2022/10/15 - 2022/10/15
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実結樹さん
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大正11年(1922年)に川越町と仙波村の合併により埼玉県内初の市として誕生した川越市。
それから大正→昭和→平成→令和と時を紡ぎ、
今年令和4年12月1日、川越市は市制施行100周年を迎えます。
江戸時代から370年、連綿と受け継がれてきた「川越まつり」開催も御多分に洩れず2年見送られました。
が、今年3年振りの開催には27町、全29台の山車が総揃いでいつも以上に祭りの機運が盛り上がっているようでした。
コロナの状況を鑑み ”保存と継承” を目的とした開催なので市外の方はなるべく御遠慮願いたいとのお達しが出ていましたが、建前だけのどこ吹く風の賑わい・・でしたね。
祇園祭には新幹線に乗って行くくせに、地元のお祭りって案外行かないものです。
今年の春にも犬山祭りには行っているのにね・・
チュウ訳で、3度目の「川越まつり」です。
今まで山車の巡行は見た事がありましたが、その前に行われる土曜日の「神幸祭」から見てみました。
二日目の日曜日は激混みだとの前情報でしたが、土曜日の昼間は比較的余裕はあったと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10:30 東武東上線「川越市駅」で下車しました。
祭り会場までは「川越駅」からも殆ど同じ距離です。川越市駅 駅
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でも、西武新宿線終点「本川越駅」で降りるのが一番近いですね
本川越駅 駅
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まつり期間中は大幅な交通規制がかかります。
駅前通りを「蔵の町一番街」に向かって北に進みます -
先ず「川越熊野神社」。
何回も来たことあるけど御挨拶です。川越熊野神社 寺・神社・教会
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今回初めて見た大きな八咫烏さんはテントの中
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八咫烏鈴の輪くぐり
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銭洗弁財天もあります
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次は「蓮聲寺」
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悪いところを撫でる「おびんづる様」がおわします。
頭がピカピカになってますね~。
みんな治したい所は同じってことかな? -
仲町交差点のマツザキスポーツ。
野球道具のお店ですがしっかりアンバランスな外観。
ここからは電線も地中化され蔵造りの町並み「一番街」になります。 -
11:15 「うなぎ傳米(でんべい)」
鮎の塩焼きが店先で美味しそうだったので600円でパクつきました。うなぎ 傳米 グルメ・レストラン
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11:25 「茶そば寿庵 くらのまち店」
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「小江戸姫五段」(1,950円)でランチ。
相席ながら並ばずに入れましたが、出る頃は20人待ちでした。 -
川越のシンボル「時の鐘」
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12:25 食べ歩き定番「菓匠右門 時の鐘店」の「いも恋」(200円)。
熱々が店頭で蒸けていました。菓匠右門 時の鐘店 グルメ・レストラン
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「小江戸おさつ庵」の「おさつチップ」。
店の後まで回り込む行列です。
以前食べた事があるので今回はパス。 -
山車(川越では「だし」といいます)の蔵
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12:50 「市役所前交差点」で方向転換する山車の様子をのんびり見ていたのですが、
「神幸祭」の氷川神社出御が
13:00 なのを思い出し、慌てて、 -
氷川神社に。
これは南側にある「一の鳥居」で、 -
こちらが東側の「大鳥居」。
ここから行列は出発します。
慶安元年(1648年)、川越城主:松平伊豆守信綱が総鎮守「氷川神社」に神輿や獅子・太鼓を寄進。
そして江戸の「天下祭り」に倣って推奨したのが「神幸祭」の始まりです。
江戸の祭りは山車巡行から神輿主体に変りましたが、新河岸川の舟運によって江戸との交流の深かった川越では、絢爛豪華な山車巡行の祭り形態を今に伝えています。川越氷川神社 寺・神社・教会
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13:10 着いた時は丁度行列は始まっており、人の頭越しにしか見えません。
なので、裏道を通り、 -
13:15 「札の辻」交差点に。
見学者は神社前より少なかったけれど横断することができず、炎天下に逆光で撮るしかありませんでした。
先触れ役として太鼓が先頭に立った後、
裃姿の氏子総代、 -
小幡、榊、に続き五色吹流し、
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社號旗(しゃごうき)、四神旗(ししんき)、
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「猿田彦」は手を振ると応えてくれます
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赤獅子&青獅子
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楽人、辛櫃(からびつ)、神職、巫女、
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2基の神輿(彦神&姫神)
御神体を乗せた神輿が町を巡ることで、人々は神様の御神徳(御利益)を得る事ができるそうです。 -
神馬、沓持(くつもち)に続き、
白馬に乗った宮司と傘持、沓持 -
斎姫輿(いつきのひめこし)、宰領(さいりょう)の後、
氷川神社のある地:宮下町の山車が続きます。 -
13:30 行列を見終わり、菓子屋横町方面に歩き始めると、
「COEDO生ビール400円!」という呼び込みが聞こえました。
本町の「勢〆酒店」は創業100年。 -
他店にない安さ。
店内で立ち飲み(角打ち)をさせて貰いました -
「菓子屋横丁」です
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狭い通りはごった返していました
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名物のロング麩菓子は色々な種類があるようです
菓子屋横丁 名所・史跡
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カットタイプ
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きつねのお面を被って散策している人も沢山居ました
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14:00 初日の午後は一番街もこのくらいの人出。
神幸祭の行列が氷川神社に還御する時間も近そう・・ -
神社に戻る道すがらの民家に飾られていた「武蔵坊弁慶」
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山車の飾り物
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14:30 行列が戻って来ました。
天狗?に見立てた猿田彦命は長身です。
高下駄を履いて90分の巡行は暑い中、お疲れ様 (_ _) -
白馬に跨った宮司さんも今度はよく見えます
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最後に本殿前に行列メンバーが集まり、宮司さんのねぎらいの言葉がありました
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御神輿や斎姫の乗物は担ぐのではなく、この台の上に乗せられての巡行でした。
今時、そうだよね~。 -
御神輿2基は巡行後、境内の定位置に
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神馬さんもお疲れ様でした
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境内案内図です
