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思い立ってペルーに行ってきました。<br />リマ以南を巡る14日間の旅程です。<br />初の南米上陸、すごく楽しかった…!<br /><br />費用: AIR 16万円 /現地交通費4.5万円 /宿泊3万円 /観光7万円/ 食費2万円 /その他2万円(保険・ESTA・お土産など)くらい<br /><br />~~<br />9月14日 成田発 NY乗り継ぎリマへ<br />9月15日 リマ着。長距離バスでパラカスへ パラカス泊<br />9月16日 パラカス観光!バジェスタス島クルーズ バスでナスカへ ナスカ泊<br />9月17日 ナスカ観光 フライト!ミラドール! バスでアレキパへ アレキパ泊<br />9月18日 アレキパ観光 サンタカタリナ修道院 アレキパ泊<br />9月19日 コルカ渓谷トレッキング<br />9月20日 コルカ渓谷トレッキング プーノにて帰着 プーノ泊<br />9月21日 チチカカ湖クルーズ ウロス島・アマンタニ島 アマンタニ島泊<br />9月22日 チチカカ湖クルーズ タキーレ島 プーノ帰着後バスでクスコへ<br />9月23日 オリャンタイタンボへ移動 オリャンタイタンボ観光 オリャン泊<br />9月24日 マチュピチュ観光 クスコ泊<br />9月25日 クスコでのんびり休息・・ クスコ泊<br />9月26日 ウマンタイ湖観光 クスコ泊<br />9月27日 クスコ観光 リマへ移動 リマ泊<br />9月28日 リマ観光 深夜便でLAへ<br />9月29日 LAトランジット<br />9月30日 日本帰着!!<br />~~

観光国家・ペルー縦断14日間の旅⑧~プーノ・チチカカ湖~

4いいね!

2022/09/14 - 2022/09/30

59位(同エリア132件中)

旅行記グループ 2022年9月のペルー旅

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25

ゴロゴロスキー

ゴロゴロスキーさん

思い立ってペルーに行ってきました。
リマ以南を巡る14日間の旅程です。
初の南米上陸、すごく楽しかった…!

費用: AIR 16万円 /現地交通費4.5万円 /宿泊3万円 /観光7万円/ 食費2万円 /その他2万円(保険・ESTA・お土産など)くらい

~~
9月14日 成田発 NY乗り継ぎリマへ
9月15日 リマ着。長距離バスでパラカスへ パラカス泊
9月16日 パラカス観光!バジェスタス島クルーズ バスでナスカへ ナスカ泊
9月17日 ナスカ観光 フライト!ミラドール! バスでアレキパへ アレキパ泊
9月18日 アレキパ観光 サンタカタリナ修道院 アレキパ泊
9月19日 コルカ渓谷トレッキング
9月20日 コルカ渓谷トレッキング プーノにて帰着 プーノ泊
9月21日 チチカカ湖クルーズ ウロス島・アマンタニ島 アマンタニ島泊
9月22日 チチカカ湖クルーズ タキーレ島 プーノ帰着後バスでクスコへ
9月23日 オリャンタイタンボへ移動 オリャンタイタンボ観光 オリャン泊
9月24日 マチュピチュ観光 クスコ泊
9月25日 クスコでのんびり休息・・ クスコ泊
9月26日 ウマンタイ湖観光 クスコ泊
9月27日 クスコ観光 リマへ移動 リマ泊
9月28日 リマ観光 深夜便でLAへ
9月29日 LAトランジット
9月30日 日本帰着!!
~~

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ラタム航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • EVEが奏功したのか追加毛布が利いたのか、数時間ほど眠ることができ、目覚めはばっちり!とはいかないまでもだいぶ回復した感じの朝を迎えました。<br /><br />荷物をまとめて、朝ごはんを食べて支度をします。<br />チェックアウトしつつフロントでお金を支払い、荷物を預かってもらいます。<br />現金の手持ちがほぼなくなってきたので、島から戻ったらお金をおろさねばなりません。<br /><br />本日からチチカカ湖の島巡り1泊2日です。<br />今日はウロス島観光の後、アマンタニ島を訪れて1泊、翌日タキーレ島に行った後、プーノに帰着予定です。<br />時間どおりにお迎えが来て、バスに乗って港へ!<br />小型船舶でまずはウロス島を目指します。<br />がっつりスペイン語で解説がスタート。…あれ、もしかして英語ガイドなしのパターン??<br />若干不安になった後、英語で補足説明が。スペイン語で話している時間の5分の1くらいでしたが、ゼロよりましです。良かった~<br />集合時間とかスペイン語で言われても本当に分からんもんね。<br />ペルーは観光地がたくさんあることもあり、中南米から多くの観光客が訪れているようです。<br />ブラジルを除き、ほとんどの国でスペイン語が話されているので、アクセス障壁が少ないのだと思います。<br />今回のツアーも、私以外にも数人の英語話者がいたものの、メキシコやコロンビアなど中南米からの観光客がほとんどでした。<br /><br />フェリーに乗っておよそ1時間、気温も上がってきて良い気持ちです。景色を楽しみながらもうつらうつらしていると、ウロス島に到着しました。<br />上陸して、ウロス島の解説が行われます。<br />わ~!地面?を踏みしめると少しふわふわしています。<br />”ウロス島”とはいうものの、実際には浮島のコミュニティで、何十もの浮島が寄り集まっているそうです。<br />実際上陸した島には4軒の家があるのみで、子供が結婚して独立するとトトラと呼ばれる葦のブロックを集めて新しく”島”を作り、そこに家を建てるのだとか。

    EVEが奏功したのか追加毛布が利いたのか、数時間ほど眠ることができ、目覚めはばっちり!とはいかないまでもだいぶ回復した感じの朝を迎えました。

    荷物をまとめて、朝ごはんを食べて支度をします。
    チェックアウトしつつフロントでお金を支払い、荷物を預かってもらいます。
    現金の手持ちがほぼなくなってきたので、島から戻ったらお金をおろさねばなりません。

    本日からチチカカ湖の島巡り1泊2日です。
    今日はウロス島観光の後、アマンタニ島を訪れて1泊、翌日タキーレ島に行った後、プーノに帰着予定です。
    時間どおりにお迎えが来て、バスに乗って港へ!
    小型船舶でまずはウロス島を目指します。
    がっつりスペイン語で解説がスタート。…あれ、もしかして英語ガイドなしのパターン??
    若干不安になった後、英語で補足説明が。スペイン語で話している時間の5分の1くらいでしたが、ゼロよりましです。良かった~
    集合時間とかスペイン語で言われても本当に分からんもんね。
    ペルーは観光地がたくさんあることもあり、中南米から多くの観光客が訪れているようです。
    ブラジルを除き、ほとんどの国でスペイン語が話されているので、アクセス障壁が少ないのだと思います。
    今回のツアーも、私以外にも数人の英語話者がいたものの、メキシコやコロンビアなど中南米からの観光客がほとんどでした。

