2022/10/28 - 2022/10/28
45位(同エリア917件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2022/10/28
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車での移動
自宅を出発、高千穂峡まではすべて車での移動です。
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徒歩での移動
以下、千穂の家まで移動は徒歩です。
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車での移動
新阿蘇大橋とヨ・ミュールを除いて、ここから後は車での移動です。
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車での移動
帰宅します。
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この旅行記スケジュールを元に
秋の一日、恵まれた気候の季節。
宮崎県の高千穂町を訪れました。
福岡県南部の自宅から、車で南阿蘇を経ての日帰り旅。
高千穂峡、高千穂神社、天岩戸神社、温泉、そして高千穂牛とチキン南蛮を堪能しました。
いつもながら変わり映えしない日帰りの旅ですが、御覧いただければ幸いです。
(2022/11/06)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
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秋の一日、本日は福岡県南部の自宅から、はるばる宮崎県への日帰り旅を敢行致します。
フォートラベラーの皆さまは全国旅行支援などを駆使して旅を楽しまれておられることと思います。
Deco一家は家族が高齢なことなどから、コロナ下での宿泊を伴う旅は断念していました。今回、感染も下火で手持ちのマイルの都合などからも高知への旅を計画、旅行支援がオープンになるのを待ち構えていましたが、我が家の高齢のお猫様の体調が安定せず、今秋の旅は断念致しました。
…ということで、今回も日帰り旅。最後まで御覧いただければ幸いです。
さて、写真は熊本県山鹿市鹿本町の、水辺プラザかもと(道の駅)です。自宅から道の駅大津までノンストップでと計画していましたが、飲み物を購入します。
ちなみにこの水辺プラザかもと、レストランのバイキングが大人気でしたが、コロナで休業を経て模様替え。ラーメン屋さんが入りました。やはり道の駅なので、ラーメンにプラスして普通の定食なども提供できるようにしたら利用しやすいかも知れません。でも、いつかラーメンも食べに行こうっと!道の駅 水辺プラザかもと 名所・史跡
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続いて、熊本県大津町の道の駅大津へ。この周辺の道の駅屈指の快適なトイレがあります。阿蘇へ入る前に一休み。
さて、実はDeco、九州に住んでいながら宮崎には行ったことがないのです。フォートラの九州在住の方はおわかりいただけると思いますが…福岡県の筑後地方から宮崎は微妙に行きにくいのです。
同じ福岡でも福岡市からは航空便もあり、北九州ならJRもあります。しかし筑後からはいったん福岡に廻ることになります。車で行くにも阿蘇外輪山を越えていなかければならない…ということで今まで未踏の地でした。
しかし、以前南阿蘇を訪れたときに高千穂がそれほど離れていないことを知り、今回訪れてみることにしました。道の駅 大津 道の駅
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道の駅大津から新阿蘇大橋を渡り、道の駅あそ望の郷くぎので休憩。
熊本来たモン! 南阿蘇に来たモン!
