開店前から波佐見巡り　詰め込み長崎②

2022/11/22 - 2022/11/26

全国旅行支援を利用した長崎4泊5日。
余裕と思っていた日程も、我が家の必須 100名城スタンプ2箇所、絶対に外せない池島炭鉱など色々組み込むとぎっちぎち。長崎見どころ多し。
11月は日も短いのよねぇ。

最初の訪問地は島原。名物｢具雑煮｣を食したあと、島原城で１つ目の100名城スタンプをゲット。曇天でも可愛いフルーツバス停を巡り、お隣 佐賀県の大魚神社 海中鳥居。今夜のお宿がある焼きモノの街、波佐見へとやってきました。

明日は祝日。佐世保で土日祝だけ出航する｢軍港クルーズ｣があるけど天気予報が13時頃まで雨。観光協会に問い合わせたところ、前日の23時59分まで申込みが可能とのこと。ぎりぎりまで迷ったけど、やっぱり晴れてないとなぁと思い、予定変更。波佐見焼のショップを見た後は平戸に行くことに。

エリア 大村・波佐見・長崎空港(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

まずは波佐見町のホテルにチェックイン。平日なので2人で6,000円分の地域クーポンをありがたーく頂きました♪

一息する間もなく向かったのは｢下町洋食 時代屋｣。住所は佐世保市ですが、ホテルから車で15分かからないぐらい。

下町の洋食 時代屋 グルメ・レストラン

グルメサイト上位にランキングされている、佐世保名物 レモンステーキの発祥のお店。テーブルには食べ方指南。読みながらステーキの到着を待ちます。

ジュージューと音を立てて熱々の鉄板で出てきたお肉。
片面はまだ赤いので まずはお肉をひっくり返し、色が変わったらいただきまーす。
甘めのタレに微かなレモンの酸味、めちゃめちゃ美味しい！！！お肉が無くなったら、鉄板にご飯をがばっと入れて混ぜ混ぜ。はぁ～幸せ～☆

あまりの美味しさに、どこかでレモンステーキのたれを買って帰ろうかと思ったらお店の方が｢市販のたれは止めた方がいいよ。裏の原材料を見ると全然違うから｣と。この美味しさは、お店に来ないと味わえないようです。

レモンステーキ(サラダ・スープ・ごはん付) 税抜1,450円 、ごはん大盛+100円
さっそく、頂いた地域クーポンでお支払い。ご馳走様でした～

お腹も満たされてホテルへ。

今夜のお宿は｢Bliss Villa (ブリスヴィラ) 波佐見｣。まだ新しいホテルでとっても綺麗。お抹茶が頂けるサービスがあったのですが、戻った時には既に終了。残念！

お部屋にユニットバスはありますが ｢はさみ温泉　湯治楼」の入浴券付きなので温泉へ。お部屋のタオルを持参するための不織布バックまで用意されていて至れり尽くせり。
しかもこの入浴券、チェックアウト後も使える2日間フリーパス！

こちらが湯治楼。源泉はアルカリ性の炭酸水素塩でとろみのあるお湯。
源泉掛け流しの内湯の１つは高濃度炭酸泉で、入っているとお肌にぷくぷくと気泡が。サウナと冷泉(源泉)、露天風呂もあります。驚いたことにシャワーやカランのお湯も源泉！
ぽかぽかツルツル、かなり満足度の高い温泉でした。早朝風呂もやっていたら、もう一度入りたかった～

はさみ温泉｢湯治楼｣　10:00～22:00　平日 700円、土日祝750円

旅の２日目は美味しい朝食でスタート。バイキングではなく、和洋食のセット。
料理が盛られた器やナプキンたてなど全て波佐見焼♪かわいい～

口コミがとても良かったので選んだホテルですが、大正解！
また近くに来る機会があれば、絶対に再訪したいホテルでした。

ホテル ブリスヴィラ波佐見 宿・ホテル

ちなみに、ホテルを予約したのは楽〇トラベル。
45日前プランで予約したので、全国旅行支援の開始前予約にあたりました。ＣＭで散々 開始前予約も対象になるとうたっていたので申請さえすれば当然通ると思っていたのですが､､､結果はこれ。

