かなり怖く感じました(高所恐怖症にはかなりきつい・・・)。渡ってすぐに引き返したので結果的に往復で2度渡ることになりました。

  • 吊り橋から上流を撮ってみました。さきほどの龍角峯が右手に見えます。岩の上には展望台があるそうですが時間の都合で行かなかったです。

    吊り橋から上流を撮ってみました。さきほどの龍角峯が右手に見えます。岩の上には展望台があるそうですが時間の都合で行かなかったです。

  • こちらの写真は反対の下流を撮ったものです。写真の橋は天龍峡大橋(そらさんぽ天竜峡)といい三遠南信自動車道の橋です。自動車専用道の下に独立した歩道があります。そこも時間の都合で行かなかったのですが、天龍峡の絶景が見れるスポットだそうです。

    こちらの写真は反対の下流を撮ったものです。写真の橋は天龍峡大橋(そらさんぽ天竜峡)といい三遠南信自動車道の橋です。自動車専用道の下に独立した歩道があります。そこも時間の都合で行かなかったのですが、天龍峡の絶景が見れるスポットだそうです。

    天龍峡大橋「そらさんぽ天龍峡」 名所・史跡

  • 往路(右岸の道)途中には、伏見田尻稲荷がありその参道には姑射橋近くに出る遊歩道の入り口があります。

    往路(右岸の道)途中には、伏見田尻稲荷がありその参道には姑射橋近くに出る遊歩道の入り口があります。

  • 遊歩道の途中では葉が綺麗に色付いていました。

    遊歩道の途中では葉が綺麗に色付いていました。

  • 天竜峡駅に戻りました。駅のホームにあるオブジェです。天竜川を船で下るアクティビティ(?)は2つあって、1つは「天竜ライン下り」の起点の天龍峡温泉港は駅の近くにあり、そこから天竜川をゆっくりと下り天龍峡の景色をまったり見れます。もう1つはその上流にある弁天港(最寄駅は伊那八幡宮駅)が起点の「天竜船下り」は豪快に下って水しぶきがすごいらしいです。

    天竜峡駅に戻りました。駅のホームにあるオブジェです。天竜川を船で下るアクティビティ(?)は2つあって、1つは「天竜ライン下り」の起点の天龍峡温泉港は駅の近くにあり、そこから天竜川をゆっくりと下り天龍峡の景色をまったり見れます。もう1つはその上流にある弁天港(最寄駅は伊那八幡宮駅)が起点の「天竜船下り」は豪快に下って水しぶきがすごいらしいです。

  • 次は飯田市の中心に30分ほどかけて向かいます。天竜峡~飯田駅までは自分を含めて数人しか乗ってない状態でした。

    次は飯田市の中心に30分ほどかけて向かいます。天竜峡~飯田駅までは自分を含めて数人しか乗ってない状態でした。

  • 写真中央の緑の丘のあたりが愛称「丘の上」という飯田駅を中心とする市街地です。この辺りは古くから飯田城の城下町として栄えたところでもあります。

    写真中央の緑の丘のあたりが愛称「丘の上」という飯田駅を中心とする市街地です。この辺りは古くから飯田城の城下町として栄えたところでもあります。

  • 目的地の飯田駅に着きました。駅内には観光案内所あり、情報収集しようと立ち寄ると係の人が目的地「丘の上」まで行くバス(もうすぐ出発する)があるということで急いでバス停に向かいます。

    目的地の飯田駅に着きました。駅内には観光案内所あり、情報収集しようと立ち寄ると係の人が目的地「丘の上」まで行くバス(もうすぐ出発する)があるということで急いでバス停に向かいます。

    飯田駅

  • このかわいいバスが定員10名(運転者を除く)の丘のまちプチバス「プッチ―」です。令和4年は4月2日~11月23日の土日祝日に運行されて、旅行に行った日はその期間に入っていて乗ることができました。

    このかわいいバスが定員10名(運転者を除く)の丘のまちプチバス「プッチ―」です。令和4年は4月2日~11月23日の土日祝日に運行されて、旅行に行った日はその期間に入っていて乗ることができました。