    フェリーに乗っておよそ1時間、気温も上がってきて良い気持ちです。景色を楽しみながらもうつらうつらしていると、ウロス島に到着しました。
    上陸して、ウロス島の解説が行われます。
    わ~!地面?を踏みしめると少しふわふわしています。
    ”ウロス島”とはいうものの、実際には浮島のコミュニティで、何十もの浮島が寄り集まっているそうです。
    実際上陸した島には4軒の家があるのみで、子供が結婚して独立するとトトラと呼ばれる葦のブロックを集めて新しく”島”を作り、そこに家を建てるのだとか。

  • トトラでできたおうちです。トトラは土地にも家にもなります。<br />説明を聞いていた時は、島民はみんなこういう家に住んでいるのかと思いましたが、その後クルーズを続けると、かなり立派な建物も目につきました。学校や教会、集会所もあるようです。<br />全体説明が終わった後、住民の暮らしを覗いてみてね、と通されたおうちの中では、住民によるおみやげ物販売が始まりました。

    トトラでできたおうちです。トトラは土地にも家にもなります。
    説明を聞いていた時は、島民はみんなこういう家に住んでいるのかと思いましたが、その後クルーズを続けると、かなり立派な建物も目につきました。学校や教会、集会所もあるようです。
    全体説明が終わった後、住民の暮らしを覗いてみてね、と通されたおうちの中では、住民によるおみやげ物販売が始まりました。

  • チチカカ湖の住人は島によってそれぞれ文化を持っており、話されている言語も異なるそうです。<br />ウロス島はウル族が居住し亜ケチュア語が話されていますが、この後訪れるアマンタニ島はアイマラ族の島であり、アイマラ語が話されているそうです。<br />住民が観光客に販売するお土産品は主に毛織物ですが、その文様や織り方も島それぞれ独自に継承されているものだそうです。<br /><br />おうちで手作りの織物を販売する住民。<br />ペルーでは珍しく、押しの強い買え買えモードでした。<br />せっかくなので何か欲しいなと思ってはいたのですが、残念ながらここではこれぞというものが見つからず、手ぶらでおうちを後にしました。

    チチカカ湖の住人は島によってそれぞれ文化を持っており、話されている言語も異なるそうです。
    ウロス島はウル族が居住し亜ケチュア語が話されていますが、この後訪れるアマンタニ島はアイマラ族の島であり、アイマラ語が話されているそうです。
    住民が観光客に販売するお土産品は主に毛織物ですが、その文様や織り方も島それぞれ独自に継承されているものだそうです。

    おうちで手作りの織物を販売する住民。
    ペルーでは珍しく、押しの強い買え買えモードでした。
    せっかくなので何か欲しいなと思ってはいたのですが、残念ながらここではこれぞというものが見つからず、手ぶらでおうちを後にしました。

  • お土産購入タイムが終了した後は、島の周辺をのんびり巡るクルーズが楽しめます。使うボートはゴンドラと呼ばれていました。にゃんこ号とでも呼びたくなるようなこのゴンドラ、、ではないと思いますが、ウル族は年頃になったらパートナーとして生きていく相手に目星を定め、ゴンドラでクルーズを楽しんで愛を育むそうです。ゴンドラクルーズは確かに会話をするには絶好のアクティビティですよね。話が合わない相手と長く暮らせるはずもなく、、素敵な文化だと思いました。<br /><br />通りすがりの観光客である私たちはムードもロマンスも何もなく、ドヤドヤと大勢でゴンドラに乗り込みます。<br />これはオプションで、10ソルを船頭さんに支払いました。<br />

    お土産購入タイムが終了した後は、島の周辺をのんびり巡るクルーズが楽しめます。使うボートはゴンドラと呼ばれていました。にゃんこ号とでも呼びたくなるようなこのゴンドラ、、ではないと思いますが、ウル族は年頃になったらパートナーとして生きていく相手に目星を定め、ゴンドラでクルーズを楽しんで愛を育むそうです。ゴンドラクルーズは確かに会話をするには絶好のアクティビティですよね。話が合わない相手と長く暮らせるはずもなく、、素敵な文化だと思いました。

    通りすがりの観光客である私たちはムードもロマンスも何もなく、ドヤドヤと大勢でゴンドラに乗り込みます。
    これはオプションで、10ソルを船頭さんに支払いました。

  • 船頭さんがスペイン語であれやこれやと解説をしてくれます。<br />何を言っているのか分からないのに、何を言おうとしているのかなんとなく通じます。海外旅行でこういう体験てしませんか。社会的動物としての本能が発動するというような。とても面白い現象だと思っています。<br />というわけで察した感じだと、トトラは建築材料にもなるけど、食料としてもつかわれるそうです。船頭さんが引っこ抜いたトトラの根っこの皮をむき、私たちに渡してくれます。食えよ、と。<br />翌日のダイアリアもやむなしと覚悟を決めて食べてみると、梨のような触感でシャクシャクしています。かすかに甘い。むっこれは確かに食べられる。。船頭さんが別の味がするからと言って(推察)もうひとつトトラを渡してくれましたが、味の違いは分かりませんでした。<br />写真に写っているバナナのようなものがトトラです。

    船頭さんがスペイン語であれやこれやと解説をしてくれます。
    何を言っているのか分からないのに、何を言おうとしているのかなんとなく通じます。海外旅行でこういう体験てしませんか。社会的動物としての本能が発動するというような。とても面白い現象だと思っています。
    というわけで察した感じだと、トトラは建築材料にもなるけど、食料としてもつかわれるそうです。船頭さんが引っこ抜いたトトラの根っこの皮をむき、私たちに渡してくれます。食えよ、と。
    翌日のダイアリアもやむなしと覚悟を決めて食べてみると、梨のような触感でシャクシャクしています。かすかに甘い。むっこれは確かに食べられる。。船頭さんが別の味がするからと言って(推察)もうひとつトトラを渡してくれましたが、味の違いは分かりませんでした。
    写真に写っているバナナのようなものがトトラです。

