アムステルダム旅行⑤【海洋博物館、ARTIS、オランダ料理】

2023/03/21 - 2023/03/21

春休み旅行第3弾！ベルギーのブリュッセルとオランダのアムステルダムにFlixbusの深夜便を使って旅行してきました。

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

たっぷり芸術を味わったので、今度はオランダの海洋国家としての歴史を辿りに「オランダ海洋博物館」へ歩いて向います。奥に見えるのはモンテルバーンス塔。

モンテルバーンス塔 建造物

そこまで歩くことなく到着です。しかし受付で「17時閉館だからあんまり時間ないよ」と言われ、確認してみるとほんとに17時閉館と書いてありました。なぜだか18時閉館だとうっかり勘違いしてました(>_< )

急いで見学するから大丈夫と言い、早足で展示エリアへ向います。

オランダ海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

荷物はロッカーに預けます。受付でもらったレシートに書いてあるバーコードをスキャンするとロッカーが開くシステムでした。

建物は北館、東館、西館の3つのエリアに別れています。日本語のオーディオガイドを借りて、まずは東館から見学することにしました。

船首像

当時の人たちは船首像に精霊や妖精が宿っていると信じていて、嵐や疫病から守ってもらえるよう祈っていました。

コンパス

ここの部屋はプラネタリウムみたいに周りが星空になっています。

アストロラーベであってるかな？

アンティーク感がたまらない！昔の人はこういった道具で星を見て座標を把握していたなんてすごいです。

船の模型もたくさんあります。

大航海時代のものから現代の船までありました。

オランダが昔交易してた国々の展示の中に日本もありました。

当時の日本は江戸時代。幕府はキリスト教の布教を防ぐためにヨーロッパとの貿易を禁止していましたが、オランダだけは許可されました。

長崎の出島の地図

歴史の授業で習ったことを実際に肌で感じると、勉強していてよかったなと度々思います。

地球儀

北館へやって来ました。ここではスペインからの独立戦争である八十年戦争の展示がしてありました。

八十年戦争は1568年からスペイン領ネーデルラントがスペインのフェリペ2世からの重税やカトリック強要に反発して起きた独立戦争です。北部7州はユトレヒト同盟を結成し戦い、1648年のウエストファリア条約で終結しました。

上に行くと海に関する美術館でした。

海に関する絵画がたくさんあります。

写真のようなリアルな絵画です。

東インド会社の船「アムステルダム号」のレプリカもあります。閉館時間近かったので、残念ながら閉められてました。

アムステルダムの港の様子

捕鯨に関する展示もありました。

40分ほどしか滞在できなかったので、きちんと見ることはできませんでしたが、海洋国家の雰囲気を楽しむことはできました。

1時間予定が巻いたので近くにある動物園にも行きました。ここはARTISという1838年に開園されたオランダ最古の動物園です。

アルティス テーマパーク・動物園・水族館・植物園

でも天気も悪く、工事中の場所もあり、閉園1時間前ということもあり、動物がほとんどいませんでした(>_< ) Googleマップの最近の口コミではたくさんの動物の写真があがっていたので、タイミング悪く訪れてしまいました。

I amsterdam city card で入っているので気にならないですが、入場料25ユーロもしてこのクオリティはちょっと… となってしまいます。来るなら動物が活動的な晴れた日の昼間がいいですね。

