2022/08/27 - 2022/08/27
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kasakayu6149さん
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この旅行記スケジュールを元に
ライフワークとしつつある「ダムカード収集」と「道の駅スタンプラリー」夢はでっかく全国制覇ですが、なんだかんだ言っても流石に日本は広く、現在は主に近畿方面に出没中。
関東在住なので基本は可能な限り効率よく巡っています(巡っているつもりです)
ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回は72回目です(回数は訪問日数でカウント)
第71回終了時点で、22都府県の270施設を巡りました。
そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
2022年7月28日現在で
関東エリア(関東1都6県+山梨県+長野県北部)は全181駅を訪問済
中部エリア(長野県南部+岐阜県+静岡県+愛知県+三重県)は全135駅を訪問済
近畿エリア(福井県+滋賀県+京都府+大阪府+兵庫県+奈良県・和歌山県)は全152駅中93駅訪問済。
道の駅スタンプラリーの対象地区を広げすぎると収拾不能となるため現在は近畿地区制覇を目論見中です(必然的に訪問ダムも近畿地方となります)
※直近のダム巡り&道の駅SRの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/46483
ところで近畿圏に攻め込む前に巡った岐阜県ですが、岐阜県にはダムカード配布対象施設が17施設、道の駅が56駅あります。
ダム・道の駅ともにコンプリートを目指している最中に「新規配布場所追加」「コロナ禍の襲来によるダムカード配布休止」「豪雪地帯の冬季閉鎖」が重なり、「大白川ダム(白水湖)」のみ未訪問となっていました。
更には豪雨による土砂崩れが重なり、2022年度の大白川ダムへの訪問可能日は7月中旬から8月の指定日のみという状態です。
ダムカード配布対象施設・道の駅共に北陸地方を除く中部地方は概ねコンプリート済みなので岐阜県も何としても2022年度中にコンプリートしたいので、数少ない訪問可能日をに日帰り強行軍で訪問しました。
「大白川ダム」は岐阜県北西部の白山山麓にあり、前述のとおり既に岐阜県内のダム&道の駅は訪問済みなので、少々足を延ばし合掌造り集落で有名な富山県の五箇山を併せて訪問しました。しかし当たり前ではありますが五箇山がある北陸エリアには未訪問のダムや道の駅もあり遂に北陸エリアへ進出してしまいました。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので今回は4編に分けてお届けします。
その3は
岐阜県の大白川ダムを訪問後、合掌造りので世界遺産となった五箇山を初訪問するため富山県入り、富山県は日本一の黒部ダムしか訪問していなかったので経路上の「境川ダム」を訪問しました。
「富山県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・24
本編訪問数・・・ 1(4.2%)
累計訪問数・・・ 2(8.3%)
※富山県ダムカード収集の旅の備忘録はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11751801
※ダムカード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11780773
そして遂に道の駅スタンプラリーもついに富山県に参戦、ついに北陸版のスタンプ帳を買ってしまいました。
北陸道の駅スタンプラリー
(新潟県+富山県+石川県)
対象駅・・・・全82駅
本編訪問駅・・・ 1駅( 1.2%)
累計達成駅・・・ 1駅( 1.2%)
未訪問駅・・・・81駅(98.8%)
※道の駅スタンプラリーの備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11780614
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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その1にて
岐阜県北西部の「大白川ダム」を目指して早朝に東京を出発、ルート的には長野県の松本より安房峠を抜けて高山経由のルートが最短ルート。このルート上には上高地の手前の梓川に日本でも唯一と思われるアーチ式ダムが3連で並ぶ場所が在ります。既に訪問済みのダムではありますが本日は行程的に多少なりともゆとりが有るため寄り道しながら向かう事としました。
何時見てもアーチ式ダムは機能美に溢れ美しく、3連のダムは各ダムともまるで一般的な男子の三兄弟の様な性格付けが為されていて面白かったです。
※その1の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11787081
その2にて
岐阜県北西部と言えば世界遺産白川郷を擁する場所、しかし今回は「道の駅 白川郷」にて少しだけ合掌造りの雰囲気に触れ、白山山麓に在る「大白川ダム」を目指します。2022年は工事の関係で僅かな期間しか訪問出来ませんが、自然豊かで素晴らしい場所でした、近隣に在る日本三大名瀑「白水の滝」も素晴らしかったです。
※その2の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11787530
※写真は「その2」の最終地「白水の滝」白水の滝 自然・景勝地
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「白水の滝」から「境川ダム」にやって来ました
「白水の滝」から「境川ダム」は県道と国道156号線で45km程の道のり境川ダム 名所・史跡
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遂に富山県入りです