利用条件は合致してますし、予約時から変更は一切していません。意味わかりませーん。問い合わせが殺到したらしく(そりゃそうでしょ)、１週間経ってようやく届いた返事は自動送信の統一内容(怒)。問い合わせだって労力使うんだ！
ホテルに事情を説明して、直接 旅行支援を適用してもらえることになった(ありがたや)ものの、楽〇トラベルの対応には本当にムカつきました。

※その後、追加予算が分配されたらしく適用の再申請もありました。おそらく宿泊日が早い予約から適用したと思われますが、その旨をしっかり説明すれば混乱は起こらなかったのでは？と思います。

お天気は予報通りの雨。軍港クルーズ止めて良かった。
じっくり周りたい波佐見でしたが、予定を詰め込みすぎているので時間に限りが。グーグルマップで行きたいお店をオープン時間順に入れ出発。

まずは昭和12年建造の｢旧波佐見町立中央小学校講堂｣。見学時間ではないので外観のみ。玄関がとてもかっこいい建物でした。

旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂 名所・史跡

次は西の原。グーグルで｢次へ向かう｣を押した途端｢到着しました｣と。駐車場を挟んで向かい側でした。

江戸時代から続いた窯元の｢福幸製陶所｣の跡地を利用した、カフェやレストラン、雑貨店などが立ち並ぶお洒落スポット。残念ながら11時オープンのお店が多いので、雰囲気だけでも見たくてやってきました。

小雨の中、錦のもみじが雨露でキラキラ輝いて。

主屋である福重邸のお庭。
真っ赤に色付いた紅葉と石燈篭。静寂の中、二人占めでお庭を満喫。

ウッドデッキがある｢にぎりめし かわち｣。
地元で育てられたお米を使用したおにぎり屋さんだそう。営業日は少なく、土日と火曜のみ。

坂をのぼった所にある｢南倉庫｣。製陶所の出荷事務所をリノベーションした、波佐見焼のセレクトショップ。閉まっているのでガラス越しに中を覗くのみ､､､
転写紙を切り貼りして絵付けする体験も出来るそうです。

西の原、雰囲気が良くてステキな場所でした。次回は開いてる時間にくるぞ！と心に誓い次へ向かいます。

波佐見やきもの公園。GWに開催される｢波佐見陶器まつり｣の会場です。
暗雲たちこめる中、野外博物館を見学。

公園のシンボル、イギリスのボルトオーブン。窯の外側にとっくりを被せたような昇炎式の石炭窯です。

波佐見陶器まつり 祭り・イベント

鑑定団でよく耳にする中国 ｢景徳鎮｣の槙窯(左)と、日本でもお馴染みの登り窯(右)。

ほかにも トルコ キタヒヤの窯、穴窯、龍窯などなど、世界の窯12基が復元展示。
小雨が降ってる上に、朝早かったので貸し切り状態でした。

9時のオープンを待って、まだお掃除中の｢くらわん館｣へ。
やきもの公園と同じ敷地で、波佐見町内の窯元のやきものが揃う物産館。

くらわん館 お土産屋・直売所・特産品

朝食のお皿発見！聖栄陶器さんの器だったのね。

色んな窯元の陶器が揃っているので、自分好みの器がどこの窯元のものなのかをチェック！気に入った窯元さんのことを店員さんに聞くと、マップで場所を教えてくれました。

下調べは終わったので、窯元巡りスタート！
｢O YANE｣さんは、名前の通り大きな屋根が出迎えてくれます。床は陶器の破片が埋め込まれていてとっても可愛い。

西海陶器のお店で、１階(左上)はギャラリーのような感じ。
ステキな陶器がならんでいて目移りします。

購入を迷ったティーポットとカップ。
上から光をあてると周りに模様が透けてうつる繊細さ。定価の３割引。

地下に降りると、セール商品がたくさん。
箱入りで正規品のよう。ここで欲しい食器が見つかればラッキー♪

続いては ｢natural 69 (松尾商店)」。小高い丘の上にありました。

9時オープンのはずなのに、人気(ひとけ)がない､､､と思ったら、
がー－－ん、土日祝はお休み～(涙)。今日は勤労感謝の日(11/23)で祝日。
さっき、くらわん館の方に｢祝日だからお休みの窯元さんも結構あるかも｣と言われたのに、学習能力の無いわたし。

