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 鎌倉市二階堂字獅子舞から1つ目の切通を通り、獅子舞谷手前の2つ目の切通に掛かろうとする手前に不思議な注意看板がある。<br /> 鎌倉警察署と鎌倉市が連名で立てている注意看板だ。<br /> その内容は「注意 この先私道につき通行注意」である。こんな看板は日本広しといえどもここ鎌倉でなければ見ることが出来ないであろう。<br /> 一般に、「この先私道につき通行禁止」とある禁止看板は全国とこでも目にするが、「この先私道につき通行注意」とある注意看板などあり得ないのである。<br /> 「この先私道につき通行注意」の文言からは「通行注意」の原因が「私道」にあるような表現である。<br /> では、何故「私道」なら注意する必要があるのか?それが理解できないからだ。<br /> 「私道はぬかるんでおり通行注意」なら分かり易い注意看板となる。<br /> しかし、「この先私道につき通行注意」では普通の人は枝分かれしている道が「鎌倉市道」とあるので、こちらの「鎌倉市道」を通るべきと思い、「この先私道につき通行禁止」と誤解するというか、それに近い意味に取ってしまう。<br /> もっとも、源頼朝が存命中に軍事道路(大手中路)として整備した街道が800年以上経っても残っているのに、それが鎌倉市道となっていないことも驚きではあるが…。そしてそれから800年余り後に鎌倉市道をその迂回路として新らたに設けている。<br /> また、鎌倉警察署と鎌倉市の二者が連名であり、当の私有地を所有する「地主」の三者の名があってしかるべきであるが、そうはなっていない。<br /> 今日は獅子舞谷の下り口ではこの看板にある私道を上る人や下る人が多く見られて驚いてしまった。初めて獅子舞谷を訪れた人が多かったということだろう。<br /> その中に、下って来る人はこの看板は見ていないというが、それはそうだろう。獅子舞谷を下る人には知り得ることが出来ない注意看板なのだ。<br /> すなわち、どうしてこの私道の上側、例えば天園峠側にはこの看板がなく、下に1つしか設置していないのか?<br /> また、現場の私有地からほど遠い場所に注意看板を設置しているのであろうか?<br /> この獅子舞谷は前の土地所有者が言うには、相模原市在住の人に売ったが、この地主は細かいことは気に掛けない人だという。<br /> しかし、ここ獅子舞谷は通り道というよりは、たくさんの道が枝分かれしており、森林公園のような人工林の観がある。「鎌倉市道」でさえも、3本以上もある道のうちのどれなのかも良くは分からない状態である。また、銀杏の木を避けて多くの山道が出来ている。<br /> では、この看板が立てられている真相は?<br /> 鎌倉市内ではこのようなハイキングコース(、ただし、天園峠から永福寺跡の旧街道は鎌倉市ではハイキングコースとは認めてはいないのだが、)に葛原岡ハイキングコースがあり、浄智寺から葛原岡神社に向かう途中に同じような迂回路が設定されている。蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)手前の山を越える迂回路である。この迂回路が出来たと同じ理由(https://4travel.jp/travelogue/10814002)なのかもしれない。<br />(表紙写真は迂回路を示す「この先私道につき通行注意」の注意看板)

迂回路注意看板(鎌倉市二階堂)

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2022/12/12 - 2022/12/12

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 鎌倉市二階堂字獅子舞から1つ目の切通を通り、獅子舞谷手前の2つ目の切通に掛かろうとする手前に不思議な注意看板がある。
 鎌倉警察署と鎌倉市が連名で立てている注意看板だ。
 その内容は「注意 この先私道につき通行注意」である。こんな看板は日本広しといえどもここ鎌倉でなければ見ることが出来ないであろう。
 一般に、「この先私道につき通行禁止」とある禁止看板は全国とこでも目にするが、「この先私道につき通行注意」とある注意看板などあり得ないのである。
 「この先私道につき通行注意」の文言からは「通行注意」の原因が「私道」にあるような表現である。
 では、何故「私道」なら注意する必要があるのか?それが理解できないからだ。
 「私道はぬかるんでおり通行注意」なら分かり易い注意看板となる。
 しかし、「この先私道につき通行注意」では普通の人は枝分かれしている道が「鎌倉市道」とあるので、こちらの「鎌倉市道」を通るべきと思い、「この先私道につき通行禁止」と誤解するというか、それに近い意味に取ってしまう。
 もっとも、源頼朝が存命中に軍事道路(大手中路)として整備した街道が800年以上経っても残っているのに、それが鎌倉市道となっていないことも驚きではあるが…。そしてそれから800年余り後に鎌倉市道をその迂回路として新らたに設けている。
 また、鎌倉警察署と鎌倉市の二者が連名であり、当の私有地を所有する「地主」の三者の名があってしかるべきであるが、そうはなっていない。
 今日は獅子舞谷の下り口ではこの看板にある私道を上る人や下る人が多く見られて驚いてしまった。初めて獅子舞谷を訪れた人が多かったということだろう。
 その中に、下って来る人はこの看板は見ていないというが、それはそうだろう。獅子舞谷を下る人には知り得ることが出来ない注意看板なのだ。
 すなわち、どうしてこの私道の上側、例えば天園峠側にはこの看板がなく、下に1つしか設置していないのか?
 また、現場の私有地からほど遠い場所に注意看板を設置しているのであろうか?
 この獅子舞谷は前の土地所有者が言うには、相模原市在住の人に売ったが、この地主は細かいことは気に掛けない人だという。
 しかし、ここ獅子舞谷は通り道というよりは、たくさんの道が枝分かれしており、森林公園のような人工林の観がある。「鎌倉市道」でさえも、3本以上もある道のうちのどれなのかも良くは分からない状態である。また、銀杏の木を避けて多くの山道が出来ている。
 では、この看板が立てられている真相は?
 鎌倉市内ではこのようなハイキングコース(、ただし、天園峠から永福寺跡の旧街道は鎌倉市ではハイキングコースとは認めてはいないのだが、)に葛原岡ハイキングコースがあり、浄智寺から葛原岡神社に向かう途中に同じような迂回路が設定されている。蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)手前の山を越える迂回路である。この迂回路が出来たと同じ理由(https://4travel.jp/travelogue/10814002)なのかもしれない。
(表紙写真は迂回路を示す「この先私道につき通行注意」の注意看板)

  • 迂回路を示す「この先私道につき通行注意」の注意看板。

    迂回路を示す「この先私道につき通行注意」の注意看板。

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