ここから眺める阿蘇五岳の風景、やっぱり絶景としか言いようがありません
…しかし、あそ望の郷を経由したのは、高千穂に行くことを考えると失敗でした。新阿蘇大橋から高千穂への侵入口である高森町への幹線道路(国道325)から南に離れているです。そのせいで、ナビを使って行こうとするとくねくね曲がった細い道(県道25号)を通り、時には集落の中の狭い道を通り…ここでだいぶ時間を無駄にしたようです。道の駅 あそ望の郷くぎの 公園・植物園
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熊本県の高森町から宮崎県の高千穂町まで…阿蘇外輪山の東南部分を越えて山道をドライブします。道は整備されており、ところどころ橋も架けられて…眺めも随分楽しめました。
高千穂町までは結構距離はありますが、道の駅はありません。しかし、途中で奥阿蘇物産館の看板を見つけて立ち寄ります。高森 奥阿蘇物産館 お土産屋・直売所・特産品
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建物は若干年季を感じますが、中はきれい。土産物や特産品を販売。
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奥にはお座敷の食事処もありました。竹のお庭が落ち着いた雰囲気を醸し出します。
メニューをちらっと見たら、1000円前後で観光地にしてはお手頃価格。南阿蘇や高千穂、観光シーズンは食事処も混むようなので、ランチの穴場かもしれません。 -
外には野菜の直売コーナーもあり。この他、町の出張所も入っているようなので、町営の施設なのかも知れません。
奥阿蘇物産館、高森~高千穂間の休憩スペースとして貴重な施設かと思います。
尚、今回は立ち寄りませんでしたが、高千穂町側に「トンネルの駅」という施設があり、こちらも買物・休憩に適しているようです。 -
いよいよ宮崎県高千穂町に入り、高千穂峡(の駐車場)へ直行する予定でしたが、道の駅の表示が見えたので、情報収集も兼ねて立ち寄ってみます。
道の駅 高千穂 道の駅
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中にはこのような物産コーナーがあります。
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今回は時間が早く利用しませんでしたが、レストランもあります。公式サイトで見たら、リーズナブルなお値段のようです。店内も明るく清潔な感じです。
道の駅高千穂、規模はそれほど大きくありませんが、明るく清潔で居心地が良い道の駅でした。
この他別棟で観光案内所もあり、こちらでパンフレットをいただきました。特に高千穂町のマップがあるので、初めて訪れた方には特に重宝すると思います。 -
道の駅にあったモニュメント。天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。
天照大神が天岩戸に隠れたときに、服も脱ぎ捨て可笑しな踊りを披露。集まった八百万の神々は大爆笑。何事かと岩戸を少しだけ開いた天照大神…
尚、説明板によると、天津神である天鈿女命は、国津神である猿田彦と”国際結婚”したとありました。天津神は天孫族…皇族やそれと共に降臨した士族。国津神は天孫族に平定された人々が信仰していた神々とされますが、縄文系だったのでしょうか。それとも天孫族以前に日本に渡来していた弥生系の人々だったのでしょうか? -
そこを剛力でこじあけてたのが、こちらの天手力男命神(あまのたぢからおのみこと)。
神話の世界ですが、大らかな感じですね。 -
道の駅高千穂から高千穂の街に入り、高千穂峡の駐車場へ下りていきます。
駐車場は有料の第1と第2、無料の第3~5まであるようです。高千穂峡散策に適している(と思う)第2駐車場へナビを設定しましたが、うまくたどり着けず。無料の第3へ行ってみるものの満車…結局第1駐車場でかろうじて駐車できました。
写真は…高千穂峡に行かれた方はおわかりになるかと思いますが、渓谷にかかる橋です。この橋が狭いのに人が多く、しかも立ち止まる人が多い! 絶好の撮影スポットだし、写真を撮るのは良いと思いますが、長時間立ち止まると人も車も渋滞します。
また、インバウンドのお客さんが自撮り棒で撮影…車を運転していて、あの狭い場所では接触の危険性大。
しかも自撮り棒にぶつかり飛んでいって他の人にぶつかったら…
お願いですから、自撮り棒は周囲に人がいない場所、車が来ない場所で使ってください!高千穂峡 自然・景勝地
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第1駐車場に車を置き、先ほどの橋の上から南側を撮影。こちらにボート乗り場があります。この日は30分で5100円。