  • ゴンドラクルーズを楽しんだ後、アマンタニ島に向かいます。<br />スピードボートの窓から差し込む日光。およそ2時間、この時間のおかげで睡眠がとれて身体回復が捗ったような気がします。<br />昨夜シャワーを浴びがてら洗っておいて乾かなかった服をリュックに突っ込んできていたので(ホステルに預けたバックパックには入れたくなかった)、窓からの熱源に当てておきます。この強烈な陽射しだと、おそらく到着までに乾いてくれる感じです。<br /><br />さてアマンタニ島に到着!<br /><br /><br />

    ゴンドラクルーズを楽しんだ後、アマンタニ島に向かいます。
    スピードボートの窓から差し込む日光。およそ2時間、この時間のおかげで睡眠がとれて身体回復が捗ったような気がします。
    昨夜シャワーを浴びがてら洗っておいて乾かなかった服をリュックに突っ込んできていたので(ホステルに預けたバックパックには入れたくなかった)、窓からの熱源に当てておきます。この強烈な陽射しだと、おそらく到着までに乾いてくれる感じです。

    さてアマンタニ島に到着!


  • 桟橋でガイドさんから本日のお宿の割り当てが発表されます。<br />アマンタニ島では、観光客は基本的に住民の家にホームステイをします。島内はいくつかの地区に区分けされ、週ごとに、受け入れ地区の当番を変えているそうです。受け入れ地区の住宅のキャパシティを超える分は受けないのだとか。<br />この方式であれば、例えば桟橋近くの住宅は観光客の受け入れで現金収入をたくさん得ているけど、そうでない地区はそうでない、といったような島内での歪みが起こりません。良きにせよ悪しきにせよ観光業が島の重要産業に成長した中、仕組みをきちんと整えたのだなという印象を持ちました。<br /><br />今日は~~さんのお宅にホームステイです!<br />ガイドさんから、ホームステイ先の家族の名前は絶対覚えておくように(島内で迷子になったときに帰れるように)と言われたのですが、5秒で忘れてしまいました。<br />お世話になるおうちは2部屋あり、フランス人カップルと一緒にお邪魔しました。これは私が滞在したお部屋です。ベッドは2台あり、なんとコンセントがありました。電気はないものと考えていたのでモバイルバッテリーを持参したのですが、これはありがたかったです。<br />昼食の準備ができたら呼ぶから寛いで、と言われました。散歩にでも行こうかとも思いましたが、迷子になるのが怖かったのでお部屋で少し仮眠しました。その前に、昨日乾かなかった靴下などをお部屋に干させてもらいました。服は先ほどの日光作戦で完璧に乾いていました。標高3800mにあるチチカカ湖の陽ざしは本当に強烈です。

    桟橋でガイドさんから本日のお宿の割り当てが発表されます。
    アマンタニ島では、観光客は基本的に住民の家にホームステイをします。島内はいくつかの地区に区分けされ、週ごとに、受け入れ地区の当番を変えているそうです。受け入れ地区の住宅のキャパシティを超える分は受けないのだとか。
    この方式であれば、例えば桟橋近くの住宅は観光客の受け入れで現金収入をたくさん得ているけど、そうでない地区はそうでない、といったような島内での歪みが起こりません。良きにせよ悪しきにせよ観光業が島の重要産業に成長した中、仕組みをきちんと整えたのだなという印象を持ちました。

    今日は~~さんのお宅にホームステイです!
    ガイドさんから、ホームステイ先の家族の名前は絶対覚えておくように(島内で迷子になったときに帰れるように)と言われたのですが、5秒で忘れてしまいました。
    お世話になるおうちは2部屋あり、フランス人カップルと一緒にお邪魔しました。これは私が滞在したお部屋です。ベッドは2台あり、なんとコンセントがありました。電気はないものと考えていたのでモバイルバッテリーを持参したのですが、これはありがたかったです。
    昼食の準備ができたら呼ぶから寛いで、と言われました。散歩にでも行こうかとも思いましたが、迷子になるのが怖かったのでお部屋で少し仮眠しました。その前に、昨日乾かなかった靴下などをお部屋に干させてもらいました。服は先ほどの日光作戦で完璧に乾いていました。標高3800mにあるチチカカ湖の陽ざしは本当に強烈です。

  • お昼にいただいたのは、ライス、じゃがいも1、じゃがいも2、焼きチーズです。<br />時間はほぼ15時で、だいぶおなかが減っていましたが半分くらい残してしまいました。チーズは保存性を高めるためかだいぶ塩味が利いていて、ジャガイモ2種は食べ比べができて面白かったです。どれもおいしかったのですが、高山病の影響でか胃があまり受け付けてくれませんでした。ホストマザーに謝りました。<br /><br />ペルーにはジャガイモが数千種類あるそうですよ!<br />写真に写っている芋虫のようなものもジャガイモで、クスコのマーケットでも見かけました。味は菊芋のような感じでした。<br />ナスカで食べたポテトといい、このあと帰国前にリマで食べたポテトといい、ペルーのじゃがいもはとてもおいしかったです。それぞれの調理法に合わせて芋の種類を使い分けているのでしょう。<br /><br />一緒になったフランス人カップルがホストマザーにいろいろ質問をして、私にも分かるようにそれを英語に訳してくれます。とても親切です。<br />スペイン語は学校で習っただけだからうろ覚えなんだよね~、と言っていましたがホストマザーと十分に会話が盛り上がっていました。仏英西の3か国語をこの2人は話せるわけです。<br />日本に日中韓の3か国語を話せる人がどれだけいるかと思ってしまいました。隣国といえど、海で隔てられているというのはやはり言語学習の意欲などに影響があるのかもしれません。そこまで必要性が差し迫っていない、というような。<br />お二人は8か月間かけて南米を巡っているのだとか。8か月!?うらやましい!しかし私だったら2か月くらいで何となく疲れてしまいそうです。<br />ちなみにこの後の旅程でも、数か月の旅行中ダヨというヨーロピアンに何人も出会いました。仕事や休暇に対する観念が全く異なるのだなと感じました。そうした人生を歩んでいる人と、チチカカ湖に生まれて自宅に観光客を受け入れて暮らしている人とが、世界の空間を分け合って共存しています。

    お昼にいただいたのは、ライス、じゃがいも1、じゃがいも2、焼きチーズです。
    時間はほぼ15時で、だいぶおなかが減っていましたが半分くらい残してしまいました。チーズは保存性を高めるためかだいぶ塩味が利いていて、ジャガイモ2種は食べ比べができて面白かったです。どれもおいしかったのですが、高山病の影響でか胃があまり受け付けてくれませんでした。ホストマザーに謝りました。

