＃１アールヌーボー探し2009夏～またまたやってきたプラハをまず半日～

2009/08/07 - 2009/08/16

こんにちは♪　ようこそ！くろねこツーリストへ。添乗員のしるくんです。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま～す。
ちょっと昔ですが、2009年の夏に、ミュシャのスラブ叙事詩を見に行こう！とチェコを周遊するツアーへ行ってきました。ぼくが案内するタビを楽しんでね♪

【日程】
8月7日　成田空港からウィーン経由でプラハへ
8月8日　プラハを半日サクっと歩き、カルロビ・バリで温泉体験
8月9日　南ボヘミアの街を3つ歩き、チェスキー・クルムロフへ
8月10日　1日チェスキー・クルムロフをお散歩
8月11日　テルチとトシェビーチをウロウロしてからブルノへ
8月12日　リトミシュルのだまし絵に驚きオロモウツでステキ建物探し
8月13日　ブルノでステキ建物を探し、ミュシャのスラブ叙事詩に感動しプラハへ
8月14日　ツアーから離れ、1日プラハのステキ建物めぐり
8月15日　プラハの空港からウィーン経由
8月16日　成田空港着

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

夏休みにはどこかに脱出したい！　と旅行会社のパンフレットを見ていたらミュシャのスラブ叙事詩が見学先に入っている「チェコ一周とプラハの休日10日間」なるツアーを発見。
チェコは去年の夏にも行ってるけど、プラハにはまだまだ見ていないアールヌーボー建物もあるし、え～い、行っちゃえ！と申し込むことに。
去年の夏、そして冬に行ったツアーと同じ旅行会社だったので、チェックイン後に集合したら、見知った顔がちらほら。すごい。ツアーで再会しちゃった♪

「わ～、またパンダジェットに会えた♪」
乗るのはその右隣りに見えている10:55発のオーストリア航空52便です。

この時は、旅行会社からウエットティッシュが各自に配られたんですけど、日記には「インフルエンザの影響かなあ」と記しておりました。
忘れかけていますけど、2009年春から「新型インフルエンザ」が流行っていたのでした。2022年の今となっては「え～、そんなこともあったっけ」状態であまり学習してなかったよな～、な感がありますけど。

定刻に出発したものの、1時間飛んでもず～っとガタガタしっぱなしで、シートベルト着用サインが消えないよ～…。揺れる日本海上空。ガタガタガタガタ
離陸後2時間ほどしてやっと１食目です。チキン・照焼きORパスタという選択で、チキンbitte！
お～、カッコいい三角プレートだ。照焼きチキンの下はご飯。パンも付いてます。

あと5時間ぐらいでウィーン、という頃におやつタイム。サンドイッチORおにぎりORチキンラーメンでもちろんラーメン！　わ～い。すぐおいし～♪すごくおいし～♪　るん

プラハでどこに行くかを予習しつつ残りの時間を過ごし、あと1時間半のところで、2食目ってか3食目か。
大きな三角のお皿にはスモークサーモン、じゃが芋、トマトと葉っぱもの。パンが温かくておいしい！　スモークサーモンサンドにしていただいちゃいました。んま～い♪

ウィーン着は現地時間午後3時過ぎ。
お～、ついにウィーンの空港にもスタバかあ…と撮った1枚。
分かりにくいんですけど、左奥には、よくコーヒーカップに付いているユリウスマインルのロゴが見え、右側にスターバックスのロゴがあって、なんだか新旧コーヒー屋さんが共演か～なんて思ったんですよね。
個人的には、ウィーンで飲むなら、なんちゃらフラペチーノとかよりもメランジェだと頑なに思っております。はい

ウィーン国際空港 (VIE) 空港

乗り継ぎのオーストリア航空709便はバスで飛行機へ。沖止めか～、と思ったら、こんな小さな機体でした！
翼が機体の上に付いてるプロペラ機だ～。扉がタラップだ。へ～

座席は1列2-2。プラハまでは50分ほどのフライトです。ちっとお腹空いたな～。

水と温かい飲み物のサービスがあり、コーヒーをもらって持参のお菓子を食べていたらあっという間に、シートベルト着用サイン。わわわ

ウィーン近郊の風景はなんだか直線が多かったのに、プラハの近郊は曲線だ。オーストリアの道路は直線で、チェコの道路は曲線ってことかな。いやいやそれは地形の関係か…。
午後6時前にはプラハ空港に到着。

空港からホテルまでは20～30分程度の距離。とはいうものの、ちょっと渋滞に巻き込まれこちらのクラウンプラザホテル(当時)に着いたのは7時近く。でもまだ明るいのでした。夏ってステキ♪

ホテル インターナショナル プラハ ホテル

1956年にスターリン様式で建てられた、1950年代はチェコスロバキアでもっともゴーカなホテルだったこちら。
ロビーも天井が高く、細かいところもいろいろと手が混んでます。ちょっとスターリン様式ってアールデコっぽくて好きなんですよね♪

部屋はちっと狭いかな～。
ミニバーの扉に「Welcome to the smallest bar in Prague. No taxi, no tipping and no waiting.」とのメッセージ。確かに。タクシーもチップも不要で、待つこともないですね。ぷぷぷ

泊った部屋は823号室。この避難経路図だと1フロアーは16部屋だけ？　あれ？意外と小さい…？　ホテルのサイトを見ると278室なので、この図は建物の一部しか出てないのかな。