結構お高いのですが、Decoとしては、せっかく高千穂に来たのだから乗っても…と思いましたが、待ち時間60分とのことで断念。
また、Deco家族も賛成せず。高いからかと思ったら、どうも泳げないのでボートは苦手だとか…昔、東京に住んでいた頃、石神井公園や井の頭公園でボートに乗ってたはずですが、やせ我慢だったようです。 -
橋から北側を撮影。これが有名な滝ですね。
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橋を渡ると名称高千穂峡の碑。この先に茶屋(食事処)が何軒かあって、Deco家族はここで食べようか…と言いましたが、Decoとしては別に行きたいところがあったので、そのまま通り過ぎました。
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橋から北側が遊歩道になっていますが、渓谷に近い道は立入禁止になっていました。
川沿いの遊歩道の東側の道を進みます。
帰宅してから、高千穂峡を訪れた方の旅行記を拝見したのですが…この遊歩道に行けたら、多分満足度が全然違ったと思います。川や滝、岩などをもっといろんな角度で、また間近に見られたと思います。また、遊歩道が入れないことで、観光客が狭いエリアに集中してしまったように思います。
またいつか、遊歩道に入れるときに再訪してみたいです。 -
おのころ池…昔は池の中に神社があったそうです。
池の中に島があったそうで、そこがおのころ島。神話の世界でイザナギノミコトとイザナミノミコトが結婚した島ということですが…この池自体がそれほど広くないし。
おのころ島は実在の島を指すとの説もありますが、瀬戸内から近畿が有力なように思えます。ここは高千穂の地で神話の世界をなぞらえた場所のように感じました。おのころ池 自然・景勝地
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池にはチョウザメもいました。
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さらに北へ進むと、左手に渓谷沿いの遊歩道が見えます。立入禁止なのが残念。
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イチオシ
その先には滝見台があり、真名井の滝が見えます。
駐車場でもらったマップを見ると、展望台の先にも遊歩道があるのですが、こちらも立入禁止。駐車場へ戻りますが、渓谷へ下りてくる道路の側へ行ってみます。真名井の滝 自然・景勝地
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道路の向こうに岩肌を落ちる幾筋もの小さな滝が見えます。玉垂の滝です。
おのころ池の上から下り、駐車場へ戻ります。 -
駐車場の手前に「千穂の家」があります。こちらは土産物売場兼有料の休憩室。駐車場入り口を挟んで向かい側には同じ系列の食事処もありました。
千穂の家 (売店) お土産屋・直売所・特産品
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売場です。観光客の多い高千穂峡、それも橋のたもとの一等地ですから、お客さんは多かったです。
これにて、高千穂峡を後にします。
とても素晴らしい景観と雰囲気ですが、とにかく人が多くて疲れました…と言いつつDeco一家もその一部ではありますが。駐車場に停めるのも一苦労。健脚な人なら離れた無料駐車場に停めて、ゆっくり広範囲に見ていくのが良いかな~と思いました。 -
高千穂の街中に戻り、高千穂神社近くのともえまる食堂へ。
人気の食事処のようで、外に並んでいるお客さんも…。
店の中に入って聞いてみると、ちょうどカウンターで二名分空いているということで、着席できました(他はすべて満席でした)。ともえまる食堂 高千穂 グルメ・レストラン
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ここに来たのは…この高千穂牛を食べたかったから!
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店内の様子。入口から細長くカウンター席が続いています。
お席はカウンターが大部分ですが、奥に二つ畳席がありました。 -
カウンターに座り、高千穂牛あぶり丼定食とチキン南蛮定食を頼みます。
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イチオシ
高千穂牛あぶり丼定食です。
これは…うマキシマム!
高千穂牛、柔らかい!!
肉にタレがからみ、美味しい!!
ごはんにも肉汁とタレがからみ、美味しい! -
もう一品は、チキン南蛮定食。宮崎県は発祥の地ですからね。
ボリュームがあって、タルタルソースもたっぷり!
しかも鶏肉が柔らかい!!
うマーベラス!!
