メキシコ　カンクン(Cancun）とトゥルム遺跡(Tulum)観光　2023年4月

2023/04/22 - 2023/04/25

　3泊4日でカンクンのビーチとトゥルム遺跡に行きました。
　前回会社の人たちと行った時は天気悪かったのですが（旅行記無し）今回は快晴で、やっと綺麗なカリブ海ビーチを見ることができました。防水カメラの写真以外はほぼ目で見たままの色になってます。

●スケジュール
　土曜　深夜にWestin Resortホテル着
　日曜　朝食後～14:30までホテル前ビーチ。空港でﾚﾝﾀｶｰを借り次のホテルへ
　月曜　Tulum遺跡に11時着、16時前にはカンクンに戻って雑用後に空港で車返却。
　火曜　朝5:30に無料シャトルバスで空港へ。

　カンクン空港ではTAXI系の人がしつこく話しかけてきますが、加えて、こちらからリムジンバス乗り場を聞くと別のターミナルと嘘をつきTaxiへ案内する輩、職員の振り(?)してバス乗り場に行くのを阻止しようとする奴も。ツアーなら幸いにも縁のない話ですが。

　困ったのは空港からの移動。23時過ぎにT4に着いて、まだ営業中のTAXI店で料金聞いたら85と言われたのでお手頃と思いきや(笑)、通貨はドル（＝1450ペソ＝1万円）。深夜料金か、早く寝たいしもういいやと諦めて支払い。ホテルまでわずか15分ですが1万円、、やってしまった感がありますので、昼でも2度と乗るまいと心に誓いました 笑。
昼間にUberでホテルゾーン南端（El Ley遺跡)から空港へは210ペソ。

　
●宿泊：・Westin Resort&Spa x 1泊、6130ペソ（x7.5円＝46,000円）
　　　　　　オーシャンビュー　バルコニー付き部屋
　　　　・Courtyard Cancun Airport x 2泊、（ポイント泊 16500+20500）
　　　　　　トゥルム観光時の荷物置き、空港無料シャトルバスを考慮し連泊。

●レンタカー：Avisで中国セダン MG5 x 1日
　　　　　　　前払い + 保険フルカバー で 2000ペソ（x 7.5円＝1万5千円）
　※メキシコは協定外のため日本の国際免許は通用せず、運転には現地免許が必要です。一部の州は日本の免許証も有効ですが。

エリア カンクン(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機

　アエロメヒコのポイントを使って1週間切ってからチケット取ったため選択できる便が少なく、行き深夜着、帰り早朝発の便になりました。
　その後はビーチ滞在とTulum遺跡見学を考慮してホテル選びですが、時間的にオールインクルーシブは楽しめなそうだし、レイトチェックアウトをする前提で1泊目はマリオット系のWestin Resort&Spaに。


　チェックアウトは朝10時と予約画面にもありましたが、夜中着で朝10時チェックアウトだと何も楽しめないので、事前に電話してチタン会員でレイトチェックアウトはOKか聞いたら、確定はできないけど不可ではない感じでした。

　チェックイン時に16時でお願いしたら、確認の上でOKとなり、ありがたや。メキシコでもやっと恩恵が受けられました。
あと特典で朝食かポイントかと聞かれたので、朝食を。


　写真のホテル内Mapで、北の円辺りがレセプション、私の部屋は一番南のTower Dの5階でした。ロビーからD棟入口（写真下）までカートで送ってくれます。

ザ ウェスティン リゾート&スパ カンクン ホテル

　昼間のホテル敷地入口と、ロビー

　部屋に関しては、Tower Dは結構古いようで、湿気防止のためか空調も止められず夜中ずっとうるさいので耳栓して寝ました。。
スリッパ、バスローブや歯ブラシは置いてませんでした。ベッドは快適、シャワーも全く問題無し。

