18きっぷの旅 中国四国 (７) ４日目前半

2022/08/25 - 2022/08/25

この夏２度目の18きっぷの旅。芸備線・木次線・福塩線・因美線・津山線・姫新線など、この春車でまわった駅巡りの路線と、四国に渡って予土線まで堪能してくる複雑なルートになってしまった５日間。

４日目前半　2022年８月25日(木)
松山から海線経由で宇和島へ。さらに予土線で窪川へ。
●松山ー宇和島ー窪川ー

エリア 中村・四万十川周辺(高知)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル

５時半頃、宿を出ました。夜中に県南部に大雨が降ったみたいで、宇和島近辺のＪＲ運転見合わせ…というネットニュースがあり、不安だらけでひとまず駅に。

駅員さんに尋ねると定刻通りに出るということ。列車にＷＣは付いていないと返答も。うう、どうしよう。道中何回か停車時間が長い駅があって、その折を利用していただいているとも。そっか、そうだよね。あれに乗るのか…。

と思いきや、向かって右の上等なやつでした。各停なのに旧型とはいえ特急車両です、ラッキー。0551松山発の宇和島行で、海側の路線を走ります。

有名な下灘駅を通りたいので、わざわざこちらに。ＷＣ不安で特急を利用しようか迷っていたのですが、特急は山側路線を走るので下灘駅は通りません。

駅員さんの言葉を信じて、停車時間が長い駅のＷＣを利用します。で、出発進行。伊予市駅です。さっそくですが８分くらいだったか、停車時間がありました。

運転台まわり。

夜が明けてきました。伊予灘です。対岸は山口県？もしくは瀬戸内の島々か。

途中から保安員さんが乗ってきました。大雨の影響が出ていないか監視しているのでしょう、落石とか。速度を落とす区間はなおさら緊張します。

伊予上灘駅。ここでも停車時間あり。この時はＷＣには行かず、駅舎の撮影をしました。

こんな駅でした。

中はかわいらしく飾られていました。

ヘッドマーク部には「宇和島(長浜経由)」とありました。かつての特急用車両のキハ185系です。

やってきました「下灘駅」。美しい海に面したホームの写真が有名です。一瞬外に出てみました。

車両が邪魔で海が写りません(笑)。

喜多灘駅にて。市の境界のようです。

車窓は、海沿いから川沿いに変わりました。肱(ひじ)川です。

少し川霧が出ていました。

伊予大洲駅。ここでも停車時間がありました。ＷＣは駅舎の外にありました。ついでにささっと駅舎の写真を。

駅前ロータリーの看板。大洲城、かっこいいですね。

駅舎内の様子。

跨線橋。

さ、宇和島までがんばってください。

あっちのホームは通学の生徒さんでいっぱい。

駅を出てすぐ、大洲城が見えました。うまく撮れました。

どの辺だったでしょう。急斜面に家が並んでいる風景を撮りました。

「八幡浜駅」立派な洋館ふうの駅舎です。ＪＲ四国の最西端駅ということです。

いろいろとまっていました。ＪＲ四国色のキハ５４型。

あっちの方には新しい車両もありました。

深い谷あいも通りました。

「伊予石城駅」近くにあったマンモスの親子。よくできていますね。

これは、終点からひとつ手前の「北宇和島駅」です。予土線はここから分岐していきます。

0910、宇和島駅到着。松山から３時間に及ぶ運行でした。

とまっていた黄色い気動車。窪川とあるので、たぶんこれに乗るのだろうなと思ってパチリ。

ホームから改札口を。

顔出しパネルあり。

駅の中の様子。天井高めで明るい感じです。コンビニもあってたいへん良い駅だと思いました。

駅舎正面。上階はホテルでしょうか。

南国らしい植栽です。

さて予土線。0933発のこれに２時間半乗ります。予想はしていましたがＷＣはありません。不安不安不安。

終点の窪川に近い「土佐大正駅」まで、停車時間がある駅はないとのことです。うう、腹をくくるしかない。

お腹の調子が悪い人はＪＲ四国の利用をひかえましょう。とまで言いたいです。実際この時自分がそうだったら・・・と思うとぞっとします。

オールロングシートのほぼオリジナルな車内。

フィギアで有名な海洋堂のラッピング車両とすれ違いました。この日の夕刻だったか、まさにこの車両が落石に遭い、前面破損と脱線をするという事故が起きました。

たしか復旧するまでに数日間かかったと思います。一日遅かったら通れなかったです。

宇和島駅でGETした予土線のイラストマップがとても役に立ちました。

「ラブラブベンチ」がある江川崎駅。

カーブする鉄橋。

おもしろい読みの半家(はげ)駅。

沈下橋と道路橋が同時に見えるポイント。

大きな鉄橋。国道のものか。

四万十川にはいろいろな橋がありました。

たぶん「茅吹手沈下橋」。増水時に水に沈んでしまうかわりに欄干を持たないことで抵抗を減らし流されにくくなっている沈下橋。四万十川にはたくさんあります。

四万十川に沿って進んでゆく予土線。上流に向かっているとは不思議な気がします。

大きなダムが無いことで「最後の清流」などと称される四万十川を満喫です。

1110、「土佐大正駅」到着。おおお、ミニひかり号がいました。

ほっとしました。ＷＣを済ませ、駅舎も撮影します。

駅の中。

大きなイラスト。

並びで仲良く。どうせならひかり号のに乗りたかったかな。

ちょっとおじゃまして、ひかり号の内部を。キレイな内装でびっくりしました。

反対側の顔はこんなです。新幹線が両運転台は変ですから、これはこれでよいのかな。

反対側の並びも。

この角度で見ると、ノーズ部分の造りがよくわかります。

お疲れさん、ひかり号。

横っ腹だけ見たら、けっこう本物ぽいです。

鉄橋。長くてまっすぐ。

1206、窪川駅に無事到着しました。

ここは「土佐くろしお鉄道中村線」も発着します。

今回は乗車する機会はありません。どうせなら旧土讃線の終着まで行きたかったとです。足摺岬にもまだ行ったことないので。

その土佐くろしお鉄道の窪川駅。ＪＲ駅舎の隣りにあります。

駅ナカのお店で昼食としました。売店やコンビニがないので。

ＪＲの窪川駅。四万十町という町にあります。すぐそばにたいそう豪勢な役場があります。

沈下橋推しみたいです。

さて、高知までこれに世話になります。なんとＷＣ付きでした、安心安心。

予土線のと並びになっていました。いい顔しています。

運転台まわり。

車内の様子。

1309発の高知行。高知には1455着です。２時間弱はかかります。

後半につづく・・・