    ペルーにはジャガイモが数千種類あるそうですよ!
    写真に写っている芋虫のようなものもジャガイモで、クスコのマーケットでも見かけました。味は菊芋のような感じでした。
    ナスカで食べたポテトといい、このあと帰国前にリマで食べたポテトといい、ペルーのじゃがいもはとてもおいしかったです。それぞれの調理法に合わせて芋の種類を使い分けているのでしょう。

    一緒になったフランス人カップルがホストマザーにいろいろ質問をして、私にも分かるようにそれを英語に訳してくれます。とても親切です。
    スペイン語は学校で習っただけだからうろ覚えなんだよね~、と言っていましたがホストマザーと十分に会話が盛り上がっていました。仏英西の3か国語をこの2人は話せるわけです。
    日本に日中韓の3か国語を話せる人がどれだけいるかと思ってしまいました。隣国といえど、海で隔てられているというのはやはり言語学習の意欲などに影響があるのかもしれません。そこまで必要性が差し迫っていない、というような。
    お二人は8か月間かけて南米を巡っているのだとか。8か月!?うらやましい!しかし私だったら2か月くらいで何となく疲れてしまいそうです。
    ちなみにこの後の旅程でも、数か月の旅行中ダヨというヨーロピアンに何人も出会いました。仕事や休暇に対する観念が全く異なるのだなと感じました。そうした人生を歩んでいる人と、チチカカ湖に生まれて自宅に観光客を受け入れて暮らしている人とが、世界の空間を分け合って共存しています。

  • 昼食の後、アマンタニ島の頂上を目指すハイキングに出かけるため、ホストマザーに集合場所まで案内してもらいます。<br />これは道すがら撮影した全然知らない人のおうちですが、屋根に黄色い旗が立っています。<br />ホストマザーの話をカップルさんが通訳してくれたところによると、ペルーでは10月に総選挙が行われるそうでした。そのため選挙活動がかなり活発に行われており、確かにペルー各地で選挙ポスターや街宣車をたくさん目撃しました。チチカカ湖もその例にもれず、この旗もその一環で、黄色党と白色党(私が勝手に命名/旗の色から)とに分かれた争いとなるようです。この日の夜は歓迎行事に参加するため夕食後に外出したのですが、どなたかのご自宅で決起集会のようなものが行われているのを見ました。<br />

    昼食の後、アマンタニ島の頂上を目指すハイキングに出かけるため、ホストマザーに集合場所まで案内してもらいます。
    これは道すがら撮影した全然知らない人のおうちですが、屋根に黄色い旗が立っています。
    ホストマザーの話をカップルさんが通訳してくれたところによると、ペルーでは10月に総選挙が行われるそうでした。そのため選挙活動がかなり活発に行われており、確かにペルー各地で選挙ポスターや街宣車をたくさん目撃しました。チチカカ湖もその例にもれず、この旗もその一環で、黄色党と白色党(私が勝手に命名/旗の色から)とに分かれた争いとなるようです。この日の夜は歓迎行事に参加するため夕食後に外出したのですが、どなたかのご自宅で決起集会のようなものが行われているのを見ました。

  • さて広場でツアーの人たちと集合して、ハイキングについての解説を受けます。なぜかスペイン語オンリーだったので何を言っているのかさっぱりわからず、解散後、ガイドさんに改めて英語で案内をしてもらいました。<br />どうやらこれから各自で島の頂上を目指し、夕陽を楽しむようです。<br />道は途中で2股に分かれており、まず左に行ってパチャパパに礼をして、そのあと右に行ってパチャママに礼をするのだと。<br />パチャパパからはボリビア方面が一望でき、パチャママからは夕陽が鑑賞できるそうです。<br /><br />パチャパパとパチャママはプレインカ時代の精霊信仰で、パチャは大地を意味し、要は2つの丘に名前がついているのです。大地の父と母に島を訪問した礼をとることが重要なのだとか。<br />パチャパパに対する礼のとり方も教えてもらいました。島には火山でできた赤、白、黒の3色の石があり、それぞれ意味を持っている(忘れました)。パチャパパの頂上に着いたら、この石を1色ずつ手に持って、3回頂上を巡るのだと。<br />なるほどなるほど。<br /><br />とても面白い説明を聞くことができて良かったのですが、ツアーのほかの人たちに後れを取ってしまいました。みんなどこ~?<br />あっちだ、行け!とガイドさんに促された道を辿っていきます。<br />途中で道が分かれたので、パチャパパが先と言っていたよね?と左に進みます。周りに誰もいないので、道に迷ったら嫌だなあ。。。<br /><br />15分ほどあるくと道は行き止まりになってしまいました。トホホホ。やると思ったよ。<br />来た道を引き返し分岐点に戻ると、地図があったのを見落としていました。ここはガイドさんが言っていた分岐ではなく、右の道を行って少ししたところに、パチャパパとパチャママの分岐点があるようです。<br />往復でだいぶ時間をロスしてしまったので、急ぎ足で登りたいところなのですが、なんといっても息が上がります。そうだ、ここは高度3800m、、富士山よりも高い標高です。<br />だけど夕陽の時間があるから、あせるう。。<br />写真は間違った道を歩んだところで撮影した段々畑です。これはこれで美しいので、見られてよかった、、と自分を納得させました。<br />

    さて広場でツアーの人たちと集合して、ハイキングについての解説を受けます。なぜかスペイン語オンリーだったので何を言っているのかさっぱりわからず、解散後、ガイドさんに改めて英語で案内をしてもらいました。
    どうやらこれから各自で島の頂上を目指し、夕陽を楽しむようです。
    道は途中で2股に分かれており、まず左に行ってパチャパパに礼をして、そのあと右に行ってパチャママに礼をするのだと。
    パチャパパからはボリビア方面が一望でき、パチャママからは夕陽が鑑賞できるそうです。

    パチャパパとパチャママはプレインカ時代の精霊信仰で、パチャは大地を意味し、要は2つの丘に名前がついているのです。大地の父と母に島を訪問した礼をとることが重要なのだとか。
    パチャパパに対する礼のとり方も教えてもらいました。島には火山でできた赤、白、黒の3色の石があり、それぞれ意味を持っている(忘れました)。パチャパパの頂上に着いたら、この石を1色ずつ手に持って、3回頂上を巡るのだと。
    なるほどなるほど。

