2022/05/08 - 2022/05/08
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雲のすけさん
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田舎に住んでいると普段の移動手段は自動車なので、鉄道はたま乗る程度です。それも東海道本線(新幹線を含む)なら乗りますが、ローカル線にはあまり乗りません。ここ最近乗っている身延線も数えるほどなのですが、御殿場線はいつ乗ったか忘れるほど乗った記憶がないのです。そこで今回はその御殿場線をフリーきっぷで乗り降りし、徒歩15分圏内の駅近観光スポットに行き、グルメ(駅弁)を食べ、土産を買って、その魅力を発見してみようという計画を立てました。いろいろ調べてできたプランは御殿場線がメインテーマなので鉄分が多くなりました。長期連休を利用して遠くの有名観光スポットにも行くことができますが、雲のすけ旅行記は相変わらずの近場スポット平常運転です。
最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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現在の時刻7時45分。今回の旅は『沼津駅』からスタートします。沼津駅には南口と北口とあるのですが、南口のバスターミナルにはC58(三島市の楽寿園に静態保存されていたものと同じ形だと思う)の煙室扉・動輪がモニュメントとして置かれています。これは今回のスタート地点として最適ですね。では出発します!
『沼津駅』 国府津から静岡まで鉄道が延長された1889年(明治22年)に開業した駅。東海道本線・御殿場線が乗り入れ沼津市の主要駅。 -
今回使うフリーきっぷは今まで何度も使っている「休日乗り放題きっぷ」です。このきっぷを使い『御殿場線』に乗り途中いくつか駅に下車しながら国府津駅に行って沼津に戻ってきます。そしてせっかく御殿場線に乗るのでJR区間の特急ふじさんの指定席特急券を買います。
『御殿場線』 国府津駅から沼津駅(起点・終点を含み駅数19)までの路線距離60.2km。25‰のという勾配で途中の富士岡駅と岩波駅にスイッチバックの跡がある。また複線化されていたが現在は単線。丹那トンネルが開通するまで東海道本線として運行されていた。現在でも各所にその痕跡が残る。 -
8時8分沼津発の列車です。2両編成でワンマンでも対応できるように整理券の機械や運賃箱が付いていました。ドアは自動ではなく降りる時にはボタンを押すのですが、雲のすけはこのシステムにあまり慣れてなく、いつものように開くのを待っていると同じ駅で降りる他の乗客が代わりに押してくれます。よくあることですね~
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沼津駅から7分で『下土狩駅』に到着(大岡駅を通過)。最初の目的地の歩いて5分の駅近の滝を目指します。駅舎の左に写っているのは長泉町の施設でそこには観光案内所があります。
『下土狩駅(しもとがりえき)』 丹那トンネルができる以前にあった御殿場線7駅の1つ。1898年(明治31年)に開業。現在の三島駅ができたことにより1934年(昭和9年)下土狩駅に改称された。三島駅と呼ばれた頃には豆相鉄道線(現在の伊豆箱根鉄道駿豆線)が乗り入れとても賑わいがあった。 -
雲はありますが歩いていると汗ばむくらいの陽気です。途中所々にある石造物を見ながら歩いているとすぐに鮎壺公園に到着しました。ここは上流になるので滝は見えないのです。この川は黄瀬川といい市町を分ける川で画像の右岸は沼津市、左岸は長泉町になります。
画像左の木が生えている柵の所が1枚下の画像の撮影ポイントで、その右奥にある吊り橋が2枚下の画像の撮影ポイントです。 -
公園から川沿いに遊歩道があるので滝を見に少し歩きます。途中には柵があり、このように滝の側面からも見ることができました。滝の上部には縄状溶岩があります。
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さらに進むと沼津市と長泉町を結ぶ吊り橋があります。橋の中間地点では『鮎壺の滝』の正面から見ることができました。