ザ ウェスティン リゾート&スパ カンクン ホテル

　日の出でも見ようと、朝６：３０頃。

　昼間の青と比べて感動はありません。無理に起きなければ良かったと思いながら2度寝しました。

　９：３０、起きてバルコニーへ。期待通りの綺麗な青い海に感動。

カメラも持って朝食レストランへ向かいます。

　部屋を出て廊下からは反対側のラグーンが見えました。

　朝食会場へはビーチ側の道から海を眺めながら。

　南国っぽいパラソルがたくさん並んでます。
この日は昼でも半分ちょいくらいの使用率でした。

　センタープール。

タオルを借りる場所もここの右手にあります。そこで陽気なスタッフが料理教室もあるとか、イベント系の説明もしてくれました。

　朝食はビュッフェでメキシコ料理と洋食。卵料理はカウンターで作ってもらいます。

　コチニータピビルというかビリヤというか豚肉が美味しかったですが、この2皿でお腹いっぱいです。

　食後にまたセンタープール前で。プールは一度も入りませんでした。

　部屋に戻る時も写真を撮りながらビーチ沿いを歩きます。

　監視台にはちゃんと監視員がいて、あとライフセーバーらしき人がビーチ内を巡回してました。

　季節物なようですが、綺麗な景色の中でこの海藻が邪魔ですね。
海に入っても浅い所に漂っていて絡んできます。

　海は遠くまで浅いように見えても4,5mほどで急に深くなって、かつ波も結構あるので、私なんかはもうアップアップでした。魚がいなくてもシュノーケルセットがあった方が安心でした（今回は持ってこなくて失敗）。

　Westinよりさらに南はClub Medです。行っていいのか悪いのか分かりませんが。その先端部分は岩場になっていてシュノーケリングに良いみたいです。

　バルコニー付きの部屋が並ぶTower D。私の部屋は向かって左手の方でした。

　部屋に戻って水着に着替え、バルコニーから海を眺めます。ほんとうに綺麗な青色のビーチ。太陽が上に来る時間の方が青が濃くなります。
もちろん沖縄のエメラルドグリーンの海も好きですが。

　南側、Google mapで調べたら、先端部分はシュノーケルに適した岩礁があるそうです。

　この部屋からだと同じD棟の一部が遮ってホテルゾーンの建物は見えません。

　デジ一カメラは部屋に置いて、防水バッグに本、お金少々、携帯、TG6を入れてビーチに行きます。


　寝っ転がってるとウェイターが飲み物などを勧めてきますので、普通のモヒート240ペソ(x7.5=1800円）、高いけどカンクンだからしょうがないかとオーダー。すると持ってきた別の人が、マンゴーモヒートも猛烈に勧めてきて引き下がらないので、いくらと聞くと普通のと合わせて300ペソでいいと。1つ150ペソでお得になるしと思って頼んだら、確かにマンゴーモヒート正解でした。現金特別対応だとか言ってましたが、テキトーです 笑。

　Westinの建物全体を海側から撮影。
防水カメラはまさにカンクン用にと買ったOlympusのTG6ですが、オートで撮ってると色が不自然で、、


　ほとんどの時間をパラソルの下で寝っ転がってて、海に入ったのは2回と後は波打ち際を少し歩いたくらいでしたが、日焼け止め塗らなかったので短時間でも日焼けして3日後も上半身がひりひりしてました。。

　チェックアウトの前にシャワーで全身洗いたかったので、14:30にビーチを引き上げました。
　ビーチにいた時も感じましたが、昼前よりも海の青が濃くなってました。

　ビーチで寝てる時も、ふと目を開けるとこの青い海の景色が見えてなんとも言えぬ幸せ気分に。

　改めて南側

　北側

　パラセイリングをやってる人もいました。

　名残惜しくロビーへ向かう途中、スパの施術台の奥に見える海が良い景色だったので一枚。

　チェックアウト後はATMのあるEl Rey遺跡前のコンビニ「Go Mart」へUberで。
その後またUberを呼んだら同じドライバーだったので、「またこんにちは 笑」と。
　
　このコンビニから空港ターミナル4まで200ペソでした、前夜の1400ペソとえらい違い、ほんとタクシーには乗りたくなくなりました。

「Courtyard Cancun Airport」

　トゥルムに行くのに荷物を部屋に置きっぱなしにしておきたいのと、翌日の早朝便に乗るため空港無料シャトルバスを考慮して2連泊。

　空港でレンタカーを借りたらすぐ行ってチェックイン。Westinよりも建物が新しいと思われ、シンプルですが空調も含めて部屋はより快適でした。

　2泊ともポイント宿泊でしたが、税金だけ150ペソ/泊取られました。

コートヤード カンクン エアポート ホテル

　来る前から夕食にHiroya Ramenに行ってみようと決めてました。
写真付きのメニューを見たら、高いけど白湯（300ペソ）が気になり、つけ麺も白湯のようだったのでつけ麺（320ペソ）にしました。白湯スープが甘みが少しあって美味しかったです、食べれて良かった。
翌日も来て白湯ラーメン食べようかと思ったくらいです、でもやっぱり花いちにしましたが。
　餃子頼んだら品切れで唐揚げにしましたが、1人には多かったです。

