ブリュッセル旅行②【王立美術館、サン・ミッシェル大聖堂、ギャルリ・サンテュベール】

2023/03/19 - 2023/03/19

春休み旅行第3弾！ベルギーのブリュッセルとオランダのアムステルダムにFlixbusの深夜便を使って旅行してきました。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午後はまずノートル・ダム・ド・ラ・シャペル教会へ。ここはブリューゲルが埋葬された教会として有名です。

ノートル ダム ド ラ シャペル教会 寺院・教会

ですが、張り紙がしてありここもこの日は閉まってました(>_< )

教会の横にあるブリューゲルの像を見れたので、良しとします。

続いてノートル・ダム・デュ・サブロン教会へ。ブリュッセルの教会はフランスっぽいです。これがフランボワイアン様式っていうんですね。

教会の前ではアンティーク・マーケットが開催されていました。

ノートル ダム デュ サブロン教会 寺院・教会

3つ目にしてようやく中に入ることができました。

中央祭壇はステンドグラスが豪華で感動しました。

観光客は少な目で落ち着いた雰囲気です。

内装はシンプルですが、両脇にあるステンドグラスもとっても綺麗です。

ウルスラ礼拝堂という礼拝堂は黒と白の大理石でできていてかっこいいです。

サブロン教会を出て王立美術館に向かっていると、小さな庭園がありました。実は方向音痴を発動して違う方向に進んでしまったのですが、綺麗な庭園を見れてラッキーです♪

プチ サブロン広場 広場・公園

数分歩いて王立美術館に到着！学生券はなんと3ユーロでした。とっても大きな美術館なのにこの値段は超安いです。

ベルギー王立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ベルギー王立美術館には古典美術館、世紀末美術館、マグリット美術館の３つの美術館があります。

