2022/10/31 - 2022/10/31
327位(同エリア2704件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
2022年10月、全国旅行支援を利用して計画した秋の沖縄&奄美の旅。
運悪く南洋で発生した台風22号の影響で今日からは悪天候が続きそうだ。
降雨くらいなら楽しめるだろうと予約していたオーシャンスタイルの「水納島ボートシュノーケリング&日帰り海水浴」も、旅の出発直前に天候不良のため中止の連絡があった。
代替案としていたもとぶ元気村の適当なマリンプログラムは修学旅行生の予約で埋まっていた。
沖縄でやりたいことを封じられてしまったが、海洋博公園にはそんな日でも無駄にはさせない施設がある。
冴えない天気の過ごし方を海洋博公園にてやってみました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝7時、雨はほとんど降っていないが、空は厚い雲に覆われている。
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朝食は昨日買った沖縄そば。
しかし近所にスーパーがなく、適当な具が調達できず残念。 -
テレビの天気予報では、台風はそれているものの停滞前線を刺激するわ南から湿った空気が流れてくるわで、『沖縄は午後から警報級大雨』だってさ。
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雨にも負けず、風にも負けず、8:30頃出発して海洋博公園へとやって来た。
午前中は西(左)の方から攻めていくぞ。 -
これだけ枝葉が張っていると多少の雨はしのげてたすかる。
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最初に訪れたのは、熱帯ドリームセンター。
開園時間は、8:30~17:30(10月~2月)。
入場料は760円。
エントランスはステンドホール。 -
ステンドホールというだけあって、天井がステンドグラスになっている。
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イチオシ
真下から見上げると、ちょっとした映えスポットになる。
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ステンドホールを抜けるとクロトンパティオ。
「変葉木」とも呼ばれる鮮やかなクロトンの葉が、紅葉のように色着いている。 -
順路に従って進み、ファレノプシス温室。
ファレノプシスとは胡蝶蘭(コチョウラン)のこと。 -
東南アジアの熱帯から亜熱帯に分布するランで、日本では花の姿を蝶に見立てて胡蝶蘭と呼び、贈答用として特に人気が高い。
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50種ほどの種があり、交配品の数は非常に多く、色とりどりの胡蝶蘭が見られる。
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ファレノプシス温室の隣はバンダ温室。
バンダは、東南アジア、インド、中国、台湾からオーストラリア北部まで分布するラン科の植物。
青や青紫の花はラン科の中では少なく、存在感がある。 -
樹木に着生するビカクシダはシダ植物だが、独特の葉の形からコウモリランとも呼ばれる。
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アイスクリームなどで最も標準的で白のイメージがあるバニラは、ラン科の植物。
メキシコ、中央アメリカが原産で、現在はマダガスカルやインドネシアをはじめ広く栽培され、香料として利用される。 -
カトレアは、「花の女王」ともいわれる美しい花を咲かせる洋ランである。
ということを知るまでは、「オリビアになぐさめられる彼女に、元カレが誕生日に欠かさず贈ってくれた花」というイメージしかなかった。 -
カトレア温室の次は、最も大きな温室である果実温室。
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イチオシ
ブラジル原産キントラノオ科のゴールデンチェーンツリーは、国内では海洋博公園でのみ栽培されており、開花状態を観察できる機会は滅多にないという。
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果実温室内にはちょっとした展望スペースがある。
9:30頃、観光客の姿は見ない。
ただ今独占状態。 -
果実温室を二分する二枚の植物のカーテン。
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見下ろすと、ソーセージノキ。
見た目通り名前はソーセージに似た長い果実に由来し、アフリカに分布している。
新鮮な果実には毒性があり、強い瀉下薬であるため、乾燥、焙煎または発酵させて消費される。 -
君たちキウイ・パパイア・マンゴーかね?
メキシコ、西インド諸島原産のパパイアです。 -
小雨なのでちょっと中庭に出てみた。
南側にひときわ高い遠見台。 -
回廊から見た遠見台。
回廊の中にはアフリカバオバブ。
バオバブってもっとインパクトのある樹形のイメージだが、意外と普通。 -
イチオシ
催物展示室には植物を使った作品が展示されていた。
これが意外と面白かった。 -
インテリアに良いかも。
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部屋にひとつあれば癒されそう。
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ロボットの休息。
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これは本物の生物。
オキナワシリケンイモリ。
生息数は減少していて、沖縄県レッドリストでは準絶滅危惧と判定されている。(2017年の時点) -
エレベーターで遠見台の上部へ。
そこから北側を望む。 -
北西側には中庭と果実温室。
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南南西には回廊、そして沖に瀬底島。
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ビクトリア温室に進むと水槽に淡水魚が見られた。
プラチナゴールデンバルブ、パールグラミー、ネオンテトラなど。 -
イチオシ
アフリカの河川や湖沼に生息する、ポリプテルス・エンドルケリー。
ポリプテルスはデボン紀に現れたといわれ、現代まで姿形をあまり変化させずに生き残ってきた。
肺のようにガス交換を行い、エラ呼吸と並行して空気呼吸をする。
魚類と両生類に進化する分岐点にある動物と考えられていて「生きている化石」ともいわれる。 -
スマトラ、シルバーシャークなど。
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最も大きな水槽には、主にアマゾン川の大型淡水魚が泳いでいる。
世界最大淡水魚のピラルク、よろいのような骨板で覆われた大型のナマズのバグーペドラ、アマゾンで食用として養殖もされているブラックコロソマなど。 -
