●2023 スペイン大満喫 ８日間 (10)●

2023/03/08 - 2023/03/08

行けるなら、行けるうちに、行っておきたい…、です。長いコロナ禍にロシアウクライナ戦争…、重く暗い情勢が続いていますが、３年ぶりの海外旅行、待ちに待った行き先は初スペイン。ヨーロッパはこれで11回目に。
思えば昨年６月頃からぼちぼち旅行社海外ツアーが出始めましたが、結局募集中止ばかり(コロナ未収束だから当り前)、ようやくちらほら催行決定が出てきたのは年末年始頃だったか。
今回は、ＨＩＳの羽田発着「大満喫スペイン８日間(伊丹発着付き)」を利用。エコノミー席で259800円、燃油105000円。価格もさることながらバルセロナでの好立地ホテル(サグラダファミリアまで歩いてすぐ！)が決め手でした。

訪問地：マドリード(トレド)ーコルドバーミハスーグラナダーバレンシアータラゴナーモンセラットーバルセロナ。
●2023年３月８日(水)　第６日目 前半 ／ ＨＩＳ「大満喫スペイン８日間」　
●終日バルセロナ　前半はみんなでサグラダファミリア見学
今回最大の山場と思っているサグラダファミリア入場観光

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

05:50、ホテルの外へ。「ラディソンブル1882 ホテル サグラダファミリア」外観。ここ、いつでも屈強なガードマンさんが入口(内側)に立っています、安心。

朝食いただいた地下のレストラン。

種類も豊富でした。美味しかったです。明日は出発が早いのでここではもう食べられません、悲しい。
早朝出発の宿泊はちょっとだけマイナスポイント。出発の関係で仕方がないのですが。

ロビーの様子。広くて高級感もあり、とてもいい感じでした。

ホテルの向かいの建物。バルセロナの新市街(あくまで旧市街に対する名称で)は、パル等と同様で、都市計画に沿って建物の高さや道路幅等が整えられていた近代的な都市です。

部屋の摺りガラスの中のサグラダファミリアにさようなら。いよいよ出発です。帰って来るのでスーツケースは置いたまま。

09:00ホテル出発。こんだけ近いのだから、朝一番でサグラダファミリアと徒歩で！と予想していたのですが、この日がたまたま世界女性デーのデモ行進で、交通規制と渋滞があるために、先にバルセロナ車窓観光をする、とのことでした。

街の様子もあれこれ取りながらです。やま勘でバスは右側に着席。まず「カサ ミラ」と「カサ バトリョ」の車窓観光です。乗客には集中力が必要です。

ガイドさんは、バス先頭最高座席の視界からものを言いますので、なるべく多くの乗客がそれらが見られるように…という配慮を欠く人が多かったです。

09:10、「カサ ミラ」前。今回の方はずいぶんマシな人でした。曲がる交差点や右側左側など、早めのタイミングで知らせてくれたので、

うまく撮れたかどうかは別として、みんな見られたとは思います。こんな時までうつ向いてスマホいじってるような人は論外ですが。

ひどいガイドは、自分が今見えてるものが一同も見ていると勘違いしているから始末が悪い。知識があって日本語が話せるだけでそれ以上が無い人。

運転手さんも少しゆっくり交差点を曲がってくれたような気がしました。遠くから来た観光客たちのために。それがもしバルセロナの常識なら、なんと素晴らしい町でしょう。

カサミラ前を南東へ左折して、名建築が多いとされている「グラシア通り」に入りました。

すぐに「カサ バトリョ」が見えてきました。右側座席で正解。

09:14、真正面！　ですが、バスは停まってはくれません。ガラス越しとはいえ、いいのが撮れました。この高さから撮れるのは貴重。

バトリョの左隣りも有名な建築、「カサ アマトリェール」です。

このあたりは、ほぼ連続シャッターです。

数軒左側に「カサ リェオ モレラ」、これもよく紹介されています。

あっという間に終わったバルセロナ車窓観光でした。左側だったらと思うとぞっとします。車窓観光は運次第。

その後はサグラダファミリアに向けて進みました。どこをどう通るのかはわかりません。目に入るものをパチパチ撮ります。

これらが何であるかは、グーグルマップで調べられるとは思いますが、なかなかそこまで情熱と時間はありません。

大きな交差点の角かどに素敵な建物があります。

有名無名に関わらず、どこか粋なデザインが施されています。街歩きにはとても魅力的なところだと思います。

これ、何だったかな…、思い出せない…。

サグラダファミリア直近のホテルだったのに、バスが止まったポイントからは少し歩きました。なんじゃそりゃ？ でも仕方ありません。

09:35、この日の初撮影。お写真ポイントになっている、池の前の公園から。

縦でも。生誕のファザードという実質上の正面。たくさん人がいます。

全体を収めるには、池をはさんだこの辺くらいからがちょうどいい感じです。

クローズアップ。

クローズアップ。

クローズアップ。きれいな星のマリアの塔。画面左端で建設中のは最大の塔になる「イエスの塔」

働く人々。公園清掃。

働く人々。クレーン操作。

見上げる人々。世界各地から。

09:40頃、ガイドさん先頭で入場。

中に入る前に、「生誕のファザード」の解説をイヤホンガイドで聞きつつ、

気になった所をクローズアップ。向こうにマリアの塔。

ガウディが他界した後も、意思を受け継いだ多くの人の力で完成に向かう巨大な教会。入場料収入や寄付で建設費管理費が賄われている(でいいのかな)こともここで知りました。

