2023/03/12 - 2023/03/12
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たびたびさん
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別府駅近くのホテルを出発。朝イチ、別府駅西口7時37分発の路線バスで湯布院に向かいます。所要時間は約1時間です。
湯布院は、かなり昔に博多から別府に向かうバスで途中下車、ちょこっとどこかの日帰り温泉を利用したことはあるのですが、お土産物屋さんが多いんだなというくらいの微かな記憶しか残っていなかったので、今回はそのリベンジという感じですね。
ところで、由布院温泉は別府温泉の隣りにあるのですが、やっぱり別府とは趣が違う温泉地。ちょっとハイクラスのイメージや女性に人気があるというイメージも定着していますからね。今回、あちこちを回ってみて、確かにそんな感じ。駅前通りから由布見通り、湯の坪街道のメインストリートや人気の金鱗湖周辺もけっこう賑わっていて、若い女性の姿も多いし。一方で、そうした喧騒を少し離れるとそこには由布岳とか周囲を山々に囲まれた盆地ならではの穏やかで牧歌的な田園風景が広がっていて、悠々とした敷地に建つ温泉宿がその中に点在もしています。これは、広範囲にわたって泉源があるので限られた場所に集中する必要がないというのが理由のようですが、中心部の賑やかさと長閑な温泉宿の雰囲気の両方をバランスよく楽しめて、大きなストロングポイントになっていると思います。
また、博物館や美術館とかの観光施設の充実度もなかなか。温泉地は人が集まるのでちょっと中途半端な施設でお茶を濁すということも往々にしてなくはないのですが、湯布院昭和館、トリック 3Dアート湯布院、COMICO ART MUSEUM YUFUINとかどれもかなり本格的。展示作品のボリューム感もあるし、本気度が違うように感じました。それから、寺社の方も少し回りましたが、とてもよく整備されていて清潔さがありますね。これも観光地としての意識の高さの表れではないかと思います。
ちなみに、別府温泉は、もともとのポテンシャルの高さに加えて油屋熊八という稀代の知恵者を得て大発展をしたのですが、湯布院温泉もその陰に埋没することなく独自の魅力を高めて今日に至る。素晴らしいですね。大分の人ってセンスがいいのかな。大分の不思議がまた一つ増えたようにも思いました。
さてさて。以上で、宮崎県の縦断から最後に大分県に入っての八日間の旅は終了。長年の課題も無事に解消することができて、けっこうすっきりです。
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別府温泉から湯布院温泉に向かう道路は、途中、由布岳の裾を抜けて行きますが、それがやまなみハイウェイ。由布岳は活火山なので草木のないはげ山。さらにこれは山焼きが終わった後の焼け野原かな。荒涼たる景色の中を走るので、けっこうな迫力です。
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それを越えると緩やかに湯布院の街に降りて行くのですが、その辺りが狭霧台。
由布岳を望むもよし、湯布院の市街を眺めるもよしといった場所ですね。 -
湯布院のバスターミナルまで行く予定でしたが、その手前の金鱗湖の最寄りのバス停で下車。ここで降りる人が多かったので、私もそうしてみました。
金鱗湖は湯布院の市街中心部からするとけっこう東側。 -
イチオシ
400mほどの浅い湖ですが、温泉と清水が湧き出ているので特に朝方とかだといい感じで湯気のような朝もやが掛かって、ちょっと神秘的な雰囲気になります。周囲の遊歩道は歩きやすいし、その景色を狙った観光客がとても多いですね。
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で、金鱗湖の隣りに建つ人気のカフェがCAFE LA RUCHE。この日もオープン前からけっこうな行列が出来ていました。
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なんとか第一陣で入店して、金鱗湖を臨む窓辺の席で朝食をいただきます。
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店内の雰囲気はいいけど、朝食の方はまあ普通かな。
なお、パンとかはテイクアウトもできるので、そういう利用者も多いです。 -
では、ここから散策開始です。
CAFE LA RUCHEから金鱗湖を時計回りに進むとすぐ。金鱗湖のほとりに下ん湯という共同温泉があります。入口の道がちょっと分かりにくいのですが、落ち着いて探せば大丈夫かな。藁ぶき屋根の雰囲気のある建物ですが、残念ながら今は休止中。コロナの影響なのかなと思います。 -
さらに進むと天祖神社。
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主祭神は天之御中主神。明治になって、佛山寺にあった金毘羅大権現も合祀されました。
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さほど大きな神社ではありませんが、境内はきれいに掃き清められていてすがすがしい雰囲気です。
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佛山寺も金鱗湖からほど近く。
観光辻馬車も来ています。 -
イチオシ
1000年の歴史を持つ臨済宗の古刹で、茅葺屋根の鐘楼門がまずはインパクトあり。
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由布岳の山岳信仰の場としても親しまれてきたようです。
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境内にはちょうど椿の花が咲いていましたが、よく手入れされていて。