富山県は日本一の「黒部ダム」を擁する県、既に黒部ダムは訪問済みですが、その時のアクセスは関東在住者には定番の長野県の信濃大町から「黒部の太陽」で有名な大町トンネルを電気バス(旧トロリーバス)で抜ける物
立山富山アルペンルートを含め黒部は本当に素晴らしい所でした
※黒部ダム訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/25338
その時は県境を電気バスで越えたので(それはそれで楽しいのですが)愛車で富山県入りすると感慨深いです。
は~るばる来たぜ富山~♪
しかも日帰りで・・・我ながら馬鹿ですねぇ(笑)境川ダム 名所・史跡
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イチオシ
境川ダム
1993年(平成5年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 115.0m
堤頂長 297.5m
クレスト自由越流境川ダム 名所・史跡
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ダム天端は遊歩道として開放されています
境川ダム 名所・史跡
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イチオシ
境川ダムは岐阜ー富山県境に在るダムですが、所属は富山県になります。
これは管理所等がある方を所属県とするからです。
今迄も両岸で県が違うダムは複数箇所訪問しましたが、ダムの水を有効利用するのは基本下流の行政区域となるので、大概は下流側の県の所属になっている気がします。
例えば
・群馬ー埼玉県境に在る下久保ダムは埼玉県のダム
(但し同じく県境にある下流の逆調整池の神水ダムは群馬県の所属)・愛知ー静岡県境に在る佐久間ダムは静岡県のダム
・岐阜ー愛知県境に在る矢作ダム、矢作第二ダムは共に愛知県のダム
・岐阜ー愛知県境に在る犬山頭首工は愛知県のダム
まあ県営では無く国土交通省や水資源機構のダムが大半なので所属県などはどうでも良いのでしょうが、此処「境川ダム」は富山県の県営ダムとなります境川ダム 名所・史跡
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富山県営のダムなので全て富山県の施設ではありますが
一応川の中央が県境なのでダム天端中央に県境が在ります
こういう拘りと言うか茶目っ気は大好きです♪境川ダム 名所・史跡
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ダム天端からダム下を望む
流石は堤高100m越えのダム
中々の迫力です境川ダム 名所・史跡
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ダム天端から下流訪問を望む
境川ダムはその名の通り境川に在るダム
もう少し先で富山湾に流れ出る大河「庄川」合流します
境川はその大半が岐阜県と富山県との県境になっているのは
かねてより県境(国境)に流れるからなのでしょうか境川ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム湖方面を望む
「境川ダム」によって形成されたダム湖は「桂湖」と言います桂湖 自然・景勝地
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例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です
境川ダムの堤頂長は297.5m
天端を走破したダムとしては197ダム目で
堤頂長は合計で55,110.4m(≒55.1km)となりました。境川ダム 名所・史跡
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当たり前ですが歩いて天端を渡った以上歩いて戻らねばなりません
一旦岐阜県まで歩いて来たものを再び富山県に向かっていると(単に天端を戻っているだけです)、丁度県境至りで鳶らしき猛禽類を発見境川ダム 名所・史跡
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コンデジながら頑張って撮影に挑戦しましたが
私の腕ではこれが精一杯
だも弧の下流側を気流を捕まえて優雅に翔んでいました
境川ダムは下流部はV字渓谷では無く比較的開けているので気流も穏やかなのでしょうか境川ダム 名所・史跡
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イチオシ
最後にダム湖越しに望んだ境川ダム
平成竣工のダムらしく非常用洪水吐は自然越流方式
そして、その非常用洪水吐が2門しかないと言う事は、境川は非常時もダムへの流入量は余り増加しない比較的穏やかな川だと言う事が分かります境川ダム 名所・史跡
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「境川ダム」から「桂湖ビジターセンター」にやって来ました
「境川ダム」から「桂湖ビジターセンター」は桂湖畔を3km程遡ります桂湖 自然・景勝地
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桂湖ビジターセンターはオートキャンプ場やコテージ、そして桂湖でのカヌー等の受付が出来ます。また周辺の自然環境も紹介しています
桂湖 自然・景勝地
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ビジターセンター、オートキャンプ場、コテージは全て桂湖左岸側の富山県側に在ります。
繰り返しになりますが桂湖右岸側は岐阜県となります。
周辺に大きな町は少なく大自然豊かな此処は日中の景色も素晴らしいですが夜間は満天の星空を楽しめるそうです。桂湖 自然・景勝地
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境川ダムのダムカードは此方で頂くことが出来ます
