2022/10/18 - 2022/10/18
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たびたびさん
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萩や津和野も含めて山口県の日本海側って、広島からでもけっこう遠くてなかなかおいそれとは行く気にはならないんですが、コロナ禍の今なら逆にリスクが少ない気がして、ちょっと思案。そういえば金子みすゞの仙崎はなんか中途半端な観光で心残りのままだったし、角島とか元乃隅神社とかもう行くのを半分諦めていたスポットもありましたね。しかし、調べるとレンタカーを使って二泊三日くらいでならなんとか回れなくもないことが分かってきて、それではこの際回ってみることにしますか。どちらかというと気乗りがしなかった地域ですが、気持ちを整えていざ出発です。
広島から新幹線で厚狭。そこからJR美祢線で仙崎へ。都合2時間半ですから、やっぱり遠いですよね~。まあ、それはそれとして。。三日間の旅の初日は、仙崎の市街地散策と前回はスルーした長門湯本温泉での泊り。
まずは、改めて、金子みすゞゆかりの場所や彼女を育んだ仙崎市街のあちこちを訪ねます。
ちなみに、前回、仙崎を訪ねた時、私にとって金子みすゞはなんとなく耳にしたことがあったかなというくらい。しかし、金子みすゞの「大漁」の歌を初めて知って強い衝撃を受けました。鮮やかな切り口でイワシの生と死を切り取る斬新さにはまったくぐうの音も出ないし、それは優しさというような甘っちょろいものではなくて、確かな説得力があって、物事をまっすぐに見つめる強い意志も感じられたのです。あれから記念館はちょっとリニューアルされていて、みすゞの生涯のあれこれがいっそう分かりやすくなったよう。利発ではつらつとした少女時代。父親の死と母の再婚。母の再婚先の書店番頭格との結婚とその夫が書店を首になったことからの暗転。必ずしも思い描いた人生ではないし28歳で自殺という悲しい結末となってしまいましたが、西条八十からは激賞を受け、あの与謝野晶子らとともに童謡詩人会でも活躍したことは間違いなく希望の光。そして、それは我々にとっても同じ。鋭い感性があって才能にあふれていたひとりの女性が残していったものは今でもキラキラ輝いていて人々を勇気づける力がある。本当に素晴らしいことだと思います。改めてそんなことが確認できて、仙崎の再訪は間違っていなかったようですね。
そして、仙崎を終わって、その後は長門湯本温泉。音信川沿いにそこそこの温泉街が続いていて、想像以上にしっかりした温泉地。地元の人の話では、最近温泉地としての整備が進んで、山口県でももっと積極的に売り出していこうという機運が高まっているのだそう。
翻って考えると、山口県の温泉地って、湯田温泉がダントツなんですが、その後はあんまりはっきりしない。この長門湯本温泉、川棚温泉、俵山温泉辺りが来るんだと思いますが、湯田温泉と比べるとやっぱりかなり差がありますからね。結局、今回の旅で三つとも回ることになりましたが、自分なりに比較すると山里の風情と湯の質で言ったら、俵山温泉。高級感や名物グルメで言ったら、川棚温泉。長門市の後背地というロケーションと街の整備が進む勢いを感じるのが長門湯本温泉。そんなところだったかなと思います。
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新幹線の厚狭駅から長門市駅はJR美祢線。
途中、秋芳洞の辺りも通りますが、朝は通学の生徒さんが大勢乗っていて、意外に活気がありました。 -
長門市駅に到着。駅の構内にあるこの観光案内所は、最近整備されたようですね。木のぬくもりを感じる外観。
長門市の観光の中心は仙崎駅の近くなんですが、長門市駅での乗り換えとなる場合も多いですし、仙崎駅は無人駅ですから、ここで観光情報を得るのは悪くないかな。それなりに役に立つ場所にある観光案内所だと思います。 -
今回は、ここで仙崎駅には向かわずに長門市駅から歩くことにします。仙崎の市街のことは大体わかっていますからね。慌てることはありません。
ながと歴史民俗資料室は、長門市駅からは歩いて15分くらい。展示の目玉の一つは赤崎神社楽桟敷の関係。近くにあるので、この場所にあるのはそのついでに寄ってもらおうという意図もあるんでしょう。 -
入り口を入って、展示室はこの一室。
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例によって、縄文時代・弥生式土器や
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こちらは古墳時代の出土品。
ただ、長門は大陸からの文化が北部九州に伝わり、それが日本海側に拡散する時の中継地としていい立地になっているという説明はなるほど言われれば地形的には確かにその通り。多くの遺跡があるというのも納得です。 -
大陸文化の伝播ルートは稲作なんかも同じですね。たぶん、ここから先はさらに東北地方始め北回りのルートにも関係しているのではないかと思います。
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そして、これは珍しい日本では4例のみの有柄細形銅剣。弥生時代中期の大陸製の銅剣で、吉野ヶ里遺跡や対馬で発見されているようですが、これも長門には他の権力者とつながりのある有力者がいたことや北部九州や大陸と海を介したルートがあったことを示しているとの説明でした。
