2022年 LA発カーニバル・パノラマ号　メキシカン・リビエラ7日間クルーズ（6）プエルト・バジャルタ

2022/12/17 - 2022/12/24

航海3日目、最初の寄港地プエルト・バジャルタ（バヤルタ）に着きました。
プエルト・バジャルタはテキーラの本場ハリスコ州にありテキーラは名産品です。もっともテキーラ村近辺で造られたものだけがテキーラを名乗ることができ、それ以外の場所で造ったものはたとえ材料や製法が同じでもメスカルと呼ばれます。シャンパーニュとスパークリングワインみたいな関係です。

プエルト・バジャルタではジップラインと夕食のレストランを予約していました。

船は朝の9時に到着して出航は午後9時です。ロングビーチから64時間かかりました。

時差に要注意
注意点はShip Timeとプエルト・バジャルタ時間では1時間の時差があることです。プエルト・バジャルタはアメリカのセントラルタイム（CST）と同じですが、船の時間はマウンテンタイム（MST)と同じままです。
そのため上陸したら自分の時計をすぐに1時間進める必要がありました。

出航時間は午後9時ですがそれはShip Timeなのでプエルト・バジャルタ時間では午後10時が出航です。その他自分で予約したツアーやレストランは全てプエルト・バジャルタ時間でのことになります。

ジップラインの送迎ピックアップは午前11時20分ですが、もし10時過ぎくらいの送迎のツアーにしていたら乗り遅れるところでした。

ジップライン
ジップラインはviator.comというガイドサイト経由で「Canopy Zipline」を予約しました。1人35ドルという価格と集合時刻が11時20分と遅めだったからです。とりあえず予約して支払いはツアーの2日前でいいというのも良かったです。

しかし次女が体調を崩し、結局私と長女の二人だけが上陸することになり、2人分のジップラインはキャンセルせざるを得ませんでした。

レストラン
Café de Artistes（カフェ・デ・アーティスト）という評価の高いメキシカンフレンチのディナーをOpenTable経由で予約していましたがこちらもキャンセル。行きたかったので残念でした。

買い物
クルーズターミナルのすぐ近くにWalmartがあったので、ビールやジュース、お菓子などを買ってから帰りました。ハードリカーは制限がありますが、ビールの持ち込みは自由です。LAで乗り込む時はビールを持ち込めなかったので、これで船内でビールが飲めます。

メキシコでスマホ使えず
プリペイドのSIMカード買っていましたが、なぜかネットにつながらず結局この日は使用できませんでした。予約のキャンセルや自分の現在位置の確認などスマホがないと本当に不便でした。しかし90年代までの旅行はそれが当たり前でしたのでネットなし旅行を享受しようと考え直しました。
船に帰ってから使えなかった理由を調べたら、事前にネットで使用開始日を登録してアクティベーションしなくてはならないからでした。

エリア プエルト・バヤルタ(メキシコ)

プエルト・バジャルタの港
海沿いには高層マンションが建ち並んでいます。左手は新市街で新しくて整然としています。逆に右手は昔からのオールドタウンで、山の麓に道が狭くてごちゃごちゃとしたメキシコらしい景観が広がっています。

隣には横浜のコロナ禍で有名になったダイヤモンド・プリンセス号が止まっていました。

プエルト・バジャルタ上陸
ここからジップラインのツアーの集合場所に歩いて向かいます。徒歩で10分弱のOXXO （オクソ）というメキシコではどこにでもあるコンビニの前です。20人弱の人が待っていました。そこからISUZUのトラックを改造したオープンカーに乗り込んで移動します。

クリスマスツリーの飾られたビーチ
途中楽しそうなビーチを通過していきます。本当は帰りにこの辺りで降ろしてもらい散策する予定でしたがそれもキャンセルになってしまいました。

狭くて坂道の多いダウンタウン
それにしても石ころを埋め込んであるメキシコのダウンタウンの道路は非常に揺れてお尻が痛くなりました。

リゾートホテルや別荘が立ち並びます。
狭い旧市街とビーチを抜けてジップラインのあるジャングルに向かいます。
途中目的地を通過してさらに先にある別の集合場所で他の客をピックアップしてからまた戻っていきます。そのため元々1時間くらいのところ1時間25分くらいかかってしまいました。道が悪くてお尻も痛いのにちょっと時間かかりすぎです。特に回り道は何とかして欲しいです。

ジップラインに到着
荷物は鍵付きのロッカーに入れられます。最初に基本的な乗り方の説明があります。私も長女もジップラインは初挑戦でした。ここには全部で11本のジップラインがあり、一つ一つ係員がいて面倒を見てくれます。

長いものは300メートル以上あり、ものすごくスピードの出るコースもあります。11本のジップラインを1時間半ほどかけて滑り降ります。ジップライン自体はスリリングでとても良かったです。

ジップラインのレストラン
終了後にくつろげるレストランで、テキーラの試飲もできます。
しかし我々はここで食事する予定もなかったのでジップラインが終わったらとっとと街に送迎して欲しかったのです。しかし食事の時間はしっかり取られていて、係員に何分待てばいいのかと聞けば40分と言われ、40分経った頃に再度聞くとまた40分と言われました。さすがメキシコ！結局1時間半も待つ羽目になりました。貴重な寄港地での時間なのでもし家族4人だったらUber呼んで自分らで帰ったかもしれません。
一応、ここにはフリーWi-Fiがありましたが、自分から係員に聞かないとパスワードなど教えてくれません。

本当はダウンタウン近くのプラヤ・デ・ロス・ムエルトス（Playa de los muertos)　の美しいビーチを散策する予定でしたが、妻と次女が船に乗ったままなので早めに帰ることにしました。
とりあえずクルーズ・ターミナル近くのビーチにだけは出てみました。ホテルが建ち並び地元の人も多そうでした。

夜のプエルト・バジャルタ
すでにダイヤモンド・プリンセス号は出航していました。ごちゃごちゃしたメキシコらしいダウンタウンのビーチを歩けなかったのが心残りです。

この旅行記へのコメント （1）

• なしさん 2023/01/11 09:39:19

  メキシコではビールを買って乗船できるのですか。

  ロスアンゼルスのポートではワイン1本/人でビールやその他のアルコールは禁止だったのですが、メキシコでは持ち込み可能ですか？