こちらも観光地に相応しい清々しさと穏やかさを感じるお寺です。 -
金鱗湖を離れて、しばらく歩きます。
市街の裏手のような閑静な場所に入って、これは、ドルドーニュ美術館。 -
建物は個人住宅というような感じ。
玄関を入って入館料を支払って -
居間のような部屋から作品が多数。
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初めて耳にする名前でしたが、中心はこの宇治山哲平のコレクション。
第12回、毎日芸術賞を受賞した大分県を代表する画家ということ。 -
作品は抽象画というよりデザインみたいな印象もあるし、どうでしょうね。
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館長さんはかなり思い入れがあるみたいで、それぞれの作品を大絶賛して解説してくれましたが、これを見て無条件にすごいとはならないでしょう。
我々は例えばピカソのキュービズムとかにも触れて、この手の奇抜なものにはなんというか免疫力が付いている。そこのところをさらに撃ち破るインパクトやユニークさがあるかというとそうではないですね。
ただ、穏やかな奇抜さだし、それなりのファンがいるのは分からないでもないかなというくらいです。 -
ドルドーニュ美術館の隣りに建つ建物は末田美術館。しかし、訪ねたこの日はやっていなくてというか、休館中のような感じもしますけどね。ただ、この黒ずくめの建物自体にアートの雰囲気があって、作品の一部といった感じもありますね。
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続いては由布岳温泉。由布岳温泉という名前ですが、町はずれにあるだけで周囲は岳ではなくて平地です。入口すぐに建つ建物はもう使ってないようであれ?っと思ったら、
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奥の方に新しい日帰り温泉の施設が建っていました。その並びには家族風呂みたいな建物もありまして、けっこうしっかりした施設です。
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こちらは、由布院ステンドグラス美術館。
温泉地にあるちょっと個人の趣味的な施設かと思いましたが、どうしてどうしてこれは本格的。教会みたいなレンガ造りの建物には豪華というか重厚というか素晴らしいステンドグラスが豊富にあって、しっかり見応えがありますね。館内は撮影禁止なので、お伝え出来ないのがちょっと残念です。 -
ステンドグラス美術館から宇奈岐日女神社に向かいますが、この辺りは盆地の中の田園風景。由布岳も辺りを睥睨するようにそびえます。
ちなみに、由布岳は、標高1,583mの活火山。山頂に二つこぶのある特徴的な姿がどこからでもよく見えて、温泉地のシンボル的な山となっています。 -
宇奈岐日女神社は、ウナグヒメジンジャ。
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景行天皇が征西の際、ここで祭を営んだというのが始まり。けっこうな古社ですね。
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細い参道から入り口の四脚門をくぐると境内は広々。御神木の木の切り株が保存展示されていたりして、ちょっと目を引きます。
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宇奈岐日女神社からは、大杵社へ。大杵社への最後の上り口の脇に小さな共同浴場があって、それが加勢の湯。
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市街からするとけっこう高い場所なのですが、ちゃんと湯が湧いているし鄙びた感じがあって、ちょっとした隠れ湯かもしれませんね。ただ、さすがにここまで来る観光客はほとんどいないと思います。
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大杵社は小さな神社ですが、
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見どころは社殿の
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イチオシ
横に立つこの神木の大杉。堂々とした姿で樹齢は1000年以上。根元の周囲13.3m、高さは38mの国の天然記念物。幹の裏側に空洞があって畳3畳ほどの広さがあるようですが、下から見上げるだけではよく分かりません。
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では、市街の方に戻ります。
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クアージュゆふいんは、温泉に入って体を温めるといっただけではなくて、温泉のプールで泳いだり、体を動かして健康になるというための施設。
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建物に入っても、運動施設のような雰囲気がありますね。地元の人もけっこう利用している感じです。
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ところで、湯布院は全体が盆地の中ですが、その盆地の中を流れるのが大分川。由布岳を仰ぐ平地に大分川の緩やかな流れがあるのも、湯布院らしい眺めの一つではないかと思います。遊歩道やその周辺には桜並木のあったり、長閑な眺めが楽しめます。
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イチオシ
