2023/01/26 - 2023/01/28
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2023 最初の旅は九州!
福岡は出張で何回も行ってますが、それ以外は意外ときちんと回れていないと言うのが実情。
そこで 今回は福岡に入って鹿児島まで九州縦貫道沿いにレンタカーで南下することに。
テーマは、"九州豪族の歴史"と"九州グルメ"。
福岡、佐賀、熊本、鹿児島の四県にまたがった旅となったので、三篇(前編/中編/後編)に分けてのお届けです。
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前編は福岡/佐賀で、"九州の歴史"の中でもかなり古い時代となる"古墳"。
ご存じの方も多いと思いますが、九州北部は古墳が非常に多く、特に「装飾古墳」と呼ばれている色鮮やかな古墳が数多くあります。
メインは佐賀県の広大な敷地に古墳群が広がる「国営 吉野ケ里歴史公園」です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
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羽田発 6:30のフライトのため、自家用車を羽田駐車場に丸四日間停めることに。
1,530円/日なので総額で7,650円とそれなりの金額になります。。
ですがフライトを電車でも間に合う時間に変更すると、約3,000円/人ほどの追加料金となり二人だと6,000円となるので、電車賃も考慮するとむしろ自家用車利用の方が安いくらいです。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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今回の旅の相棒はバジェットレンタカーで手配した「TOYOTA ROOMY」。
かなりのコンパクトーです。
決して豪華な造りではないですが、乗り降りが楽で荷物もたくさん積めるファミリーカーですね。
本当はもう少し上位ランクの来る喪にしたかったのですが、福岡で借りて鹿児島に乗捨てとなるため「乗捨て料金」がかかるため、少し抑えてこちらになりましたが、意外と快適で特に不満もなくドライブできました。 -
まず向かったのは「王塚装飾古墳」。
ちなみに 装飾古墳とは石棺や石室あるいは横穴墓の内・外面に、彫刻や彩色により文様や絵画などの装飾を施した古墳のことです。ちょっと渋いけど、装飾古墳好きなら行くべし! by TravelJackさん王塚装飾古墳館 美術館・博物館
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館内はまさに地方自治体運営と言う感じで、かなり地味な雰囲気。
チケットを買ったら、手作りの栞を頂きました。 -
なんか昭和感ある展示室入り口。
大阪万博の各国の展示館にあったような気がします(笑)。 -
古墳での出土品や歴史などの展示がありますが、こちらの売りは王塚装飾古墳の内部を実物大で再現した石室。
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なかなか派手な装飾です。実物は真っ暗なのですが、こちらは建造当時の色を再現し、照明もあるのでじっくりと観察できます。
しかし「装飾古墳」という存在も つい最近知ったのですが、凄いですね。 -
装飾古墳館の裏手には、本物の「王塚古墳」があります。
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石室内への入り口です。平常時は閉鎖されていますが、見学できることもあるようです。
まずは、古墳巡り第一弾終了です。 -
ランチは王塚古墳から車で10分ほど行ったところにある「おやまうどん」さん。
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広めの店内で写真のカウンター席に加えてテーブル席も結構な数あります。
頂いたのは日替わり定食 (うどん、かやくご飯、鶏のから揚げ)と鍋焼きうどん。
どちらも結構なボリュームです。
味はシンプルながら、素材の旨味を感じられる飽きない味ですね。 -
午後はちょっと別件があり、夕方にホテルにチェックイン。
天神エリアにある「ホテルJALシティ 天神」で、立地的には地下鉄の駅からも近く便利です。
うっかり部屋の写真を撮り損ねたので、エントランスのみです。
夕方は静かな雰囲気でしたが、夕食後に戻ると韓国or台湾の団体さんがチェックインしていました。やっとコロナ禍も収まり、そろそろインバウンドも増えそうな感じですね。アクセスもよくきれいで手頃! by TravelJackさんホテルJALシティ福岡 天神 宿・ホテル
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今回の九州縦断旅行のもうひとつの楽しみの「九州グルメ」。
日本中どこでも美味しいものは沢山ありますが、その中でも九州は一歩秀でている印象。
そして、冬の福岡の味と言えば「クエ」。九州グルメ第一弾は「クエ鍋」です。
脂ののった白身魚で、一度食べたら病みつきになると言われていますね。
で、選んだのが「博多かんべえ 春吉天神邸」さんの "クエ三昧コース"。唐揚げ、湯引き、刺身と味わい。あら鍋 クエ料理とイカ活造り 博多かんべえ 春吉天神邸 グルメ・レストラン
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メインの鍋です!
出汁の効いたスープにクエの切り身を入れて煮込むこと数分。 -
パッと見は、超シンプルな煮魚のようですが、味は本当に旨い!