残念ながらマグリット美術館は改装中のため閉館していました。

画家の名前が書かれたトンネルを通っていきます。

最初に世紀末美術館の方に来ました。世紀末という名前から絶望的な絵画が展示してあると思いましたが、19世紀末のことでした。

世紀末美術館 (王立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

ロバート・ピカード : Forest Seen from the Treetops at Dawn

ルイ・アルタン : The Wreck

ゴッホ : 帽子を被った若い農夫の顔

ゴーギャン : 緑のキリスト

エドゥアール・ヴュイヤール : Two Schoolchildren

ピエール・ボナール : 薔薇の長椅子のある化粧室

フェルナン・クノップフ : スフィンクスの愛撫

レオン・フレデリック : The Stream

家具なども展示してありました。

ジャン・デルヴィル : オルフェウスの死

世紀末美術館だけでも1時間ほどかかる充実したコレクションです。

エントランスホールに戻ってきて、次は古典美術館です。

コンスタン・モンタルド : 寓意的な情景

ルーベンス : ニコラス・ファン・バンベークの肖像画

古典美術館 (王立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

ニコラース・マース : 居眠りをする老婆

ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム : フラワー・アレジメント

ルーベンス : The ascent to Calvary

ルーベンスの作品が展示されている部屋にはどれも巨大な絵画が置かれています。

ジャック・ルイ・ダヴィッド : ヴィーナスと三美神に武器を取り上げられるマルス

ジャック・ルイ・ダヴィッド : マラーの死

ブリューゲル2世 : De Terugkeer Van De Bedevaart

2階からのエントランスホール。目の前にある丸いやつは弓の的です。

ヤーコブ・ヨルダーンス : Allegory of Fertility

クエンティン・マサイス : Offering of Jodchim and Anne

ブリューゲル : 謝肉祭と四旬節の喧嘩

ここの美術館もブリューゲルが1番の見どころ。ウィーンの美術史美術館でもたくさんブリューゲルの作品を見ましたが、ここにも多くの作品がありました。

ブリューゲル : スケーターと鳥の仕掛罠のある冬景色

ブリューゲル : 反逆天使の墜落

ブリューゲル : ベツレヘムの戸籍調査

ブリューゲル : イカロスの墜落

フィンセント・セラー : Jupiter, Antiope ane their Children Amphion en Zethos

ルーカス・クラナッハ : アダムとイブ

ルーカス・クラナッハ : 聖母子像

ハンス・メムリンク : 聖セバスティアヌスの殉教

ロヒール・ファン・デル・ウェイデン : ピエタ

ヨース・デ・モンペル2世 : バベルの塔

ブリューゲルのバベルの塔が有名ですが、この作品もけっこう好みです。

アンドレア・デル・サルト : レダ

王立美術館には思ったよりも長居しました。アムステルダムで多くの美術館に行くのでここに来るか迷いましたが、来てよかったです。

王立美術館を出るとロイヤル広場があります。ここには第一次十字軍の指導者、ゴドフロワ・ド・ブイヨンの騎馬像があります。

ロワイヤル広場 広場・公園

豪華なブリュッセルの街並みです。

少し下ると芸術の丘に着きました。ヴァイオリンの演奏やサンバの音楽を流してでダンスしている人もいて、芸術のある自由な雰囲気でした。

芸術の丘 広場・公園

天気が悪くて見栄えが微妙なので、加工で青空に。眺めのいい綺麗な庭園です。

坂を下っていると音楽が聞こえてきたので急いで時計台へ向かいました。人形たちが動くと思っていたのですが、音楽が流れるだけでした。

そしてブリュッセルの中で一番豪華な教会「サン・ミッシェル大聖堂」に来ました。特徴的な外観なので多くの人が写真を撮っていました。

サンミッシェル大聖堂 寺院・教会

内部には12人の使徒の像が立っており、荘厳な雰囲気です。

ステンドグラスもとっても美しいです。ブリュッセルのステンドグラスはどこもクオリティが高く、見入ってしまいます。

1枚1枚じっくり鑑賞です♪

サン・ミッシェル大聖堂を横に見ながらホテルに一旦向かいます。

途中にはコングレ記念塔がありました。これはベルギー国民議会がベルギー王国憲法を制定したことを記念してつくられたものです。

コングレ記念塔 モニュメント・記念碑

ホテルに荷物を置き、再度ブリュッセル中心部へ！

ヨーロッパ最古のアーケード「ギャルリ・サンテュベール」にやって来ました。

ギャルリ サンチュベール 散歩・街歩き

ディズニーランドのワールドバザールに似たような雰囲気。

色々なお店がありますが、メインはやっぱりチョコレート店です。ベルギーを代表するショコラティエが揃っています。

お店のショーウィンドウはイースターまであと1ヶ月なのでたまごやひよこの飾りです。

どのお店のディスプレイも魅力的♪

試食をもらいながら色々なチョコレート店をはしごします。どこのチョコもとっても美味しいです(*´﹃`*) ブリュッセルに住みたくなっちゃいます。

荷物になるのでチョコはまだ買わず、デリリウムカフェに向かいます。

小便犬、小便小僧ときて最後は小便少女がありした。男の子よりもリアル感増します…笑

ジャンネケ ピス（小便少女） モニュメント・記念碑

その相向かいにデリリウムカフェがあります。カフェという名前ですが、バーみたいな感じです。

ここは世界中の約2400種類のビールが飲めるビアカフェで、ギネス世界記録にも登録されています。

デリリウムカフェ バー

お店に入ると、熱気のあるカウンターがあります。ここはビールを注文し、その場で支払う形式でした。

生ビールもたくさんの種類があり、何を飲むかとても悩みます。

結局、どれも飲んだことなかったのでお店の名前でもあるデリリウムを注文。チョコに引き続き幸せの味(´˘`*)

