2泊3日鹿児島の旅、急遽前泊となり、一目ぼれしたお湯は、やっぱり最高で大満足の旅となりました。（後半）

2022/09/08 - 2022/09/11

2日目は、ガンガンに観光。google map 見て距離間も確認して、予定をたてました（霧島山麓丸池湧水、曽木の滝公園、蒲生の大クス、山田の凱旋門）が、思っていた以上に見ごたえがあるので、ついついTime Over 予定変更もありました。時間、足りませんでした。（笑）天文館むじゃき本店の「しろくまかき氷」を食べることはできず、また、機会を作って行こう！と鹿児島を後にしたのでした。

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

霧島アートの森から車（15分ぐらい）で「霧島山麓丸池湧水」に到着。

もの凄～い透明感に、びっくり！

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

「丸池さいらい橋」と呼ばれるこの橋は、リサイクル煉瓦アーチ橋なんだとか。

湧水町を縦断する肥薩線には、近代化産業遺産に選定された、丸池湧水暗渠をはじめとする14基もの煉瓦アーチ構造物が今も現役で活躍しています。これを町のシンボルとするため、家庭で出たゴミを原料としてリサイクル煉瓦を使った、アーチ構造物にしたのだそうです。

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

ずっ～と眺めていられます。

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

環境庁指定、名水丸池

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

身近な清澄な水であって、古くから地域住民の生活に溶け込み、地位住民の手によって保全活動がなされてきたものを、広く国民に紹介する事を目的として「名水百選」を発表し、丸池湧水もその中のひとつとして、昭和60年3月23日、選定されました。霧島山の湧水群の一つで今日まで枯渇することなく古くから生活用水農業用水として利用されてきた。大正11年国から払下げを受け、当時のお金で1,101円50銭という巨額を投じて、現在のような立派な防波堤を作り、昭和38年町水道の源となり、全町民の水をまかなっている。

次々と空のボトルなどを持って、入れておられました。私たちも、自分の水筒に。

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

日差しも強く、暑かったので、ここで冷たいものを。空のボトル、ここでも売っていました。

丸池湧水から車で30分。

鹿児島県 伊佐市 南部の 川内川 上流にある 滝 。 高さ12m、滝の幅は210mと広く、「東洋の ナイアガラ 」と言われ、加久藤火砕流 の堆積物によってできたもの。 千畳岩などが見られ、 川内川流域県立自然公園 の指定地区。

曽木の滝公園 公園・植物園

曽木の滝は、島津攻めの帰路、大口筋にて肥後へ向かう途次に豊臣秀吉も、その雄大な景観を楽しんだともいわれている。（パノラマで）

曽木の滝 自然・景勝地

また、秀吉が曽木の滝を見物したとき、島津氏の家臣、新納忠元は、滝を案内しながら、観音淵の上に連れて行き、秀吉にすきがあれば、滝つぼに秀吉を突き落とし、殺してしまおうと考えていた。ところが、秀吉は忠元の心の中を見通して、忠元が滝を案内する間、忠元の袖をしっかりつかまえ、体をすり寄せ、一時も放さなかった。袖をつかまれた忠元は、どうすることもできず、人の心を見抜く力に、心から敬服していたという。

曽木の滝 自然・景勝地

場所によっては、凄い勢いで流れている所など、さまざま。

曽木の滝公園 公園・植物園

ここは、勢いよく流れが見える場所でした。

曽木の滝 自然・景勝地

滝の流れを足元に。突き出ているこの場所の足元はガラス板、流れている音が大きいので、一瞬すくみそうになりました。　笑

曽木の滝 自然・景勝地

滝の周りは綺麗に整備されていました。

曽木の滝公園 公園・植物園

続いてやって来たのはここ。

昭和27年3月29日 国特別天然記念物指定、蒲生のクス

蒲生の大クス 名所・史跡

推定樹齢 1500年　樹高 30.00m 根廻り 33.57m 目通り幹廻り 24.22m
昭和63年度、環境庁の巨樹・巨木林調査により、日本一の巨樹であることが証明された。