湯布院の温泉地のあちこちを走ってくれる観光辻馬車。またここでも会いましたよ~
お馬さんはおとなしい感じにも見えますが、走り出すとけっこうな勢い。ポッカポッカとひずめの音もして、スピードも出るし、心地よい響き。ゆっくり歩いている時から一変して、それも楽しいです。 -
やっと由布院の駅前通りまで来ましたよ~
この辺りからが湯布院の一番賑やかなエリアですね。 -
駅から駅前通りに入ってすぐ。通りの両側に大きなお土産物屋さんが並んでいまして、日乃新は、通りの北側。シンプルな黒の建物です。
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中は悠々。品ぞろえも豊富ですが、甲州印伝とか湯布院に関係ないものも置いていて、商品はセンスで選んだようなところがあるのも特長なのかなと思います。
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一休商店は、通りの南側。灰色の屋根に明り取りがある建物です。
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お菓子類が中心ですが、奥の方に民芸品のコーナーがあって、招き猫とかも並んでいました。
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これが由布院駅。
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イチオシ
由布院駅の駅舎の建物の一角に由布院駅アートホールという休憩所のようなスペースがあって、
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壁面にはアート作品が建物の装飾のような感じで飾られていました。作品は小さくて控えめなのですが、よく見ると味わいがあって、なかなかいいセンス。湯布院のイメージ向上にも一役買っているように思います。
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イチオシ
改めて、由布院駅から駅前通りを眺めるとこんな感じ。駅前通りから、由布見通り、湯の坪街道を進むというのが湯布院では基本的な観光ルートですからね。
正面に由布岳を望んで、これを見ると湯布院に来たことを実感するという感じかな。これぞ湯布院という眺めですね。 -
由布院駅の少し南側にある建物の中に由布院温泉観光案内所があります。
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この建物自体が吹き抜けの木製の天井にガラス張りの窓という明るくて洒落た感じがするもの。スタッフも充実していて、さすがきちんとした観光地だなという印象です。
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あと、由布院駅を入ってすぐ。プラットホームの先に由布院駅足湯があります。限られた場所に設置されているのですが、すのこの上り口や腰掛、肘を付ける小さなテーブルまでついていて、利用者が気持ちよく過ごせるように工夫が行き届いています。
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では、このへんで昼飯にしたいと思います。
ごはんや えびすは、駅前通りの中ほど。とり天定食とかチキン南蛮定食とかシンプルなメニュー構成がいいですね。 -
とり天定食の方をいただきましたが、しっかりしたおいしさ。まじめに作りました~という気持ちまで伝わってくるようでした。割とお勧めです。
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昼飯の後は温泉。
乙丸温泉館は、人通りの多い由布見通りを少し脇に入ったところ。あまりにも便利な場所だし、落ち着いて入れるかなと心配しましたが、意外に大丈夫ですね。 -
風呂周りは清潔だし、お客さんもまばら。とても気持ちよく入れました。逆にけっこう穴場かもしれません。
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湯の坪街道までやってきました。通りにはお土産物屋さんや飲食店が適度にあるし、美術館などの観光施設もこの辺りに集中しているので、通りを歩く人はここの辺りが一番多いでしょう。まだコロナが気になる頃でしたが、ちょっと引くぐらい大勢の人で賑わっていました。
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では、COMICO ART MUSEUM YUFUINへ。
入館料が1700円とかなり高いですが、やっぱりそれなりの内容なのかなと入ってみました。
建物は、隈研吾の設計の現代アートの美術館。黒いのは焼杉のようですね。 -
入り口を入るとシックなロビー。
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アート作品もちょこっと。
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展示されたアートは、村上隆、杉本博司、作草間彌生、宮島達男、森万里子、奈良美智、名和晃平とか。すっかりお馴染みのあるものもあるし、どこかで見たことがあるような作品もちらほらです。
ギャラリーⅠⅡは草間彌生。例の強いインパクトがある作品ですが、照明の工夫がそれなりによくて、作品に集中できるような気がします。
ただ、撮影は禁止。 -
奥に進んで
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こちらは、撮影可。
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村上隆の作品ですが、
