2022秋の北海道旅行　（その1－白金）

2022/09/27 - 2022/10/06

このところ2年連続で秋は北海道に旅行しています。
たまたまかも知れないけれど、航空チケットを安く手に入れることができたためかな。
今年の秋もセールで札幌までのチケットをゲットできました。
札幌までは決まったけれども、その先どうしようか？
当初は定山渓とか洞爺湖など、一度行った所で良かったところを再訪しようと思っていたのですが、安易すぎるよねと再考。
結局まだ行ったことがない、北海道中央部を目指すことにしました。
札幌からは日帰りのツアーも出ているのですが、それではじっくりと見ることが出来ない。
この際ずっと中央部に腰を据えて見てみようか。

旅程
0日目　成田前泊
1日目　成田→新千歳移動　札幌泊
2日目　札幌→旭川→白金温泉移動　白金温泉泊
3日目　美馬牛泊
4日目　美馬牛泊
5日目　美瑛泊
6日目　富良野泊
7日目　富良野泊
8日目　富良野→旭川→札幌移動　札幌泊
9日目　新千歳→成田　帰宅

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田山新勝寺の見物を兼ねて前泊したのが京成成田駅そばのアパホテル。
ホテルから成田空港までは、事前予約のうえでホテルのシャトルバスを利用できます。

成田からは9時半発のピーチを利用します。
いきなりの欠航もあるし、一番安い運賃タイプを利用するためにキャンセルも出来ないのですが、安いので助かります。
シートが狭いとか、モニターがないなどLCCにいろいろ文句を言う人がいますが、単に安く移動するための手段なので、たった数時間だからそのあたりは自分たちにとってまったく問題なしです。

滑走路に向かう途中、ANAのカメさんが2匹並んでいるのが見えました。
コロナで飛ぶことがなかなか難しいようです。

機内はかなり混んでいました。
いままで散々キャンセルの痛い目にあっているので、事前の座席指定をせずに予約。
キャンセルの場合は座席指定料も戻りませんので、出来るだけ安くということにしています。
その代わり空港でできるだけ早めにチェックインします。
たまたまでしょうが、今回は窓際＆かみさんも隣という席をゲットできました。
ただし席は翼の少し後ろで、エンジンの騒音がきつい席です。

成田を飛び立ってすぐ。
成田市街と昨日前泊ついでに観光した新勝寺が見えました。

成田を飛び立って約1時間半。
飛行機も高度をかなり下げています。
窓からは苫小牧市街が見えています。

新千歳空港からのバスはススキノで降車。
ホテルに荷物を預けて遅めのお昼ご飯へ。

前回の札幌で気に入った札幌ラーメンのお店です。

ひぐま 横丁本店 グルメ・レストラン

マスターから、ちょうど今ラーメンのクーポンがあって200円割引になるよ、とのうれしい一言。
ラッキー！二人で400円引きは大きい。

この前と同じ、コク味噌ラーメン。
やはり美味いね。

札幌と言えばスイーツです。
ラーメンの後はスイーツを求めて時計台の近くへ徒歩移動。

札幌市時計台 名所・史跡

時計台は正面はよく見て知っているけれど、裏はどうなっているの？
…と裏に回ってみました。

札幌のマンホール。
マンホールの写真を集めているわけではないのですが、目に付いたときだけ撮影しています。
やはり時計台でしたね。

時計台近くに雪印パーラーがあったので来たわけですが、あいにく定休日。
どうしようかと過去の記憶を呼び起こす。
この付近に北菓楼があったよね、と思い出しました。
円い窓のシックな建物。
これ、警察署です。

北菓楼の本店。
ここの来るのは2度目です。

北菓楼 札幌本館 グルメ・レストラン

1階では商品の販売。
2階が喫茶室になっています。

お得なケーキセット。
税込み917円で飲み物とシフォンケーキとアイス、サンプルから好きなケーキをひとつ選ぶことが出来ます。

来るときは気づかなかったけれど、警察署の前にひまわりが咲いていました。もうすぐ10月なのにまだ咲いています。

ホテルに戻ろうと大通まで来たら、何やらきれいなステンドグラスが目に飛び込んで来ました。
白い恋人が超有名なISHIYAです。

ISHIYA 札幌大通本店 専門店

中に入ると洒落たシャンデリアも。
ここで明日の宿で食べるためにお菓子を調達。
何しろ明日は周りにお店などほとんど無さそうな場所ですから。

本日の宿は札幌で常宿化しつつあるススキノのアパホテルです。
徒歩圏にいろいろとあるのでとても便利です。

アパホテル＜札幌すすきの駅前＞ 宿・ホテル

ツインの部屋です。

バスルームがこのように家の風呂場同様に使えるのは嬉しいですよね。
浴槽の中で身体を洗うのはとても窮屈だし、座って洗うことも出来ません。
大浴場は無いけれども、これがあるのでとりあえず満足です。