フラミンゴ

この動物はなんだろ？うさぎではないし、カンガルーの仲間かな。

黒豹

鳥はたくさんいました。

赤くてとっても目立つ鳥

ペンギンコーナーが1番よかったです♪とっても近くで見れます。

鹿

ライオン

大きな動物が全然いないと思いましたが、ライオンを見れてよかったです。他の柵の前にもキリンやゾウの名前は書いてあったので見たかったな…

ペリカン

このサルは柵もなく放し飼いでした。

ちょっと消化不良でしたが、海外旅行でこれくらいの問題なら気にしない！

18時になるとほとんどの博物館は閉まってしまうので、とりあえずダム広場周辺の中心地でお土産を見て回ります。

ダム広場 広場・公園

ダム広場はアムステルダムの語源である、アムステル川をせき止めるダムのあった場所です。

時間がなくお昼ご飯を食べられなかったので、お腹ペコペコ。ということでアムステルダム名物の自動販売機でクロケットを売っているFEBOというお店にやって来ました。

フェボ (ダムラク店) 地元の料理

ボタンを押してクレジットカードで購入。

食べたのは牛ひき肉のクリームコロッケ。ちゃんと暖かくて、サクッとしていてめちゃめちゃ美味しかったです。1つ3ユーロとちょっと高いので、あと1ユーロ安ければ文句なし！

I amsterdam City Card で1杯無料でいただけるということで "Three Little Bottles" というレトロなパブを訪れました。

趣のある店内でタイムスリップした気分になります。

サービスのお酒はダッチジンかチェリーカクテルの2種類から選んでと言われ、ジンのショットは飲んだことがなかったので、チェリーのお酒にしました。それでも度数は20度あります。

表面張力が働くほどなみなみまで注ぐのがオランダ流。少しはしたないですが、最初はグラスを持たずに口をつけるのが一般的だそうです。

チェリーの味が強いので、ワインよりもアルコール感を感じず飲みやすかったです。

ショット1杯では飲み足らず、ビールも注文。Gulpenerというオランダのビールですが、水っぽいビールでした。強いお酒のチェイサーにはちょうどいいです！

バスの時間までまだまだあるので、アムステルダム・チーズ博物館に来ました。オランダといえばチーズ！アムステルダム以外の都市には行けなかったので、ここでオランダの色々なチーズを食べました。

ここの1階はチーズの販売をしていて、地下が博物館になっています。

とりあえず先に博物館を見に行きました。

とはいっても、この小さなスペースのみ。

牛の模型や、実際に使われていたミルクジャーや桶、機械が展示されており、チーズ作りの様子が再現されています。オランダでのチーズ作りの歴史を知ることができました。

1階はチーズ専門店であり、オランダの様々な種類のチーズを試食できます。ほんとにたくさんのチーズが売ってあるので、見て食べてすっごく楽しいです。

ゴーダチーズ、エダムチーズ、それに色んな種類のフレーバーが入ったチーズがあり、どれを買うか中々決められません。

今回は行きませんでしたが、帰る途中にあるのでアンネ・フランクの家を外から眺めました。

アンネ フランクの家 建造物

やっぱりアムステルダムの運河は美しい眺め。

またダム広場に戻ってきました。クリスマスとかではないですが、イルミネーションがあります。

ダム広場 広場・公園

せっかくアムステルダムにいるので大麻ショップも訪れました。意外とカラフルでオープンな店内です。もちろん買ってないですよ！

アムステルダム旅行の最後は "moeders" でオランダ料理を食べました。

モエデルス 地元の料理

moeders はオランダ語で母という意味。壁にはたくさんのお母さんの写真が飾られています。

最後のビールは安定のハイネケン。オランダに来てこれを飲まずには帰れない！

家庭料理の代表と書いてあったスタンポットを注文しました。内容は肉団子、ウィンナー、ベーコンにザワークラウトが入ったマッシュポテトです。

見た目通りの味で、安定の美味しさです！お会計後にはオランダのお土産ということで、ラドマーカーのコーヒーキャンディを3つもらいました。

バスの時間は23時ですが1時間半ほど前に最寄り駅に到着。誰もいないストリートピアノがあったので適当に弾いて時間を潰していると、1時間経ってました。笑

23:15 ぴったりにベルリンへ出発です。WBCの決勝を見ながらのんびり帰りました。

オランダはゴッホ、フェルメール、レンブラントと超有名な画家が誕生した地ということもあり、充実した美術館でした。そして街中に張り巡らされた運河の景色は最高です。1日半という短い時間でしたが、大いにアムステルダムを楽しめました。

アムステルダム スローテルダイク駅 駅