2021/11/21 - 2021/11/23
2558位(同エリア3281件中)
tonaさん
日光
今日は月曜(明日は勤労感謝の日)
PC持参の旦那さんは宿でテレワーク、予報では一日雨・・・
なので陽明門再堪能、あとは雨カフェ三昧!と思ったら、薄日が差してきた
陽明門もいいけど、大猷院よかったな~。昨日は閉門スレスレで楽しみにしてた霊獣・犀もチラ見だったし。カフェか犀か・・・犀でしょ!
~大猷院~
三代将軍・徳川家光が眠る霊廟
「死後も魂は日光山中に鎮まり東照公のお側近くに侍り仕えまつらん」との遺言に従い、家康の眠る日光東照宮の北東(鬼門)を守護するような大黒山に、わずか1年2ヶ月で完成
本殿・相の間・拝殿は国宝に指定されている
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス
PR
-
宿(ガストホフあみ)最寄りのバス停「安良沢」
9:56発のバスで、西参道で下車。朝の大猷院へ -
石段の上、見上げる朱の門がいいね~
曇り空だけど、大猷院にはこのしっとりした感じがよく似合う
人もまだ、パラ、パラ、という感じ
単独券@500円でいざ!日光山 輪王寺 大猷院 寺・神社・教会
-
【仁王門】
左右に仏教の守護神、金剛力士(仁王)像
こちらは密迹金剛
阿吽(あうん)の阿形で、振り上げた手に握っているのは、あらゆるものを打ち砕く武器かつ、煩悩を打ち砕く法具
柱の獅子鼻も大きく口を開けて援護中 -
こちらは那羅延金剛
口を結んだ吽形
柱の獅子鼻も吽形で共鳴
どちらも仏敵と闘いに備え、ムッキムキに鍛え上げたボディー
朱一色の中、火炎のようにまとった天衣のブルーがおしゃれ上級者 -
仁王門をくぐると宝庫、その先、緑の木々の向こうの高台に二天門
-
【二天門】
山内の寺社で、最大の門
仁王門も階段の上だったけど、さらに高い階段の先
少しずつ天上界へ登っていく感じが、厳かに盛り上がる -
ファサード:持国天、増長天が立つ側
朱の柱から飛び出す大好きな獅子鼻
けど本日のメインはその上、漆黒の斗栱の下で繰り広げられるザ・犀ワールド! -
と、その前に
「大猷院」の額の横、金色の丸い目をクリクリ輝かせているのは、獏かな
その下、緑・青・橙で組まれたカラフルな斗栱がかわいい -
イチオシ
あんなとこから獅子が覗いてる~~~!
(カラフルな斗栱の下) -
その下には、獅子がど~んと構える
エメラルドグリーンのボディーに金色のクルクル巻き毛
パカッと横に開いた口から金色の舌がちょこっと覗く
伏せ耳もかわいい -
イチオシ
さ、待ってましたのザ・犀ワールド!
勢いよく駆け出し、振り返るのももどかしく「こっちこっち、早く早く!」
な~んて声が聞こえてきそう -
「待って、待ってよ~!」
-
「水が目に入った~」
ところでこの子たち、鹿?海馬?麒麟? -
イチオシ
以前、久能山東照宮で獅子にしては手足が長い、麒麟にしてはかわいい、何より背中の甲冑が不思議な霊獣に遭遇
https://4travel.jp/travelogue/11704906
(夏旅 奥静岡へ 3 久能山東照宮 社殿 豪華絢爛 龍も犀も!)
その謎が、日光旅で解けた! -
霊獣の名は、水犀、通天犀とも呼ばれる霊獣・犀(さい)
「忘れられた霊獣」、「わが国で生まれた霊獣」(「高藤晴俊著『図説・社寺建築の彫刻』)で、動物のサイとは別物
特徴としては、鹿に似た体系、1角のツノ、背中に甲羅(珠甲)、蹄
あと体に風車紋、お腹に蛇腹、波の上を走る、など -
甲冑?っと思ったのは、甲羅だったんだね
言われてみれば、先っちょに蓑亀のような房が付いているしね
「想像の象」(東照宮)しかり、多分に想像が盛り込まれ、大らかに変容を遂げている
角とピロッとした小さな耳にはサイらしさもあるっちゃある -
波の上、走ってる走ってる
重量級のサイが、霊獣となり、こんなに軽やか
実は、東照宮(西回廊の蟇股?)にも犀がいるはずなんだけど、見つけられず・・・
再捜索しようかな、と思ってたけど、このメリーゴーランドのようにめくるめく犀ワールドにもう大満足! -
燈籠(二天門前)
隅で、続々と蜃が気を吐いている
眼下には、苔むした石灯篭が静かに列をなしている。だいぶ上って来たんだね -
門の先の眺望
境内はまだまだ上に続きそう -
門をくぐった側には風神・雷神
こちらも
犀、獅子、雷神の夢の競演 -
お腹が赤いんだね。首の方まで赤い
-
つぶらな瞳がかわいい
一角だからか、ユニコーンのような神聖さも漂う -
眉毛(まつ毛?)もビカビカバッサ~なのが多いけど、これはサラサラ
顎ヒゲがある(ないのも) -
甲羅の蓑亀のような房も、みんな違ってて楽しい
レア霊獣・犀、た~っぷり堪能!
子獅子?鹿?海馬?麒麟?
もう間違えないっ -
階段に次ぐ階段で、本殿はまだまだ先だ~
-
幡の礎石
法要などで使用する幢竿を立てる基礎石を守る蓋(案内板)、なんだそう
かわいい
そういえば、東照宮の奥宮にもこんな丸っこい石があった気が -
屋根の下、カラフルな斗栱の先には龍
陽明門(東照宮)のワシャワシャと咆哮している龍と比べると、どこか達観したような気品をまとっている -
門をくぐった内側には雷神・風神
-
イチオシ
唐破風の下、対で向かい合っているのは獏かな
東照宮には獏(平和の象徴)が多いといっても、木鼻とか、蟇股止まり
こんなにドカッと、しかも全身の獏って、すごっ
麒麟のように火炎をまとってて、王者の品格 -
鼓楼・鐘楼、その先は夜叉門
-
鼓楼・鐘楼の屋根の下、
金色の髭をなびかせ龍が吠える -
気品だだよう龍
次はいよいよ夜叉門へ
https://4travel.jp/travelogue/11830548
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