蒲生の大クス 名所・史跡

樹幹の幹部には凹凸が多く、内部には直径4.5ｍ（8畳敷）の空洞がある。枝張りは四方に広がり、その壮観な様はまるで怪鳥が空から降り立ったようにも見える。

確かにデコボコしてで、空洞が8畳って？私の部屋より広い！(写真ではわかりずらいですが・・・）

蒲生の大クス 名所・史跡

保安4年(1123年）閏（うるう）2月21日、蒲生院の領主であった蒲生上総介舜清が、豊前国宇佐八幡宮を勧請して、この地に正八幡若宮（蒲生八幡神社）を建立した。その時すでに「蒲生のクス」は神木として祀られていたのだそうです。

蒲生の大クス 名所・史跡

蒲生のクスの場所から、車で10分。表示がありました。勝手に想像していたのは山間だったのに。矢印の方向に目をやると、見えました。（左側に車を停めて）

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

山田の凱旋門(国登録有形文化財）

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

明治37・8年の日露戦争に当時の山田村から、従軍した人たちの無事の帰還を記念して、明治39年（1906年）3月に山田村兵事会が建設したもの。

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

高さ 4.71m 幅 4.88m

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

凱旋門をくぐり、階段を上がってみました。結構、長かったです。

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

露式二十五糎演習弾　日露戦争の軍艦で使用されていた砲弾ですって。

階段が長すぎて、次の階段は「やめとこかぁ」となったのですが、『100段の階段を上がった先には、桜島が見える』という情報（調べてたのに）、すっかり忘れてました。＞＜；　

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

凱旋門が、小さく見えるということは、ここでも、十分高い位置。^^;

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

現存する日本唯一の石造凱旋門を後にします。

予定ではシロクマかき氷を食べに行くつもりでしたが、タイムオーバー。本日の宿に向かうことにしました。

山田の凱旋門(国登録有形文化財) 名所・史跡

２日目の観光移動距離は、約123Kmでした。予定では、ランチも食べて、「しろくま」も食べるつもりでした。今日みたいな暑い日は、絶対必要だったはず　><;

17:30頃、到着。駐車場はほぼ満車？なんとかギリギリ停めることができました。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

フロントで手続きをして、本日宿泊する部屋に。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

しるし(ココ）が私たちの部屋。今はやりのグランピングが周りにありました。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

菖蒲のお部屋106　外にトイレ（左側に２つ）

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

縦長の部屋でした。HPで部屋の紹介はありましたが、見た目以上に狭く、

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

荷物は、ベッド下の引き出しに。奥に、内風呂その奥が露天風呂（外風呂）。引き出しを出したら、椅子をしまっておかないと、通れず。お風呂が２つあるのはいいけど、部屋でくつろぐにはちょっとなぁ～と感じました。ちなみに、テレビはベッド（足元側）の壁にあり。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

こちらは内風呂。かけ流しなので、水を入れて温度調節。洗い場は２つありました。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

こちらは、外風呂（露天風呂？）どちらも、熱め。

明るいうちにホテル近辺にある物を探しに。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

google map に記載されていたので、探しにいったのですが、なかなか見つからず、ウロウロ！
やっとのことで、木の横にそれらしいものが見えたので、近くに行ってみたら、

ありました。

「下小鹿野田の神」　田んぼを守り、米作の豊作をもたらす農業の神様

田の神様と呼ばれる田の石像は、鹿児島を代表する石造物として、石仏関係の本や写真集にとりあげられているらしい。この魅力は、自由気ままに彫られていることで、しゃもじ、お椀などを手にもっている。

ナビで誘導されなかった道ですが、立派な入り口がありました。＾＾；

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

こちらのお宿は、２食付き。事前に夕食の量（お肉）を聞かれ、「多め、普通、少なめ」を選び、料理は残さないでくださいと。先輩は少なめ、私は多め。ごはん、お漬物、デザートは自由に取ることが出来ました。