「富山県」ダムカード収集の旅
全24施設中第2号(中部地方では105箇所目・各県総計では272箇所目)
・境川ダム
右上の目的記号は「FAWIPS」
■ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
■ A:かんがい用水
■ W:水道用水
■ I:工業用水
■ P:発電
そして普段見られない「S」の記号、これは「Snow」の略で雪国によくある道路上の消雪パイプ用の用水を貯水するそうです
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
境川ダムは「洪水調節・かんがい用水・水道用水・工業用水・発電・消雪」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります。桂湖 自然・景勝地
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「桂湖ビジターセンター」から「道の駅 上平」にやって来ました
「桂湖ビジターセンター」から「道の駅 上平」は境川沿いをひたすら下り国道156号線を少し走る8km程の道のり道の駅 上平 ささら館 道の駅
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岐阜と富山を結ぶ重要な幹線である国道156号線
中京圏と北陸圏を結ぶ幹線は主に3路線あり
名古屋と富山を結ぶ高山本線沿いを走る国道41号線
岐阜と金沢を福井県の大野市を経由する国道157号線
そして此処、岐阜と高岡を郡上や砺波を経由する国道156号線
国道156号線は太平洋側は長良川、日本海側は庄川に沿って走ります
そして今では、ほぼ国道沿いに東海北陸自動車道が開通しました。それだけ重要路線だったともいえます。道の駅 上平 ささら館 道の駅
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国道156号線は「ひるがの高原」を分水嶺に太平洋側を長良川、日本海側を庄川に沿って進みます。
興味深いのは長良川本流にはダムが無く(支流には幾つかある)河口に長良川河口堰がある程度なのに対し、庄川は御母衣ダムを筆頭に電源開発が盛んで庄川本流にも多くのダムが在る事です。
「道の駅 上川」横にもダムカード配布対象施設ではありませんが「赤尾ダム」があります。道の駅 上平 ささら館 道の駅
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道の駅は駐車場・建物ともかなり大規模な物
しかし今では大半が空きスペースとなってしまっています
近くの山麓にタカンボースキー場があるので冬は賑わうのでしょうか?道の駅 上平 ささら館 道の駅
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豪雪地帯なので交通情報を得たり運転手さんが休憩できるスペースもしっかりあります
道の駅 上平 ささら館 道の駅
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訪問時は1店舗しか営業していませんでしたが飲食店も複数店舗入店していました
この辺りは平成の大合併で南砺市となりましたが旧上平村に属します
スキー場や道の駅があり、上平村時代は村の中心地だったのでしょう道の駅 上平 ささら館 道の駅
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そして此方が「道の駅スタンプラリーの北陸ブロックのスタンプ帳」
既に「関東ブロック」「中部ブロック」は制覇しているとは言え、近畿ブロックは未だ道半ば、北陸ブロックは手を出さない様にしていたのですが、遂に買ってしまいました。
各エリアとも原則は期間内に終了する必要が在りますが、商品が応募出来ないだけで大きな問題はありません。現在進行中の近畿なんぞとうの昔に期限切れ(笑)
今次の北陸ブロックは2022年4月~2024年3月31日までの2年間です
今後はあくまでも先に手を付けた近畿ブロックを優先して巡るか、既に期限が切れた近畿ブロックは後回しにして北陸ブロックを優先するか、うーん悩ましいですね(笑)道の駅 上平 ささら館 道の駅
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と言う訳で本日最初で最後のスタンプとなります
北陸「道の駅」スタンプラリー
82駅中第1号は
富山県 №03 上平
(道の駅は県ごとに№が振られています)
富山県で1駅目・各県総計では410駅目となります
遂に410駅目にして北陸地区初進出です
国道156号線岐阜と富山を結ぶ重要幹線であり「郡上八幡」「白川郷」「五箇山」と多くの観光地も抱えているため、実に11もの道の駅を有します。しかし並行して東海北陸自動車道が開通した事により交通量は激減。そんな中各道の駅は観光を売りにしたりして生き残りに必死です。
「道の駅 上平」もスキー場が目の前であったり五箇山が近かったりで頑張っているのでしょうが、建物外観の老朽化が進んでいる事も有り、少なくとも夏は寂しい限りの道の駅でした。
後12km程走ると「合掌造りミュージアム」を擁した「道の駅 白川郷」と言う強力なライバルもいます。ニューアルするには資金もいるし難しい問題です。
さて本日のダム巡り&道の駅スタンプラリーは此れにて終了
折角ここ迄来たのだから、この後は世界遺産「五箇山」を楽しみます
(そもそもそのために岐阜から富山に入ったのだし)
とは言えとは長くなってきたので、後は「その4」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「その4」もご覧頂くと幸いです道の駅 上平 ささら館 道の駅
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旅行記グループ 2022年8月:ダムカード収集-72 & 北陸道の駅SR-01 岐阜県制覇&北陸進出編
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