『鮎壺の滝』 約1万年前の三島溶岩の先端部分がここで止まり、黄瀬川の流れで硬い溶岩部分が滝になりました。滝下は溶岩の下にある火山灰層が侵食され現在愛鷹ローム層が見えています。落差は8m程。鮎壺の滝 自然・景勝地
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鮎壺の滝の東の位置に鳥居が印象的な神社があるので、5分くらい歩いて来ました。
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割狐塚稲荷神社は周囲80mくらいの『溶岩塚』の上に建てられた狐の伝説が残る神社です。主祭神は宇賀御魂神になります。
『溶岩塚』 この溶岩塚は三島溶岩が流れた時に生成されました。溶岩が流れる時、表面や地面に接している部分が早く冷えると固い外殻ができます。しかし内部の熱い溶岩ば流れようとして溜り殻を押し上げます。すでに固くなった表面はこの時に割れてしまいます。その割れ目を利用して参道があります。割狐塚稲荷神社 寺・神社・教会
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溶岩の間(溶岩塚の割れ目)に建てられたいくつもの鳥居をくぐり抜け階段を登っていきます。
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割狐塚稲荷神社の社殿に着きました。賽銭箱が社殿内にあり、近くに寄ると社殿の扉が自動で開き賽銭を入れられるようになるという仕組みです。
では参拝が終わったので5分くらいかけ駅に戻ります。 -
下土狩駅から15分くらい列車に乗って(長泉なめり駅・裾野駅・岩波駅を乗り過ごします)『富士岡駅』に着きました。ここから富士山を綺麗に見られる公園と風穴を歩いて目指したいと思います。
『富士岡駅』 1944年(昭和19年)開業。かつて御殿場線が東海道本線と言われていた時に信号場として作られたが、その後に駅に変更された。御殿場線が電化される1968年までスイッチバック駅だった。 -
もともとスイッチバック築堤だったこの場所は、平成9年に公園として整備されました。25年近く経ち設備は傷んだところが見られますが富士山の絶景が見られる場所です。
富士見台(富士岡駅高堤防) 名所・史跡
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その構造上細長い公園でいくつかベンチが置かれています。話が前後しますが風穴から駅へと戻る時にまた寄りました。その時にこのベンチにおじいさんが座っていて、下の画像の方向をずっと見ていました。
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おじいさんが見ていた風景。雲が広がる風景ですが天気が良ければ正面に富士山の裾野まで綺麗に見れるそうです。
彼の目には富士山が見えるでしょうか?
それとも華やかなりし頃の御殿場線でしょうか(飛躍しすぎかな)? -
話をもとに戻します。富士見台公園から10分ほど歩き次の目的地に着きました。入洞料金は300円になります。入り口には鳥居が立ち神聖な場所なのですね。
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地面にぽっかりと口が開いた駒門風穴(こまかどかざあな)です。吸い込まれそうで入るのはちょっと躊躇します。入口付近には祠が3つあったので無事に帰れるようにと祈ってから、足元に気をつけながら入ります。
『駒門風穴』約一万年前の新富士山噴火の時に流れた三島溶岩の中にできた溶岩トンネルです。外部の溶岩が冷え始め固まると内部に圧力がかかり、まだ熱い溶岩や火山ガスが押し出されて形成されました。駒門風穴 自然・景勝地
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これなら迷子にはなりそうにありませんね。プラスチック製の鎖が張られてあり順路の看板もあります。水が滴り落ちるくらいしか音がしない静寂な空間がそこには広がります。(画像では明るく写ってますが、実際にはもっと暗いです)
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あまり人の手が加えてないのかな?風穴内はこのように上ったり下ったり、また屈んで通ったりするところがあります。まさに洞窟探検です!