実はこのとき、間違ってチキン南蛮コロッケ定食が運ばれてきました。オーダーが違う旨を伝えると、すぐに取り替えてもらいました…が、ここはコロッケも美味しいらしく、そのままオーダーをチキン南蛮コロッケ定食にチェンジすればよかった…と後から後悔。 -
続いて、ともえまる食堂のすぐそばの高千穂神社へ。
ご覧のように広い駐車場が完備されています。高千穂峡で駐車場に苦労したので、一安心。
高千穂町。神々の里、神話の世界。古い歴史のある神社が数多くあります。日帰りで来ていることもあり、今回は高千穂町の中心にある、こちらの高千穂神社と、この後で廻る天岩戸神社の二つを訪れます。高千穂神社 寺・神社・教会
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鳥居から境内に入ります。緑濃く、神秘的な雰囲気。
高千穂神社は、天照大神の孫にあたる、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高千穂の峰に降臨し、高千穂宮をおいた場所と伝えらえています。
その後、神武天皇の兄にあたる三毛入野命(みけいりののみこと)が日向三代を祀ったことに始まるそうです。
*日向三代とは、瓊瓊杵尊、火折尊(ほおりのみこと=山幸彦)・鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあわせずのみこと=神武天皇や三毛入野命の父)の三代とその配偶神です。
後に十社大明神(三毛入野命とその妻子神)が祀られ、第11代垂仁天皇の頃に社殿が創建されたと伝えられます。
三毛入野命が大きくかかわっているようですが、まさしく神話の時代の創建。垂仁天皇の頃としても3世紀後半~4世紀前半ですから、とても古い歴史があります。 -
手水。
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狛犬が鎮座。
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拝殿です。厳かな雰囲気。古式ゆかしい(?)建築様式に見えて…神話の里に来たことを実感。
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拝殿を左側から撮影。
手前のしめ縄がかかっている二本の木は「夫婦杉」。
三回手をつないで廻ると夫婦円満になるとか。今回は廻っている人は見かけませんでした…が、仲の良いご夫婦は廻られているのかも知れませんね。 -
拝殿の右手に廻り本殿を撮影。
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イチオシ
本殿の建物の右端部分に印象的な彫刻が見えます。
この神社に深く関わる、三毛入野命(みけいりののみこと)の像です。
三毛入野命は神武天皇ら兄弟と共に東征しますが、海を渡る途中、荒れ狂う海の中「自分の母と叔母は海神なのになぜ海が荒れるのか」と言い、波頭を踏んで常世に渡った(死後の世界へ赴いた)とされます…ということは、東征の途中で嵐に遭難して亡くったのでしょうか。
高千穂では常世に渡ったのではなく、嵐ではぐれて高千穂に戻り、土地の人々を苦しめていた鬼八(きはち)という悪神を退治したと伝えられています。
私は三毛入野命は生きて高千穂に戻った…と思いたいです。神武東征、どんな事情があったのでしょうか。一種の民族移動だったのかも知れませんが、高千穂に残った人々もいたのかも。三毛入野命は故郷に戻り故地に残った人々とこの地を守り、先祖を祀ったのではないでしょうか。そして弟・神武天皇の無事も祈っていたのかも知れません。 -
拝殿の左手のお社の横にはこんな巨木が! 神話の世界のようです。
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荒立神社と四皇子社です。
荒立神社は猿田彦大神と天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀っています。猿田彦大神…天孫系ではなく、国津神で天孫族に協力した神様で、天孫族の天鈿女命と夫婦になりました。
四皇子社は、その名の通り神武天皇とその兄弟を祀っています。
五瀬命(いつせのみこと)は長兄。東征し浪速で長髄彦との交戦中に矢にあたり負傷。その傷が元で紀の国(和歌山)でなくなります。
稲氷命(いながのみこと)は次兄。熊野への航海で暴風に遭い、剣を抜いて海に入って行き、鋤持(さいもち)の神になったそうです。
三毛入野命は三男、先述のように高千穂神社と深い関わりがあります。
佐野命は、神武天皇ですね。 -
イチオシ
境内にはこのような巨木が林立しています。
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拝殿の右側には神楽殿。資料館も兼ねているようです。
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社務所も賑わっていました。
これにて高千穂神社を後にし、同じ高千穂町内の岩戸地区へ移動します。
高千穂の町にはJAのがまだす市場という直売所があります。ここでは高千穂牛が購入できるとのことでした。
先ほどの高千穂牛にいたく感銘を受け、後から買って帰ればよかった…と思ったのですが、このときは超満腹状態で考えが及びませんでした。 -
