2015/04/25 - 2015/05/05
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酒山軍史さん
酒、山、歴史・史跡巡り等々が好きな平凡でちょっと変わった日本人の旅です。多くの方には理解も共感も得られません。ごく一部の需要向けに紹介するものです。
前回の旅(2014年冬)から約4ヵ月しか経っていませんが、行けなかったところが気になり、この後何年も気になったままでいるのもと思い、休みもとれたので、短期間での再訪となりますが思い切ってまた欧州に行きました。
※前回の続きになります。
前回「2014年冬 欧州周遊 物好きの旅」
前々回「2012年夏 独墺歴史等 物好きの旅」
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝起きて外を見ると、昨日の曇天とは打って変わって快晴。
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山の景色も天気で印象が大きく変わるので、ドロミテのドライブ予定日の天候に恵まれたことはラッキーでした。
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とりあえずホテルで朝食。
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さて、出発。宿泊したホテルはダ・ペッペ・セロ。シングル・朝食付で2泊。オフシーズンということもあり、当時1人1泊7千円前後(1ユーロ=130円)でした。
コルティナダンペッツォは有名なリゾート地なので、夏冬のシーズン期は跳ね上がります。1956年に続き2026年には2度目の冬季五輪が予定されており、今後さらに高騰するかもしれません。 -
今日は、コルティナダンペッツォを起点に、西進し時計回りにドロミテの山岳地帯をドライブし、夕方、ホテルに戻ってくる計画です。
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カメラの充電も準備万端。メインは携行・取り出し容易なソニー。自撮り専用(兼予備)としてカシオEX-ZR50。ビデオ兼情報端末としてiPad。この他、iPhoneをメール兼ナビ(兼予備)として使用。EX-ZR50は、購入当時は珍しかったチルト式液晶で、一人旅の自撮りに重宝しました。
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コルティナダンペッツォ西側のトファーナ山をバックに。
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背景の岩山はラガズオイ山。WW1頃、国境防衛のためのイタリア軍の山岳陣地が築かれました。写真ではよくわかりませんが岩山の各所に洞窟状の陣地があります。また、写真の左枠外にトレ・サッシ要塞という石組みの建物があります。(シーズンオフで閉鎖中のため観光せず。)
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同じ場所からの南方向。
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引き続き西進。ピエーヴェという村落付近。
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のどかな風景が続きます。オルネッラという村落付近。道は狭く、運転に気を使いますが、綺麗な風景を楽しみながらのドライブ。
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ポルドイ峠の手前まで来ました。振り返ると、遠くまで晴れわたってます。
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雄大な景色。
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峠方向はまだ雪が残っていましたが、道路は大丈夫。
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ポルドイ峠に到着。下から見上げるセッラ山塊、迫力あります。十数年前の春に西のオルティゼーイ側から来た時は、雪一色でここで通行止めになっていました。
セッラ山塊の上にはロープウェーで簡単に行くことができ、ドロミテの山々を一望できるので人気の観光地となっています。しかし、ロープウェー乗り場は閉まっており、駐車場も業者のトラック1~2台しか停まってません。ここもシーズンオフ?山の上はまだ雪が結構残ってそうだったので、いずれにせよロープウェーは見送りです。(駐車場からでも結構、良い景色が見えました。) -
ポルドイ峠を後にして次に向かったのはカレッツァ湖。エメラルドグリーンの澄んだ湖と、ドロミテ特有の険しい山々の風景が綺麗で、観光地として有名なところです。近傍にしっかりした有料駐車場があり、大型観光バスも数台停まってました。ということで期待感一杯で湖畔に歩いて行くと・・
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【参考】イメージ画像 カレッツァ湖
(私の頭にはこのイメージがありました。) -
ん・・・?? ええ~っ!?
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何じゃこりゃ~っ!(ジーパン刑事 松田優作 風に。古っ。)
ちょっと干あがり過ぎ・・。(がっくし) -
昨日のブライエス湖もかなり水位が低かったので、この年は雪・雨が少なかったということなのでしょう。これでは新たな心残りが。仕方ない。またいつか、よく調べた上で来るしかありません。
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しばらく運転しっぱなしで、場所は飛びます。オルティゼーイを通り過ぎ、高速道路沿いを北上し、さらに北東に回り込み、サンタ・マッダレーナ村に来ました。
山と教会・牧草地の綺麗な景色が有名なところです。奥の険しい岩山はガイスラー山群。今まで色々な景色を見てきましたが、かなり綺麗な景色です。 -
教会近くまで行きます。教会は柵で区画された牧草地の中に建ってました。一応、ロープで歩道が表示されており、そこを通れるようです。
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聖ヨハン教会と言います。
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綺麗な風景。ここに来ただけでも、今日、綺麗な景色を見る目標は達成された感がありました。
この村、この撮影ポイントの他にも幾つかのポイントがありますが、この時はここだけで感激してしまい、この周辺だけで撮影。後から考えると、一日潰すくらい時間をかけて、貪欲に村内を散策すればよかったと思いました。
次来るときは1週間位滞在し、ガイスラーを見ながらゆっくり酒を飲みたいところです。(いつ実現するかわかりませんが、この村を含むドロミテ長期滞在・トレッキング三昧を妄想してます。) -
後になって知りましたが、ガイスラー山群には、オルティゼーイからセチェーダ線というロープウェーで行けるようですね。また、ガイスラーの裾野近くまで村からローカルバスが運行しており、トレッキングも行きやすいようです。
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聖ヨハン教会を後にして、サンタ・マッダレーナ村を東に抜ける道を進みます。少し上ったところで、サンタ・マッダレーナ村が名残惜しく振り返ります。
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東側に抜けていく道は、1車線の山道が長く続き、また蛇行しているので、対向車とのすれ違いなど運転は疲れましたが、綺麗な景色は諸所ありました。
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今回、楽しみにしていた湖の景色が3戦3敗状態なので、コルティナダンペッツォに戻る途中、昨日映えなかったブライエス湖にリベンジで寄ります。
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昨日よりはいい感じ。
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それほど大きな湖ではなく、天気も良いので徒歩で一周することに。
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岩山を削って歩道が整備されています。この湖は奥まった所にあり、また、この日は湖の周りに足を運ぶ観光客もいなかったので、静かで良かったです。
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晴れていても湖の色が深い感じなので、たぶん湖の中はすぐ深くなっているのでしょう。
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ホテルの対岸まで来ました。
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さらにグルッと回って、1時間余りで戻ってきました。
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湖の景色について、1勝取り戻した気分でホテルに戻ります。ミズリーナ湖は凍っていてたぶん取り戻しようがないので、寄らずに別ルートで通過。
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春の山岳地帯の旅行は、天気や観光地のシーズンオフで、思いを遂げられないリスクが多いことを改めて認識しました。
でも、運転中で写真を撮れなかった景色を含め、多くの綺麗な景色を見ることができ、トータルでは十分に満足できる一日でした。
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