2022/09/23 - 2022/09/23
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ohahiroさん
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コロナで行きづらかったマヤ文明遺跡巡りですが、落ち着いてきたのでメリダを拠点に、レンタカーでチチェンイッツァとウシュマルへ2泊3日の旅です。
遺跡入場料が跳ね上がっていてビックリ、チチェンイッツァは571ペソ(4,000円)、ウシュマルは494ペソ(3,500円)。円安なのでなおさら高く感じます。
マヤっぽい土産を買うなら何と言ってもチチェンイッツァ遺跡内外の100軒以上?の出店ですが、納得する価格まで値切り交渉が必須。(以前のシティでは多少高くても買うと書きましたが、ここはボッタくり度がひどいので)
ウシュマル遺跡は2,3軒。Meridaの街中はちょっと高め。
・1日目:メリダ (Merida) 街歩き、マヤ博物館見学
・2日目:チチェンイッツァ遺跡 (Chichen Itza) 観光
・3日目:ウシュマル遺跡 (Uxmal) 観光 午前のみ
・宿泊:Residence inn Merida。9800円/泊。Marriott bonvoyの宿泊カウント稼ぎで選びましたが、部屋はきれい、キッチン付きで広くて快適なホテルでした。
・レンタカー:今回はBudget。丸2日間Kiaのセダンで、保険は90%カバーで、約19000円
※円表示の為替は7円/ペソ前提です。去年はせいぜい5.5円だったのに。。
●チチェンイッツァへはカンクンからもツアーがありますが、効率よく回ろうと思いMeridaに2泊。
春分・秋分に沈む夕日がククルカンの胴体をピラミッドの階段に映し出すように見える、ということでわざわざ9/23に行ったのですが、、、
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
-
メリダのホテルからスタバに寄ってパンとコーヒーをPara llevar(持ち帰り)、その後は高速をひた走って約2時間強で到着。
高速からこのエリアへの入口が工事中で悪路ですが、もうしばらくしたら快適な道になるでしょう。途中駐車場の勧誘がありますが、Google map頼りに奥まで突き進むと遺跡入場口の目の前の駐車場に着きます。
11時ちょっと前ですが結構人がいました。
2日前の天気予報では曇り雨でしたが、午後に降るようです。古代都市チチェン イッツァ 史跡・遺跡
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19-20年版のガイドブックには入場料 254ペソと書いてあったのですが、コロナのためか大幅値上げ(?)。
外国人大人: 571ペソ (12歳以下は85ペソ)
メキシコ人: 253ペソ
ユカタン住民:85ペソ
571ペソは為替7円で約4,000円ですから驚きました。もう観光客戻ってるんだから値段戻してほしいですが。 -
ゲートの建物にも色々売店があり、アイスも売ってます。汗だくで戻ってきたとき、人が食べてるのを見て思わずすぐ買いました。
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中に入ると道端に露店がずらっと並んでいて圧巻です、数はテオティワカンよりも断然すごい。こういうのが好きな自分は立ち止まって見たくなるのですが、買うと重くなるので後に。
帽子が必要と思って、前日にメリダ市内で250ペソでMeridaと書かれたCapを買ってしまったのですが、ここで安く買えると思います。
買ったものと値段の紹介は最後にあります。 -
テオティワカンで買った黒曜石の亀など黒曜石系も色々ありますし、木彫りの置物・仮面、マヤカレンダーやらマグネット、石の腕輪やアクセサリーなどたくさん。同じものもたくさん売ってますが、店によっては他に見ないものや、店で木彫りしながら実演販売っぽく仮面を売ってる人も。
なぜか日本のアニメキャラのグッズもまぎれてるのが微笑ましい。
店の前を通ると、どれがいいんだとか、どこから来たとか、全部1ドルとか声をかけられますが、ある店の人にすれ違いざま 「ピッコロだいまおー」 とか言われて笑ってしまいました。
ちなみに1ドル(20ペソ) なのは小さな置物だけで、黒曜石の玉の腕輪は100ペソ以下にしてくれませんでした。
買ったものはページの最後に。 -
敷地内に案内マップがあります。でもあるはずの「あなたはココ」マークはありません(笑)
1. ククルカンのピラミッド(エル カスティーヨ)
2. 球戯場
3. 頭蓋骨の台座 4. 鷹とジャガーの台座
5. 聖なる泉(セノーテ) 6. 金星の台座
7. 戦士の神殿 8. 千本柱の間
9. 彫刻柱の神殿 10. 市場
11&12. ストロックのセノーテと神殿
13. お墓群 14. 高僧の墳墓
15. 天文台(カラコルというあだ名はカタツムリの意味)
16. 彫刻の神殿
17. 教会 18. 尼僧院 -
道を進んで行くとまず広い空き地にどーんと見えるのがピラミッド。
ククルカンのピラミッドとか、エルカスティーヨ(Castillo 城の意味)と呼ばれるそうです。
高さは神殿込みで約30m。大きさで言うと高さ65mのテオティワカンの太陽ピラミッドの方が圧倒的ですが、これも存在感はありますし遺跡っぽさは上かと。
写真で見えているのは側面です。 -
このピラミッドも今は登れません。
この前で拍手をすると音が反響します。瞬時にピョンみたいな音が聞こえます。ガイドと観光客の一行が一斉に叩くとピョンピョン音がして面白いです。エルカスティージョ 建造物
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ピラミッドのある所は人が集まれるようにしてたのか分かりませんがひらけています。
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こちらが正面で階段の脇にククルカンがあります。
ピラミッドは9世紀初頭日本では平安時代だった頃に完成したそうです。
暦と関連していて4面に階段が91段あって364段、神殿前に1段で合計365段(365日)マヤカレンダーのHaab暦と同じです。 -
