2022/10/31 - 2022/10/31
296位(同エリア2580件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
2022年10月、全国旅行支援を利用して計画した秋の沖縄&奄美の旅。
運悪く南洋で発生した台風22号の影響で今日からは悪天候が続きそうだ。
降雨くらいなら楽しめるだろうと予約していたオーシャンスタイルの「水納島ボートシュノーケリング&日帰り海水浴」も、旅の出発直前に天候不良のため中止の連絡があった。
代替案としていたもとぶ元気村の適当なマリンプログラムは修学旅行生の予約で埋まっていた。
沖縄でやりたいことを封じられてしまったが、海洋博公園にはそんな日でも無駄にはさせない施設がある。
冴えない天気の過ごし方の後編は、いよいよ定番の美ら海水族館へ。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
15:00からのオキちゃん劇場に合わせて、14:30過ぎにゆくりなリゾート沖縄・海風を出発した。
-
開演15分前にオキちゃん劇場に到着し、観客席中段の席を確保。
このイルカショー、なんと無料で見れる。
こんな天候でも、というかこんな天候だからか、どんどん席は埋まっていった。 -
ほぼ定刻通りに開演。
演じるは、ミナミバンドウイルカ、シワハイルカ、オキゴンドウ。オキちゃん劇場 動物園・水族館
-
オキゴンドウは5mを越えそうな体長。
イルカショーにクジラが混じっているという感じ。 -
投げ輪、サイコロ、踊りなどの芸もあるが、やはりジャンプが見どころか。
-
イチオシ
ハイジャンプは、背面跳びではなくベリーロール?
いや、正面跳びやろ! -
オキちゃん劇場の次はウミガメ館。
-
階段を下りて水槽のガラス越しに。
-
タイマイ、アカウミガメ、アオウミガメ、ヒメウミガメ、クロウミガメが見られるらしい。
解説を読んで勉強しなくちゃ、どれが何やら・・・ -
飛ぶように泳ぐ。
ウミガメ館 動物園・水族館
-
ウミガメ館、上から見るか?、横から見るか?
両方見れば良いと思う。 -
マナティー館へ下りて行く時、亀の浜が見える。
-
ただ、亀の浜へと下りる階段には「立入禁止」の表示。
-
ここで見られるのはアメリカマナティー。
食事タイムだったのか、水面に浮かんだ白菜やニンジンのような野菜を食べていた。マナティー館 動物園・水族館
-
マナティーとごっちゃになりそうなのがジュゴン。
最もわかりやすい見分け方が尾びれで、マナティーは丸みを帯びているが、ジュゴンはイルカのように三角形である。
マナティーは主に海面に浮く水草を食べるが、ジュゴンは海底の海草を食べるのでマナティーより口が下向きになっている。
マナティーの生息域は大西洋やアマゾンで、ジュゴンはインド洋や西大平洋。
ジュゴンは沖縄にも生息するが、絶滅危惧種となっている。
イメージとしてマナティーが西洋系、ジュゴンが東洋系といえそうだ。 -
主な無料スポットを見学後、いよいよ美ら海水族館へ。
-
エスカレーターで上ったところから海側を望む。
ウミガメ館(中央)、マナティー館(右)、そして沖には伊江島が見える。 -
16:00になるまで適当に時間をつぶす。
美ら海水族館の入場料は2180円。
16:00からの4時からチケットは1510円とお得。
ただし18:30閉館なので、滞在時間は最大2時間30分。 -
ヤドカリの仲間のヤシガニ。
成長の過程で海中で過ごす幼体期は貝殻をヤドにするが、成長して上陸すると水中で生活できる機能を全てを失い、腹部の外皮が角質化し、貝殻が必要なくなる。
雑食で、体長40cmを越える大きさに成長する。
日本は沖縄、宮古、八重山の各諸島に生息する。 -
イノーの生物たち。
コブヒトデ(茶色)やコブヒトデモドキ(緑色)など。
イノーとは、沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅い海という意味 -
サンゴの海の、レモンチョウチョウウオ。
水深5~25mのサンゴ礁に生息している。
臆病な性格で警戒心が強く、警戒すると黒ずむという。
黒ずんでいないってことは、ストレスはないようだ。 -
サンゴ礁の浅海に生息する、ソメワケヤッコ。
前方が鮮やかな黄色、後方が濃青色の美しい色彩から、観賞用として人気。 -
イチオシ
水深1~60mのサンゴ礁域に生息する、イッテンチョウチョウウオ。
両体側にある黒色班が和名の由来。
比較的飼いやすく観賞魚として人気。
青い目の魚が何か不明。 -
生息域が広く沖縄では普通に見られる、フウライチョウチョウウオ。
単独またはペアで行動する。
雑食性で、飼育は容易。 -
熱帯魚の海は多彩な魚が入り乱れている。
-
琉球列島以南の亜熱帯・熱帯域に分布する、ハナタカサゴ。
鮮やかな青の体色で、尾ビレ先端が上下とも黒いことが特徴。 -
ナポレオンフィッシュとも呼ばれる、メガネモチノウオ。