    とても面白い説明を聞くことができて良かったのですが、ツアーのほかの人たちに後れを取ってしまいました。みんなどこ~?
    あっちだ、行け!とガイドさんに促された道を辿っていきます。
    途中で道が分かれたので、パチャパパが先と言っていたよね?と左に進みます。周りに誰もいないので、道に迷ったら嫌だなあ。。。

    15分ほどあるくと道は行き止まりになってしまいました。トホホホ。やると思ったよ。
    来た道を引き返し分岐点に戻ると、地図があったのを見落としていました。ここはガイドさんが言っていた分岐ではなく、右の道を行って少ししたところに、パチャパパとパチャママの分岐点があるようです。
    往復でだいぶ時間をロスしてしまったので、急ぎ足で登りたいところなのですが、なんといっても息が上がります。そうだ、ここは高度3800m、、富士山よりも高い標高です。
    だけど夕陽の時間があるから、あせるう。。
    写真は間違った道を歩んだところで撮影した段々畑です。これはこれで美しいので、見られてよかった、、と自分を納得させました。

  • ゼーゼー言いながらパチャパパを目指します。<br />パチャパパに到着したのは17時過ぎ。ランチが15時頃で、集合してから解説を聞いたり道を間違えたりしていた時間などを考えると、40分くらい登っていたことになるでしょうか。<br />夕陽の時間は17時20分から18時くらいまでとガイドさんが言っていたので、ボリビアの景色もあまり堪能せずにパチャママを目指すことにしました。<br />3周の礼も、1周して許してもらうことにしました。確かお寺で念仏を1回唱えるだけで数百回くらい唱えたことになる~みたいなシステムがあったような気がして。。<br /><br />パチャパパには、パチャママには向かわずにこの場で夕陽鑑賞をしようとする人々もいました。丘の頂上に高い建物があるわけでもないので、もちろんここからでも夕陽は十分に楽しめます。無理はせず、それぞれのペースで時間を楽しむ。大事なことですね。<br />

    ゼーゼー言いながらパチャパパを目指します。
    パチャパパに到着したのは17時過ぎ。ランチが15時頃で、集合してから解説を聞いたり道を間違えたりしていた時間などを考えると、40分くらい登っていたことになるでしょうか。
    夕陽の時間は17時20分から18時くらいまでとガイドさんが言っていたので、ボリビアの景色もあまり堪能せずにパチャママを目指すことにしました。
    3周の礼も、1周して許してもらうことにしました。確かお寺で念仏を1回唱えるだけで数百回くらい唱えたことになる~みたいなシステムがあったような気がして。。

    パチャパパには、パチャママには向かわずにこの場で夕陽鑑賞をしようとする人々もいました。丘の頂上に高い建物があるわけでもないので、もちろんここからでも夕陽は十分に楽しめます。無理はせず、それぞれのペースで時間を楽しむ。大事なことですね。

  • しかし私はパチャママに向かいます!<br />いそげパチャママ~<br />道はちゃんと石で舗装されており、スニーカーでも歩きやすいです。<br />道すがらにおみやげ物売りさんが点在していますが、声はかけてきません。時間的に急いでいるのをわかっていらしたのかもしれません。

    しかし私はパチャママに向かいます!
    いそげパチャママ~
    道はちゃんと石で舗装されており、スニーカーでも歩きやすいです。
    道すがらにおみやげ物売りさんが点在していますが、声はかけてきません。時間的に急いでいるのをわかっていらしたのかもしれません。

  • 何とか夕陽に間に合いました。<br />パチャママのほうがパチャパパよりも少しだけ標高が高いので、ここがアマンタニ島のてっぺんということになります。<br />夕陽の織り成す光景をしばし堪能します。

    何とか夕陽に間に合いました。
    パチャママのほうがパチャパパよりも少しだけ標高が高いので、ここがアマンタニ島のてっぺんということになります。
    夕陽の織り成す光景をしばし堪能します。

  • 陽がおちるにつれて、空の色、湖の色ががどんどん変化していきました。チチカカ湖の織物が美しいのは、こうした色彩を布と糸に落とし込んで表現する技術を獲得してきたからなのかもしれません。<br /><br />さて夕陽が落ちて、空が暗くなってしまう前に下山です。<br />今回は他の人も一緒なので道も間違えることなく安心です。<br /><br />下山途中で振り返ってみた風景。菫色の空とはこういうことかと思いました。

    陽がおちるにつれて、空の色、湖の色ががどんどん変化していきました。チチカカ湖の織物が美しいのは、こうした色彩を布と糸に落とし込んで表現する技術を獲得してきたからなのかもしれません。

    さて夕陽が落ちて、空が暗くなってしまう前に下山です。
    今回は他の人も一緒なので道も間違えることなく安心です。

    下山途中で振り返ってみた風景。菫色の空とはこういうことかと思いました。

  • 無事に広場に戻ると、ホストマザーが迎えに来てくれていました。<br />これからおうちに帰って夕飯です。<br /><br />夕飯はキヌアスープと、チーズシチューがライスにかかったもの。<br />味はとてもおいしかったのですが、なんといってもランチが15時だったので全くおなかが空いておらず、今回も半分ほど残してしまいました。<br />フランス人が日本人は何を普段食べるんだ?と聞いてきます。<br />米と、麺と、野菜と、、魚と肉かな!?<br /><br />寿司を毎日食べるというのは神話なんだねといって笑い合います。<br />どんな金持ちか魚屋か~です。<br />そして私が毎回残すのは味が合わないせいではない。。普段はもりもり食べるほうなんだよう。<br /><br />夕飯の後、集会所でフェスタ(島民による歓迎イベント)が行われるので行くかどうか聞かれます。私は参加することにしましたが、フランス人女性のほうが結構お疲れで、部屋でゆっくりするといってカップルは不参加となりました。<br />フェスタ参加のため、島民の装束を着せてもらいます。<br />カラフルでかわいいです。<br />なんとなく、これは普段住民の方が来ているものではなく、丈夫な化繊でできた観光客用のキットかなと思いました。京都で外国人の方が昼間から浴衣を着て練り歩く~みたいな感じでしょうか。<br /><br />旅行をしているときに遭遇するこうした事象をどう解釈するか、いつも少しだけ考えます。<br />現地の食事をしたい、現地の暮らしを体験したい、現地の衣装を身に着けたい、これらはその地に興味を抱いて訪れた訪問者として素直で当然の欲求だと思います。一方、受け入れ側としては、その土地の暮らしをそのまま体験させるわけにはいかないというのも当然です。<br />ご飯が口に合わないのでせっかく出しても食べ残す、衛生観念が異なるので驚かれる、装束は繊細な生地でできているので取扱いに気を付ける必要がある、、<br /><br />旅行者による「本物体験」というのはありふれていて、なおかつ実際にはあり得ないことだと思っています。<br />その体験を本物だと感じるかどうかはその旅行者の認識に委ねられていると思うからです。<br />またその土地の暮らしにおいて、「これが本物の暮らし」とすることも難しいと思います。日常を一つの尺度で規定することはできないと思うからです。<br /><br />…などと観念的なことを考えるのも、旅の楽しみのひとつです。結局何なんだという結論特に出さずに思索そのものを楽しみます。なにせ一人旅、時間はとにかくたくさんあるのですから。<br />