高千穂神社や高千穂峡がある、高千穂町の中心部から、岩戸地区へ移動します。
こちらには天岩戸神社があります。
岩戸川を挟んで、東本宮と西本宮がありますが、まずは西本宮の駐車場に車を停めて見学。
ここもほぼ満車状態で、ちょうど一台出たところで幸運にも駐車できました。
写真は駐車場近くの案内図。天岩戸神社を中心に幾つかの神社があります。 -
鳥居を潜り、西本宮へ。
*東本宮と西本宮、今は同じ神社になっていますが、昭和45年以前はそれぞれ独立した神社だったそうです。こちらの西本宮が天磐戸神社と呼ばれていました。
天磐戸神社はニニギノミコトが天の岩戸の故事をしのび、その地を祀ったことに始まるそうで、神話の時代に遡る古い歴史があります。また、天の岩戸を遥拝所から始まったともいわれいるようです。天岩戸神社 寺・神社・教会
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参道を進むと社務所があります。さらに奥へ進みます。
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30分おきに神職の方が天岩戸遥拝所への案内してくださるそうですが、今回は時間がなく断念…。
ちなみに天岩戸、岩戸川を挟んで東側にあります。
ところで…バチあたりなことを書いてしまいますが、高千穂は天孫降臨の地。ということは、別の場所(=高天原)から移動してきたということになると思います。
しかし、天岩戸のある岩戸地区(=高天原?)と、降臨したニニギノミコトが宮を構えた高千穂神社のあたりでは距離が近くて「降臨」という感じではないと思うのですが…
あくまでも私の想像ですが、天孫族は筑紫の方(筑後川流域など)から阿蘇を越えて、高千穂の峰に舞い降りた…ような気がします。 -
拝殿への途中には手水。
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さらに進むと、右手(岩戸川側)に拝殿があります。
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ご神木です。
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イチオシ
拝殿の左手には神楽殿、天岩戸遥拝所とあります。こちらから天岩戸を眺め拝むのでしょうか。
古式ゆかしい建築物、神秘的な雰囲気です。 -
奥の方を撮影してみました。神話の世界を彷彿とさせるような感じです。
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西本宮から駐車場へ戻ります。
天安河原へも行きたかったのですが、片道10分、見学10分とすると、戻ってくるまでに30分。Deco家族には話しませんでしたが、必ず歩きたくないと言ったと思います。一人で30分は待ち長かろうと思い断念しました。
この像は天岩戸を剛力でこじ開けた、手力男命でしょうか。 -
続いて東本宮へ車で移動。こちらにも駐車場があります。
*前述のように、かつては東本宮と西本宮は別々の神社でした。東本宮は氏神社という名称だったそうですが、天磐戸大神宮とも呼ばれていたそうです。
氏神社は、天の岩戸から出てきた天照大神に思兼神(オモイカネノカミ)が鎮座するように願った地であるということです。天照大神が住んでいた宮が始まりということでしょうか。 -
西本宮には手力男命の像がありましたが、こちらは天鈿女命の像があります。
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西本宮はほぼ平坦な地形ですが、東本宮は御覧のようにかなり長い石段を上ります。
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イチオシ
長い石段を上り、拝殿と本殿へようやく着きました。
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東本宮の拝殿です。こちらも神秘的な雰囲気。
東本宮は訪れる人も少なく、静かな雰囲気。人が常駐する社務所もありません。参拝や観光に関しては西本宮がメインになるのでしょうね。
でも、天の岩戸も東本宮側にありますし、天照大神の宮の跡かも知れませんし、信仰の場としては非常に重要な地だと思います。 -
拝殿から…奥は本殿でしょうか。
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本殿です。周囲は深い森に囲まれています。
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拝殿から長い石段を下ります。
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石段の下に戻りました。道路の向かいに会社がありますが、こちらも神社のような雰囲気…。
訪れたときは、岩戸川にかかる橋に歩道を増設する工事が行われていました。 -
高千穂での最後は温泉へ。
岩戸地区の高台にある天岩戸の湯へ。
コミュニティ・バスの停留所もあるようですね。観光というよりも、地元の皆さまの憩いの場のような雰囲気。
天岩戸の湯のあるエリアには、宿泊施設や食事処もありました(食事処は休業中でした)。天岩戸温泉 温泉