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では、お隣りの赤崎神社の方へ。牛馬の守り神とされている神社だそう。今から400年前、この地方で牛馬の病気が大流行した際に、赤崎神社への祈願でそれが終息。その感謝の印に楽踊などが奉納され始めたのだということです。
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そして、見どころはこれ。
境内続きにある赤崎神社楽桟敷という立派な野外の観覧席。 -
すり鉢状の地形を利用して、踊りや芝居の観覧席としたものですが、もともと観覧席としてちょうどよい地形だったので、どうせならともう少し整備したのではないかとも思います。
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イチオシ
ただ、国指定史跡となっているくらいですから、やっぱり貴重なものなんでしょうが、まあ、四国や小豆島でも農村歌舞伎の舞台とか似たものはけっこうあるんですけどね。
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本殿の方はこんな感じ。こちらは普通です。
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赤崎神社から今度は飯山八幡宮に向かいましたが、途中で見つけたのは近松門左衛門顕彰碑。近松門左衛門の出生地にはいろんな説があって、有力なのは鯖江市のようですが、ほか唐津とか長門の説もあるようで、この碑は長門説に基づくもの。大きな碑で、地元の思いがこもっているんだと思います。
ちなみに、墓は尼崎市の広済寺と大阪市の谷町。もとは法妙寺の境内という二か所です。 -
ほどなく、飯山八幡宮へ。こちらは奈良時代の創建とも。古びた石の鳥居を少し上がったところが本殿。
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室町時代の中期、大内氏の氏族で長門深川城主だった鷲頭弘忠なる人物が造営したもののようですが、二重の扇垂木とかよく見るとなにげに技巧がすごいですね。八幡大菩薩御縁起絵とか伝わるお宝もそれなりです。
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ここから、仙崎を目指しつつ、途中のスポットに立ち寄ります。
ルネッサながとは、文化ホールに体育館なども備えた複合文化施設。 -
近代的でとても立派な施設ですねえ。
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先ほど触れた長門市の近松門左衛門出生説ですが、
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広いロビーにはその解説や近松門左衛門「関八州繋馬」ほかの創作人形展示があって、目を見張りました。
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和紙彫塑作家 内海清美の作品のようですが、
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イチオシ
活き活きとした動きがあって
見るものの心に直接響いてくるようなインパクトがありますね。 -
近松門左衛門のことをあまり知らない人でも、その世界がなんとなく想像できるような説得力があって
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門司の関門海峡ミュージアムの人形展示を彷彿とさせるような圧倒的な迫力です。
(調べると関門海峡ミュージアムの「巌流島の決闘」は内海清美の作品です) -
わざわざでも行ってみるべき。一見の価値ありのものだと思います。
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なんか気分が”長門”になってきましたよ~
さらに仙崎に近づいて、今度はみすゞ公園です。 -
県道のトンネルが貫通する山の中腹に整備された公園。妙な場所なんですが、
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トンネル脇の入り口から一番上の方に上がってみると
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展望台風の場所に出ました。
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イチオシ
なるほど。ここからだと仙崎の街並みが正面によく見えてなかなかの眺望ですね。
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また、園内を見回すと
みすゞの歌碑がいくつかあって、いろいろ見つけるとこちらも楽しいです。 -
最後に海岸沿いの道をしばらく歩いて
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イチオシ