確かに病みつきになりますね。
その後それを雑炊にして頂きました。 -
クエをお腹いっぱい堪能したので、腹ごなしがてらに散策してホテルまで帰ることに。
川面に映る中州のネオンが綺麗ですねー。 -
かなり冷え込んだ夜でしたが、その分イルミネーションが綺麗でした。
20分ほどでホテルに到着しましたが、6:30羽田発の早朝便だった所為もあり、シャワー浴びたらすぐに爆睡となりました。 -
二日目の朝です。
朝食はホテルのモーニングバッフェ。
空間的にもゆとりがあり、気持ちよく食事を楽しめました。地元料理も豊富です by TravelJackさんカフェ コントレイル グルメ・レストラン
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福岡の郷土料理的なものは明太子ぐらいで多くはなかったのですが、いずれの料理もきちんと作り込まれており、どれも美味しかったです。
今日は旅行前編/中編のメインイベントでもある「吉野ヶ里遺跡」&「熊本県立装飾古墳館」に行き、熊本市内に宿泊です。 -
ですが、まず向かったのは「中冨記念くすり博物館」。
吉野ヶ里歴史公園のすぐ近くにあり、評判も良さそうなので急遽立寄ることにしました。
こちらサロンパスで有名な久光製薬の創業145周年記念事業の一環で造られた博物館です。
入場料は300円で、かつTimes club会員だと100円の割引もあります。良心的ですね。中冨記念くすり博物館 美術館・博物館
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昔の薬を作る工程で使用されていた機器の展示や古い時代の顕微鏡などの展示もあります。
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こちらは、漢方薬系の材料の展示。下の方にある長い杖みたいのは「一角」のツノ(?)です。
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ユニークな薬の神様の展示も。ちょっと怖いけど。。。
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昔の薬問屋の様子を再現。
この地でかつて盛んだった「田代売薬」の面影が感じられます。
全国的には「富山の薬売り」は有名ですが、九州でも肥前国基肄郡田代領(後の佐賀県三養基郡田代町、現在の佐賀県鳥栖市)を拠点として売薬業が発達したとのこと。
初耳でした。 -
古い看板もあり、結構盛りだくさんの展示です。
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しかしこの博物館の一番の売りは「アルバン・アトキン薬局」の実物展示です。
100年以上前にイギリス ロンドン郊外にあった薬局とのことで、そっくりそのまま移築して再現しています。 -
まるでシャーロックホームズ(古い?)やハリーポッターの世界に入り込んだような雰囲気です。
これを見るだけでも価値ありますよ! -
屋内の展示も結構充実しているのですが、敷地内には薬草植物園もあります。
決して広くはないのですが、ちょっと散策するのにちょうどよい感じです。 -
小さいですが、温室もありました。
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次に訪れたのは「国営公園 吉野ヶ里歴史公園」。
弥生時代最大規模の環壕集落遺跡であり、魏志倭人伝に記された邪馬台国の様子を彷彿とさせる建物跡などが発見され、国営公園「吉野ヶ里歴史公園」となり、佐賀県と一体となった歴史公園として、合わせて100haを超えるエリアが開園しています。
しかし 国営公園は正門の建物が、どこも似たような景観ですね(笑)。
余談
国営公園は国土交通省管轄の公園で、2023春現在で全国に17ヶ所あります。
国営公園は趣旨から、二つの種類に分けられるようです。
【イ号国営公園】
都府県の区域を越えるような広域の見地から設置する都市計画施設である公園又は緑地。代表的なのは茨城県のひたち海浜公園。
【ロ号国営公園】
国家的な記念事業として、又は日本日本固有の優れた文化的資産の保存及び活用を図るために閣議の決定を経て設置する都市計画施設である公園又は緑地で現在は5カ所で吉野ヶ里歴史公園はこちら。吉野ヶ里歴史公園 (吉野ヶ里遺跡) 名所・史跡
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公園内に入ると、雰囲気は一気に古代に。
猪たちも歓迎してくれます(笑)。 -
「南内郭」
吉野ヶ里の支配者層が生活をしていた場所。
物見櫓4棟、竪穴住居11棟の他、集会の館や煮炊き屋など、合わせて20棟の建物が復元されてます。 -
近づくと結構大きいです。しかも登ることもできます!
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登ってみると、園内が一望できるばかりか、遠くの山並みも良く見えます。
しかし、弥生時代に本当にこんな建物ってあったんだろうか?重機もないのにどうやって建てたのか不思議です。 -
「北内郭」
巨大な祭殿など9棟の建物が復元されています。
動画でもスケールの大きさをご覧ください。
https://youtu.be/AgeLepCC6NA -
祭殿です。公園内で最大の建物です。
内部には、当時の祭典の様子が再現されています。 -
全般的に立派な建物が多いですね。
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奥に見えているのが「北墳丘墓」。
吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている特別なお墓ととのこと。
外観が復元され、墳丘墓の内部では14基の本物の甕棺や出土品レプリカの展示されています。 -
写真に写っている人のサイズから結構な広さがあることも感じられると思います。
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「倉と市」
北内郭で行われる祭祀や政治的儀礼に使用する道具などが作られていた場所と考えられています。 -
「南のムラ」
吉野ヶ里集落の一般の人々が住んでいた地域と考えられています。
高床建物や竪穴住居など、合わせて27棟の建物が復元されています。 -
吉野ヶ里歴史公園は、めちゃめちゃ広く廻ったのは半分ぐらいです。
大寒波の所為でかなり寒かったのですが、真夏よりは良いかもしれません。
写真でもわかるように、ほとんど木陰などはなく真夏は炎天下の中を散策となるので、真夏よりは真冬の方がまだよいです。 -
ランチは 九州グルメ第二弾として「みつせ鶏」です。
フランスの赤鶏をるーつとして佐賀県唐津エリアが産地である風味豊かな鶏肉です。
「みつせ鶏本舗」の工場横の直営店に伺いました。みつせ鶏本舗 本店 グルメ・レストラン
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こちらでは、工場から捌きたての鶏肉はもちろん、お弁当も販売しています。
店内で買ったお弁当は、併設されているテラス席(イートインコーナー)で頂くことができます。
しかもスープとお茶もセルフサービスですが、無料で頂けます。
確かに、硬すぎず かつ しっかりと味わいがあり、お弁当でかなりの美味しさでした。第二弾も満足度高しです! -
という事で、前編の福岡・佐賀編はここまで。
写真は、妻が大宰府で買った「うその餅」と言う郷土菓子。
ペパーミント色のお餅(?)の中に「うそ」と言う鳥の木彫りのおもちゃ(?)が入っています。
このうその鳥とは、太宰府天満宮神事「鷽(うそ)替え」の行事が由来。
ビジュアル的にも可愛いですね。
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