    無事に広場に戻ると、ホストマザーが迎えに来てくれていました。
    これからおうちに帰って夕飯です。

    夕飯はキヌアスープと、チーズシチューがライスにかかったもの。
    味はとてもおいしかったのですが、なんといってもランチが15時だったので全くおなかが空いておらず、今回も半分ほど残してしまいました。
    フランス人が日本人は何を普段食べるんだ?と聞いてきます。
    米と、麺と、野菜と、、魚と肉かな!?

    寿司を毎日食べるというのは神話なんだねといって笑い合います。
    どんな金持ちか魚屋か~です。
    そして私が毎回残すのは味が合わないせいではない。。普段はもりもり食べるほうなんだよう。

    夕飯の後、集会所でフェスタ(島民による歓迎イベント)が行われるので行くかどうか聞かれます。私は参加することにしましたが、フランス人女性のほうが結構お疲れで、部屋でゆっくりするといってカップルは不参加となりました。
    フェスタ参加のため、島民の装束を着せてもらいます。
    カラフルでかわいいです。
    なんとなく、これは普段住民の方が来ているものではなく、丈夫な化繊でできた観光客用のキットかなと思いました。京都で外国人の方が昼間から浴衣を着て練り歩く~みたいな感じでしょうか。

    旅行をしているときに遭遇するこうした事象をどう解釈するか、いつも少しだけ考えます。
    現地の食事をしたい、現地の暮らしを体験したい、現地の衣装を身に着けたい、これらはその地に興味を抱いて訪れた訪問者として素直で当然の欲求だと思います。一方、受け入れ側としては、その土地の暮らしをそのまま体験させるわけにはいかないというのも当然です。
    ご飯が口に合わないのでせっかく出しても食べ残す、衛生観念が異なるので驚かれる、装束は繊細な生地でできているので取扱いに気を付ける必要がある、、

    旅行者による「本物体験」というのはありふれていて、なおかつ実際にはあり得ないことだと思っています。
    その体験を本物だと感じるかどうかはその旅行者の認識に委ねられていると思うからです。
    またその土地の暮らしにおいて、「これが本物の暮らし」とすることも難しいと思います。日常を一つの尺度で規定することはできないと思うからです。

    …などと観念的なことを考えるのも、旅の楽しみのひとつです。結局何なんだという結論特に出さずに思索そのものを楽しみます。なにせ一人旅、時間はとにかくたくさんあるのですから。

  • ホストファミリーの娘さんに会場に連れて行ってもらいました。<br />すっかり暗くなり、満天の星が望めるかと思いきや、民家に明かりがついているのでそこまで真っ暗というほどでもない中を歩きます。10分ほど歩いて会場に到着です。<br /><br />島民バンドが演奏して、住民と観光客が手を繋いでぐるぐる回って踊ります。なるほどフェスタ、、これはなかなか盛り上がります。<br />お酒が飲みたい人が購入できるよう、ビールなどの用意もありました。バンドはチップ制。たまにバンドマンが会場内をチップを求めて回っていました。<br />私は2曲だけ踊ったところで、圧倒的に疲れてしまいました。高度よ。。<br />見ているだけでも華やかな雰囲気があって楽しかったです。ヨーロピアンの若い子がキャッホーしているのを見て、ほほえましい気持ちになりました。<br />1時間ほど滞在して、21時少し前に連れ帰ってもらいます。フェスタは何時まで続いたのでしょうか。<br />これが毎晩だとすると、島民にとってはなかなか大きな負担かもしれません。確かに島内受入地区持回り制度は有効かつ機能的で必要な仕組みだと思いました。<br />

    ホストファミリーの娘さんに会場に連れて行ってもらいました。
    すっかり暗くなり、満天の星が望めるかと思いきや、民家に明かりがついているのでそこまで真っ暗というほどでもない中を歩きます。10分ほど歩いて会場に到着です。

    島民バンドが演奏して、住民と観光客が手を繋いでぐるぐる回って踊ります。なるほどフェスタ、、これはなかなか盛り上がります。
    お酒が飲みたい人が購入できるよう、ビールなどの用意もありました。バンドはチップ制。たまにバンドマンが会場内をチップを求めて回っていました。
    私は2曲だけ踊ったところで、圧倒的に疲れてしまいました。高度よ。。
    見ているだけでも華やかな雰囲気があって楽しかったです。ヨーロピアンの若い子がキャッホーしているのを見て、ほほえましい気持ちになりました。
    1時間ほど滞在して、21時少し前に連れ帰ってもらいます。フェスタは何時まで続いたのでしょうか。
    これが毎晩だとすると、島民にとってはなかなか大きな負担かもしれません。確かに島内受入地区持回り制度は有効かつ機能的で必要な仕組みだと思いました。

  • さて翌朝!<br />本日はホストファミリーとお別れしてタキーレ島を目指します。<br />昨夜は冷え込みを予想してあらかじめもう1台のベッドから毛布をはぎ取り、重ね掛けして寝ました。大成功で、かなりよく眠ることができました。<br />チチカカ湖はプーノ含め、日中はかなり暖かくなりますが、夜はかなり冷え込みます。<br />朝食は定番を裏切り、パンケーキでした!<br />な、なんだかとてもうれしい、、バターとジャムを塗り、2枚いただいて大満足です。<br />ホストファミリーと直接言葉を交わすことはあまりありませんでしたが、淡々とやさしく観光客を迎え入れてくれる方でした。<br />大げさに歓迎するわけでもなく、気を使わないわけでもなく、程よい距離感がとてもよかったと思いました。<br /><br />さてアマンタニ島からタキーレ島はわりとすぐに到着しました。<br />ここでもタキーレ島の広場を目指して桟橋から歩いていきます。<br />