道の駅センザキッチンのところに出てきました。ここは、仙崎の街の海岸端にあって、クジラのモニュメントがシンボル。バスの終点だったり、青海島観光汽船の発着場もここにあるし、そういう意味では仙崎の街の賑わいの中心といった存在ですね。
では、中の方へ。 -
長門市観光案内所 YUKUTEは、道の駅センザキッチンの中の独立棟。
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休憩所も兼ねたようなゆったりしたスペースに、スタッフも複数いてかなり充実しています。
この日は、できれば乗りたいと思っていた観光船の関係で天気を心配していましたが、風が強くてなかなか思うようにいかず。代わりの情報を少し戴いたりして気を紛らせました。 -
仕方ないので、農水産物等直売所の方へ。
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道の駅センザキッチンのメイン施設です。
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地元の特産品の豊田梨や
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合わせ柿などが目につきましたが、
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鮮魚コーナーの方でカニ蒲鉾のチラシ寿しを見つけて、翌日のレンタカーの旅ではそれを買ってみました。手っ取り早く、近くのイスとテーブルで食べられるのでかなり時間の節約になりました。
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で、この日は食堂 ひだまりの方でランチ。
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イチオシ
アジフライが評判通りおいしいですね。小さな食堂ですけど、これならOK。お勧めです。
さて、落ち着いたところで、ここから仙崎の市街に向かいます。 -
道の駅センザキッチンの端っこに建つ長門おもちゃ美術館も忘れるところでしたが、寄ってみます。
ただ、名前は美術館ですが、子供が自由に遊べるスペースを提供するのが主目的で、おもちゃを展示する美術館というものではないですね。おもちゃが並んでいるのはショップのエリア。温もりを感じる木のおもちゃとかがあって、少し拝見させてもらいました。 -
少し歩いて、仙崎みすゞ通りです。
仙崎の駅前から金子みすゞ記念館や菩提寺の遍照寺がある通りなんですが、 -
ただ、それだけではなくて、一般の家のちょっとしたところ、
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あちこちに金子みすゞの詩が書いてある飾り付けがあったりして、
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通り全体で金子みすゞの記憶を留めようとしている感じがありますよね。
地元の思い。ちょっと伝わるものがあると思います。 -
ほどなく、金子みすず記念館。前回来たのは2009年11月。もう10年以上も経っているって、ちょっとびっくりなんですけどね~
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みすゞが幼少期を過ごした書店、金子文英堂を復元した建物。
店の中から -
奥の住居部分まで
落ち着いた雰囲気があって、やれやれといった感じですね。 -
そして、ここからが記念館。
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イチオシ
内部は撮影禁止なのですが、唯一、ここだけが撮影可。展示室を見て少し高揚した気分をここでちょっとクールダウンさせました。
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再び仙崎みすゞ通りに出て遍照寺に向かいますが、その途中。最近できたようですが、みすゞの小庭と金子みすゞのブロンズ像がありました。
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イチオシ
金子みすゞ記念館もあるのですが、ブロンズ像は金子みすゞへのストレートな思いを募らせやすいところがありますね。像の理知的な表情が逆に悲しい最期と重なったりして、また心が痛くなりました。
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遍照寺は、金子みすゞの菩提寺。仙崎みすゞ通りの一番奥の方にあります。山門前に「金子みすゞの墓所」と書かれた石柱もあるのですぐに分かります。
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お墓は山門を入ってすぐ左手。
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イチオシ
生花が手向けられていて、金子みすゞへの思いがしっかり途切れていないことを感じます。
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今度はまた海の方へ。
強風で観光船は残念だったのですが、近場の海は、向かいの青島に守られてとても穏やかです。 -