真正面から
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ピラミッドの神殿部は高さ約6m。中にはジャガー像などあるそうですが見れません。
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ククルカン(羽の生えた蛇)。舌を伸ばしてます。
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この日は夕陽が当たると、階段の側面にピラミッドの角の影が映り、ククルカンの胴体のように見えるのですが、見れないので苦し紛れに奥のククルカンにピラミッドの角が連なるように撮りました(笑)
一人行動なので遅い時間になるわけにいかず、あと2時頃にはクタクタになってたのでどのみちもう帰ろうって気になってたかと思います。目的の一つだったはずなのに。。 -
91段の階段、登ってみたかった。
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右側の面が先ほどの正面で、左面は意図的なのか(?)階段が修復されてません。
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正面の反対側です、正面と違って荒れたままになってます。
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広場にある ジャガーと鷹の台座(Plataforma de Aguila y Jaguares)
鷲とジャガーの神殿 建造物
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その奥にある 頭蓋骨の台座(Tzompantli)
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台座の側面の一部にドクロの彫り物があります。
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ジャガーの神殿(Templo del Jaguar)
左奥に見えるのが球戯場ですジャガーの神殿 建造物
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ジャガーの神殿にあるジャガーの像です。権威の象徴ジャガー、なんか置き方が雑な気もします。
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球戯場。右の壁にゴールの輪があります。
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上の写真はゴールの輪。ガイドブックによると手で投げずに、上腕にサポーターをつけて打つらしいですが、高さはバスケゴールの2倍くらいありますので、あそこにボールを通すのは神業ですね。
勝ったチームのキャプテンが生贄に捧げられるというのは考え方が違いすぎてついていけませんが。
綺麗に壁に設置されてますが、さすがに1000年間このままというのは難しいと思うので修復でしょう。
下の写真は壁にあるレリーフです。球戯場 建造物
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広場に戻って、金星の台座(Plataforma de Venus)
金星の基壇 建造物
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金星の台座の側面レリーフ
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金星の台座の横から「聖なる泉 セノーテ」に続く道があります。
この道の両脇にも店がびっしりですが、ここの店でマヤカレンダーとマヤカレンダーの織物を購入。 -
どんな綺麗なセノーテ(泉)だろうと思って行ったらがっかり。期待した分だけ久しぶりにガッカリ度が高い場所でした。。まあ神聖な場所を見たということで。
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パワースポットではなく逆に吸い取られそうです。生贄を捧げる場所ですしね。
シュトロク セノーテ 自然・景勝地
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戻って戦士の神殿(Templo de los Guerreros)へ。
戦士の神殿 建造物
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写真中心に見えるのがチャックモール像、生贄の心臓を捧げる台座。
近づくと階段に隠れてしまうので遠目からですが、105mmでは小さくしか写せません。 -
神殿前からはもうチャックモール像は見えません。神殿前にある四角い柱には戦士の彫刻が残っています。
残念ながら登ることも神殿内に入ることもできません。 -
さらに奥に進むと千本柱の間があり、たくさん柱が並んでます。
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千本柱の間は長いです
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この辺の四角い柱にも彫刻が残っていて、左のはどうやら人(戦士)のようです。右のは良く分かりません。
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一番奥には市場(Mercado)。青空市場だったのか屋根があったのか分かりませんが。
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道を戻って今度は旧地区に行きます。
入ってすぐにあるのがこれ、金星レリーフの台座と下の -
高僧の墳墓(Osario)。こちらにも舌を伸ばしたククルカンが階段下に。
高僧の墳墓 建造物
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さらに先には天文台(Observatorio)。だいぶ崩れてるようですが、芝生もきれいで遺跡っぽさ抜群。
