松本清張「砂の器」の舞台、亀嵩駅（木次線）下車。

2022/08/11 - 2022/08/11

亀嵩駅は、1面1線の簡易委託駅。
亀嵩駅には、駅舎を活用して蕎麦屋「扇屋」がて営業している。蕎麦屋「扇屋」は、乗車券の販売も行っている（簡易委託駅）。

亀嵩は、松本清張「砂の器」の舞台の地。
松本清張「砂の器」の舞台の地である湯野神社は亀嵩駅より約4km離れた場所。

「砂の器」は、1960年（昭和35年）5月17日～1961年（昭和36年）4月20日に読売新聞夕刊に連載された松本清張の長編推理小説。舞台となったのが木次線亀嵩駅とその一帯。湯野神社には「砂の器」舞台の地碑がある。
「驛嵩亀」の表示が映画のワンシーンを思い浮かべる。

エリア 奥出雲(島根)

1両編成のワンマンカーで、亀嵩駅下車。

亀嵩駅駅名標。

ホームの亀嵩駅駅名標。

亀嵩駅ホーム。

亀嵩駅駅舎内。

亀嵩駅駅舎内。

亀嵩駅駅舎内で営業している、蕎麦屋「扇屋」。
営業時間：10:00～16:00。
有名な奥出雲そばは、前もって電話で予約すれば、列車到着に合わせてホームで受け取る事ができる。

蕎麦屋「扇屋」のドアに貼られている「砂の器」松本清張記念展のPOP。1974年（昭和49年）に野村芳太郎監督で映画化された。

「砂の器」は、1960年（昭和35年）5月17日～1961年（昭和36年）4月20日に読売新聞夕刊に連載された松本清張の長編推理小説。舞台となったのが木次線亀嵩駅とその一帯、湯野神社には「砂の器」舞台の地碑がある。

亀嵩駅時刻表。
出雲横田・備後落合方面ダイヤは7本。内4本は出雲横田止まり。三段スイッチバックの出雲坂根駅から芸備線備後落合駅（起点駅）行きは3本のみ。
木次・宍道方面ダイヤは10本。

亀嵩駅駅舎。

駅舎入口の駅名標は、映画化された「驛嵩亀」駅標名と同じ。

亀嵩駅駅舎。

亀嵩駅駅前。

亀嵩駅駅前。
駅前を国道432号線が通る。

亀嵩駅裏手、線路を渡りった先の山の斜面に和泉式部の墓がある。

和泉式部の墓。
口伝、和泉式部が詠んだと伝わるうた。
「高柴の　まえの簾をかきあげて　大内ながむれば　琴の音ぞする」

和泉式部の墓。

和泉 式部は、平安時代中期の歌人で、中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人。越前守・大江雅致の娘。
和泉式部の墓といわれるものは全国に多く存在している。

和泉式部の墓。

奥出雲交通亀高駅バス停。
バスで松本清張「砂の器」の舞台の地である湯野神社に向かう。湯野神社は亀嵩駅より約4km。

奥出雲交通亀高宮の下バス停下車。
「砂の器」の舞台の地「湯野神社」は目の前。

「湯野神社」入口に建つ「砂の器」の舞台の地碑。

「砂の器」の舞台の地碑。
「カメダ」の地名と東北地方のズーズー弁に似た亀嵩近辺の出雲弁が事件を解く鍵となる。
1974年（昭和49年）に公開された映画「砂の器」では、亀嵩派出所の巡査・三木謙一（緒形拳）が、事件の発端となる2人を見つけた場所の設定が、湯野神社の神殿であった。

「砂の器」の舞台の地碑。

「砂の器」の舞台の地解説石碑。

湯野神社解説石碑。
湯野神社の創建は不明だが、733年（天平5年）に完成した「出雲国風土記」や、菅原道眞公が編集に関わった901年（延喜元年）に完成した「日本三代実録」に「湯野神社」の記載があり、古い歴史のある由緒ある神社。

湯野神社参道入口。

湯野神社。
湯野神社の社解説板。

参道入口脇の湯野神社大けやき。
推定樹齢500年以上の切株。

湯野神社。
入口の鳥居から階段を登ると、鳥居。鳥居のから一直線に続く樹齢200年の大杉。

湯野神社、樹齢200年の大杉の先には山門。

湯野神社、樹齢200年の大杉が立ち並ぶ参道は、神社の荘厳さと畏怖を感じる。

湯野神社、山門。

湯野神社、本殿。

湯野神社、本殿。

湯野神社。

湯野神社。

湯野神社。

奥出雲交通亀高宮の下バス停付近からの、山村風景。

バスで駅に引き換えす。道は国道432号。