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現代アートとは言っても
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全体的に日本のアニメのイメージに通じるものがあって、
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むしろ海外での評価が高いのかな。
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鮮やかだけど独特の色使いがあって
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ちょっと癒し系の感覚もありますよね。
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一時、ルイヴィトンとのコラボが話題になっていましたが、
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イチオシ
デザインが高級ブランドに採用されても
その強い個性は活きていて、ブランドの価値をまったく損なっていませんでした。 -
誰でも描けそうでいて、実はそうでもない。
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村上隆って、そこまでの感動はないのですが、プロモーションも含めてなかなかやるなという作家ですね。
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こちらは上階。明るい室内です。
建物はこうして外光と照明の工夫が気持ちいい。時間を区切って入場者数をコントロールしているのもあって、ゆっくりと自分のペースで作品を楽しむことが出来るのもいいですね。ということで、全体としては、まあまあ値段には合っているかなと思います。 -
イチオシ
屋上にはもう少し作品展示があって、
これは青森県立美術館でも有名な奈良美智の作品。さりげなく由布岳をバックにしています。 -
あとの作品は
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ちょっとよく分かりません。
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今度は、トリック 3Dアート。
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この手のものは湯布院だけじゃないんですが、温泉地でアートを楽しむ時はゆったりした気分なので、やっぱりこうした刺激的なものでも余裕を見って楽しめる面があるかな。
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カバに
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忍者に
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鳥や
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グラス
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ワニに
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アラジン
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コックさんに
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孫悟空や
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ゴリラとか。
作品は各部屋にぎっしり詰め込まれていますが、それぞれが力作ばかり。素直に驚きがあると思います。 -
再び湯の坪街道に一瞬戻って
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今度は、アトリエとき。湯の坪街道から少し離れた林の中の別荘地風の雰囲気があるエリアに、木のクラフトショップという看板がありました。
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お店の中へ。
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美しい木目を活かしたお椀やボールが多数並んでいて、漆塗りのほか、合成樹脂でも仕上げたものだとか。専門店ならではの詳しい説明をしてくれます。
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湯の坪横丁は、かわいらしい飲食店やお土産物屋さんが軒を並べる一角。
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ぐるりとカーブをしている通りは、次にどんなお店が現れるんだろうというわくわく感があって、確かに横丁というのがぴったりですね。
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湯上りにぶらぶらっと訪れたい横丁です。
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同じようなコンセプトだと思いますが、こちらはYUFUIN FLORAL VILLAGE。