カラコルの異名はスペイン語でカタツムリ。カラコル 建造物
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星を読んで暦を作るなんてマヤ人もすごいですね。
カラコル 建造物
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Casa ColoradaとかChinchanchobとかCasa Roja(赤い家)と呼ばれる家。
玄関ホールなどに赤色の帯が描いてあったのが由来だそうです。 -
階段が崩れたままの尼僧院(Las Monjas)。3階建てでマヤ・トルテカ様式とプウク様式が混在しているそうです。上に部屋がたくさんあるそうですが行けません。。
尼僧院 建造物
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尼僧院の隣にある教会(Iglesia)。
この後は露店を見ながらウロウロしてから、また2時間運転してメリダへ戻りました。蒸し暑くて汗だくでしたが、ウシュマルと違って蚊が寄ってくることがなかったのでその点は良かったです。
次の日はウシュマル遺跡です。 -
以下今回買ったお土産です。
何だか知りませんでしたが欲しくなった、直径30cmの木彫りコーティング済みのマヤカレンダー。チチェンイッツァの露店で色々なタイプを売っていましたが、220ペソ(x7=1540円)で買いました。
一番ひどい店は、最初1600ペソと言ってその後600ペソまで下げるという店がありましたが、大体の店は最初一声 600ペソと言ってきました。ある店で値段交渉を始めると、これより少し見栄えの良いタイプを300ペソにすると言ってきました。結局別の店でこれを買うときには200ペソなら買うと言い、最後220って言ってきたのでまあいいかと。
上のキーホルダーはウシュマル遺跡の売店で買ったものですが、Haab暦のPopで、書いてあった期間に私の誕生日が含まれていたため。
気になってマヤカレンダーについて調べてみました。(興味のない人は飛ばして下さい)
数種類あるらしいですが、メジャーなのは Haab暦と Tzolkin暦
・Haab(ハアブは太陽暦で写真カレンダーの外周)は18ヵ月x20日 + 5日だけの月=365日。 12時位置のPopからCumcuまでの18ヵ月とUayeb(5日だけ)で1周。カレンダーで日にちは内周にあり、12時位置の0~19まで。
買ったものは手作りらしくCumkuが間違ってKunhuになっているようです(笑)
・Tzolkin(ツォルキンは神聖暦で写真カレンダーの水色部)は儀式や行事のための暦法で、何月というのがありません。13日を20のシンボルの最初のImixから連続で組み合わせて行き(1-IMIX~13-BEN の次は1-IX~13-CIMIと続け)1-IMIXに戻るまでの13日x20シンボル=260日周期です。
この2つの周期が重なるのがハアブで52年で、カレンダーラウンドとして盛大な行事が行われたそうです。 -
・左上の笛。置物に見えますが笛です。150ペソ。Meridaの土産物屋で、買うつもりなかったのですが、若い店員が日本のものが好きとか観光ならどこがいいとか話してくれたので、何か買うことにしました。チチェンイッツァなら50ぺそくらいで買えます。
・左の木製の仮面。Meridaのソカロ前の土産物屋で300ペソ弱と高かったです。仮面の飾りがたくさん売っているの見ていて欲しくなり、権威の象徴ジャガーとククルカンの描かれたものを買いました。これもチチェンイッツァに行く前に買ったのですが、より安く買えると思います。
・右の焼き物の仮面。チチェンイッツァで150ペソ。頭にHaabのマヤカレンダーを載せてるのが目を引き購入。
・マヤカレンダーの織物。カラフルにマヤカレンダーが描かれていますが、横幅が2mもあります。おばあさんの露店で、もっと小さいのがないかと聞いたのですが無く、いくらか聞いたら200ペソとのことで、お得に感じたので即購入でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ohahiroさん 2022/11/01 15:38:49
- メッセージありがとうございます
- ちゃたろうさん
メッセージありがとうございます。私は~~文明とか惹かれるのでマヤ文明の遺跡にも興味が湧き、やっと行けたのでメキシコ生活の満足度が上がりました(笑)。テオティワカンやウシュマルもそうですが、見ているとなんだか不思議な気分になれます。これからパレンケやトゥルムとかも行ってみようと思っています。子供のころに興味を持たれていたとは、中々その道に進むのは難しいと思いますが、趣味や興味で旅をするのでも楽しめますよね。私は遺跡に行ってはみたものの不勉強で突入してしまい、後から調べてそうだったのかと知ることも多々あり反省です。こちらこそ今後もよろしくお願いします。
-
- ちゃたろうさん 2022/10/31 22:53:08
- チチェンイッツァに行きたかった❣️
- ohahiroさん
こんにちは。チチェンイッツァの旅行記ありがとうございます。私は子供の時にNHKの「未来への遺産」という番組でチチェンイッツァの遺跡を知り、その不思議な文明にとても興味を持ちました。ですから、こうして旅行記で紹介して頂くと懐かしいです。ピラミッドはもちろん、チャックモールやククルカン、セノーテは少し怖くて記憶に残っています。当時はマヤ文字が未解読と聞いて、私は考古学者になってマヤ文明を研究しようなどと思ったこともありました💦 進路を決める時には、心配した両親に、考古学者が地位を得るまでに体験する苦労、当時はもっと整備されていない土地でのフィールドワークの困難、そもそも私は一切の虫が苦手なので無理等、説得されて諦めました(^^;; 別の学科に進み、親の言うことを聞いて本当に良かったと思っています☺️ 個人的なことを長々と失礼しました。でもマヤ文明と聞くとついつい語りたくなるのです^^ お土産のご紹介も楽しいです。これからもよろしくお願いします。
ちゃたろう
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