五台山の寺院群をめぐる（その１）

2014/04/23 - 2014/04/24

2014年4月 中国旅行
５日目　大同からバスで五台山に移動。
６日目　五台山の寺院群をめぐりました。
（その１：塔院寺、五爺廟）
（その２：顕通寺、菩薩頂、羅睺寺）

エリア 五台山(中国)

大同からバスで五台山に移動します。

荒涼とした山中を進みます。

レンガ造りの民家。

聳える岩山。

羊飼いが道路を進んでいました。

まさに大陸の風景です。

五台山の中心部、台懐鎮のホテルに着きました。
標高は2000m程で、冬季は休業になります。
営業を再開して間もない時期での宿泊です。

翌朝、付近を散策しました。
五台山は3000m級の５つの峰、東台頂、西台頂、南台頂、北台頂、中台頂があり、その総称として五台山と呼ばれています。

日本なら４月であれば残雪がありそうですが、ここにはありませんでした。
降水量が少ないからでしょうか。

朝食後、五台山の寺院群を巡ります。
山中のすがすがしさを感じます。

台懐鎮内は路線バスが通っています。

五台山は中国における四大仏教名山のひとつで、観音菩薩の補陀山、普賢菩薩の峨眉山、地蔵菩薩の九華山とともに、文殊菩薩の聖地となっています。

五台山には１世紀から仏閣が建てられたとも言われていますが、北魏（386年～534年）の時代から多くの山岳寺院が建てられたようです。
840年には円仁（慈覚大師）が巡礼しています。

先ず、五台山のランドマーク高さ70mの白塔が建つ塔院寺を訪ねました。

白塔を見上げます。

この白塔は元の時代に建てられたものです。

次に五爺廟に参拝しました。

ここでは伝統劇を上演していました。

京劇の地方版のようなものでしょうか。