沖縄島以南からインド・太平洋のサンゴ礁域に生息する最大級のべラで全長2mにも達する。
老成魚では前額部が著しく突出し、コブ状になる。
幼魚と成魚では模様や色彩が異なる。 -
角状突起が特徴の、ヒメテングハギ。
太平洋からインド洋に広く分布。
成魚の額の角状突起はこの仲間で最も長くなる。
美味であるが、鮮度が落ちると独特の臭みが出る。 -
背ビレと胸ビレに毒トゲがある、ゴンズイ。
浅い岩場で見られるナマズの仲間。
幼魚は集団でゴンズイ玉と呼ばれる球状の群れを成すことで知られる。 -
サンゴ礁内で生活する、ニシキブダイ。
オスは眼から胸ビレ基部を結んだ線を境に下が青緑色、上が黄色。
メス、幼魚と模様が異なる。 -
温暖な海域に出現する、タコクラゲ。
夏に波の静かな場所で見られる。
体内に植物プランクトンの褐虫藻が共生する。
傘の下に8本の口腕とその先に棒状の付属器があり、姿がタコに似ていることから名前がついた。 -
南日本からインド洋、太平洋の暖かな海に分布する、イトヒキアジの幼魚。
若魚では第二背ビレと臀ビレ前部の軟条が長く伸長し、糸を引いたように見えることからこの名がある。
成長するにつれてこの糸状のビレは短くなる。 -
幼魚の頃は黒く縁取られた大きな斑紋が特徴の、チョウチョウコショウダイ。
成長につれて、斑紋の大きさや色彩が変化し、成長すると動物のヒョウ柄模様状となる。 -
マングローブに生息する、アマミイシモチ(上)とヒメツバメウオ(下)。
-
サンゴ礁域に多く生息する、ゴマハギ。
体色には変異が多く、黒っぽい物から黄色まで様々。 -
イチオシ
ファインディング・ニモで知られる、カクレクマノミ。
イソギンチャクと共生する。
体の中央部に凸形の白色横帯を持つのが特徴。
雄性先熟の雌雄同体魚であり、生涯中にオスがメスに性転換するというのが意外な一面。 -
水族館では世界最大級の水槽、黒潮の海。
魚類の中の最大種、ジンベエザメが泳ぐ。沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
-
サメ博士の部屋。
水槽には、ツマジロ、ヤジブカ、ドタブカなど10種類のサメが泳ぐ。 -
ジンベエザメなど、各種のサメのアゴ。
-
黒潮の海ではジンベエザメのほか、ナンヨウマンタ、オニイトマキエイエイ、マダラトビエイ、ヒョウモンオトメエイなどのエイ類が存在感を示している。
-
ナンヨウマンタとオニイトマキエイの違い。
どうやら口周辺の色が白か黒かで見分けるのが、最もわかりやすそうだ。 -
ということは、この子はナンヨウマンタ。
インド洋、太平洋の熱帯・亜熱帯海域、サンゴ礁周辺に広く分布する。
幅は最大5.5m、一般的に観察される平均サイズは3~ 3.5m。
一般的にオニイトマキエイに次いで2番目の大きさである。 -
下から見上げるジンベエザメ。
世界中の熱帯・亜熱帯・温帯の表層海域に広く分布する。
全ての魚類の中で現生最大の種で、クジラ類以外での最大の動物。 -
17:00、ジンベエザメの給餌の時間。
群がるの黄色い尾びれはユメウメイロか。 -
イチオシ
ジンベエザメは、主にプランクトン(オキアミを含む小型甲殻類やその幼生、頭足類の幼生など)を摂食する。
水面の餌を海水と一緒に吸い込むので、体が次第に立ってくる。 -
この水槽は、ジンベエザメが立ち泳ぎで餌を食べることができる深さに設計されたという。
-
黒潮の海の窓となっている巨大アクリルパネルは、高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm。
2002年にギネスブックに1枚のアクリルパネルとして、また水族館の窓として世界最大と認定された。
2008年にドバイ水族館に記録を更新され、さらにそれを2014年に中国の珠海長隆海洋王国が記録を更新したという。
それらのアクリルパネルは、いずれも香川県の日プラというメーカーが製作したもの。
水族館用の大型アクリルパネルの加工技術(重合接着)において日プラは独自技術を持ち、その世界シェアは70%だといわれる。
水圧に耐える強度はもちろん、厚さが60cmあっても、このクリアさ違和感の少なさを維持する技術が凄い。 -
チンアナゴとニシキアナゴ(オレンジ色)。
いずれも砂地に穴を掘って生息し、普段は頭部だけを出して流れに乗ってくる餌をとっている。 -
17:30を過ぎて、エレベーターで4階の黒潮探検(水上観覧コース)へ。
黒潮の海は、幅35m、奥行27m、深さ10m、水量7500tという規模である。 -
黒潮探検(水上観覧コース)から見た水槽全体。
中央の橋は飼育員が作業する場所で、見学では行けない。 -
メッシュ入りのビニールが張ってあるので、普通に撮影するとこう写る。
-
ビニールに近づけてメッシュが写り込まないように撮影したナンヨウマンタ。
-
上から見たジンベエザメ。
-
これもナンヨウマンタか?
