生まれかわりの旅、羽黒山、そして秋田角館へ

2022/10/30 - 2022/11/01

庄内空港へ降り、生まれ変わりの旅と称される羽黒山へ杉並木の続く2446段の石段を上り三神合祭殿へ参拝、鶴岡で一泊後、羽越本線で象潟へ向かいます。旅人、松尾芭蕉の心象に触れ、九十九島と鳥海山の風景を堪能し、その後、秋田に向かい再び羽越本線に乗車。二泊目は秋田、夕食はきりたんぽ鍋をいただき、翌日は角館へ。桜の季節が有名ですが、紅葉の武家屋敷通りも趣あって素敵でした。帰路は秋田空港から羽田へ。二泊三日の小さな東北の秋旅は素敵な思い出になりました。

エリア 角館(秋田)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつものようにANA機で羽田を旅立ち、今回は初めて訪れる庄内空港へ。

ホテルチェックイン後、すぐに路線バス、羽黒山山頂行で向かいます。

羽黒山 大鳥居 名所・史跡

山頂までの行程、行きは徒歩で2446段の石段を上ろうと決意、バスは随神門で下車。

羽黒山 随神門 名所・史跡

杉並木を歩きだします。最初だけ下り坂が続き、アレ？と思いましたが・・・後で資料を見て『継子坂』というくだり坂だそうです。

羽黒山 自然・景勝地

歩き出しまもなく『秡川』にかかる赤い『神橋』を通ります。

羽黒山 自然・景勝地

『秡川』に流れ落ちる『須賀の滝』。資料によると人口の滝だそうです。

羽黒山内で最大（根周り10.5m)、最古（樹齢千年以上）の爺杉

羽黒山の爺スギ 名所・史跡

国宝：羽黒山五重塔

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

緩やかな段差の長い上り坂が続きます。
降りてくる方々にはよく会いましたが、上る方は前後ほとんど会わなかった。多くの方は車やバスで頂上まで行き、参拝後、下り道だけ杉道を歩いてくるのだと思います。

そろそろ山頂。紅葉がきれいでした

鐘楼と大鐘

山神合祭殿：月山、羽黒山、湯殿山、の三つの神が祀られている。

羽黒山から下りは、山頂から路線バスで下り、そのまま鶴岡駅へ。
本日の宿、第一ホテル鶴岡。温泉大浴場付のビジネスホテル

東京第一ホテル鶴岡 宿・ホテル

夕食はホテル内、レストランで

東京第一ホテル鶴岡 宿・ホテル

ホテルの朝食

東京第一ホテル鶴岡 宿・ホテル

ホテルから歩いて２０分、鶴ケ岡城址公園へ朝の散歩

鶴岡公園 名所・史跡

ホテルの横、エスモール駐車場、ここがバス乗り場になります

鶴岡駅から羽越本線、特急「いなほ」に乗車、象潟へ向かいます。乗車時間５０分

羽越本線沿線

羽越本線沿線

途中海岸線をはしります

象潟駅：駅舎左横、路線バス停。九十九島を見るために、道の駅『ねむの丘』へ向かいます

象潟駅 駅

温泉施設、レストランなどの大型複合施設が併設されている道の駅。地元の方々、観光客、皆さんの憩いの場

展望フロアーから眺める、九十九島。
昔、潟だった当時、水と島のコントラストはさぞ美しかっただろう、と思いを馳せます。

展望フロアーはガラス張り、静かでゆったりと座れる長椅子もあり、ゆっくりとできます。

象潟駅にもどるため、バス停で待機、、歩いても２０分ほどと聞きますが、来るとき道を見ていて、車道と歩道の区別のない細い道で歩きにくそうだったので帰りもバスにしました

象潟駅前、芭蕉の句碑

句碑の説明

象潟駅から秋田駅までは羽越本線普通列車で向かいます

列車車内

鉄旅は楽しいですね。
車内はすいてます

秋田駅到着。
駅コンコースには竿灯ちょうちんの出迎え

なまはげ面もカップルでありました。

等身大以上の大きさの秋田犬も駅でお出迎え。
駅コンコースの装飾だけでワクワク旅感がしてきます。

今宵の宿、メトロポリタン秋田

ホテルメトロポリタン秋田 宿・ホテル

ホテルチェックイン後、市内周辺散策。
今日も素敵な青空でした、暮れていきます

千秋公園方面へ。入口には久保田城後の史石碑

千秋公園を縁取るお濠の水。秋田駅周辺は非常に開けていて、美しく整備された都市の印象でした。

千秋公園 公園・植物園

夜、きりたんぽ鍋をたべるために『無限堂』へ。
写真はお通し。これだけでかなり満足。

稲庭うどん 無限堂 秋田駅前店 グルメ・レストラン

無限堂のきりたんぽ鍋、一人用。
食の楽しみも旅の醍醐味です

翌朝、ホテルメトロポリタン秋田の朝食

ホテル、朝食会場

秋田駅から、新幹線で角館へ。
角館は秋田内陸縦貫鉄道の駅でもあります。

角館駅 駅

駅舎横に位置する、仙台市観光情報センター。蔵を使った趣ある建物。

仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」 名所・史跡

角館駅より徒歩で武家屋敷通りへ。
道は単純で歩きやすく、標識も有効的に曲がり角に立ってます。迷うことはありません。

武家屋敷の通りはどこを切り取っても絵になります

屋敷も無料で見学できます。

大きな門構えの屋敷

紅葉が美しかった

通りを歩き塀越しに庭を見るだけでも素敵です

『岩橋家』の大木

角館華細工伝承館

角館樺細工伝承館 美術館・博物館

桜のトンネルで有名な、桧木内川まで歩きました

桧木内川堤の桜並木 名所・史跡

2キロに及ぶ桜並木が続きます。

桜の季節にはさぞかし美しく荘厳だろうと想像します。

この季節歩く人はほとんどいませんが、お勧めです。

花はさいていなくても葉が色ついてます

水門がありました

約2時間ほどの散策後、新幹線で秋田駅へ。

飛行場へ行く前に、秋田駅で、『佐藤養助』で稲庭うどんをたべました。
単品のてんぷらを付けて麺は温かいものを。

佐藤養助 秋田店 グルメ・レストラン