　お会計の時に表示価格はすでに10%チップ込みですと言われたのですが、さらに少し足してお店を出ました。

らあ麺 火ろ屋 和食

　翌日月曜日、平日なのでトゥルム遺跡も日曜よりは人が少ないだろうと思ってきたのですが、欧米系観光客が思ったより多くいました。日曜はどうなんでしょうかね。
　着いてしばらく曇りでしたが、だんだん晴れてきて一安心。

　トゥルム遺跡までは、途中スタバに寄ってパンとコーヒーを買い、約1時間半運転して11:00前に到着。
　駐車場代は100ペソ。係りの人がマップをくれて説明もしてくれます。遺跡外のビーチのツアーも説明してくれましたが、私は遺跡だけ見るからと断りました。

トゥルム遺跡 史跡・遺跡

　駐車場から最初のゲートまでは土産物店やレストランなど色々並んでます。
右上写真の奥にはスタバもあり、遺跡見学で汗かいた後のアイスコーヒーがおいしかったです。


　チケットは2つ必要で、1つ目はリストバンド型チケット（58ペソ）です、売場が右下写真のゲートの近くで少し分かりづらいです。

トゥルム遺跡 史跡・遺跡

　続いて10分ちょっと遺跡方面に向かって歩くと、写真の入場口建物と2つ目のチケット売場（９０ペソ）があります。
　窓口よりも、手前の自動券売機が早く買えてお勧めですが、現金でなくカードのみ可能だったかも。

　駐車場でもらった紙マップが気づいたらポケットから消えてましたが、遺跡のマップがあったので携帯で撮って見ながら進みました。

　トゥルム遺跡は昔は交易の要所の港町で、壁で囲まれています。

　各遺跡建物の前に簡単な案内板もありました。

　さて見学開始、と思ったらまた仕事の電話がかかってきてしまい、遺跡にいる間3件の電話で30分以上ロスしてしまいました（T＿T）　炎天下の中立ちっぱなしで。
チチェンイッツァでもそうでしたが平日有休の悲しい所です。

「Casa del Cenote」 文字通り洞窟セノーテの上に建てられた家です。
海沿いだと井戸やセノーテの水に塩が混じってしまってそうです。

「Casa del Cenote」中に入れないので残念。

　案内板には、ユカタン半島でのMaya人は川の少なさから飲み水に非常に苦労したと書かれていますが、セノーテがいろんな所にあるしそんなに苦労したのかなと思ってしまいました。
ここには骨もあったのでお墓にもなってたのではとも書かれてます。

　セノーテの家の前から見た「風神の神殿（Templo del Dios del viento）」。

手前に3つ並んでいるのは神殿のミニチュアだそうで、案内板によると人が入れるサイズでないので供え物用の祭壇だったのだろうとか。

Templo Dios del Viento 寺院・教会

「セノーテの家」の前から見たトゥルム遺跡の敷地、広々してます。

「El Palacio（宮殿）」

「Casa de las Columunas」

「Templo del los Frescos」
神殿の壁に彫刻が施されています。

2階建てですが、1階には２つの神殿があり彫刻がたくさん施されています。正面の一階のファサード３つの彫刻のうち、真ん中は降臨する神だそうですが、よく分かりません、逆さまの人型？うっすら色が残っているようです。
2階の外壁には赤い手形が見えます。

フレスコ画の神殿 建造物

「El Castillo（城）」　

中に人が見えたので入れるかと思ったら、一般人は入れませんでした。

エルカスティージョ 建造物

「El Castillo」の中庭

「風神の神殿」と海、他の方の旅行記ではこの遺跡の撮影ベストスポットなはずなのに、この日は色がくすんでるじゃないかぁ
手前のビーチは海藻だらけだし。。　なんてこったです。

　いろんなところにイグアナがいます。

　閉鎖されてて行けませんが、サルガソだらけの残念過ぎるビーチ 笑

海岸沿いは風が吹いてて気持ちいいです。

　海岸沿いを歩いて出口付近に行きましたが、出口には行かずに少し戻ってきました。
風がなくなると蒸し暑くてしんどいです、水ボトル必携。

　遠くから「El Castillo」を。

　城壁の出口、マヤアーチ型です。

　この後セノーテ Dos Ojosに行きたかったのですが、所用でカンクンで買い物をする必要があったので諦めてカンクンへ。セノーテは次の機会に。

　レンタカーを返す前に、ちょっと早めですがHanaichi （花いち）で夕食を。
この4枚の写真は前回来た時のものですが、店内は日本風の店構えでカウンターもあります。
　前回はLangosta（イセエビ）の御造り、イセエビの鉄板焼き、マグロの握りなどなど食べ、これがメキシコで食えるんだ、とみんなで感動しました。
　
　今回値段を見たら、イセエビは御造りも鉄板焼きも895ペソ（x7.5=6700円）でしたが、日本とあまり変わらない価格と思いますので、メキシコだとお得に思えます。