オニイトマキエイがなかなか見つからず・・・ -
イチオシ
真下を回遊するジンベエザメ。
これで上から横から下からジンベエザメを見れたので、このへんでまたエレベーターで戻ろう。 -
1階の深海への旅の、カンムリヒグルマヒトデ。
水深200~6000mの深海域に生息する。
外敵に襲われるなどすると、腕を自ら切り離す自切行動が見られる。
トカゲの尻尾みたいなもの。 -
水深300~1000mの深海に生息する、ミツクリザメ。
2016年に静岡県焼津沖で延縄漁によって漁獲された、全長2.2mのオスの個体である。
アゴが飛び出て歯がむき出しになる顔から、goblin shark(悪魔のサメ)と呼ばれる。
獲物を捕らえる時のアゴの動きは、魚類の中で最速であるという。 -
枝にからまっているようなのが、世界発展示のトゲモアナモヅル。
沖縄県及び鹿児島県の水深140~410mより採集の記録があるが、盤の直径が5mm程度と小さいことや、海底のサンゴなどに巻き付いて生活し、ほとんど自発的な移動をしないことなどから、捕獲例が非常に少ない生き物である。 -
ほぼ真っ暗な水槽にいる、マツカサウオ。
眼は大きく、全身が堅いウロコに被われているのが特徴。
下顎の先端部に1対の発光器があり、ここに共生する発光バクテリアによって発光する。
これで美ら海水族館の見学を終え、あとは夕食を摂ってからホテルに帰ろう。 -
夕食は昨日と同じ美ら海キッチン ぱぱいやでステーキでも食べようと思っていたが、なんと休業日。
しかたがないので、地域クーポンの使える飲食店までさらに800mくらい歩くことになった。
ポーたま 沖縄 本部町店で残りの地域クーポン3枚を使い、お持ち帰りした。
本部産あぐー豚の生姜焼き:850円
鰹なまり節の天ぷら:700円
島豆腐の厚揚げ油みそ:650円
オレンジジュース:350円
さんぴん茶シークワーサー:350円
合計:2900円 でおつりは出ない。
ファーストフードで1食3000円使うのはなかなか大変である。
ポーたま二つでお腹いっぱい。
残り一つは夜食にした。
明日は本部港から名瀬港まで1日かけてのクルーズ移動。
欠航になったら最悪だ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022
-
前の旅行記
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /2日目(10/31)前編
2022/10/31~
美ら海・本部・今帰仁
-
次の旅行記
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /3日目(11/1)
2022/11/01~
奄美大島
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /1日目(10/30)前編
2022/10/29~
那覇
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /1日目(10/30)後編
2022/10/30~
美ら海・本部・今帰仁
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /2日目(10/31)前編
2022/10/31~
美ら海・本部・今帰仁
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /2日目(10/31)後編
2022/10/31~
美ら海・本部・今帰仁
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /3日目(11/1)
2022/11/01~
奄美大島
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /4日目(11/2)
2022/11/02~
奄美大島
-
ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022 /5日目(11/3)前編
2022/11/03~
奄美大島
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
美ら海・本部・今帰仁(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ちょっと暖かい秋旅 沖縄&奄美 2022
0
60