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大浴場入口。料金は500円、シルバー料金400円でした。
中はきれいでピカピカ。築年数は経っていますが、リニューアルされたようです。
大浴場は人が多くて撮影はしませんでしたが、電気風呂にサウナ&水風呂がありました。サウナは十分な広さあり。内湯のみで露天はありませんが、ガラス張りの部分が大きくて明るく、周囲の高千穂の山並みが見えて絶景でした。
穏やかな秋の一日、時間は限られていましたが、居心地よくてもっと長湯したかった!こちらは帰りがけに撮影した大浴場部分。八角形になっており、中央部分で男女分割という構造になっていました。 -
和室の休憩コーナー。アットホームな雰囲気です。
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和室に連続してソファも置いてありました。こじんまりしていますが、明るく清潔感があって良い施設です。
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イチオシ
天岩戸の湯の前から周囲の風景を撮影。大浴場からもこのような雄大な山々と穏やかな岩戸の里の景色が見られます。
これにて神々の里・高千穂を後にし、一路自宅を目指します。 -
高千穂から阿蘇外輪山を越えて車を走らせ、新阿蘇大橋で休憩。
新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール 自然・景勝地
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展望所でコーヒーを購入。昨年訪れたときに、コーヒーの良い香りがしていて、今年は購入してみました。
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ご覧のようにお手頃価格。アイスクリームなどもあります。
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新阿蘇大橋を眺めながらほっと一息。コーヒーブレイク。
新阿蘇大橋 名所・史跡
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新阿蘇大橋から自宅まで、もう一ヶ所休憩します。
七城メロンドーム。こちらの肉工房TONGTONGで燻製など数品購入。お手頃価格ですが美味しいのです。道の駅 七城メロンドーム 道の駅
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最後、南関町のパン工房Ozakiで夕食のパンを購入。閉店間際で売り切れ寸前でしたが、やっぱりここのパンは美味しいので、残っていてラッキーでした。
疲れ切っているので今晩はパンと先ほどのTONGTONGOの燻製で軽く夕食を済ませました。
今回も慌ただしい日帰り旅、高千穂峡の遊歩道立入禁止が残念。それに天岩戸神社はもう少し時間をかけて廻りたかったです。高千穂牛購入も兼ねていつか再訪したい土地でした。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。パン工房 ozaki グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (10)
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- あんこう鍋さん 2022/11/22 15:04:45
- 高千穂へ
- Decoさん、こんにちは。
高千穂へ行ってらしたのですね。
な、懐かしい・・・というより
私は学生時代に四国と九州を巡ったことがあり、
高千穂も行ったことがあるんです。
30年以上昔のことなので、記憶も薄れてきてはいますが、
ユースホステルに泊まって、夜は神楽を見たことだけは今でも覚えています。
有名なボートも30分で5100円!そんなにするんですね。
私も乗りましたが、いくらだったんだろう?
写真からもその渓谷の美しさが伝わってきます。
日帰りとはいえ、充実した旅になりましたね!
あんこう鍋
- Decoさん からの返信 2022/11/22 19:22:24
- Re: 高千穂へ
- あんこう鍋さん、こんばんは。
高千穂ですが、さすがに有名な観光地でインバウンド解禁で人が多くてびっくりしました。あんこう鍋さんが行かれた30年前はどんな感じだったのでしょうか。ボートはその頃から高かったのでしょうか?
比較にはなりませんが、私が子供の頃の石神井公園や井の頭公園、武蔵関公園のボートは500円もしなかったように思います。30年前は高千穂に限らず、どの観光地も、もう少し素朴だったような気がします。
日帰りで長距離ドライブなので、予定はつめ込むだけつめ込んで…疲れたけど楽しい旅でした。
Deco
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- yamayuri2001さん 2022/11/21 10:10:29
- 眞名井の滝、懐かしいです。
- Decoさん、こんにちは。
高千穂の旅行記、懐かしく拝見しました。
今もやはり、ボートは激混みなんですね。
私も、遥々行ったのに、到着したのが午後だったので
乗れませんでした。
そして、駐車場から下ること下る事!