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頼朝公駒形石。このように所々に看板がありますが、周りは石ばかりなので、正直どれがそうなのかわからないです。
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風穴は途中で本穴と枝穴の二つに分かれ、本穴は入口より243mで枝穴は岐点(本穴との分かれ目)より105mで、その先は割石によってふさがれています。この辺りは本穴の奥の方で起伏があまりなく歩きやすかったです。
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枝穴は天井まで1mくらいの高さの入口を屈んで進みます。中に入ると波状紋と書かれた看板がありました。確かに波のようにも見えますね。これは『縄状溶岩』だと思います。
『縄状溶岩』 溶岩が流れている時表面が冷え始めても内部は厚く流れようとしている時に縄状の模様ができます。 -
保護のために奥の途中までしか行けません。行き止まり(ライトの場所)には『溶岩鍾乳石』という看板がありました。その辺りの天井がそうだと思われます。
『溶岩鍾乳石』 駒門風穴の中にあった熱い溶岩や火山ガスが外部に噴出した時、天井や壁から残っている熱い溶岩が滴り落ちます。しかし徐々に冷えなが落ちるので最後には滴り落ちる形のまま固まります。 -
本穴に戻りました。蝙蝠座敷跡です。風穴に入る前は蝙蝠がいたら怖いなと思っていたのですが、それらしいのは見かけなかったです(暗くて見えなかっただけかもしれませんが)
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無事に出口に着きました(祠で祈ったから2回ほど頭を打ったくらいで済んだのだと思います)。20分くらいいたのですが、入洞料金300円でこれだけ楽しめるなんて穴場だと思いました。
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チケット売り場裏には湧水が出ている所があります。そう書かれていても飲むにはちょっと勇気が必要かも?って思います。
では御朱印(書置き3枚で初穂料300円!)を頂き、15分くらいかけ富士岡駅に戻りましょう。 -
富士岡駅から(南御殿場駅を乗り過ごします)電車に乗り『御殿場駅』に着きました。駅には入口が2つあり乙女口には観光案内所があります。画像は富士山口で後ほど出てくるポッポ広場があります。
『御殿場駅』 丹那トンネルが開通する前に東海道本線の駅として1889年(明治22年)に開業した7駅の1つ。御殿場線内で一番標高(455m)が高い位置にありSLが使用されていた時には、その急勾配を走るために沼津・山北駅で連結された補助機関車を切り離す拠点だった。 -
駅近から歩いて5分の富士山東表口参道宮とされる神社です。
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神社の参道に沿って『富士講』の一派が記念として建てた石碑があります。
『富士講』 講(講社)は社会的・宗教的・経済的などの同じ目的を持った集団のことをいう。富士講は宗教色が濃いが一般的には富士山とその神霊への信仰。 -
『新橋浅間神社』の拝殿に着きました。お賽銭をして境内を散策しましょう。
『新橋浅間神社』 主祭神は木花咲耶姫命で源頼朝が巻狩り(今でいう軍事パレード)を行った際に創建されたという。新橋浅間神社 寺・神社・教会
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観光案内所の方が「神社に行くのなら水を入れる容器を持っていった方がいいよー」とまで勧められた「木の花名水」がありました。有名なようで水を汲んでいる方が2人いました。
途中駅弁を買いに店によって15分ほどで駅に戻りました。 -
御殿場駅の横にあるポッポ広場。こちらにはかつて御殿場線で走っていたSLのD52が置かれています。D52は数が少なく静態保存されている7台のうちの1台で、実際に使われていた神奈川と静岡が多く残っています。
ぽっぽ広場 名所・史跡
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汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ ~♪ このモニュメントの横のボタン押すと童謡『汽車ポッポ』が流れます。
『汽車ポッポ』 1937年(昭和12年)に発表されたもので、もともとのタイトルは「兵隊さんの汽車」といい戦地に行く兵士を応援する歌。戦後に現在の歌詞に変えられた。 -
今回の富士山(ふじさん)
結局、富士山は1日中雲に隠れて見れなかったです。こちらの列車の英語名がMt.Fujiなので今回の富士山の画像として使います。ふじさんは小田急電鉄小田原線と東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線を直通運転する特急列車ロマンスカーです。この車両は小田急60000形でMSE車。26分ほど乗ったのですが椅子の座り心地が各駅停車のものとは違いとてもよく快適な時間を過ごせました。 -