　今回は海老天ぷら（265ペソ）と、3色海鮮丼（395ペソ）。
天ぷらは日本の天ぷら専門店と同じような油で揚げているようでしかも海老もぷりぷりで美味しいです。
海鮮丼は3種類ともネタが新鮮で本当に美味しかったです。
　
　メキシコの物価上昇も激しく、こちらも前より価格は上がっているとは思いますが、高い値段よりも満足感が勝ちます。

花いち 和食

　空港Avisでレンタカーを返してターミナル3まで送ってもらいましたが、バス乗り場や到着ロビーが見当たらずウロウロ。

　近くにいた人にバスターミナルどこと聞いたら、ターミナル２にしかないと嘘をつき、さらにT2へは車で行けるからとすぐ案内してくれたのはTaxiっぽい車、いくらと聞くと20 USドル。　ふざけるなと思いつつ冷静に、考えときますと言って去りました。　ちなみに試してませんがターミナル間の無料シャトルという公式看板もありました。

　あと残る場所はこっちかと、到着口がありそうな方に向かうと、No Noそっちには行けないと言ってくる人が。バスターミナル行くんだと言っても、係り員のようなそぶりでNo No言ってくるので、おかしいと思って振り切って行くと、（振り切っても後ろでSenor ,No Noとまだ言ってました 笑笑）その先に制服の人がいて、バスに乗りたいと伝えると扉を開けて通してくれました。まったく。。


　バスターミナルに入ると、eTransferの店も開いてたので値段を聞いてみようか考えたものの、もう意地でもバスという気分だったので、ADOのバスを見つけて写真のカウンターへ。行先を聞いたら、カンクンではセントロのターミナルにしか行かないとのことでしたが、空港脱出のため15分後のバスに乗ることに。
料金は110ペソ。
　
　
　T3の後はT4, T2と回ったので空港出るまでに25分かかりました。T3は私だけだったのに、後からどんどん乗ってきて満席。空港を出てからCourtyardのホテルの前を通り過ぎ、、25分ほどでセントロへ。
　そこからUberで空港近くのCourtyardに戻りました、200ペソ。　
その後ホテルで過ごすだけだったので遠回りでも良かったものの、急ぐときは良いルートではないですね。

　今後は休み取れる時にイスラ・ムヘーレスやコスメル島、セノーテに行ってみます。

この旅行記へのコメント （2）

• たぬぽんさん 2023/07/16 16:16:53

  カンクン、海の色が素晴らしいですね ♪

  私の旅行記に「いいね」いただきありがとうございます(^-^)
  
  カンクンの海の色、信じられないくらい綺麗ですね！
  我が家も2020年にカンクンに行こうと、ホテル選びしてたところコロナ禍に(>_<)
  タイミングを逃してしまいました。
  でもohahiroさんの旅行記のお写真を見て、改めて行きたいなと。
  タクシーの呼び込み、嘘までつくとは皆さん商魂逞しいんですね(^_^;)
  でもあの海の色は、実際に見てみたいです ♪
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　たぬぽん

  ohahiroさん からの返信 2023/07/23 12:39:19

  RE: カンクン、海の色が素晴らしいですね ♪

  たぬぽんさん、こんにちは。
  コメントありがとうございました、気づくのが遅れてすみません。
  
  カンクンのビーチの景色、これがカリブ海の色か、って感じで本当に見飽きない綺麗さでした。
  ようやくコロナ以前の日常と同じくらいに戻ってきたと思いますので、また計画してぜひ綺麗な海を見に行かれててください。
  ホテルゾーンのビーチだけでなく色々楽しめる所もあるみたいですので、私もまだまだこれから、セノーテやらなんやら行ってみます！
  
  タクシーの件は恨みがましく書いてしまいましたが(笑)、こういうことがあってもメキシコだからしょうがないよね、って後で話のネタにするくらいの気持ちでどうぞ！