帰りが心配になるくらいに下りますね。
天岩戸遥拝所の件ですが、確かにDecoさんの仰る通りです。
私は、あまり疑わない性格なので、
そのまま信じて案内して頂きました(笑)
写真は厳禁でした。
ですから、岩と叢の事しか記憶がありません。
大きな岩ではありましたが、特に
印象的な岩でも無かった・・・
高千穂牛は、食べてみる価値ありですね!
yamayuri2001
- Decoさん からの返信 2022/11/21 14:28:34
- Re: 眞名井の滝、懐かしいです。
- yamayuri2001さん 、こんにちは。
高千穂峡は、インバウンド解禁で人が溢れて、しかも遊歩道に行けないので、なおさら狭い場所に人が溢れてちょっと疲れました(^^ゞ
ボートも激混みで、一時間待ち。日帰りで時間も限られているのであきらめました。駐車場も激混みで、近づくのがまず大変でした。
天岩戸神社の件、私も歴史に詳しいわけでもないし、伝承を現実にあてはめる私が野暮なのかも知れませんが、あの距離感は不思議で…不埒な考えですが、もしかしたら後から神話を高千穂の土地に当てはめたのかも知れないとか、考えてしまいました。
遥拝所、確かに天の岩戸ははっきり見えないとかネットなどで見ましたが、やっぱりはるばる高千穂まで行ったからには参加してみたかったな~と思います。
高千穂牛、本当に美味しかったです。ケチな家族が高くても買って帰りたいと言ったほどの美味しさでした。yamayuri2001さんも再訪の機会があったら、是非に! (*^^)v
Deco
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- チーママ散歩さん 2022/11/17 07:50:12
- 懐かしい風景だわ~
- おはようございます。
Decoさんちから高千穂まで3時間くらいの
ドライブなのですね。
お母さま ドライブお疲れ様でした。
Decoさんよりお母さまのことを心配( ´艸`)
絶景を見るためならと頑張ったのでしょうね。
我が家もそうですが、両親の年代はコロナが
心配なので宿泊を嫌がるんですよね。
父が今ちょっと入院していて、実家に
泊まっているのですが。
母と二人だからごはんでもと誘っても
コロナが・・・と。
だからご一緒にお出かけを楽しまれるのが
うらやましいです。
高千穂懐かしいです~。
今遊歩道が歩けないのですか残念ですね。(・_・;)
行かて、イメージがあると思うのですが、
私はあの無料の駐車場の一番高い所に
車を止めたんです。ほとんど登山。笑
下へ行ったら
「なんだよー駐車場あるじゃん!」ってなったのが
今は笑い話で思い出です。
ボートに乗らない理由がかわいい♪
>高いからかと思ったら、
どうも泳げないのでボートは苦手だとか…
お母様可愛すぎるんですけれど・・・・。
そのかわり 高千穂牛とチキン南蛮!!!
うマキシマム☆彡
ちょっと長距離の日帰り旅行
Decoさんもお母さまもお疲れ様でした。
- Decoさん からの返信 2022/11/17 19:31:34
- Re: 懐かしい風景だわ~
- チーママ散歩さん、こんばんは。
Deco母のことをご心配いただき、ありがとうございます。
しかし、実物を見たら…果たして同じ言葉が出てくるかどうか(^^ゞ
チーママさんも高千穂に行かれたんですよね。
私は迷ったり、第二が満車だったりで、第三に行きましたが、ここも満車。結局第一に行って、なんとか停められました。
第三駐車場は、遊歩道のあたりまでは高低差が激しくて大変だと思います。ただ、その分高千穂峡全体をくまなく眺められるのではないかと思います。
「お母さま可愛すぎるんですけれど・・・・。」
それも実物を見たら同じ言葉が出てくるかどうか…
高千穂牛は本当に美味しかったです。今度はお肉を買いに行きたいな~(^^ゞ
Deco
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- ポテのお散歩さん 2022/11/17 00:07:43
- 高千穂
- Decoさん こんばんは。
高千穂はいつか行きたいと思っている憧れの地です。
Decoさん宅からは阿蘇の外輪山を越えるそうですが
お猫様の体調を考えて日帰りで行かれたのですね。
高千穂も多くの観光客が戻って来ているのですね!
