2023/03/21 - 2023/03/21
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ゆうさん
この旅行記のスケジュール
2023/03/21
この旅行記スケジュールを元に
春休み旅行第3弾!ベルギーのブリュッセルとオランダのアムステルダムにFlixbusの深夜便を使って旅行してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅行最終日!しかし寝不足気味です(。-_-。)
なぜならWBCのメキシコ戦を見てしまったから。旅行の前はWBCの日本戦を全部見ていましたが、準決勝からはアメリカ開催で夜の12時から始まるので見るのを諦めてました。しかし夜中の2時にふと目が覚めるとメキシコになんと負けている… ということで6回表から最後まで見てしまいました。9回の攻撃は素晴らしく、劇的勝利に感動(>_< )
寝不足ですがテンション高く、2日目スタートです。朝ごはんはブリュッセルのスーパーで買ったワッフル。アムステルダムらしい建物をホテルから見ながら食べました。 -
本日の最初のスポットはアムステルダム旅行で一番楽しみにしていたゴッホ美術館。チケットは事前にインターネットで購入し、オープン時間の9時ぴったりに入りました。
ゴッホ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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まずはロッカーに荷物を預けます。6桁の暗証番号と1つ記号を選択するとロッカーが自動で空きます。Small は小さそうでしたが、Big はバックパックも余裕で入る大きさです。
ゴッホ美術館は"I amsterdam city card"が使えないので学生料金の10ユーロ、そしてオーディオガイドも3.5ユーロで追加しました。日本語でゴッホや彼の家族、友人関係などの様々なことを説明してくれるので、見学には必須です。 -
近くにあるの入り口へ向かうと特別展の方でした。まず最初に展示されているのは "Almond Blossom"。この絵を知らなかったのですが、たくさんグッズ化されていたので有名な作品です!
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特別展はゴッホを支えた家族に焦点を当てた展示です。
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家系図
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Reminiscence of Brabant
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Still Life with Bible
ゴッホの父は牧師で、彼も牧師になろうとしました。 -
Winter Garden in Nuenen
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Camille Pissarro ; Landscape with Rainbow
ゴッホが弟のテオと一緒に収集した作品も展示してあります。 -
Paul Gauguin ; The Mango Trees, Martinique
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Quinces, Lemons, Pears and Grapes
30歳を過ぎると、ゴッホは弟と一緒に暮らすようになりました。弟のテオは色々悩みましたが、兄を支えることに決めました。そしてゴッホは今までよりも明るい作品を制作するようになります。 -
Montmartre: Behind the Moulin de la Galette
この前の夏休みに訪れたパリのモンマルトルの風景。ここには今もたくさんの画家がいました。 -
The Harvest
これはテオの奥さんが気に入っていて、家にも飾っていた作品です。ゴッホもテオも早くに亡くなってしまいましたが、彼女が尽力したおかけでゴッホが死後ここまで有名になりました。 -
Seascape near Les Santes - Maries - de - la - Mer
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Congregation Veaving the Reformed Church in Nuenen
父がなくなったときの作品。 -
背景や光を変えてどのように作品の印象が変わるか、を体験するコーナーです。
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背景の色で作品は全く違った印象を受けました。
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Self - Portrait with Pipe and Straw Hat
それではゴッホ美術館の常設展へ。1階へ行くとゴッホの自画像が山ほど展示してあります。モデルを雇うお金がないから自画像をたくさん描いたと言われていますが、自分の内面と向き合い、色の研究をしながら制作していたことが覗えます。 -
Sefl - Portrait as a Painter
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The Potato Eaters
2階に上がってまず目に入るのは「ジャガイモを食べる人々」。ゴッホは労働者が手を汚して生活する姿に強い尊敬を持っていました。リアルな様子を切り取ったこの作品には訴えかけるものがあります。 -
Sefl - Portrait with Grey Felt Hat
2階にも有名な自画像がありました。 -
Garden with Courting Couples : Square Saint - Pierre
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Trees and Undergrowth
ゴッホはポスト印象派と区分されますが、この作品は印象派みたいな雰囲気です。 -
In the Café : Agostina Segatori in Le Tambourin
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Paul Gauguin ; On the Banks of the River at Martinique
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View of a Butcher's Shop
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Sunflowers
そして1番の目玉である「ひまわり」です。有名だからと一言では言い表せない、とても惹き付けられる作品です。オーディオガイドで言ってましたが、満開ではなく、少し枯れたひまわりにゴッホは魅了されました。その他の花をメインにした絵画にも枯れた様子は描かれています。
美術館にいる間に3回訪れる、ポストカードもキーホルダーも買いました。1つは焼けてなくなってしまいましたが、ゴッホは全部で7枚のひまわりの絵を描きました。世界中の美術館に展示してありますが、ミュンヘンで見に行っとけばよかったなー(>_<) ロンドンに行ったときには絶対見ます! -
アップでも撮ります。ゴッホの特徴である厚塗りを生で観察できました。
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The Pink Orchard
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Gauguin's Chair
後にゴーギャンと一緒に暮らした「黄色い家」の絵画もありますが、これはゴーギャンの椅子です。左耳切断事件の印象が強いゴーギャンとの関係ですが、絵を見てみるとお互いに尊敬していたことがわかります。 -
The Bedroom
これも同じくゴッホがアルルで暮らした「黄色い家」の寝室です。 -