アルコール度数は少し高めで、おつまみなしにビールだけを楽しめる美味しさです。

レトロな内装でとっても雰囲気のある店内でした。

ほろ酔い状態でグランプラスに戻ってきました。お腹が少しいっぱいなので、ワッフルを食べるために少しお散歩します。

ベルギーの高級チョコといったらゴディバ。日本よりも安いですけど、やっぱりちょっとお高めの値段。

ゴディバ (グランプラス店) 専門店

セルクラースの像

セルクラースの像 モニュメント・記念碑

銅像に触ると願いが叶うらしいです。

ブリュッセル生まれの漫画家エンジェの「タンタンの大冒険」の壁画です。

これは1番有名な作品で、タンタン、スノーウィ、ハドック船長が描かれています。

BD壁画 文化・芸術・歴史

どの世代がタンタンって聞いてわかるのかな？初めて知ったキャラクターですが、ブリュッセルの様々な場所に描かれているので、なんだか身近に感じてきます。

街歩きのついでにタンタンの壁画を探すのも面白いです。

ブリュッセルではいたる所でワッフルのいい香りがします。適当に美味しそうなのを買うのもいいかなと思いましたが、

せっかくなので王道の「メゾンダンドワ」で食べることにしました。

メゾンダンドワ ティールーム&ワッフル スイーツ

ブリュッセル風とリエージュ風の2種類がありました。ブリュッセルにいるのでもちろんブリュッセル風を注文し、チョコとバニラアイスをトッピング。

生地はサクサクで、温かいチョコレートと冷たいアイスの相性も抜群。安定の美味しさです。イートインスペースが閉まっていたのは残念ですが、外で座って食べれました。ちなみに地下にあるトイレに行くと、ワッフルを作ってる姿を鏡越しに見れます。

ベルギーはドイツと並ぶ世界有数のビール大国。せっかくベルギーまで来て1杯だけだともったいないので、スーパーで調達します。

有名所のヒューガルテン、デュベル、レフのフルーツビールを買いました。

ヒューガルデンはホワイトエールであり、オレンジピールとコリアンダーシードが添加されているので、さっぱりとした味わい。冷やして夏に飲みたいビールです。

デュベルはスパイシーな香りとしっかりとした苦味で男のビールって感じです。アルコール度数も高いのでゆっくり味わって飲みました。

レフは今回ルビーという種類のフルーツビールです。ベリーの味が全面に出てくるフルーティーで飲みやすいビールでした。

ぶらぶらしているうちに暗くなってきました。夜のグランプラスはより美しくなり、昼間に来た時より感動しました。

グランプラス 広場・公園

夜に見たら世界一美しい広場というのを納得できます！

夜のギャルリ・サンテュベールもライトアップされてていい感じ♪

どのお店も20時くらいまでは営業しているので、博物館などの観光を終えたあとでも買い物できます。

ギャルリ サンチュベール 散歩・街歩き

チョコレート店を色々周りましたが、どこのチョコも美味しくて最高でした。自分用のお土産はベルギー王室御用達の中で1番安かった「レオニダス」で買います。

レオニダス(ギャルリ サンテュベール） 専門店

ブリュッセルのチョコレート屋さんではショーウィンドウに並んでいるチョコを一つずつ注文するのがノーマルスタイル。

一番小さい箱を注文し、たくさんあるプラリネの中から選んでいきます。10個ほど美味しそうなのを選んであと何個選べるか聞いてみると、なんと全部で22個！1個ずつ店員さんに箱に詰めてもらうのは少し申し訳なく思いますが、おすすめを聞きながらじっくり選びました。チョコレートが大好きなので選ぶ時間もすごく幸せで、楽しかったです。22個買ってもたったの9.4ユーロしかしなく、このあとアムステルダムに旅行に行かないのならもっと大量に買いたかったです。

試食でけっこうチョコを食べたので、開けずに家に持ち帰ります。帰ってから食べるのが楽しみです(∩ˊ꒳​ˋ∩)

夜のサン・ミッシェル大聖堂を見ながらホテルに帰ります。

ブリュッセルはチョコ、ワッフル、フライドポテト、ビールと自分の好きなものが美味しい都市なので今までの旅行で食に関しては一番の満足度です。

街は少し汚いなと思うところや治安が悪そうな場所もあり、中心部以外はちょっと警戒が必要な感じでした。でも、トラブルなくめいいっぱいブリュッセルを楽しめたのでよかったです♪