静かなうちに行きたかったです。。。
大雨で大変だったそうですが、まだ遊歩道は整備されてないのですね。
それでも、真名井の滝を見る事が出来て良かった。
水の色と言い、本当に神秘的で綺麗ですね~。
玉垂の滝も美しいです。
高千穂神社も神秘的ですね。
天岩戸神社は つい最近、東本宮と西本宮があるのを知ったばかりです。
高千穂へ行く前には、チョコッとだけでも神話のお話しを見て行くと
より興味深いでしょうね。
そして私の苦手な階段が(@_@;)
脚力をつけてから行かなくちゃ。。。
天岩戸の湯前からの風景が 高千穂らしくて素晴らしいです。
新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュールからの展望は、複雑な気持ちです。
震災という自然の怖さと 復興に関わった人々の努力と強さに頭が下がります。
道の駅情報も満載で、最近 私もどこかへ行くと必ず道の駅を調べて
お買物をするようになりました♪
お出かけの楽しみの一つです。
ただ、立ち寄り温泉が少ないのが寂しいです~。
高千穂の事も、とても分かり易くて有難いです。
ありがとうございましたヽ(^o^)丿
ポテ
- Decoさん からの返信 2022/11/17 19:22:12
- Re: 高千穂
- ポテさん、こんばんは。
高千穂は天孫降臨の地だから、やっぱり神秘的で憧れますよね。
我が家の猫も高齢で体調も不安定。前日~当日の様子を見ないと心配なので泊りは今のところ難しいです。大変だけど、一緒に暮らしてきた子だから最後まで見てあげたいです。
高千穂は神社がたくさんあって、さすがに神話の里。事前にちょこちょこと調べて高千穂神社と天岩戸神社に絞りました。東本宮は、石段は大変でしたが、物凄く大変というわけでもなくて、鍛えなくてもゆっくり行けば大丈夫!
天岩戸温泉は、多分消毒ありだけど、眺めも雰囲気も良くて、とても良かったです。
大分・竹田への墓参りでよく阿蘇大橋の前を通っていました。だから地震で崩落したときはショックで。新阿蘇大橋が出来て良かったと思いますが、地元の方、現地で生活されていた方には、複雑な思いがあると思います。
いずれ高千穂峡の遊歩道は復活すると思いますので、いつかいらしてくださいね。
Deco
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- フォートラベルユーザーさん 2022/11/16 22:30:27
- 高千穂、天岩戸、
- こんばんは!Deco さん!!
日帰りで、
行けるのですね、高千穂まで。
同じ九州内とはいえ、大変な移動距離ですよね、
お疲れさまでした。
高千穂峡のボートは予約しないと、
なかなか乗れないようですね、
高額なのに、大人気で驚きですが( ゚□゚)
橋からの真名井の滝が、
やはりベストショットですよね、
美しい、神々しい、、
世界中から観光客が戻って来ている今、
自撮り棒、危ないから、
やはりマナー守って
お互いに気持良く観光したいですよね!
高千穂神社、天岩戸神社、
懐かしく拝見しました。
天安河原、神気にあてられ、
震える感覚を少し思い起こしました。
高千穂牛やチキン南蛮など召し上がって
大充実の旅でしたね!
また、九州行きたいなあ(*^^*)
ありがとうございました!!
コトラマダム
- Decoさん からの返信 2022/11/17 19:11:43
- Re: 高千穂、天岩戸、
- マダム、こんばんは。
宮崎、とても遠いイメージでした。私の家は福岡でも熊本に近い所なので、なんとか日帰りできましたが、あのスケジュールがギリギリでした。
ただ、距離的には大分の竹田に墓参りに行って、九重方面に足を延ばして帰るのと、ほぼ同じだったので、思っていたよりは遠くなかったようです。
ボート、Decoとしてはお値段高いけど、滅多にいく場所でもないし、乗ってみても良いと思いましたが、待ち時間と家族の反対とで断念。それにマダムもご存知かと思いますが、駐車場からボート乗り場までの高低差は家族には厳しいだろうと思います。
自撮り棒は、本音を言えば反対です。使用している人は自分が気を付ければ大丈夫と思っているのかも知れませんが、特に車が通る場所は危険ですよね。
天岩戸神社、もう少し時間をかけて廻りたかったけど…残念でした。
高千穂牛、とても美味しかったです。ケチなDeco家族が買って帰りたかったと言った程だから…
また、九州にいらしてくださいね。
Deco
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