北海道ほぼ一周鉄道一人旅６泊７日　１日目　（千歳）

2022/11/05 - 2022/11/11

羽田→新千歳のANA特典航空券が１枚余ったので、北海道旅行を計画しました。
ネットでたまたまHOKKAIDO LOVE!６日間周遊パスを知り、これを使った北海道一周を思いつきました。９月のことです。
周遊パスは、12,000円でJR北海道内の在来線特急・快速・普通列車自由席とJRバスが連続する６日間乗り降り自由、指定席も４回まで利用できる超お得なきっぷです。ただし、JR北海道以外では購入できません。

ところが、10月11日に「全国旅行支援」がスタートするとあっという間にHOKKAIDO LOVE!パスは売り切れ、本州に住む私は手も足も出ません。一時は旅行をキャンセルしようかと思いましたが、ヤフオクを検索したら13,570円で購入できました。＋1,570円は送料・手数料と考えれば納得です。
逆に、宿泊費割引とクーポン券が付いて、割安に旅することができました。

今回のテーマは、
１）長距離乗車
２）車窓風景
です。観光は、乗り継ぎ時間を利用したおまけです。

何度か練り直して策定した旅程は次のとおりです。
［旅程］
11月 5日（土）　横浜→羽田→千歳（泊）
11月 6日（日）　千歳→釧路→根室（泊）
11月 7日（月）　根室→釧路→網走（泊）
11月 8日（火）　網走→旭川→豊富（泊）
11月 9日（水）　豊富→留萌→札幌（泊）
11月10日（木）　札幌→室蘭→伊達紋別→北湯沢（泊）
11月11日（金）　北湯沢→伊達紋別→白老→千歳→羽田→横浜
稚内は７月に行っているので、その手前の豊富温泉まで。函館は近いうちに訪れる計画があるので、今回は室蘭・伊達紋別までにしました。


１１月５日（土）　晴れ
初日は移動日、業界用語でいう『前乗り』です。当初は、千歳駅でHOKKAIDO LOVE!パスを購入して翌日からのチケットを確保し、４回分の指定席を予約する予定でした。パスを使えないこの日の乗車区間は最短にして料金を節約、270円です。

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

たまプラーザ駅から空港バス。週末の渋滞を予想して11時発。

たまプラーザ駅 駅

鶴見つばさ橋
予想に反し交通量は少なく、50分弱で羽田空港に到着。

エアローソンで昼食の「おぎのや おにぎりセット」を購入、ラウンジでいただきます。今回は車の運転がないので、ビールもOK。

ANAラウンジ 羽田空港 国内線 本館北 グルメ・レストラン

NH67便　

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

機材はB767-300。珍しい。

離陸。東京ゲートブリッジが見えます。

私は旅行に本やイヤホンを持参しません。読書や音楽をシャットアウトして、機上や車窓から見える風景を五感で感じたいからです。

ブロッケン現象です。

一関市上空。紅葉がまだ残っています。

北海道も晴れ。

期待が高まります。

素晴らしい夕景。

着陸

新千歳空港に到着。

新千歳空港 空港

JR北海道　新千歳空港駅

新千歳空港駅 駅

JＲ千歳線 快速 エアポート157号

千歳ステーションホテルにチェックイン。
今回は鉄道旅なので原則として駅至近のホテルを選択しました。

料金6,000円が全国旅行支援で3,600円（ネット決済済）。地域クーポン（土日）1,000円を受け取ります。

千歳ステーションホテル 宿・ホテル

さっそく千歳駅のみどりの窓口へ。

千歳駅(北海道) 駅

これがヤフオクでゲットしたHOKKAIDO LOVE!パス。

４回分の指定席券。始発駅乗車は自由席に並ぶことにして、途中乗車の特急を指定席にしました。正解でした。

これで今日のミッション終了。

海鮮居酒屋うみや
ホテルで１割引クーポン付きで紹介されました。地域クーポンが使えるのも決め手です。

海鮮居酒家うみや グルメ・レストラン

開店同時の17:30に入店。あっという間に満席、人気店のようです。

とりあえずビール。あれっ？サッポロビールじゃない！

お通し

カキフライ
文句なし。

青つぶ煮
これこそ欲していた味。

マツカワカレイ刺身
どれも美味しい。北海道の居酒屋恐るべし。侮れません。

上川大雪　碧雲蔵　１合
器が珍しい。

次に二世古　特別純米辛口　0.5合
0.5合はワイングラスになります。

酒も料理もあまりに美味いので、こまい炙り焼きを追加。
骨ごとボリボリいただきます。ボリュームがあるので〆の炭水化物はパス。

さらに吟風国稀　純米酒　0.5合を追加。
大満足です。

合計5,460円を1割引、道民割りクーポン1,000円利用で実払い3,914円。嬉しくて涙が出てきそう。

ホテルに戻り、明日からの長旅に備え早めに就寝します。

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2022/11/15 08:28:36

  懐かしき北海道鉄道周遊の旅

  beanbagさん　ご無沙汰しております。
  
  これまた、いい旅行をなさって来ましたね。
  もう、タダ同然で旅行なさっているのと同じではありませんか。
  JR北海道は、思い切ったお得チケットを出したものです。
  それに反し、私の住むJR四国は、お誕生日とか週末割引とか、3日間限定とか、どこが安いんや、誰がこんなチケット使うんじゃーと絶望的なになります。
  もうJR四国は将来、会社自体が消滅するのではと心配しております。
  
  それにしても、やはり旅行好きな人はお得なチケット獲得に目を光らせているのですね。発売即売り切れでしたか。
  でも、beanbagさんの凄い所はヤフオクでチケット入手するところです。
  ヤフオク出店する人も、1,570円儲けるために、よくやるなと感心しました。
  
  北海道では、このチケットを使って沢山の方が旅行していましたか。
  私の学生時代は、鉄道の旅が全盛期でもあり、北海道周遊券で10日間ほど回ったこともあります。良き国鉄の時代です。
  だから、beanbagさんの鉄道旅が昔の思い出を彷彿させ懐かしさを感じます。
  
  これからも鉄道の旅が続くようなので、私も隣席に同乗して楽しませて頂きます。

  beanbagさん からの返信 2022/11/17 08:50:26

  RE: 懐かしき北海道鉄道周遊の旅

  olive kenjiさん
  
  いつもコメントをありがとうございます。
  
  HOKKAIDO LOVE!パスは確かに超お買い得です。
  本来の定価は24,000円ですが、特定期間に行政の補助金が出るようで半額の12,000円になっています。
  JRのお得きっぷは青春18きっぷもそうですが、せいぜい５割引き程度が限度です。修学旅行用の学生団体割引きっぷはもう少し割引になると聞いていますが、いずれにせよそれはもう使えませんから。
  
  こういうきっぷが出ること自体、JR北海道は経営的に厳しいことの裏返しだと思います。実際に乗ってみて、野生動物対策や豪雪対策、駅の待合室暖房など他ではあまりない費用が嵩みそうで大変だなと思いました。
  観光地巡りならレンタカーがはるかに便利ですからね。
  
  山形は素晴らしいところですね。出張では何度か訪れていますが、いつかゆっくりと巡ってみたいと思います。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  beanbag