海外引揚げ上陸跡地は、仙崎の海岸の青島に渡る橋のたもとに近い方。
目立つ白い柱の標識が建っています。説明板があって、引揚港として決められた下関港は沈没船や機雷等で危険なため、代わりに仙崎がその役目を担ったのだとか。結局、41万人もの引揚者がここに上陸することになったのだそう。小さな町が一時は大混乱したという歴史です。 -
弁天島は、仙崎の沖合埋め立て地の端っこ。埋め立て地が延びてこんな位置関係になったのかな。
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神社は厳島神社と言って、遣唐使の吉備真備の創建だとか。小島のような境内ですが、きれいに整備されていて、石の鳥居も社殿もなかなか美しくて見ごたえがありました。
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さて、仙崎は以上でおしまい。
ここから、バスで今夜の宿、長門湯本温泉に向かいます。 -
長門湯本温泉の一番南端のバス停で下車。
ここから、萩焼深川窯元の里に向かいます。少し離れているので、ここもがんばって歩きますよ~ -
途中、グーグルの地図に俊寛の墓というのが出てきて
ではちょっと寄ってみますか。
平清盛を討とうとして密儀を図った鹿ヶ谷の陰謀。それが露見し、流罪となった僧俊寛の墓とされていますが、俊寛は喜界島に流されていますから、そことどう結びつくんでしょうね。それでも、ちゃんと墓守がいて守り続けられてきたものだとか。やっぱり何かがあったと考える方が自然かなと思います。 -
さてさて。
萩焼で有名な山口ですが、説明によれば萩市内と並んで有名なのが長門温泉からほど近い三ノ瀬地区にある萩焼深川窯元の里なのだとか。 -
田原陶兵衛窯、坂倉新兵衛窯、坂田泥華窯、新庄助右衛門窯、坂倉善右衛門窯という5軒の窯元ですから、そういう意味だと萩とは全然規模が違いますけど、それはそれとして。何か山間でちょっとした風情も感じます。
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始めに見つけた田原陶兵衛窯へ早速寄ってみます。
おばあさんが応対してくれて少し話をしていたら、松江藩の御用窯、楽山焼の初代、倉崎権兵衛はこの里の出身で求めに応じて移ったということなんだそう。
楽山焼は長岡という名前なんですが、権兵衛は権兵衛。今でも地元ではすごいネームバリュー。もう15代くらい続いていて、空味とか名工も出ましたが、やっぱり一番は権兵衛ですよね。不昧公が育てた窯は布志名焼もありますが、これは廃れてしまいましたから、楽山焼こそがその系譜を引き継ぐもの。そのまたルーツがここにあったとは。。
萩焼深川窯元の里と松江の意外なつながりにはとても驚きました。 -
イチオシ
裏の登り窯も見せてもらったりして、
やっぱり旅はどこにどんなものがあるか分からない。これがあるからついついがんばってしまうんです。 -
この部落には萩焼深川古窯跡群というのが残されていて、窯元の裏山みたいなところにいくつか保存されたような姿が通りからでも見えています。
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萩焼は九州の焼き物と同じで朝鮮征伐で連れ帰った朝鮮陶工が租。毛利氏が連れ帰ったのは、李勺光。その後、松本中ノ倉と李勺光の弟李敬の三男蔵崎五郎左衛門等が移り住んだこの深川三ノ瀬の二つに分かれたのだそう。
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歴史もはっきりしているし、迫力を感じる登り窯。さすがです。
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再び、長門湯元温泉の方に戻ってきて
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音信川沿いの遊歩道に見える足湯はおとずれ足湯。河原のような場所なので、通りからは川の方に階段を下りていくことになります。この日は清掃の関係があって湯は止められていましたが、なかなかしっかりした造り。川のせせらぎを聞きながらのロケーションも悪くないと思います。
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長門温泉の足湯は、おとずれ足湯とこの音信川河川公園にある足湯の二か所。公園の片隅にあって、こちらは音信川を少し遠くに見下ろすというロケーション。池のように貯められた湯の中に立つ石に腰かけて足湯を楽しむという趣向。それなりに広いので、これなら悠々です。
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さて、ここからまた少し足を延ばして、今度は大寧寺へ。長門温泉の街はずれといった感じの場所ですね。
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応永17年(1410年)、大内氏の一族で長門国深川城主の鷲頭弘忠が創建した康福寺が前身。
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その後、大内氏の庇護も厚く、陶隆房の謀反の際には、大内義隆はこの寺に逃れ、陶軍に包囲される中、自刃したのだとか。