桜島溶岩プレートで焼くお肉（カルビ・豚アゴ・鹿児島産鶏の６種）は、どれも美味しく、こちらの鶏の刺身もとってもコリコリして美味しかったです。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

食事した建物を出て、

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

今日は満月らしいのですが、山に隠れて見えませんが、周りはかなり明るかったです。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

部屋に戻る前に、ライトアップされた庭を観賞。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

山に囲まれているので、より一層ライトアップが神秘的に見えました。

お部屋に戻り、内風呂、露天風呂を堪能して、おやすみなさい。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

一般的な和・洋食のバイキング。鹿児島ですから、鶏飯セットもありました。本場で食べたので、今回はチョイスせず。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

夜、見えてなかった庭のオブジェ、池の鯉。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

素敵な庭をバックに。

美肌の湯 こしかの温泉 宿・ホテル

本日最終日、ギリギリまで観光しま～す。お天気も良さそうです。

ナビを頼りに、ホテルから車で約25分。まずは大きな鳥居を発見。

霧島神宮 寺・神社・教会

どうも、ナビとの相性は良くないようで、メインの駐車場には案内してくれず、少し離れた所に駐車し、遠くに見える鳥居の方へ、進みました。

霧島神宮 寺・神社・教会

こちらにも、竜馬さんとおりょうさん、来られていたようです。霧島温泉郷で体を治し、その滞在日数は88日。姉の乙女に送った手紙に高千穂登山をし、下山の際にこちらにも訪れたと記載があるとのことでした。

霧島神宮 寺・神社・教会

展望台からの景色、ど～んと桜島。

霧島神宮 寺・神社・教会

水は流れているのですが・・・。

霧島神宮 寺・神社・教会

社殿全体。
1715年島津吉貴公によって復興されたもの（HPより）

霧島神宮 寺・神社・教会

正面の龍柱の彫刻は、薩摩藩独自の地方色の見られる点が注目され、南九州の社寺建築を代表建築群として非常に価値が高い建造物として、国宝に指定された。（令和4年2月9日）HPより

霧島神宮 寺・神社・教会

立派なご神木を見上げながら探すのですが・・・。

霧島神宮 寺・神社・教会

ぐるっと木の周りをまわってみると、ちゃんと表示がありました。^^；そしてその角度から、パチリ。自分の目で見て、改めて感動！

霧島神宮 寺・神社・教会

お参りして、ご神木見て、ゆっくり歩いていると、パワー感じ、

霧島神宮 寺・神社・教会

振り返ると朱色のりっぱな、社殿。

霧島神宮 寺・神社・教会

今回の旅のお礼をして、後にしたのでした。

霧島神宮 寺・神社・教会

霧島神宮に伝わる９つのお面。土産物屋さんに、あったのですが、9個も・・・。

後で知りました。
全部そろえると、最強のお守りになり、運気アップなんだとか！

霧島神宮 寺・神社・教会

商売繫盛ということで、「独立して、起業するねん」と言っていた、甥っ子のお土産に。ど～か、よろしくお願いします。

霧島神宮 寺・神社・教会

霧島神社を後に少し進むと、「霧島神社駅」との表示があり、気になったのでちょっと寄ってみました。

霧島神宮駅 駅

外観は、朱色を基調に駅の名にあってる感じ。入り口にある暖簾もい～感じ。

霧島神宮駅 駅

「きりしま足美（たび）の湯」と表示された、足湯がありました。

霧島神宮駅 駅

そして、220号線をひたすら走っていると、見えてきました。
桜島！！
どこか、停めれるところを探しながら走りました。^^

車を停めて。
手前の黒いのは、黒酢の壷がずら～っとありました。（これもちょっと気になりました）

ズームして。
同じ顔？はないと思うほど、眺めていられます。

道の駅たるみずで、ランチを。

海と桜島を見ながら、こちらでも足湯体験ができるようでした。

たるみず グルメ・レストラン

（上）ぶりとかんぱちの漬け丼（下）ぶりとかんぱちの海鮮丼、こちらも1日目と同様に鹿児島県庁のクーポン使って、お得にいただきました。食べ応えがあり、おいしかった。そしてお供についていた、「ひじきときくらげのしぐれ」は2人とも気に入ったので、お土産に。