    さて翌朝!
    本日はホストファミリーとお別れしてタキーレ島を目指します。
    昨夜は冷え込みを予想してあらかじめもう1台のベッドから毛布をはぎ取り、重ね掛けして寝ました。大成功で、かなりよく眠ることができました。
    チチカカ湖はプーノ含め、日中はかなり暖かくなりますが、夜はかなり冷え込みます。
    朝食は定番を裏切り、パンケーキでした!
    な、なんだかとてもうれしい、、バターとジャムを塗り、2枚いただいて大満足です。
    ホストファミリーと直接言葉を交わすことはあまりありませんでしたが、淡々とやさしく観光客を迎え入れてくれる方でした。
    大げさに歓迎するわけでもなく、気を使わないわけでもなく、程よい距離感がとてもよかったと思いました。

    さてアマンタニ島からタキーレ島はわりとすぐに到着しました。
    ここでもタキーレ島の広場を目指して桟橋から歩いていきます。

  • この体力重視型のツアープランはヨーロピアンのニーズをベースに作られたもののように思いました。とにかく彼奴らは体力ある~<br />若い人(子供ではなく30代くらい)が多いからかもしれません。<br /><br />タキーレ島にも段々畑が多くあります。<br />チチカカ湖を眺めながら石畳を歩んでいきます。

    この体力重視型のツアープランはヨーロピアンのニーズをベースに作られたもののように思いました。とにかく彼奴らは体力ある~
    若い人(子供ではなく30代くらい)が多いからかもしれません。

    タキーレ島にも段々畑が多くあります。
    チチカカ湖を眺めながら石畳を歩んでいきます。

  • 広場に到着!<br />ほかの人が到着するのを待ちます。お土産物屋さんがあり、覗いてみます。素敵な織物や、アルパカ製?の手袋やマフラーが売られています。何か買いたいな~と思っていたのですが、そもそも手持ちの現金があまりなく、また特別ピンとくるものもなく、結局何も買いませんでした。<br />織物については、ウロス島の表現とはやはり少し異なるような。詳しことはわかりませんが、見ているだけでも面白かったです。<br /><br />お土産物屋さんの屋上に上ることができました。<br />太陽発電を取り入れているお宅があります。この陽射し!使わない手はありません。

    広場に到着!
    ほかの人が到着するのを待ちます。お土産物屋さんがあり、覗いてみます。素敵な織物や、アルパカ製?の手袋やマフラーが売られています。何か買いたいな~と思っていたのですが、そもそも手持ちの現金があまりなく、また特別ピンとくるものもなく、結局何も買いませんでした。
    織物については、ウロス島の表現とはやはり少し異なるような。詳しことはわかりませんが、見ているだけでも面白かったです。

    お土産物屋さんの屋上に上ることができました。
    太陽発電を取り入れているお宅があります。この陽射し!使わない手はありません。

  • 広場ではおもむろに歓迎行事が始まりました。<br />衣装の雰囲気がアマンタニ島とは少し異なる印象です。<br />角の商店でアイスを買って食べながら見学。アイスは5ソル!高い~

    広場ではおもむろに歓迎行事が始まりました。
    衣装の雰囲気がアマンタニ島とは少し異なる印象です。
    角の商店でアイスを買って食べながら見学。アイスは5ソル!高い~

  • 広場にみんな揃ったようで、ガイドさんが食堂に引率してくれます。<br />食堂ではタキーレ島の説明が行われました。これはシャンプーできる草をすりつぶしたもので、水と混ぜると泡泡してきました!<br />香りもよく面白かったです。洗浄効果もきちんとあるようで、茶ばんだ毛織物をつけると白くなるデモンストレーションが行われました。<br /><br />

    広場にみんな揃ったようで、ガイドさんが食堂に引率してくれます。
    食堂ではタキーレ島の説明が行われました。これはシャンプーできる草をすりつぶしたもので、水と混ぜると泡泡してきました!
    香りもよく面白かったです。洗浄効果もきちんとあるようで、茶ばんだ毛織物をつけると白くなるデモンストレーションが行われました。

  • ランチはチチカカ湖でとれたトラウトです。<br />ほくほくしていておいしかったです。完食!<br />テーブルでは別のボートで来た一行と一緒になり(どうやら2台口ツアーだったようです)、初めてアジアの子と遭遇しました。<br />ベトナム出身だけど、ロンドンで働いて暮らしているのだとか。<br />今年の冬に北海道に遊びに行ったそうです。雪まつりを見てカニを食べたよ!と。人生楽しんでいますね~素晴らしい。<br /><br />今円安だからみんなも日本に来るといいよ!と、テーブルのほかの人にもアピールです。絶対いくいく~と盛り上がってくれました。<br />

    ランチはチチカカ湖でとれたトラウトです。
    ほくほくしていておいしかったです。完食!
    テーブルでは別のボートで来た一行と一緒になり(どうやら2台口ツアーだったようです)、初めてアジアの子と遭遇しました。
    ベトナム出身だけど、ロンドンで働いて暮らしているのだとか。
    今年の冬に北海道に遊びに行ったそうです。雪まつりを見てカニを食べたよ!と。人生楽しんでいますね~素晴らしい。

    今円安だからみんなも日本に来るといいよ!と、テーブルのほかの人にもアピールです。絶対いくいく~と盛り上がってくれました。

  • ランチをいただいた後、タキーレ島を後にします。<br />桟橋までは結構急な下り坂を進みます。<br /><br />

    ランチをいただいた後、タキーレ島を後にします。
    桟橋までは結構急な下り坂を進みます。

  • 桟橋でボートに乗り込み、3時間ほどクルーズしてプーノへ戻ります。<br />琵琶湖の12倍ものサイズのチチカカ湖の水はとても澄んでいました。<br />トラウトもおいしかったし、初日にトトラを食べたのにおなかを壊しませんでした。

    桟橋でボートに乗り込み、3時間ほどクルーズしてプーノへ戻ります。
    琵琶湖の12倍ものサイズのチチカカ湖の水はとても澄んでいました。
    トラウトもおいしかったし、初日にトトラを食べたのにおなかを壊しませんでした。