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ハリー・ポッターの撮影地となったイギリスのコッツウォルズ地方の街並みを再現したミニテーマパークというのですが、どの程度リアルなのかはよく分からないですね。メルヘンチックというのは分かりますが、それは建っているお店のサイズがミニサイズだから。小人の家みたいな意味のメルヘンチックですね。ほか、リスとかの動物のコーナーもあったりで細かく見て行くといろんな楽しい仕掛けが発見できます。
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そして、最後は湯布院昭和館。
昭和をテーマにした資料館ってけっこうあちこちにありますけど、湯布院にも昭和館がありました。 -
ここが入口。
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イチオシ
鉄人28号がお出迎えです。
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殺虫剤のハイアースの看板とか、見たことありますよ~
まあ、明らかに全体は昭和の雰囲気ですよね -
子供相手の街のおもちゃ屋さん。
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これも何かの店舗かな。
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先に進むと
ゆの坪横丁って、かつての街並みの再現でしょうか。
ショーウインドーにはかき氷とラーメン。コカ・コーラがあるのもちょっとリアルですね。 -
タバコ屋さんに
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その向かいはパーマ屋さん。
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こっちは小さなスナックかな。
当時だとまだカラオケはありませんけどね。 -
このなんだかんだのお店が並ぶ細い路地は
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意外に長く続いていてかなり気分が出てきます。
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昭和の裏通り的な繁華街がどうだこれでもかみたいにかなりの充実度で再現されていて、タイムスリップした感覚がすごくありますね。
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最後の洋食屋さんも、なんか今でもこんなお店に行ってみたい気持ちになってきます。
なるほどなるほど。こちらの昭和館は想像していた以上。やっぱり、子供向けのおもちゃ屋さんみたいなものだけではつまらない。床屋や遊技場、小さなスナックなどの大人のお店が中心だとシンクロ度合いも高まるように思います。 -
昭和の街から
次は山下清の原画コーナー。 -
相撲取りさん
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七夕飾り
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アリンコが這うキュウリに
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蜂や
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イチオシ
蝶が舞うタンポポ
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花火の絵も山下清の絵では定番ですね。
ただ、構図はさすがなんですが、くっきりしたインパクトという意味では、やっぱり切り絵の方があるのかな。原画は価値があるのかもしれませんが、作品の楽しさという意味では原画ではなくて切り絵の方がいいような気がしますね。
昭和館は以上です。
これで湯布院はおしまい。また別府駅に戻って、広島まで帰ります。 -
別府駅で最後の晩飯はとよ常へ。
駅の周辺だとやっぱりここが最強ですからね。 -
八日間の旅の最後に
関アジのどんぶり
しっかりおいしくいただきました。
お疲れさまでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2024/02/29 10:02:18
- 狭霧台~湯布院~
- ☆大分の♨が、別府市街から由布院へ~と人気の中心が変わって以来もう数十年経過~
☆高校時代まで大分市で過ごした身には、その昔保養地として日帰り温泉に訪れた盆地の湯布院が今やインバウンドの訪れる聖地❓になっている現実を不思議な気持ちで拝見しています。
☆帰郷する折、何度か訪れる度に目覚ましい変化と玉石混交の美術館が増えて、まるで箱根か神戸の異人館街みたいになるんじゃないか知ら❓と不安でもありまして~
☆長閑な畑の真ん中に突然出現した「ゆふいん」は、由布岳―湯布院―どちらも正解で日本語漢字の読み方に苦労する若者。。。しないか?「ゆふいん」駅は平仮名じゃなかった?
- たびたびさん からの返信 2024/02/29 22:32:56
- RE: 狭霧台?湯布院?
- インバウンド需要に支えられているのは確かにそうですね。韓国の人、それも若い人がかなり多いように感じました。
別府と比べると長閑だけどそれなりにおしゃれな感じもあるし、その辺りで少し差があるかもしれませんね。別府は別府駅周辺の商店街とか昔ながらというと聞こえはいいですが、正直あんまりきれいじゃないですからね。安宿に泊まって、小さな公共温泉をはしごするとか。海外の人にはできないでしょうし。。
ただ、一方で、別府湾の美しさは素晴らしい。別府を訪れる観光客はそれにあんまり気づいていないようで、ちょっと残念に思います。
たびたび
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