たるみず グルメ・レストラン

お腹も満たされ、次にやってきたのは「黒神埋没鳥居」

黒神埋没鳥居 名所・史跡

大正3年、桜島大噴火で３ｍの鳥居が埋没。　大噴火の3日前に前兆はあり、島内のすべての井戸が沸騰し、海岸には大量の死魚が浮き、自身が断続的に起きていた。1941年（大正3年）1月12日午前10時5分、西桜島赤水上が黒煙を突き上げ、10分後には東桜島黒神の鍋山が大音響と共に爆発。黒煙は7,000ｍに達し、全島を覆いつくした。間断なくとどろく爆発音と火山雷、降り注ぐ噴石の雨。更に翌13日には溶岩の流出が始まり、30億トンの火の波が瀬戸海峡を横断、桜島と大隅半島を陸続きにしてしまった。ここ黒神でも全戸687戸が火山灰に埋没した。

黒神埋没鳥居 名所・史跡

時の村長 野添八百蔵が、爆発の猛威を後世に伝えるため発掘の中止を指示。現在この鳥居は県の文化財に指定されている。

ここを目にしたとき、ど～んと重く感じました。

黒神埋没鳥居 名所・史跡

いくつもの退避壕を、見ました。
退避壕とは、桜島が噴火した場合に、降灰、噴石から身を守るための建物。

1946年（昭和21年）３月、黒神、有村地区での出来事でした。溶岩の流出は5月25日頃まで続き、黒神地区は全滅、有村地区は大半を失ったとある。

この上（昭和溶岩地帯展望台）に上がると、

昭和溶岩地帯展望台 名所・史跡

溶岩の流れた後？
生きている、桜島を体験できるとは、この光景のことですね。

昭和溶岩地帯展望台 名所・史跡

生々しくも見える。

桜島 自然・景勝地

平成16年8月21日、長渕剛桜島オールナイトコンサートが開かれ、人口約6,000人の桜島に、全国から約7万5千人もの人々が集まり、この採石場跡地を埋め尽くした。この感動を残そうと、叫びの肖像のモニュメントが建てられた。
モニュメントに使われた溶岩は、桜島島内にあった総重量訳50トン。

なるほど、そういう事だったのですか。
そして、これがそのモニュメントでした。

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

この角度からの方が、叫んでる感がよりわかる？

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

サクラジマアイランドビューという観光バスに乗っても、ここに来ることができるらしいです。

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

そうこうしている間にも、桜島の顔は変わってる！

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

数秒の間に、見えなくなっちゃいました。><;

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

途中、道の駅桜島寄って。

道の駅 桜島 道の駅

鹿児島空港に向かうはずが、道を間違えたので、後ろに見えるはずの桜島が、またまた見ることができました（笑）最終日もめいっぱい、観光できました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• ラムロールちゃんさん 2023/03/15 15:06:23

  周回遅れですが…

  Mrunちゃん、こんにちは☆
  
  今頃、鹿児島旅行記にお邪魔してまーす。
  4トラから離れてた間に、2回も小樽(≧▽≦)
  いいなあ♪
  
  こちらのお宿は、内湯の壁が、好みです。
  イイ感じ。
  
  湧水、ほんとに美しいですね。
  サンゴ礁みたいな色で、びっくり。
  
  霧島神宮は、思った以上に立派だし（駅も）
  充実の鹿児島旅でしたね☆
  
  ラムロール

  Mrunさん からの返信 2023/03/15 16:50:27

  Re: 周回遅れですが…

  ラムちゃん、こんにちは。
  
  遊びに来てくれて、ありがとうございます。
  
  湧水、ほんとず～っと眺めていられましたよ。
  行ってよかったです。
  
  思ってた以上に、鹿児島のお湯が気に入ったので、
  次は、日帰りもあり？かなぁ～って思ってます。
  
  Mrun