  • プーノに戻ったのが16時前。<br />今日は22時発の夜行バスでクスコに向かいます。それまで時間をつぶさなくてはなりません。<br />まずはお金をおろそうと、Banco de la naccionのATMを探します。どうやらMulti Redと書いてあるのがBanco~のATMのようですが、GoogleMapで検索して行ってみると、ことごとく開いていません。<br />まさかの午前中しかやっていないパターンなのでしょうか。<br />手持ちの残金は40ソルほどしかなく、なんとも心細い気持ちです。<br />試しにScotia BankのATMで400ソルおろそうとしてみましたが、手数料が27ソル(1000円弱)!もちろん手続きキャンセルしました。<br /><br />MultiRedを探しがてら街をうろうろします。<br />市場をのぞいたり、パン屋で菓子パンを買ったりして時間をつぶし、結局お金はおろせないまま、18時頃にホステルに戻って荷物を受け取りました。<br />バックパックにリュックの荷物をまとめて、フロント前の椅子で少し休憩させてもらいます。<br />ここのホステルは24時間お茶を飲むことができます。宿泊者は。<br />私はもう宿泊者ではない~と自覚しながらも、目の前にセルフサービスで置いてあるのに手が伸びないはずもなく。。<br />ツアーも申し込んだから許してちょーと、勝手な理屈で図々しく温かいお茶をいただきました。<br />さっき買った菓子パンをもぐつきます。思っていたよりもぱさぱさしていて、お茶が実においしく感じます。<br />夕飯でも食べに行こうか、、でもおなかもそれほど空いていない、、なによりお金があまりない、、などとうだうだしつつ、そのまま図々しくトイレを借りたりWiFiにつないでメールチェックなどしながら2時間ほど座っていると、フロントが毛布を貸してくれました。<br />寒いと思っていたのよ、、やさしい~<br />笑顔のスタッフから「Booking.comの評価、くれぐれもよろしくね!」<br />もちろんわかっていますよ、評価10です、実際嫌なこと何もなかったし、スタッフのホスピタリティ満点!<br /><br />そのままさらに1時間ほど居座り、21時近くにホステルを出てバスターミナルに向かいます。ホステルから歩いて15分ほどでしょうか。さきほど街をさんざんうろついたので道はわかっています。<br />ターミナルについてチェックイン。ターミナル使用料というのを別に支払います。3.5ソルだったでしょうか。<br />ほかのターミナルでは支払ったことがなかったので、プーノ独自システムなのかもしれません。確かにほかの都市に比べて建物も立派でした。<br /><br />予定では今回の夜行バスが最後の長距離バス利用となります。ナスカーアレキパでCiva社を使った以外は、すべてCruzDelSurを使いました。遅延なども発生はしましたが、基本的に評判通り車内は快適で過ごしやすかったです。<br />バス手配はバス会社のHPで直接購入しました。WEB決済するとメールで乗車券を送ってきてくれます。ちなみにネットに繋がらずメールが見せられないときもありましたが、パスポート番号を登録してあるので、窓口で乗車券をプリントアウトしてくれました。<br />バスの検索はBusBudという検索サイトを利用しました。複数のバス会社の検索ができるので便利でした。私はこのサイトで調べてバス会社のHPでチケット購入しましたが、サイトで直接購入もできるようでした。値段もあまり変わらなかったように思います。<br />https://www.busbud.com/<br />ちなみに旅程が決まっているなら、早めにチケットを買ってしまうことをお勧めします。早ければ早いほど、割安価格のチケットが買えるからです。席も選べます。<br /><br />さて今夜のバスは定刻通りに出発!明日はクスコです。<br /><br /><br /><br />

    プーノに戻ったのが16時前。
    今日は22時発の夜行バスでクスコに向かいます。それまで時間をつぶさなくてはなりません。
    まずはお金をおろそうと、Banco de la naccionのATMを探します。どうやらMulti Redと書いてあるのがBanco~のATMのようですが、GoogleMapで検索して行ってみると、ことごとく開いていません。
    まさかの午前中しかやっていないパターンなのでしょうか。
    手持ちの残金は40ソルほどしかなく、なんとも心細い気持ちです。
    試しにScotia BankのATMで400ソルおろそうとしてみましたが、手数料が27ソル(1000円弱)!もちろん手続きキャンセルしました。

    MultiRedを探しがてら街をうろうろします。
    市場をのぞいたり、パン屋で菓子パンを買ったりして時間をつぶし、結局お金はおろせないまま、18時頃にホステルに戻って荷物を受け取りました。
    バックパックにリュックの荷物をまとめて、フロント前の椅子で少し休憩させてもらいます。
    ここのホステルは24時間お茶を飲むことができます。宿泊者は。
    私はもう宿泊者ではない~と自覚しながらも、目の前にセルフサービスで置いてあるのに手が伸びないはずもなく。。
    ツアーも申し込んだから許してちょーと、勝手な理屈で図々しく温かいお茶をいただきました。
    さっき買った菓子パンをもぐつきます。思っていたよりもぱさぱさしていて、お茶が実においしく感じます。
    夕飯でも食べに行こうか、、でもおなかもそれほど空いていない、、なによりお金があまりない、、などとうだうだしつつ、そのまま図々しくトイレを借りたりWiFiにつないでメールチェックなどしながら2時間ほど座っていると、フロントが毛布を貸してくれました。
    寒いと思っていたのよ、、やさしい~
    笑顔のスタッフから「Booking.comの評価、くれぐれもよろしくね!」
    もちろんわかっていますよ、評価10です、実際嫌なこと何もなかったし、スタッフのホスピタリティ満点!

    そのままさらに1時間ほど居座り、21時近くにホステルを出てバスターミナルに向かいます。ホステルから歩いて15分ほどでしょうか。さきほど街をさんざんうろついたので道はわかっています。
    ターミナルについてチェックイン。ターミナル使用料というのを別に支払います。3.5ソルだったでしょうか。
    ほかのターミナルでは支払ったことがなかったので、プーノ独自システムなのかもしれません。確かにほかの都市に比べて建物も立派でした。

    予定では今回の夜行バスが最後の長距離バス利用となります。ナスカーアレキパでCiva社を使った以外は、すべてCruzDelSurを使いました。遅延なども発生はしましたが、基本的に評判通り車内は快適で過ごしやすかったです。
    バス手配はバス会社のHPで直接購入しました。WEB決済するとメールで乗車券を送ってきてくれます。ちなみにネットに繋がらずメールが見せられないときもありましたが、パスポート番号を登録してあるので、窓口で乗車券をプリントアウトしてくれました。
    バスの検索はBusBudという検索サイトを利用しました。複数のバス会社の検索ができるので便利でした。私はこのサイトで調べてバス会社のHPでチケット購入しましたが、サイトで直接購入もできるようでした。値段もあまり変わらなかったように思います。
    https://www.busbud.com/
    ちなみに旅程が決まっているなら、早めにチケットを買ってしまうことをお勧めします。早ければ早いほど、割安価格のチケットが買えるからです。席も選べます。

    さて今夜のバスは定刻通りに出発!明日はクスコです。



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