小江戸川越「茶そば 寿庵 くらのまち店」＆ 食べ歩きに便利なお店を幾つか・・

2022/10/15 - 2022/10/15

３年ぶりに開催の「小江戸 川越まつり」。
川越市市政施行100周年記念の年でもあり、ソーシャルナントやらなど何処吹く風の大賑わいでした。
それでもコロナの影響で露店はあまり出店しない方針だったみたい。
でも既存の固定店は沢山あるし食べ歩きに全く困る事は無い街です。

お祭り時だしお店に入ってちゃんとテーブルに座らなくてもいいと思って出掛けました。
が、行列店として最近TVに出たらしい「茶そば寿庵」に丁度待ち時間無しですんなり入れたので頂くことに・・
　
その前に「うなぎ傳米」の鮎の塩焼き。
食後、デザートに「菓匠 右門」のいも恋。
創業百有余年「勢〆酒店」でCOEDO生ビールを ”角打ち” でひっかけて、お腹一杯の川越まつりです。

エリア 川越(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３年ぶりに開催の「小江戸 川越まつり」。
川越市市政施行100周年記念の年でもあり、お天気もいいので大勢の人で賑わっていました。

それでも初日土曜日のお昼前「蔵造りの町並み（一番街商店街）」は未だこんな感じで余裕があります。
取り敢えず、川越まつりの元締め「川越氷川神社」に向かって歩いて行くと、

11：15 「うなぎ傳米（でんべい）」の店頭に、

うなぎ 傳米 グルメ・レストラン

鮎の塩焼きを発見。
１尾600円。
券売機で事前に食券を購入します。
火鉢のまん中に炭火は熾きていますが、保温の為だけで実際は店内で焼いたものが運ばれて来ていました。

にしても、魚は海川問わず ”塩焼き” に限ります。
◯◯のポワレ or ソテー or ムニエル・・なんかより
シンプルな塩焼きが私は一番好き ♪♪

竹串だけ残して頭から骨まで完食！
私に食べられた鮎チャンはきっと笑顔で昇天した事と思います。

11：25　その少し先、「茶そば 寿庵（ことぶきあん）くらのまち店」です。
明治38年創業の老舗。

寿庵 蔵のまち店 グルメ・レストラン

昨晩、明日は何処でランチしようかな？と、ちょっと検索していたら、少し前にTVで紹介されたらしい行列店としてヒットしました。

でも、お祭りで混み合う時にわざわざ行くこともないなと思い、候補からは外しておいたのですが・・
意外にもこの時間、相席なら待ち時間なしで即、入店OKとのこと。
よし、それじゃあ入ってみるか・・

入口には「まつり期間中は相席をお願いしたい」と断り書きがありましたが、入って直ぐの小上がりの４人掛け座卓の端っこに座りました。
奥には御夫婦が向かい合って座っていましたが軽く会釈して、靴は脱がずにお尻だけ畳に乗っけておきました。

頼んだのはデザート付きの「小江戸姫五段」（1,950円）。
五段割子蕎麦・薬味5種・川越芋天・アイスのセットです。
メニューには「芋アイス」と書かれていますが、今日は抹茶アイスになるとのこと。

基本の「名物 茶そば割子そば」は
三段　小腹　　　1,300円　薬味3種
五段　一人前　　1,600円　薬味5種
七段　そば好き　1,900円　薬味7種

七段の薬味7種は、
小海老天・とろろ・うずらの卵・のり・なめこおろし・胡麻・大葉とシソ

五段の薬味5種は、
七段から　胡麻・大葉とシソ　を除きます。

ところで、大葉とシソって違う物なの？

蕎麦は本当に鮮やかな緑色です。
この写真以上、まるで着色したかと思う程・・

「旧河越領茶園」の抹茶を蕎麦粉と練り上げた「河越抹茶そば」です。

角の立った細口のお蕎麦で食感はいいのですが、あまり抹茶の風味は感じられませんでした。
逆に蕎麦の香りも打ち消されてしまうので、茶蕎麦って難しいなと思いました。
隣りの御夫婦も同じようなことを話されていましたね。

薬味一式５種 ＋ (ネギ＆山葵)