寝るには早いし、まだ明るいのでホテルから10分ぐらいのスーパーへお散歩。
お～、スーパーに入るとムッと暑い…。エアコンないのかぁ…。でした。今はあるだろうなあ、さすがに。
結局、スーパーでは何も買わず、成田空港のコンビニで購入したおむすびを夜ごはんにしたのでした。ふ～、一日長かった～。

(-_-)zzz

ホテルで朝ごはん♪
生野菜が無くても、まあ、別にいいや。です。ははは
甘いものがあると思わず選んじゃうな～。奥のお皿にはアップルパイのような1切れとナゾの茶色い球形のモノ。球形状のものは穀物を丸めたもので、シナモンなど香辛料がきいておりました。

こちらは、朝食会場のステキなシャンデリア。
でもそれよりも気になったのがこちら。

通風孔と思われる部分のデザイン。
麦の穂をデザインしたものですよね。これ。お～、ステキステキ♪

ちょこっとホテル内を散策。
階段の手すりの文様も植物かな～。どこかの国のパン屋さんの袋にこんな模様が描かれていたような…。

中二階のようなところにあったイベントスペース的な場所。ここの通風孔のデザインもカッコいい！　これは花がモチーフですね。

8時半にはホテルを出発し、プラハ城から観光スタート。
「また来たにゃ♪」
昨年の様子はこちらから↓
https://4travel.jp/travelogue/11774844

プラハ城 城・宮殿

わわわ、すんごい並んでる！
と思ったら、単に9時オープンで、まだ開いていないので待っているだけでした。ははは

聖ビート大聖堂はミュシャのステンドグラスで有名なところ。
ミュシャのステンドグラスは北側の面なので陽が当たってキラキラ♪ってことにはならないのか。ふむふむ
朝一に来ると主祭壇のところがキラキラとステキですね。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

チケット買って、プラハ城へ。
あれ～、中は撮影禁止になってる…。のにこっそり撮っていた大好きなブラチスラブホール。ああ、なんてステキな天井ボールド♪　花が咲いてる～。

あ、チケットをよく見たらカメラのマークに×が付いてましたね。別料金だったかな。ツアーだとちょっと細かいところは対応しきれないかも、ですね。

またまた、ブラチスラブホールのバルコニーからパチリ。
「お天気よくて気持ちいいにゃ♪」

ロマネスク様式のイジー教会を見学して、黄金小路へ。
途中の工事の柵がなんともキュビズム！　わ～、ところどころカクカクしている～～。さすがプラハ！…？

黄金小路は意外と閑散。お店もまだ開いてない感じで…。
あれ？去年来た時も朝一でプラハ城を同じように観光してるのに、混み方がちがうような。

黄金小路 散歩・街歩き

お城の東側からゆるゆる降りていく階段は修復中。お～、その石を敷き詰めて行くんですね。

ということで、その横のぶどう畑の脇を通ってブルタバ河岸へ出て、カレル橋へ。

ここは今日も大人気。
「触ると幸せににゃるんだって。ぼくも触ったことあるよ♪」
カレル橋の真ん中あたりにあるヤン・ネポムツキー像です。

この時、橋の４分の1は修復中。なんだかずいぶん掘り返すんですね。

カレル橋 建造物

旧市街へは、混んでいる道を通らず今回もクレメンティヌムを抜けていきます。

出たところは、1911年にできたOsvald Polívka設計のプラハ市役所の前。
こう見るとちょっとだけ市民会館と同じ雰囲気があるような。そりゃ同じ設計者だから当たり前か。

「天文時計の前で記念撮影をしている新郎新婦がいたよ。おめでと～♪」
ここで、仕掛け時計を見てからちょこっとだけフリータイム。

なので、登ってみました～。旧市庁舎の塔。
どこだかよくわからず、3階まで階段で行ったら、チケット売り場があって100コルナをお支払い。その先を上がると6人乗りぐらいの丸いエレベーターがあって、それで上へ。エレベーターはちょっと並んでましたけど、そんなに時間がかからず上へあがれました。

下を見ると、12時の仕掛け時計を見ようとヒトが集まり始めてました。
わ～、ヒト小さい！

時計の上のところに登ったのかあ。高いところって、やっぱりワクワクしちゃいますね♪

天文時計 建造物

旧市街広場に面した建物の地下にあったBílý koníčekというレストランでお昼。
お店のマーク的には「一角獣亭」って感じだなあ。
ヌードルと人参が入ったコンソメスープが前菜で、メインがこちらの牛ステーキ。ソースがなんとも「こちら」風。付け合わせがコメでした。ご飯とは言い難いなあ、やはり。
デザートはホイップクリームがどっさり添えられたシンプルなフルーツケーキ。
ガス入りのお水を頼んだら70コルナで、当時は1コルナ5～6円だったので、決して高いとは思わないんですけど、ビールも同価格。ビール安っ。

プラハ観光はひとまず終了。
お買いもの通りのPařížskáからチェコ橋(チェフーフ橋)へ出て、そこからバスに乗り、カルロビ・バリへ向かいます。

ごはん食べると眠くなる～～。と、陽に当たりながらお昼寝タイム。わ～い、日なた♪などと思っていたら、後でえらい目にあいました。←赤い、痒い…！

チェフーフ橋 建造物