扉と彫刻群の説明も。差し棒の先の赤いひらひらはガイドさんのもの。

柱のたもとのカメ。陸ガメと海ガメとがペアになっています。

サグラダファミリア入場チケット確保は確約できない、その場合はカサミラかカサバトリョの入場観光になる、的なただし書きがツアーには必ずあります。アルハンブラ宮殿にもある。

実際そんなこと起きるんでしょうか。ハイシーズンはバカンスでどこも人でいっぱいになると聞きますし。

この日の午後からの自由時間は、すでに計画済みです。迷ったあげく「カサ ミラ」と「グエル公園」に行くことに決めていました。

「カサ ミラ」「カサ バトリョ」「グエル公園」からふたつセレクト！！
三つは時間的に無理と思うし、なるべく日没前にホテル戻りたいので。

泣く泣くバトリョはあきらめ、またの機会に…。

「カサ ミラ」のチケットは日本で購入済み。「Get Your Guide」というアプリ経由だと日本語かつ公式サイト同額でGETできました。

「グエル公園」は雨天ならパスしたいから、当日券で。夕方ならそう長い行列にはなってない、という予想で。

何時ごろ解散になるのか気になっていました。チケット購入は30分刻みの時刻指定が必要です。変更できるチケットは割高で。

出発前の添乗員さんからのご挨拶電話の際に、どこで何時ごろの解散か尋ねたところ、ほぼ予想通りの「12時半頃までには、カタルーニア広場にて」とのこと。

で、「Get Your Guide」で、14:30の「カサ ミラ」のチケットを買いました。スマホで購入済を表すバーコードを提示して入場。念のためプリントアウトも持参。

なるべく人が写らないように撮ってます。

いろいろ詳しい解説がありましたが、すでにひと月経っていてあまり覚えていません、情けない。

反対側の「受難のファザード」に出てきました。さっきの「生誕のファザード」側と大違いで、前の敷地がとても狭いのです。

昨晩、敷地外から見ていて良かったです。
みなさん「受難のファザード」は出てから裏にまわって撮りましょう。

再集合の時刻と場所の確認後、各自自由見学となりました。まずは館内の展示スペースに入りました。いきなりガウディさんがお出迎え。

大きな模型。

ガウディデザイン　左

ガウディデザイン　中

ガウディデザイン　右

マリアの塔。たまたま後回し後回しになっていたスペイン旅行。これの完成後で良かったです。

ひもを吊るして吊るして吊るして…、その形を逆さまにして、柱の配置とか重量構造とかのヒントを得た…というもの。

工房。

展示スペースを出ると、さっきの正面にでました。撮っていなかった全体模型。
「生誕のファザード」サイド。

反対側の「受難のファザード」サイド。

で、「栄光のファザード」です。黄色い部分はこれからできてゆくところですね。

最初に来た池向こうの公園。人が増えてます。

あらためて「生誕のファザード」

さっき撮りそびれた海ガメ。

再集合までの間、もう一度内部を見て回ります。

上ばかり見ていて首が疲れる…ということはなかったです。

暖色系と

寒色系と

いずれ、こちらが正面出入口になる…だったかな？？違ってたらすいません。

地下にガウディさんが眠っていて、わずかに見られるポイントがあります。不幸な最期だったようで気の毒です。

詳しい解説本を読んでから来ればよかったかもしれません。
一回訪れてから勉強するとよく理解ができ、再見学で非常に理解が深まる、という話を聞いたことがあります。

ショップ。サグラダファミリア全体を表したミニチュアが欲しかったのですが、

思うようなものは無かったです。

ガウディさんの生涯を表した絵本が日本語版でも売ってました。妻はあまり買い物はしない派なのに「これとてもわかりやすい」とお買い上げ。

脇にそっと建っているガウディの「学校」にも入りました。その全体模型。波打つ形は強度が増すので、より少ない部材より薄い板で作られる、みたいです。

まだこれだけの時代があったのですね。

素晴らしい記録です。

内部もきちんと保存されています。

我々の入場料もこれらに利用されるということなので、それは実に光栄なことです。

塔に登るエレベーター。別料金要予約。

11:30再集合でした。バスが待っている所まで移動です。

12:00、この「凱旋門」でバスを降りて、もうひとつの見学場所「カタルーニア音楽堂」へ行きました。

散髪屋さんのこの斜めトリコロール。外国で見かけたのたぶん初めて…。スペイン由来のもの？？

凱旋門からほぼ北西に(バルセロナ碁盤目は約45℃傾いているエックス形)旧市街の細い路地を抜けていきました。

昔ながらの風情。狭い路地には、夏場の強烈な日差しを届かせない効果もあります。

コロナが収まって外国人がいっぱい歩くようになっ(てよかっ)たなぁ、などと物陰から見られてるような気がします。

イヤホンガイドで説明を聞きながら・・・10分くらい歩いたか。

「カタルーニア音楽堂」到着。

外部も内部も素晴らしい出来で有名な所です。ここは入場はしない「下車観光」でした。

現役のホールです。

狭い通りなので引きが無く、全体を写真で収められない建物です。CGで再現して見せてほしいです。

ここも再訪の機会があれば絶対入場したいところです。

解散場所の「カタルーニア広場」はもうすぐそこです。にぎわいが増しています。

目に入るものを次々に。
添乗員さんに事前に聞いていたように12時半頃の解散となりそうです。

目に入るものを次々に。
カサミラまで歩いても全然すぐ着くので、

目に入るものを次々に。
どこかで昼食して、ちょっと写真撮りながらうろうろしても大丈夫です。

12:25、「カタルーニア広場」前で解散となりました。さ、これから自由時間のはじまりはじまり。

後半につづく・・・