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お参りの順番待ちの長い列
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猿田彦の尊は相次ぐ記念撮影に応じて一人だけ居残りです。
疲れているだろうに嫌な顔しません・・尤もお面ですけど・・ -
大鳥居外の結婚式場「氷川会館」は建て替え中。
工事用の丸太の壁に描かれた鯛を釣っている写真が撮れます。 -
拝殿前ではこの神社の鯛御籤。
陶器の鯛にお御籤が挟まれています。 -
初穂料は300円。
釣った鯛は持ち帰れます。 -
御神木は実際に触ることができます
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灯籠
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江戸時代に建てられた舞殿
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絵馬のトンネルは10m以上の長さです。
15:00 氷川神社を後にします。 -
神社前の狭い道で2台の山車がすれ違います
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神社前は電線の地中化が行われていないので素手で持ち上げるこんな場面も見られました
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時の鐘と山車のコラボが撮りたくて再びやって来ました
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なかなかいいチャンスも訪れず・・
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一番街の「埼玉りそな銀行」前にやって来ました。
2台の山車が青空に映えます。 -
幸町の「小鍛冶(小狐丸)の山車」は県指定の文化財
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同じく幸町の「翁の山車」。
バックの洋館は「埼玉りそな銀行」川越支店。
川越には蔵造りの建物と共に、明治・大正時代の洋風建築も多く残っています。
大正7年(1918年)に「旧国立八十五銀行本店」として建てられ、国の登録有形文化財の指定を受けています。
蔵造りの町並みに忽然と聳える3階建ての洋館は「時の鐘」と共に川越のランドマーク的な存在です。 -
中原町「重頼の山車」。
川越にゆかりの深い河越太郎重頼の人形が乗っています。 -
「新宿(あらじゅく)囃子保存会」の舞台
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子供も含めた町内の氏子によって曳き綱を引いて練り歩くのですが、
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交差点での方向転換には、
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「職方」という男衆の力がモノをいいます
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六軒町の「三番叟(さんばんそう)の山車」
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「川越城 中ノ門堀跡」
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ここは今まで見た事ありませんでした
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川越市所有「猩々(しょうじょう)」の山車。
平成2年に地元の「丸広百貨店」が建造し、平成14年に市に寄贈されました。 -
川越市役所前には有料の観覧席が設けられていました。
2日目午後に山車の巡行が行われ、居ながらにして多くの山車を見ることができます。 -
夕方になりだんだん混み合ってきました
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末広町の「高砂(住吉明神)」の山車
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日も傾いてきました
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「旧山崎家別邸」は国の重要文化財。
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お屋敷の見学は100円ですが、できたばかりの綺麗なトイレを管理棟でお借り出来ます。
土日祝には定時にガイドさんが案内してくれるそうです。
いつか又来てみよう。
折角なのでこれから「喜多院」に向かいます。旧山崎家別邸 名所・史跡
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途中の路地に停まっていた
三久保町の「頼光の山車」 -
「成田山川越別院」
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16:30 この時間、もう扉が閉まっていました
成田山川越別院 寺・神社・教会
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喜多院の参道にもチラホラと外国人の姿も・・
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先ほどランチした「茶そば寿庵」の喜多院店
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喜多院の本堂
喜多院 寺・神社・教会
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多宝塔
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「大正浪漫夢通り」入口です
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うなぎの有名店「小川菊(おがぎく)」は26組70分待ちと発券機に表示されていました
小川菊 グルメ・レストラン
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通りの突き当りの玉子料理店「小江戸オハナ」は、祭り時には店頭販売だけの対応
小江戸 オハナ グルメ・レストラン
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提灯に明りが灯りました
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蔵造りの建物もライトアップ
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夜の「時の鐘」
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野田五町「八幡太郎の山車」
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一番街に宵山の山車が集まって来ます
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昼間とは違った美しさ
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りそな銀行前の一番街で、
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18:20~18:40 「鳶のはしご乗り」が行われるのですが、この頃にはこの辺りは凄い混雑で「押すんじゃね~よ~」と罵声が飛ぶような有様。
中には自転車やベビーカーを押している人も居るのですが、危険を伴います。
必ず身一つで臨んで下さい。
ソーシャル〇〇なんて全然論外の状況です。
あまりのことにイベントはパスして駅に向かうことにしました。 -
途中見た
西小仙波町の「素戔嗚尊の山車」 -
西武線本川越駅の駅ビル「PePe」から見た駅前通り
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18:50 「川越市駅」から帰ります。
本日の総歩行数26,418歩。15.85km歩きました。 -
市制施行100周年の記念すべき「川越まつり」。
3年ぶりの開催でわき立っていました。
しかし、コロナの影響で、最大の見どころのひとつ「曳っかわせ」は例年のような曳き手の乱舞は実施されないとのこと。
でも、町が賑やかになってお財布の紐が緩んでこそ、本来の姿なんですよね。
人に押されながらも私は何だか嬉しくなりました。
1日もはやくコロナとは決別して(withコロナかな?)当たり前の日常が戻ってくることを願ってやみません。
サラッと概略を期しただけですが100枚にもなってしまいました。
ここまでご覧いただきありがとうございました (^^
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