小海老天とサツマイモ天
割子に薬味（具）を乗せ、蕎麦つゆを上から掛けて頂きます。

とろろとうずら卵

なめこおろし

ネギと海苔

カラッと揚がった大きめのサツマイモ天はホクホクとして甘い。
流石に川越芋だけのことはある (^^v

割子そばにぶっかけで食べていたので、蕎麦湯と一緒に新たに蕎麦猪口も出てきました。
蕎麦湯は濃いめで、抹茶の色味はありません。

芋アイスではなく抹茶アイス。
食後の甘いもの一口は嬉しいですね。

食べ終わると綺麗に重なります

その他のメニュー（一部）

一品料理・ドリンク
茶蕎麦の他、北海道産を主とした蕎麦粉を用いた石臼挽二八そばもあるそうです。

お会計は現金か PayPay のみ

店先の花手水。
退店時には外国人も含め20人ほどの待ちができていました。

川越喜多院の

参道に

「茶そば寿庵 喜多院店」があります。
時の鐘を模した目立つ外観です。
こちらではうなぎも提供しています。

「丸広百貨店」の近くに本店もあるそうですが、現在はお休みしているとのこと。

川越のシンボル「時の鐘」の直ぐ東側に「菓匠右門 時の鐘店」があります。
川越での食べ歩きの定番中の定番「いも恋」を200円で購入。

菓匠右門 時の鐘店 グルメ・レストラン

店頭で蒸かしたてを販売しています。

田舎饅頭のもっちりとした皮の中に2段になって輪切りのサツマイモと餡子が入っています

右門から更に東に行くとスタバがあります。
立ち寄った訳ではないけれど古風な町屋造りになっています。

スターバックスコーヒー 川越鐘つき通り店 グルメ・レストラン

更に東に行くと「おさつチップ」（500円）で有名な「小江戸おさつ庵」。
以前食べたことがあるので今回は買いませんでした。

小江戸おさつ庵 グルメ・レストラン

行列は店の後ろの方まで伸びて20～30人は並んで居ると思います。
透明な袋をぶら下げている人があちこちで見受けられます。
ただ、油で手がベトベトになるので要注意ですよ。
二人で一つで十分かな？

市役所前の交差点から菓子屋横丁に向かって歩いて行くと「吉寅」を過ぎたあたりの右側にある「勢〆（せしめ）酒店」。

「COEDO生ビールが400円」という呼び込みに思わず足が停まりました。
地域最安値です。

日差しが眩しかったので店の中で立ち飲みさせて貰いました。
同年輩のオジサン・オバサン３人と共に小テーブルを囲みました。
みかんや乾き物のツマミが出されていて「食べていいんだよ」とのお誘い (^^　
でも、、、
「私、ビールを飲む時、ツマミを食べるとビールはタダの苦い水になっちゃうから御遠慮します。皆から変人だと言われていますがね・・」という話から始まって、最後は結局、
「100人中99人を向こうに回す酒の飲み方だ。」ということに落ち着きました　(ｰ ｰ;

「角打ち」という言葉も初めて知りました。
酒屋でこうして売値で購入した酒や肴を飲食する事だそうです。
お酒は一人で家で呑む一方なのでそんな常識的な言葉も今まで縁が無かったんですよね。

空になったカップで飲んだ水道の水がビールより美味しかった！

この酒屋さんも創業100年以上だそうです

「大正浪漫夢通り」のうなぎの有名店「小川菊（おがぎく）」は26組70分待ちと表示されていました。
10年くらい前に一度だけ行ったことがあります。

今日はいつもの倍くらいお腹に入れてしまいました。
夕飯は抜きだな～。
山車の提灯に灯りが灯ったのを見て家路に就きます。

この旅行記へのコメント （2）

• へびおさん 2022/10/17 20:25:09

  川越も混んでいますね

  実結樹さん
  こんばんわ
  
  川越祭り行かれたんですね！
  私の中では川越のお祭りと言えば川越サンバで、川越在住の友人曰く、「今までにどこに居たのかって言うくらいブラジル人が集まってくる」と言っていました。あと特攻服の人たちとか・・・
  
  茶そばは緑鮮やかですね～
  どうせなら狭山茶そばでも良いかもしれませんね。
  今はあるか分からないのですが、芋ラーメンを扱っているお店があって結構美味しかったのを覚えています。おつゆは芋のザラザラ感が残っているんだけど、サツマイモの甘みとピリ辛の汁が相性良かった記憶が。
  また食べに行きたいな～

  実結樹さん からの返信 2022/10/17 21:19:36

  Re: 川越も混んでいますね

  へびおさん　こんばんは?
  
  お読みいただき、コメントもありがとうございました。
  3年ぶりに開催の川越祭り、行って来ました。
  10月の第3土日に開催される習わしですが、どちらか一日は雨になるというジンクスがあるそうです。
  今年は両日とも晴れて良かった・・
  
  川越のお祭りと言えば「川越サンバ」なんですか？
  昔ＮＨＫの朝ドラで川越が舞台になった時、サンバが出てきて、え～っ、そんなの知らないよ～とびっくりした覚えがあります。
  
  茶そばはどうやら「川越の抹茶」を使うことがウリらしいです。
  川越の「中院」というお寺に「狭山茶発祥の地」の碑が建っています。
  以下、お寺のＨＰの丸写しです。
  「慈覚大師円仁和尚が、当山開山の折、京より茶の実を携え境内に薬用として茶を栽培したのが始まりで、その後、河越（川越）や狭山の各地で広く栽培され、当地の名産となりました。」
  
  芋ラーメンを扱っているお店を調べたら「クレアモール通り」のデカ盛り店「てんこもりラーメン」が出てきました。
  今でもあるようです。
  最近、食が細くなって大盛り系はしんどいのですが、機会が有ったら私も食べてみたいと思います。