Bridge in the Rain(after Hiroshige)
ゴッホが日本の浮世絵にハマっていたことは日本人なら知っている有名な話です。歌川広重の作品を彼なりに模写した作品です。 -
Courtesan(after Eisen)
たぶん渓斎英泉のことかな? -
Portrait of an Old Woman
3階に上がっていきます。 -
Vase with Gladioli and Chinese Asters
ここの部屋では色んな画家のお花の絵が展示されています。楽勝と思いきやゴッホの作品を全部きちんと判別できませんでした… -
Apples
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The Yellow House
ゴッホはアルルにて芸術家共同体“南仏派”を作りたいと思い、アルル中心街に「黄色い家」を借りました。そしてゴーギャンと暮らし始めます。
目の前にあるものを描きたいゴッホと想像力で絵を描くゴーギャンはよく言い争っていました。言い争いの結果、ゴッホは自分の左耳を切断する事件が置きました。 -
Paul Gauguin ; Vincent van Gogh Painting Sunflowers
ゴーギャンはひまわりのデッサンをしてるゴッホを作品に残しました。 -
Peach Tree in Blossom
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入院中のゴッホは庭にあるそのままの自然を描くことに幸せを感じました。
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Irises
アイリスの花もひまわり同様少し枯れているのがゴッホらしいです。 -
The Raising of Lazarus(after Rembrandt)
ゴッホは様々な有名画家の作品からインスピレーションを受け絵を描いています。これはレンブラントの宗教画の一部分にフォーカスした作品です。 -
The Reaper(after Millet)
ゴッホは農村風景を多く描いたミレーを特に敬愛していました。 -
The Roots
最後の作品と言われています。 -
Landscape at Twilight
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Maurice Denis ; Motherhood
最後の方には、ゴッホ後の画家の作品の部屋もありました。 -
Kees van Dongen ; The Blue Dress
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Edvard Munch ; Portrait of Felix Auerbach
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The Sower
ミレーのイメージがある「種をまく人」。ゴッホも彼の作品からインスピレーションを受け、素晴らしい作品を描きました。 -
Wheatfield with a Reaper
ゴッホらしい"黄色"がメイン、彼が描きたかった労働者の描写、そして彼が研究した正反対に位置する関係の色同士の「補色」を使ったこの作品は、実は1番ゴッホらしいのかもしれません。 -
最後にもう一度ひまわりを見てゴッホ美術館をあとにします。
日本人が大好きなゴッホ。自分もその一人としてゴッホに魅了されました。順風満帆な人生でなく、37歳という若さで亡くなってしまったゴッホの生涯について学ぶことで、彼の作品の魅力により気づきました。たくさんのゴッホの作品を見ることができ、ここだけでアムステルダムに来た価値はあると思える素晴らしい美術館でした。 -
隣にあるアムステルダム市立美術館へ。ここにはモダンアートが展示してあります。
アムステルダム市立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入って最初の部屋には所狭しと絵画が飾られています。
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Theo van Doesburg ; Counter - Composition V
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Kazimir Malevich ; Lamp / Musical Instruments
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Pablo Picasso ; Nude in Front of a Garden
現代美術には必ずあるピカソの作品。 -
Charles Dufresne ; Reclining Nude
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Egill Jacobsen ; Orange Object Ⅱ
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Shani Leseman ; Talismagic
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Antonio Jose Guzman & Iva Jankovic ; Messengers of the Sun
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Mario Mers ; From Honey to Ashes
モダンアートに興味がなければ、わざわざアムステルダムに来てまで行かなくてもいいかなという感じです。同じモダンアートでも前日に訪れたモコ・ミュージアムとは全然違い、前衛的な芸術作品でした。 -
国立美術館の予約時間までまだ30分ほどあったので、通り道にあるダイヤモンド博物館に寄ってみました。
ダイヤモンド博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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実はダイヤモンドの街としても有名なアムステルダム。ここではダイヤモンドの歴史や展示を見ることができます。
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ダイヤモンドの研磨の過程
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たくさんの装飾品が展示されています。
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巨大なダイヤモンド
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写真だとわかりませんが、ゴッホの星月夜にダイヤが散りばめられています。キラキラしていてより魅力的な星の輝きです。
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オランダ王家とダイヤモンドの歴史のコーナーもありました。
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ティアラなどが展示されています。
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その他にも世界の王族の写真が飾られています。雅子様の写真もありました。
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ダイヤモンドのラケット
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世界中の王冠のコレクション
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このダイヤモンドでできた髑髏は印象的でした。
音声での説明をほとんど聞かなかったので、予定通り30分で見終わりました。キラキラしたダイヤモンドは見るだけで幸せになります♪
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