札幌の大通ちかくにある、北海道中央バスの札幌ターミナルからバスで旭川へ向かいます。

中央バス札幌ターミナル 乗り物

バスはそれほど混んでいませんでした。
便数がたくさんあるからでしょうか？

旭川駅で荷物をコインロッカーに預けて食事へ。
旭川駅のコインロッカーが変わっている。
「サービスドア」というのがあって、ロッカーの鍵で小さな扉だけは何度も無料で開けることが出来ます。ですから財布とかを荷物の中に入れて閉じてしまった等の場合、ここから取り出すことも可能です。

向かった先は珈琲亭ちろる。

珈琲亭 ちろる グルメ・レストラン

有名なパンケーキは11時からでした。
しかも作るのに時間がかかるということで断念。
モーニングで済ませました。

旭川駅まではるばるホテルの送迎バスが迎えに来てくれます。
これはとても嬉しいサービスです。

面白い運転手さん、宿には内緒だよ、と言いつつ色々と観光名所を回ってくれました。この宿は常連さんが多いようで、送迎する人の顔も覚えているようです。
写真は送迎バス車窓から見た美瑛の親子の木です。

本日の宿泊先、白金観光ホテル。
今の時期、テントウムシが大発生しているので気をつけてください。部屋の中に2匹までなら許してね、と予め言われました。

森の雫 RIN 宿・ホテル

洋室の部屋を予約。
幸い？部屋にはテントウムシは1匹もいませんでした。
窓を開けるのは注意が必要ですね。

デスク。
さすがに古めかしい造りです。
冷蔵庫はやや大きめ。

お着きのお菓子。

バスルーム。
大浴場があるので風呂は使用しませんが、ビジネスホテルのようなユニット仕様ではなく、洗面台は別途欲しいな。

ホテルで一休みした後、近くにある白鬚の滝を見に行く。
これ、湧き水でできた滝らしい。
きれいな滝です。

白ひげの滝 自然・景勝地

この橋を作ったことによって、白鬚の滝が知られるようになったと言うことです。
確かにこの橋がないと滝を見られる場所はありません。
この橋は一帯を十勝岳噴火発生時の泥流から住民を高台へ避難できるようにするためのものだそうな。
この橋付近、旅館の人が言っていたようにとんでもなく沢山のテントウムシが発生していました。テントウムシというとかわいらしいイメージがありますが、確かにこれだけ発生しているとイメージが変わりますね。

橋を渡って長い階段を上り、ここへ避難するのだという。
かなり長くて上るのに苦労する階段でした。
エレベーターもエスカレーターもないので、お年寄りや足腰の悪い方はかなり大変だと思います。
このあたりまで来ると、テントウムシはほとんどいません。

十勝岳火山砂防情報センター 美術館・博物館

中は十勝岳噴火に関する資料などがありました。
ここでは昼夜問わず十勝岳を監視しているそうです。

滝見物から帰ってきてすぐに風呂に入り、食事です。
結構ボリュームがある夕食です。

鍋の中身は牛肉。

デザートにメロンが出るとは知らず、別注でメロンを頼んでしまいました。
これは別注のメロン。
まあ、デザートのメロンよりはこちらの方が大きく食べ応えがあったので、注文してよかった。

朝食は同じ場所でバイキング形式。

先ずはおかず系。

お代わりは朝カレーと果物です。
最近いろいろな旅館でバイキングに朝カレーを出すようになって、とても嬉しいのです。

今日は美瑛市が行っている美瑛巡りツアーに参加します。
本来は美瑛駅に集合してから白鬚の滝に来るのですが、白金温泉に宿泊している人はここからでも参加できるのです。

先ずは青い池へ。
ここでバスから降りて自由散策です。
珊瑚礁と同じで、くもりの時は色が映えませんし、時間によっても水面が反射してしまうとダメです。
今日はまあまあの天気で、しかも午前中なのでこれだけの色を見ることが出来ました。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

次に行ったのが四季彩の丘。
ここへ入場する場合、9月いっぱいは入場料が必要なのです。
9月30日の今日は有料ですが、入場料はツアー料金に含まれています。

四季彩の丘 公園・植物園

バス出発の時間まで少しあるので、夕張メロンのアイスを購入。

次は拓真館。
ここでも下車して見学します。
有名な風景写真家の前田真三さんの写真が展示してあります。
入場無料というのがすごいし、写真撮影自由というのもおおらか。

拓真館 美術館・博物館

前田真三さんの一番有名な「麦秋鮮烈」という写真です。
この写真によって美瑛が一躍有名になりました。
本当に感動する写真です。

拓真館の中にある白樺回廊という道。

ツアーバスは拓真館から美瑛駅へ。
ここでツアーは終了です。

美瑛駅 駅

ツアーが終わったのが午後1時頃。
さすがにお腹が減ったので、美瑛駅近くの和食屋さんへ。

鯉川 グルメ・レストラン

ボリュームのあるとんかつ定食で腹ごしらえ。
キャベツのお代わりがないのは残念。

美瑛駅周辺の建物には決まりがあります。
三角を基調とすることと、建設年を建物に表示すること。
写真をみると三角形が沢山見えますよね。

美瑛駅からJR富良野線に乗り込みます。
行き先は隣の美馬牛駅。

美瑛特有のなだらかな丘が続く地形を、列車からも見ることが出来ます。