諦めが悪いわたしは、帰宅後 ふるさと納税でお皿を頂いちゃいました～☆

ふるさと納税なのに、アウトレット商品があってこちらのお皿は4枚セットで14,000円の寄付(R4年)。説明によると、小さな傷や釉薬のムラ、ゆがみなどがあって正規品にできない商品だそう。でも、一見どこがダメなのか素人には分からないレベル。

続いて、お店もかわいい｢NISHIYAMA Gallery｣。

くらわん館の中で一番わたし好みだった窯元さんです。お店に入るなり目がハート。

フロールシック シリーズ。
名前の通り、黒と白のシックな器。フロールはスペイン語で｢花｣という意味。

センティア カレイド シリーズ。
万華鏡(kaleidoscope)からインスピレーションを得て誕生したそう。お花かと思ったけど、万華鏡と言われれば、なるほど～。

散々迷って４つお買い上げ。
店頭に数がなかったり、色がなかったりしても、お店の方にお願いすると探してくれました。これがアウトレットで定価の半額～！正規品も3割引きとのこと。
大満足のお買い物(地域クーポンも使えました)が出来ました♪

西山さんの駐車場の向かい側で偶然 秋祭りが開催中。

お天気が悪かったのと、時間が早かったので空いていて見やすかったです。

次はタイル張りの門がステキな｢WAZAN｣。

お店は門のお隣。
最初に行ったO YANEさんのほぼお向かいですがオープンが10時だったので戻ってきました。

こちらの商品もくらわん館で素敵だなぁと思って見てました。
たしか、こちらも3割引きと書いてあったような､､､

すぐお隣にあるアウトレットショップ。
黒い染みがついてしまった長方形のお皿が気になったのですが、漂泊しても落ちないと言われたので止めました。

交番の掲示板も波佐見ならでは。

最後に向かったのは｢ヒロッパ ｣。マルヒロさんの直営店。
ナビが間違っているのかと思うような場所でした。

店内にはカラフルなカップやお皿。

晴れていればちびっこさんが思いっきりかけまわれそうな広場やカフェも併設。

店内にあったマグカップのようなカラフルな椅子。
そして、一年に二度咲く四季桜が小さなお花を付けていました。まだ植えられて数年って感じでしたが、樹齢が上がればもっと沢山のお花を付けてくれそう。

あっという間に時間が過ぎて、後ろ髪引かれながら波佐見を後に､､､

続いては、お隣 佐賀県の｢有田ポーセリンパーク｣。
県境をまたぎますが、インター寄りのNISHIYAMA Galleryからだと3.5kmほど。有田と波佐見、めっちゃ近い！

ここで見たかったのがこの ツヴィンガー宮殿。
ヨーロッパで初めて磁器を完成させたマイセンに伊万里焼が大きな影響を与えたことが縁で姉妹都市となったドレスデンにある宮殿を再現。

横に広がったこの宮殿を撮りたくて、広角レンズを買ってきたのよ～♪と スマホにレンズを挟もうと思ったら、無い～(涙)
今朝まであったので、どうやら やきもの公園で落としたよう。仕方なく、離れて離れて離れて撮りました。上に写ってる枝は桜だと思うので春はさらにステキでしょうね～

有田ポーセリンパーク ツヴィンガー宮殿アートギャラリー 美術館・博物館

宮殿内のアートギャラリーには初期有田焼、古伊万里・柿右衛門、ウィーン万博に実際に展示された大花瓶(高さ182cm)などが展示されているそうです。

が、入口が閉まっており 休業中のようでした。
大花瓶、見たかったな。

バロック庭園を抜けて、横に回り込むと全長55ｍもある巨大な登り窯。
約400年前、有田ではじめて磁器を焼いたと言われる天狗谷古窯をもとに再現された窯。今でも年に数回は実際に焼いているそう。

登り窯の横の斜面には真っ赤に色づいたもみじ。
九州は東海や関西より紅葉が遅いのかと思っていたら、ほぼ同じ時期。意外でした。

この有田ポーセリンパーク、実は有田市の酒造メーカー 宗政酒造の運営。
なので、お土産コーナーには焼酎や清酒などのお酒がたくさん売られていました。
先日開業した 西九州新幹線｢かもめ｣ラベルのお酒、佐賀の地酒(日本酒・焼酎・梅酒)3本セットと まんばビールも売っていました。タイムリーなお土産ですね♪

次は高速にのって平戸に向かいます。