  • 「プッチー」はMax15kmの速度で街中を走ります。このバスは無料で乗ることができます。

    「プッチー」はMax15kmの速度で街中を走ります。このバスは無料で乗ることができます。

  • 路線の途中では飯田市立追手町小学校の前を通ります。この校舎と講堂は国の登録有形文化財です。

    路線の途中では飯田市立追手町小学校の前を通ります。この校舎と講堂は国の登録有形文化財です。

  • 「プッチー」は飯田市美術博物館前で折返して駅に戻ります。ここ飯田市出身の菱田春草の作品の多くを収蔵し、飯田市や伊那谷の自然・文化・歴史の展示だけではなくプラネタリウムまでもある施設です。ここで降りて周辺を探索したいと思います。

    「プッチー」は飯田市美術博物館前で折返して駅に戻ります。ここ飯田市出身の菱田春草の作品の多くを収蔵し、飯田市や伊那谷の自然・文化・歴史の展示だけではなくプラネタリウムまでもある施設です。ここで降りて周辺を探索したいと思います。

    飯田市美術博物館 美術館・博物館

  • 飯田城の説明があった案内図です。美術博物館は飯田城址の二の丸があった場所に建てられています。

    飯田城の説明があった案内図です。美術博物館は飯田城址の二の丸があった場所に建てられています。

  • 二の丸内には他にも飯田市美術博物館の付属施設として柳田國男館(国の登録有形文化財)があります。この建物は柳田國男(1875年~1962年)の東京都世田谷区成城あった書屋を、ここ飯田市に移築しましたものです。

    二の丸内には他にも飯田市美術博物館の付属施設として柳田國男館(国の登録有形文化財)があります。この建物は柳田國男(1875年~1962年)の東京都世田谷区成城あった書屋を、ここ飯田市に移築しましたものです。

    柳田國男館 美術館・博物館

  • 1階は柳田の書籍や民俗学の書物などが並ぶ大書斎「柳田國男記念室」があります。

    1階は柳田の書籍や民俗学の書物などが並ぶ大書斎「柳田國男記念室」があります。

  • 2階には柳田國男の生涯や業績を知ることができる「展示室」があります。

    2階には柳田國男の生涯や業績を知ることができる「展示室」があります。

  • 長姫神社<br />御祭神は戦国・安土桃山時代武将の堀秀政公・その次男である堀親良公・親良公の長男の堀親昌公の三祭神(俗に「ご三霊さま」)です。手水舎は暖かく温泉が引き込まれていました。神社は飯田城の本丸があった場所に祀られています。

    長姫神社
    御祭神は戦国・安土桃山時代武将の堀秀政公・その次男である堀親良公・親良公の長男の堀親昌公の三祭神(俗に「ご三霊さま」)です。手水舎は暖かく温泉が引き込まれていました。神社は飯田城の本丸があった場所に祀られています。

    長姫神社 寺・神社・教会

  • 残念ながら飯田城の遺構はほとんど残ってなく、その1つが「水の手御門」で高さ3mほどの野面積みの石垣です。(ほかにも「桜丸御門」があるのですが撮り忘れました・・・)

    残念ながら飯田城の遺構はほとんど残ってなく、その1つが「水の手御門」で高さ3mほどの野面積みの石垣です。(ほかにも「桜丸御門」があるのですが撮り忘れました・・・)

  • 下伊那教育会館(国の登録有形文化財)<br />仲ノ町に1938年(昭和13年)に建てられた木造2階建ての洋風建築です。ここは下伊那地域の教職員による研修・学術研究が行われてきた場所です。また建物の裏にある同じ年に作られた土蔵、向かいにある「下伊那教育会館旧黒須家門」・「下伊那教育会館旧黒須家土蔵」も登録有形文化財です。

    下伊那教育会館(国の登録有形文化財)
    仲ノ町に1938年(昭和13年)に建てられた木造2階建ての洋風建築です。ここは下伊那地域の教職員による研修・学術研究が行われてきた場所です。また建物の裏にある同じ年に作られた土蔵、向かいにある「下伊那教育会館旧黒須家門」・「下伊那教育会館旧黒須家土蔵」も登録有形文化財です。

    下伊那教育会館 名所・史跡

  • 菱田春草生誕地公園<br />菱田春草は1874年(明治7年)に飯田市仲ノ町のこの地で、飯田藩士の三男に生まれました。15歳までここで過ごし、1889年に上京し翌年に東京美術学校(現東京藝術大学)に入学しました。春草は岡倉天心に師事し、横山大観・下村観山らとともに新しい日本絵画をつくろうとしました。重要文化財に指定されているいくつもの名作を描きましたが、36歳という若さで亡くなりました。この公園は春草生誕140年の年に作られたものです。