順路に従って奥に進みますと -
まずは、姿見の池・かぶと掛の岩。
傍らの説明書には「義隆は寺の境内に入る前に、乱れた髪を整えようと参道わきの岩にかぶとを掛け、そばの池に顔を映そうとしました。しかし水面に自身の姿が映らず、 運命を悟った義隆は寺の本堂に入り、清く自刃したのです。」
説明文は、大内文化を育てあげた名族、大内氏へのリスペクトも感じられて、なかなかいいですね。 -
すぐ隣りには盤石橋。
自然石の組積みによる石橋で、防長三奇橋のひとつ。 -
寛文8年(1668年)に架けられて、今の橋は宝暦14年(1764年)の架け替え。
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上流に向かっては三角の水切りがはっきりと確認できます。
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さらに進んで
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大寧寺の境内、一番奥。奥の院的な場所に建つ長門豊川稲荷。
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ただ、歴史はさほど古いものではなく、昭和36年に愛知県の豊川稲荷の分霊を勧請して創建されたもの。大寧寺の住職が、明治維新後、長州藩の兵制改革の反乱事件の首謀者らの助命活動で立場が難しくなった際、豊川稲荷に身を寄せたことが縁だということです。
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そして、最後に大内義隆公墓所 大内義隆主従の墓所へ。大内義隆・義尊父子、家臣の墓31基。大寧寺の本堂横の山の方に少し上った先です。
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天文20年(1551)、陶晴賢の謀反により、この寺に逃れてきた大内義隆はここで自刃。
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しかし、雅な大内文化の華を咲かせた文治政治に不満を抱いた陶晴賢もほどなく毛利氏に敗れ討死。
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大内氏と勢力を争った尼子氏もしかり。この辺りの時代の展開は本当に速い。
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冥福を祈りつつ、寺を後にしました。
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再び、長門湯本温泉の中心部です。
明かりがともっているのは恩湯。音信川沿いから竹林の階段を上って行く、その脇に建つ日帰りの温泉施設です。広間の休憩所兼食堂も備えていて、夕方から夜にかけてはこうして煌々と明かりが灯っていて、温泉街のちょっと華やかな雰囲気造りにも一役買っているような感じ。まだ、新しい施設のようにも見えますが、これからもっともっと温泉街のシンボル的な存在になって行くのではないかと思います。 -
恩湯の先の竹林の階段です。恩湯から山の上の駐車場の方に上がって行く広い石の階段で、両側には涼し気な竹林と夕方からは美しいライトアップ。
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イチオシ
温泉街を華やかに演出する趣向が素晴らしくて、これも新しい長門湯本温泉のシンボルですね。
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一方の住吉神社/興阿寺は、恩湯の裏手の山の上。つづら折りの石段をしばらく登って行くと小さな平地になった場所に神社とお寺が仲良く並んで建っていました。なんでも恩湯は大寧寺で修行した住吉大明神がお礼にくれたものという伝説があるのだそう。住吉神社は恩湯とつながりのある神社です。
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今日の宿、一福旅館は、恩湯もすぐの長門湯本温泉の中心部。旅館が軒を並べる川沿い。ロケーションはいいのですが、はっきり言えば外観は周囲と比べるとちょっとチープかな。家族でこじんまりやっている旅館といったところでしょう。
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ただ、部屋はシンプルですが、がらんとしていて余裕の広さ。朝飯も和食ですが、割とおいしいと思いました。
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で、晩飯はすぐ近くの焼鳥 さくら食堂。
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長門は焼き鳥が名物なんだとか。
それはちっとも知りませんでしたが、そういわれると味わい深い焼き鳥。 -
海も近いのでこうして新鮮な刺身が添えられたりして、割と満足できる内容。
明日からはレンタカーの旅ですが、また頑張れそうな気持になりました。
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