東南アジアで食用として養殖もされているオスフロネムス・グラミー。
ここで見られる魚類は、おそらく美ら海水族館では見られない。
意外なところでちょっと得した気分になる。 -
ビクトリア温室内の階段を上ると、パラグアイオニバスなど熱帯の水生植物が水面を覆っている。
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オオゴマダラは、日本のチョウとしては最大級で、与論島以南の南西諸島から東南アジアに生息している。
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ひと通り見学して、再びクロトンパティオに戻った。
午前中の早い時間帯だったこともあるが、ほとんど観光客に会うことなく見学できた。 -
小雨がぱらつく程度なので、今のうちにおきなわ郷土村を見学することにした。
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沖縄の倉の一種である、高倉。
穀物などを貯蔵するもので、床を高くすることで通風を良くし、湿気やネズミから守る工夫がされている。
壁が竹の網代で斜めになっているのがユニークだ。 -
村の宗家である本家(ムートゥヤー)。
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本家(ムートゥヤー)の立体的な見取図。
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おきなわ郷土村は見学無料だが、なかなか丁寧な解説板が設置してある。
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本家の台所。
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本家の仏壇。
本家は、根人(ニーチュ)とか根神(ニガミ)という村の血族団体の祭祀を司祭する人の住居および祭祀会場となる。 -
雨が強くなってきたので、海洋文化館に入場することにした。
海洋文化館の入口付近には、マオリの守護神が立っている。
これはニュージーランドから海洋文化館のために制作された複製であるものの、実物は失われこのレプリカのみが現存しているのだという。
ニュージーランドのコインにもデザインされている。 -
エントランスホールには、1975年の沖縄国際海洋博覧会から展示されているダブルカヌー。
歴史資料をもとにタヒチの人々が復元したもの。
ここまでは無料区域で、これより先は入場料190円。 -
フィリピンのスールー海の島に住むパジャウ族の漁船兼住居である「レバ」という家船。
1975年の沖縄国際海洋博覧会の年の春まで、パジャウ族の漁師家族4人が実際に暮らしていたもの。 -
サモアの家(ファレ)。
生活するための家とは別に、柱だけで作られている家、調理小屋など役割が異なる小さな家がある。 -
古代から伝わる石積みのわな。
浅瀬を石で囲い干潮時に逃げ遅れた魚をとる魚垣漁は、最古の漁法で沖縄の各地で行われた。
無人島で生活する時に使えそうな漁法だ。 -
イチオシ
魚の形の納骨木棺(中央)、海の精霊の像(左)、儀礼用食物容器(右)。
いずれもソロモン諸島のもので、芸術性が高い。 -
パプアニューギニアのクラカヌー。
船首と船尾の装飾が凝っている。 -
クラ交易用腕輪「ムワリ」。
クラカヌーによるクラ交易では、首飾りと腕輪が島と島の間を受け渡され、重要な儀式や祭などで身に着けられる。 -
沖縄のカツオ漁で使われた漁船。
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パプアニューギニアのモトゥ族が交易船として使用していたラカトイ。
雨が少なく食物が不足する地方のため、女性たちが作った土器を積んで食物を得る交易を行っていた。
積載量に優れた船で20世紀半ばまで使われていた。 -
ミクロネシアのポロワットのカヌーであるリエン・ポロワット号(左手前)とパプアニューギニアのラカトイ(右奥)。
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パプアニューギニアのクラカヌー(右手前)とパプアニューギニアのラカトイ(左奥)。
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ウリウリを持って踊る女性(ハワイ)。
下は、オーストラリアやバヌアツなどで使われたガラガラ類の楽器。
いずれも木の実や小石や貝など小さな粒を入れた容器状の物を振動させて鳴らす。 -
ハワイの戦いの神クー(中央)、マルケサス諸島のティキ(右)など。
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バリ島のダブルアウトリガーカヌー。
12時から約30分のプラネタリウムを鑑賞。
入場料190円でプラネタリウムも鑑賞できるというのは、なかなかのお得感。
ただ、個人的には半分寝てしまった。 -
様々なカヌーの模型を展示した、カヌー大集合。
12:30頃に海洋文化館の見学を終え、途中で中断したおきなわ郷土村の見学を再開することにした。 -
地頭代の家(ジトゥデーヌヤー)の門。
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地頭代の家の二番座(仏間)と一番座(床の間)。
地頭代は、1611年~1897年各間切り(今の市町村)の地頭(領主)の代官として、地方行政を担当していた人のことで、その地の百姓の有力者がなった。 -
地頭代の家の地炉のある三番裏座。
その奥に二番裏座と一番裏座。 -
地頭代の家の縁側から見た庭と離れ。
とうとう本格的に雨が降り出してきた。 -
地頭代の家の家畜小屋のヤギが本物でびっくりする。
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ノロの家。
ノロは、村の神事祭祀を司る神女のこと。 -
全体的に地頭代の家をひとまわり小さめにした感じ。
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本部の民家。
この公園の近くに現存した昭和初期の農家をモデルに復元している。 -
最も古い年代の穴屋形式を伝える建物。
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建物は主屋と台所(トゥングワ)の二棟からなり、屋根は小丸太組の茅葺。
他の家に比べてかなり原始的。 -
近年の民家。
1889年(明治22年)に家屋に対する諸制限令が廃止され、赤瓦が各地の民家に使用されるようになった。
部屋の数は少ないものの、二番座(仏間)と一番座(床の間)がある。 -
台所の裏手に豚小屋兼便所(フール)がある。
石囲いで用を足すと、排泄物が流れて豚の餌になる仕組みだという。
人の排泄物を作物の肥料とするのはまだ良いとして、豚の餌にするというのはいかがなものか・・・
ここで一旦ホテルに帰り、昼食後に今日の後半戦へと突入する。
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