特急に乗ったら車内で駅弁です。御殿場線に来たら食べたいと思っていた妙見の鱒の姿ずし(パッケージが良かったのであえてこちらの画像を)御殿場駅のキオスクでも売っているようですが店舗まで買いに行きました。注文してから調理し出来立てのを食べることができました。ドリンクは緑茶でポッポ広場からすぐのTEA STAND RAY-HO CHAで買いました。
ごちそうさまでした。 -
御殿場線は御殿場駅を過ぎてから鮎沢川(谷峨駅手前辺りから酒匂川)を松田駅手前まで並走します。
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特急ふじさんは御殿場駅の次に停まるのが『松田駅』(足柄駅・駿河小山駅・谷峨駅・山北駅・東山北駅には通過)。小田急のロマンスカーのふじさんは、ここから小田急線に入ります。フリーきっぷもここまでなら普通乗車券として使えます。もちろん特急ふじさんに乗るには指定席特急券は別途必要になりますが。二宮尊徳の生誕の地がここから近いようで駅の横に銅像がありました。
「松田駅」 1889年(明治22年)開業。丹那トンネルが開通する以前にあった7駅の1つ。駅の東にある連絡線で小田急小田原線と直通運転がされている。 -
JR松田駅改札口から3分ほど歩き駅舎の反対側に来ました。そこには江戸時代ようなの風景が広がっています。
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松田駅での乗換に少し時間があるので駅裏にある中澤酒造に来ようと思ったのです。こちらの向かいにある建物に販売所があります。そこでは1杯200円で試飲ができます(3杯だと得になり500円)。残念ですが雲のすけは酒に弱くすぐ酔うので、土産を買って駅に戻ります。
中沢酒造株式会社 専門店
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まだ時間が少しあったので松田駅周辺を散策してみます。日本家屋と窓の上と屋根の下の凝ったレリーフがされた蔵(?)がありました。
そろそろ時間なので駅に戻り列車に20分ほど乗り終点(起点?)の国府津駅に向かいます。 -
『国府津駅』に着きました(相模金子・上大井・下曽我は乗り過ごします)。駅前には老舗の駅弁屋の東華軒があります。
『国府津駅』 1887年に横浜駅(現在は桜木町駅)から国府津駅を終点とする鉄道路線が開通することにより開業した。その2年後の1889年には御殿場・沼津を通って静岡駅まで開通して機関車の基地として重要な役割を持っていたが、丹那トンネルができたことによりその役割を失っていく。 -
国府津駅から東海道(国道1号線)に出る道にある登録有形文化財の看板建築。パン屋として営業されています。その日は定休日で残念ながらパンを買えなかったです。
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国府津の国道1号線沿いにある看板建築。現在では数えるほどになってしまいましたが、昔はけっこうあったようです。
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国府津駅の北側の裏山(?)にある石碑です。わざわざ駅から10分くらい歩いて、ここまで来たのには理由があります。
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この絶景を見てください。眼下には東海道線と御殿場線が通っていて国府津の街並みや国府津駅を見ることができるのです。
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本日2個目の駅弁は東華軒の「小鯵押寿司」です。東華軒は東海道本線で初めて駅弁として認可され国府津駅で売ってきた駅弁屋です。国府津に来たらここの駅弁を買いたいと思ってました。石碑のところで東海道本線や国府津駅にを見ながら駅弁を食べました。
ごちそうさまでした。 -
国府津駅から沼津駅に戻ります。25分ほど列車に乗り、特急ふじさんが通過した『山北駅』に途中下車します。木造の駅舎で古い赤いポストが似合います。駅の横にある建物は観光協会が入った建物です。
『山北駅』 1889年(明治22年)開業。丹那トンネル以前にあった7駅の1つ。山越のための機関区が置かれた最盛期には何百人もの人が働いていた。 -
案内所2階には鉄道資料館があります。鉄道関連の資料や国鉄時代の貴重なものが展示されています。開館日時は土日祝日12~16時と短く、雲のすけもギリギリに行って写真だけ撮らせていただきました。