    菱田春草生誕地公園
    菱田春草は1874年(明治7年)に飯田市仲ノ町のこの地で、飯田藩士の三男に生まれました。15歳までここで過ごし、1889年に上京し翌年に東京美術学校(現東京藝術大学)に入学しました。春草は岡倉天心に師事し、横山大観・下村観山らとともに新しい日本絵画をつくろうとしました。重要文化財に指定されているいくつもの名作を描きましたが、36歳という若さで亡くなりました。この公園は春草生誕140年の年に作られたものです。

    菱田春草生誕地公園 公園・植物園

  • 現在では門と塀の一部しか残っていませんが柳田家の屋敷跡です。柳田家は堀家に仕えた譜代の家臣で、柳田國男(旧姓松岡)は養子に入りました。國男は官僚かつ日本民俗学の創始者で著書は『遠野物語』などです。

    現在では門と塀の一部しか残っていませんが柳田家の屋敷跡です。柳田家は堀家に仕えた譜代の家臣で、柳田國男(旧姓松岡)は養子に入りました。國男は官僚かつ日本民俗学の創始者で著書は『遠野物語』などです。

  • 旧飯田測候所庁舎(国の登録有形文化財)<br />1922年に建築され長野県内唯一の大正期に建てられた測候所です。他の庁舎とは異なり右の事務所の上に測風所(当初は木造でしたが昭和35年に鉄筋コンクリート造に新築)が設けてあります。

    旧飯田測候所庁舎(国の登録有形文化財)
    1922年に建築され長野県内唯一の大正期に建てられた測候所です。他の庁舎とは異なり右の事務所の上に測風所(当初は木造でしたが昭和35年に鉄筋コンクリート造に新築)が設けてあります。

  • りんご並木通り<br />昭和22年の大火により飯田市の中心部の3分の2が焼失しました。延焼を防ぐために区画整理をして防火帯道路を造り、そこに復興のシンボルとして昭和28年に地元中学生がりんごの木を植えました。当日はりんごがたくさん実っていました。

    りんご並木通り
    昭和22年の大火により飯田市の中心部の3分の2が焼失しました。延焼を防ぐために区画整理をして防火帯道路を造り、そこに復興のシンボルとして昭和28年に地元中学生がりんごの木を植えました。当日はりんごがたくさん実っていました。

  • ラーメンを新京亭さんで食べてきました。ご当地ラーメンの「飯田ラーメン」は柔らかい麵が特徴です。電車の時間が差し迫っていて先にお勘定を済ましてから食べました。そのような店員さんの臨機応変の対応により駅には少し余裕をもって着きました。

    ラーメンを新京亭さんで食べてきました。ご当地ラーメンの「飯田ラーメン」は柔らかい麵が特徴です。電車の時間が差し迫っていて先にお勘定を済ましてから食べました。そのような店員さんの臨機応変の対応により駅には少し余裕をもって着きました。

    新京亭 グルメ・レストラン

  • 帰りは特急「伊那路」の指定席に乗りました。近頃は特急に乗ると特急指定席券を乗車記念として持ち帰り集めています。

    帰りは特急「伊那路」の指定席に乗りました。近頃は特急に乗ると特急指定席券を乗車記念として持ち帰り集めています。

    特急 伊那路 乗り物

  • あとがき<br />今回で20回目の旅行記になりました。これは皆さまに読んで頂いていること(アクセス数が1万超えました)・いいねを押して頂いていることでモチベが続き書けたと思います(2023年3月末、桜の季節というのに今更ながら紅葉の投稿しています…)。とて感謝です!<br /><br />そしてこれからの予告です。22年11月末、長野に1泊してきました。この旅行のメインイベは前から気になっていた観光列車に乗ることです。その旅行記をこれから数回にかけて書く予定です。最後まで読んでいただきありがとうございました。そして次回も読んで下さると嬉しいです。

    あとがき
    今回で20回目の旅行記になりました。これは皆さまに読んで頂いていること(アクセス数が1万超えました)・いいねを押して頂いていることでモチベが続き書けたと思います(2023年3月末、桜の季節というのに今更ながら紅葉の投稿しています…)。とて感謝です!

    そしてこれからの予告です。22年11月末、長野に1泊してきました。この旅行のメインイベは前から気になっていた観光列車に乗ることです。その旅行記をこれから数回にかけて書く予定です。最後まで読んでいただきありがとうございました。そして次回も読んで下さると嬉しいです。

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