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山北鉄道公園に来ました。ここにはかつて山北が鉄道の町として重要な役割を担っていたことがわかる公園で、ここには実際に走っていた御殿場線と同形のD52が静態保存されています。このSLは圧縮空気を使い12m動けるように整備され不定期ですが整備運行までされています。階段がありますが機関室には入れませんよ。
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大型コンプレッサーが2基載っているのがわかります。
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こちらならいつでも乗ることができます(でも年齢制限があるかも?)。
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山北駅前にある看板建築。こういうのを見ると当時の繁栄振りがわかります。
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このように蔵を持った家が山北にはいくつもありました。
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山北駅前通りを御殿場方面に進むとある商店街です。左側は同じような造りの建物がずっと並ぶ風景です。その一方で向い右側は建物はいろいろな造りになっていて統一感がありません。そのコントラストが面白いですね。
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山北駅に戻ってきました。時刻表を見ると17時台は1時間に1本しかなく、次の列車まで時間があります。今回も歩き疲れているので(25000歩くらい)自販機で飲み物を買い駅のベンチに座って待つことにしました。その間、数えるほどしか人が通りません。そして駅前ロータリーにはツバメが飛んでいて、とてものどかです。昔は数百人の駅関係者が働いていて、賑やかだったとは思えないです。でも山北を歩き少しですがその痕跡を感じ、鉄道公園ではD52が動いている光景を想像してワクワクしました。いつか動いているSLの雄姿を見に来たいと思います。
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山北駅のホームにある石碑。道了大薩埵と読めます。東海道線だった頃に松田駅と共に『道了講』での最寄り駅だったので賑わっていたそうです。その記念碑として建てられたと思います。
それでは今回の旅の最後の御殿場線17時33発三島行きの列車に乗ります。
『道了講』 道了とは大雄山最乗寺の天狗伝説の尊者。道了尊を参拝すること。 -
乗った列車は沼津駅を経由して進行方向を変えて、18時44分に三島駅に着きました。国府津・三島間が1日に何本かあるようです。なぜ沼津で降りずに三島駅まで来たでしょうか?(決して乗車券の合計金額が沼津駅までだとフリーきっぷでは得にならないからではありませんよ~)
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最後にこちらに来たかったからです。三島駅北口にある東海旅客鉄道総合研修センターの敷地内には橋が置いてあります。この橋はもともとは多摩川に架かる2代目六郷川橋梁でしたが、御殿場線の複線化のために第二酒匂川橋梁に再利用されました(六郷川橋梁のときは桁6連だったのを3連ずつにして上下線で使った)。1944年に御殿場線が単線となり、上り線が廃止になり撤去されました。そのトラス桁の一部が鉄道記念物(日本最古の鉄橋)として、ここ三島と明治村で保存されています。今まであまり気にしていなかったのですが、御殿場線にとっても重要な遺産です。これを今回の締めくくりとして旅を終わりとします。
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江戸時代、東海道の箱根越えの宿として三島は繁栄していました。明治になり鉄道が国府津から静岡まで延長された時には御殿場を経由して沼津に行き、三島には駅ができませんでした。その結果、三島は廃れてます。しかし丹那トンネルが開通し東海道本線が熱海を経由することで三島にも駅がつくられ再び活気を取り戻します。その後、東海道新幹線の駅としても開業し、現在では静岡県内で3位の乗車客数になりました。今日訪れた駅は東海道本線から支線の御殿場線の駅となったことで、三島駅とは逆にかつての賑わいを失います。東海道本線の歴史を知った今では、乗降客が多くいる三島駅構内を見ると複雑な気持ちになります。
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今回の土産
純米吟醸「松みどり」と純米吟醸「酒ケーキ」は松田駅にある中澤酒造で買いました。石炭糖は山北駅の和菓子屋の秋月堂で買い、丹沢の猪は同じく山北駅横のコンビニで買いました。
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